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福島県西会津産「コシヒカリ」 [米]

4月6日(水)     昨日の関西地方は、晴天の良い天候でしたので、京都へ行楽に出かけました。まず京都国立博物館の駐車場に車を入れて、東本願寺・渉成園・「法然展」などを観て回りました。これらの記事は、後日順次アップしていきます。

さて、いつもの青山台米穀店へ行き、福島産の「コシヒカリ」を買ってきました。
福島産というだけで敬遠して購入を避ける人もいるそうです。私は少しでも福島の事を考えて、福島産を購入しました。後で分かったことですが、平成22年米は昨年秋に収穫されたもので、原発事故とは全く関係ないです。間違った風評も困りますね。
今回、「お米」について少し調べてみましたので、記録として記載します。
コシヒカリ1.jpg

◎コシヒカリ
 1944年新潟県で研究開発が開始され、その後1948年福井県で育成され、1956年(昭和31年)水稲農林100号「コシヒカリ」として命名登録されました。
命名は、開発された地域が「越国」であったので、「越の国に光輝く米」から「コシヒカリ」とされました。
「コシヒカリ」の特徴は、アミロースが少ない為、粘りが強く冷めても美味しい。しかし茎が長い為、倒伏しやすく、いもち病に弱いという欠点もあります。
そこで、「コシヒカリ」を親として、いもち病に強い改良された品種「コシヒカリBL」が開発されました。消費者が買う段階では、両者の区別を表示せず、すべて「コシヒカリ」と表示されています。コシヒカリの9割以上が「コシヒカリBL」だそうです。「コシヒカリ」の作付け面積は、全国の約三分の一で、もっとも生産されている品種です。
※いもち病抵抗性系統(Blast resistance Lines)の略=BL

◎米の食味ランキング 
http://kokken.or.jp/ranking_area.html
 昭和46年より日本穀物検定協会が炊飯した白飯を実際に試食して評価しています。(外観・香り・味・粘り・硬さ・総合評価)
複数産地のコシヒカリのブレンド米を基準米「A’]として、5段階で評価しています。
「特A] 「A」 「A’」 「B」 「B’」の5段階です。
平成22年産米は、117産地品種が評価されました。これは例年より少なく、評価を辞退したものが多かったです。理由は歴史的な猛暑の影響で、「特A」が減少したからです。
・平成22年産コシヒカリの「特A」は、次の通りです。
新潟県(魚沼、岩船、佐渡)、山形県(全県)、福島県(会津)

食味ランキングは、あくまで目安です。米の食味は、品種による影響が最も大きいが、産地(土壌)・気象・栽培方法も影響されます。また収穫後の乾燥・調整・貯蔵・精米・炊飯などにも影響されます。ゆえに我家では少量を米屋で購入し、そこで精米してもらいます。

◎福島県西会津産「コシヒカリ」 22年米 玄米1キロ 530円
コシヒカリ2.jpg
これを3キロ購入しました。もちろん食味ランキング「特A」です。
お米の値段の決め方は、まず最初に最も高価な「魚沼産コシヒカリ」の値が決まり、それから段階的に値が下がります。福島県西会津は魚沼と隣接しているので、魚沼の次のレベルに位置づけされています。

余談ですが、先日ブロク記事にした、この米穀店の水ですが、完売でした。状況を店主に聞くと、お客が水をどのくらい売ってくれるかと店主に聞きました。店主は、気前良く、いくらでもと言ってしまいました。するとその客は全部買うと言って、後刻軽トラックで来て、全部(約30ケース)買って行ったそうです。
これは、どんな理由があるにせよ、恥じるべき「買占め」ですよね。近所の人の分ぐらい残す気持ちがなかったのでしょうかね。

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◎東日本大震災続報(原発)

↑今朝のテレビで、今日の早朝に、この汚染水の流出は、一応止まったとのことです。
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青山台米穀店の「つや姫」 [米]

3月28日(月)      我家では御飯(お米)は、一日夕食の一回だけです。近年ではお米はスーパーで売られているので、多くの方はスーパーでお米を購入しているようですね。我家では決まった米穀店で、1回3キロを精米してもらって購入しています。

●青山台米穀店
住所:大阪府吹田市青山台2-1-11
電話:06-6872-1400

↓米穀店の外観です。2週間前だったので、水が積まれていますが、もうないでしょうね。
米屋・外観.jpg

↓店内の様子です。
米屋1.jpg米屋2.jpg

◎山形産つや姫
http://www.tuyahime.jp/
http://www.tuyahime.com/

今話題の「つや姫」を購入しました。山形県が10年の歳月をかけて開発し、昨年の秋にデビューした新商品です。昨年の猛暑でも1等米比率が98%(コシヒカリ58%)であったので、注目されています。今後全国的に人気が出てくる予感がしますね。

米屋・つや姫1.jpg米屋・つや姫2.jpg
米屋・つや姫4.jpg米屋・つや姫3.jpg

水稲品種「つや姫」について(宮城県公報より)
【来歴】
「つや姫」は,山形県農業総合研究センター水田農業試験場(旧農業生産技術試験場庄内支
場)において,「山形70号」を母,「東北164号」を父として1998年に人工交配が行われ,選抜・
育成された品種です。旧系統名は「山形97号」で,山形県では平成20年度に奨励品種に採用され
ています。
【品種の特徴】
○宮城県では極晩生(ごくばんせい)品種で,出穂期は,「コシヒカリ」とほぼ同じかやや早く,
「ひとめぼれ」より7~10日程度遅くなります。そのため,「ひとめぼれ」などの中生(なか
て)品種との組み合わせで収穫期間が拡大できます。
○「コシヒカリ」より草丈が短いため,倒れにくく栽培しやすい品種です。
○玄米品質は,「コシヒカリ」「ひとめぼれ」と同程度か優ります。
○炊飯米は光沢,白さが優れ,良食味です。「コシヒカリ」と比べて粘りが少なく,あっさりし
た食感です。

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◎東日本大震災続報(原発)

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