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ねんきん定期便(年金個人情報の定期的な通知)。土佐礼子 [保険]

11月19日(日)  本日は、小雨降る冷たい一日でした。東京国際女子マラソンをテレビ観戦しました。高橋尚子(34)の特集番組等で、前評判は土佐礼子(30)より高橋の方が好意的に書かれていました。一部のスポーツ紙では、高橋の年齢の問題をあげて、今で一番強いのは土佐と書いていました。私は直感で、高橋は勝てないと思いました(妻が証人)。

レースは、31キロまで高橋と土佐の一騎打ちが続き、見ごたえのある試合でした。しかし、土佐が急激なスパートでないのに、ずるずる後退し、あげくに後続の尾崎朱美(29、マラソン2回目)にも抜かれて3位に終わりました。負け方が悪いので、イメージ・ダウンですね。優勝は、私の予想どおり土佐選手でした。おめでとうございます。

レース後の記者会見で、引退をきっぱり否定した高橋ですが、明日のスポーツ紙では叩かれるでしょうね。高橋が日本選手に敗れたのは、9年ぶりだそうです。今日のような雨の降る寒い条件でなく、良い条件で走る高橋をもう一度見たいですね。

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先日、社会保険庁は年金の支給見込み額を加入者に通知する制度を発表しました。その名称は、「ねんきん定期便」です。もともとは、平成16年年金制度改革で、スケジュールされていた項目です。それは、平成20年4月、年金個人情報の定期的な通知(ポイント制)です。

平成20年4月から46歳以上のすべての加入者には、年金支給見込み額を、45歳以下のすべての加入者には保険料納付履歴を反映したポイントを年1回郵送で知らせる、という制度を開始します。

平成19年12月からは、とりあえず55歳以上の加入者に年金見込み額を通知し、35歳と45歳の加入者に保険料納付総額と加入期間(履歴)を通知します。

平成19年3月からは、「ねんきん定期便」の一部スタートとして、現状でも実施されている、58歳時に年金支給見込み額を通知すると同時に35歳時に保険料納付実績を通知します。

この制度は、「自分はどれだけ年金がもらえるか分からない」「保険料を納めても年金はほとんどもらえないらしい」との声に応えたものである。また45歳以下には、ポイント制を導入し、見込み額が簡易試算できるようにする。特に若い世代の年金制度に対する理解を深め、若い頃から将来の年金給付を実感してもらうための制度です。

この制度の運営経費(郵便代等)は、年間約100億円、システム整備費が約30億円かかるそうですよ。

(平成16年度年金制度改革の当初のタイム・スケジュール)
平成19年4月より:
   1.離婚時の年金分割
   2.高齢期の遺族年金の支給方法の変更
   3.子のいない30歳未満の妻に対する遺族厚生年金の見直し
   4.中高齢寡婦加算の支給対象の見直し
   5.65歳以降の老齢厚生年金の繰下制度の導入
   6.70歳以上の被用者の老齢厚生年金の給付調整
平成20年4月より:
   1.第3号被保険者期間に係る厚生年金の分割
   2.年金個人情報の定期的な通知(ポイント制)


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地震保険料控除の新設。 損害保険料控除の廃止。 「涙そうそう」 [保険]

11月17日(金)  今日は、税制の改正で来年より改正される損害保険料控除制度について書きます。

平成19年1月より従来の損害保険料控除制度が改正され(実質廃止)、「地震保険料控除」が新設されます。これは、地震災害による損失への備えに国民の自助努力を支援する目的とのこと。
所得税は平成19年分より、個人住民税は平成20年度分より適用されます。

地震保険料控除は、平成19年1月以降に地震保険期間が開始される(19年1月以降支払われる)契約が対象となります。今年12月中に地震保険を中途付帯しても、地震保険料控除の対象とはなりません。

地震保険は、住居に使用される建物(店舗併用可)と家財を対象。必ず、火災保険又は積立型火災保険に付帯する。地震保険単独では付帯できません。

(地震保険料控除額について)
所得税の控除額=最高50,000円。地震保険契約に係る保険料の全額。
住民税の控除額=最高25,000円。地震保険契約に係る保険料の二分の一。
経過措置=平成18年12月末までに締結した保険期間10年以上の積立型保険で、平成19年1月以降変更のないものについては、従前の損害保険料控除の対象となる。経過措置と地震保険契約が重複する場合の合算限度は所得税で5万円、住民税で2万5千円。

(地震保険と10年積立傷害保険の活用例)
大阪府、建物2,000万円、家財1,000万円の火災保険に加入し、
同時に最大の50%の地震保険加入、即ち建物1,000万円、家財500万円を契約した場合:
・耐火構造の地震保険料は:
                  建物   13,500円
                  家財    6,750円
                  合計   20,250円 (地震保険料のみ)
地震保険料だけでは、5万円全額となるケースは少ないので、平成18年12月末までに5万円全額適用できるような積立傷害保険に加入することを提案します。

