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平成22年用年賀郵便切手発売、 森繁久弥逝去 [切手]

11月11日(水)  本日、「平成22年用年賀郵便切手」と「平成22年用寄附金付お年玉付郵便切手」が発売されましたので、ご紹介します。(郵便事業㈱の資料より)

●「平成22年用年賀郵便切手」①②
●「平成22年用寄附金付お年玉付郵便切手」③④

発行日:平成21年(2009)11月11日(水)
発売期間:平成21年11月11日~平成22年1月15日
料額:①③は50円、②④は80円
売価:③は53円(寄附金3円含む)、④は83円(寄附金3円含む)
発行数:①2,200万枚(22万シート)、②420万枚(21万シート)
    ③1,300万枚(26万シート)、④185万枚(3万7千シート)
版式・刷色:①②グラビア5色、③④グラビア6色・凸版1色
シート構成:①100枚(縦10×横10)、②20枚(縦5×横4)
      ③④50枚(縦5×横10)
原画作者:①③菊池 彰(イラストレーター)、②④大矢高弓(日本画家)

①③静岡張子「首振りの虎」(静岡県・静岡市)
 「首振りの虎」は、静岡県静岡市で作られており、東海道の張子として有名な郷土玩具です。虎の猛々しさはなく、可愛らしく短い足で大きな首を振るユーモラスな姿をしています。
(この張子の虎に似たものとして、大阪市北区道修町の神農さん(少彦名神社)の虎があります。こちらも昭和61年用年賀切手の意匠に採用されています)
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②④加賀魔除虎(石川県・金沢市)
 加賀国(現在の石川県南部)で古くから作られている郷土玩具です。お節句に飾り、虎の威をもって悪魔を追い払い勇武を念じる縁起物とされています。また、丸みを帯びて、愛嬌たっぷりに首を振る虎の姿は福を招くものとしても愛玩されています。
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【年賀郵便切手について】
新年を寿ぐ習慣は古くからありますが、郵便による年賀状の交換は、今日では欠かすことのできない迎春の恒例風習となっています。
 年賀郵便切手は、昭和11年(1936)の年賀用として昭和10年(1935)に初めて発行されました。その後、一時の中断がありましたが、昭和23年(昭和24年用)以降、毎年発行されています。

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森繁久弥逝去(享年96歳)

昨夜(11/10)のテレビで、逝去されたのを知りました。多彩な才能の芸人・役者で、好きな俳優でした。映画でも喜劇からシリアスな物までこなし、作詞・作曲・歌手としても独特な物を発揮し「森繁節」という言葉まで出来ました。また、舞台においても素晴らしかったです。文化勲章も授与されました。

 私は最後の舞台となった劇場飛天のこけら落しの「孤愁の岸」を早々に観に行きました。少し声に力がないと感じていました。期間の途中で倒れて、竹脇無我が代役したと記憶しています。晩年の詩や本の朗読も良かったですね。
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新聞で知ったのですが、生誕地は大阪府枚方市蔵谷だそうです。奇遇なことに、私が2歳位から7歳位まで育った土地と同じだと知りました。現在は蔵谷という地名はなくなっています。私の記憶では「くらんたに」と読んでいたと思います。

慎んで、ご冥福をお祈り申し上げます。(合掌)

(注)劇場飛天の開場は、平成4年(1992)11月です。高級志向で作られましたが、経営不振で2000年4月に「梅田コマ劇場」に戻り、現在では「梅田芸術劇場」と呼ばれています。