(参考)
「地震保険料控除の新設(損害保険料控除の廃止)について」
http://www.nissaydowa.co.jp/else/ce0071.html

「住まいの保険を契約するための手引」(日本損害保険協会)
http://www.sonpo.or.jp/sonpo-life/subscribe/jishin_0201.html

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妻は、H夫人と今日「涙そうそう」を観ました。二人とも号泣したそうです。私は観ていないので、「涙そうそう」の公式ホームページの記事を紹介するに止めます。

誰からも親しまれ、愛されている名曲「涙そうそう」をモチーフに、切なくも美しい、愛の物語が誕生しました。沖縄に生まれ育った、「血のつながらない二人の兄妹」、洋太郎とカオルの小さな歴史の物語。笑顔に溢れ、お互いを思いやった、かけがいのない日々・・・・・・

いつも笑顔を絶やさない、素朴で心優しい兄、洋太郎役に、人気・実力ともに日本映画界を代表する若手俳優・妻夫木聡。持ち前のナチュラルな魅力とさわやかな存在感を生かし、頑張り屋で誰からも好かれる青年を演じます。

(ストーリー)
「ひとりぼっちのカオルを、どんなことがあっても守ってあげる・・・」
2001年、沖縄。いつか自分の飲食店を出すという夢を持ち、ひたむきに生きる働き者の青年・新垣洋太郎。今日も食材運びのバイトに精を出している。沖縄の青空のように明るく、おおらかな性格の洋太郎だが、この日はいつもにも増して陽気で、仕事しながらたえず笑顔がこぼれている。

そのはず、洋太郎が誰よりも大切にしている妹のカオル(長澤まさみ)が、高校に合格し、オバアと暮す島を離れ、本島へやって来るのだ。
洋太郎が8歳の頃、母・光江(小泉今日子)の再婚によって、洋太郎の妹になったカオル。だが、義父は姿を消し、母も幼い兄妹を残して天国へ旅立ってしまった。以来、洋太郎は、「カオルはひとりぼっち、どんなことがあっても守ってあげるのよ」との母の遺言を胸に生きてきたのだ。・・・

妻に、どこで一番泣けたか聞いてみた。それは、最後にすてきな妻夫木聡が死んだ時とのことです。



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損保不払い [保険]

11月6日(月)  今日の朝日新聞の社説に「損保不払い」「顧客軽視の体質を直せ」という見出しで解説されている。代理店業務に携わっているので、とても注目して読んだ。以下に朝日新聞の社説を転載します。

保険が売っているのは安心である。保険料と引き換えに保障が約束される。
ところが、当の保険会社が保険料をもらったら「あとは知らない」とばかりに契約者の面倒見をさぼったり、こじつけのような理由で保険金を払い渋ったりしたらどうなるか。契約者を裏切る行為と言うしかない。

損害保険業界で続出している不払いは、まさにこれを絵に描いたような醜態である。
自動車保険には、対人・対物補償などとは別にさまざまな「特約」がある。壊れた車を修理する間の代車の費用を負担したり、ケガをさせた相手にお見舞いを出したりするサービスだ。

損保26社で、この特約の不払いが31万8千件、187億円もあったのが明らかになった。契約の際に特約を売り込みながら、いざという時には契約者が言ってこなければ知らん顔という例が多い。

利用者はどんな特約をつけたのか、忘れることもある。保険会社は事故の連絡を受けたら、付加されている特約の内容をきちんと知らせるのが当然ではないか。ところが、そんな体制が整っていなかったというのだから、あきれる。

近年の人気商品に、病気のときの入院代や治療費を賄う医療保険がある。
ここでも不払いが広がっている。大手11社で5千件、14億円を超えた。「契約前から病気だったので、加入者に責任がある」と支払いを拒否したものを調べたら、契約時に十分な病歴確認を怠っていたなど、会社側のミスが相次いで判明した。

(中略)

今度の不払いで露呈したのは、契約者ごとにきめ細かく対応するという仕組みが満足にできていなかったことだ。そもそも契約者の方に顔が向いていなかったと言われても仕方ない。

各社は再発防止の態勢づくりを急ぐと言う。しかし、顧客を軽んじる意識が残る限り、問題はなくなるまい。規制緩和の時代の舵取りを誤り、契約者に多大な迷惑をかけた各社のトップは、自らの経営責任が問われると受け止めるべきだ。

以上以外に、読売新聞も11月1日の社説で、「損保不払い」「顧客軽視体質を一掃できるか」という見出しで論評している。朝日新聞と同趣旨なので転載を割愛します。

言われていることを謙虚に受け止めなければいけないと思います。そして保険会社の体制構築が急務です。そして代理店として何をしなければならないかを再考している所です。(私は従来から決して多くの保険料を吹きかけない、顧客の立場に立った保険をすすめることに気をつけてまいりましたが、もう一歩進んだサービスが必要だと痛感しています)


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