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2009年十大ニュース、 今年の漢字一文字 [雑記]

12月31日(木)    本日は、いよいよ本年最後の日、大晦日となりました。
昨年末のブログにも書きましたが、今年も「十大ニュース」の話題をアップします。

●共同通信社

【国内】
 1位:衆院選で民主党圧勝。政権交代で鳩山政権誕生
 2位:裁判員裁判がスタート
 3位:新型インフルエンザが大流行、死者も増加
 4位:円高。デフレ宣言。日航経営危機など企業業績悪化
 5位:事業仕分け、八ツ場ダム中止など新政権の政策続々と
 6位:年越し派遣村に多くの人。失業率最悪レベルと雇用不安
 7位:足利事件でDNA不一致の菅家さん釈放、再審開始
 8位:WBCで日本が連覇。イチロー、松井秀もメジャーで活躍
 9位:核持ち込みなどの外交密約で元次官らの証言、相次ぐ
 10位:地方の高速道路が土日祝日、千円で乗り放題

【国際】
 1位:オバマ米新政権スタート。「核なき世界」でノーベル平和賞
 2位:米自動車大手GM、クライスラーが経営破綻
 3位:北朝鮮が6カ国協議を離脱、核実験。米朝関係に動きも
 4位:アフガンの治安、さらに悪化。米が軍隊の増派含む新戦略
 5位:イラク多国籍軍に幕。米軍戦闘部隊が都市部から撤退
 6位:歌手のマイケル・ジャクソンさん急死。映画は大ヒット
 7位:中国が建国60周年。ウイグルで暴動。経済は8%成長
 8位:金融サミット相次ぎ開催。「ドバイ・ショック」で為替など激動
 9位:2016年夏季五輪のリオ開催決る。東京は落選
 10位:EU新基本条約が発効。新「大統領」にベルギー首相

【日本スポーツ】
 1位:侍ジャパン2連覇
 2位:石川が最年少賞金王
 3位:イチロー、松井活躍
 4位:鹿島が初の3連覇
 5位:巨人7年ぶり日本一
 6位:四大会連続W杯へ(サッカー)
 7位:白鵬が最多勝更新
 8位:東京五輪招致失敗
 9位:亀田興毅2階級制覇
 10位:上村が世界制覇(モーグル)


●読売新聞・読者が選ぶ10大ニュース
十大・政権交代.jpg十大・新型インフ.jpg十大裁判員.jpg

【日本編】
 1位:衆院選で民主308議席の圧勝、歴史的政権交代で鳩山内閣発足
 2位:日本でも新型インフルエンザ流行
 3位:「裁判員制度」スタート
 4位:日本がWBC連覇
 5位:酒井法子容疑者、覚せい剤所持で逮捕
 6位:天皇陛下即位20年
 7位:高速道で「上限1000円」スタート
 8位:イチロー選手が大リーグ史上初の9年連続200安打
 9位:巨人が7年ぶり21度目日本一
 10位:「足利事件」の菅家さん釈放、DNA鑑定に誤り

【海外編】
 1位:新型インフルエンザ大流行、世界で死者相次ぐ
 2位:オバマ米大統領が就任
 3位:マイケル・ジャクソンさん急死
 4位:米GM、クライスラーが相次ぎ経営破綻
 5位:ノーベル平和賞にオバマ大統領
 6位:北朝鮮が弾道ミサイル発射
 7位:韓国で射撃場火災、日本人客10人死亡
 8位:中国ウイグル自治区で暴動、197人死亡
 9位:南太平洋、スマトラで大地震相次ぐ
 10位:世界陸上、ボルト選手が3冠


●朝日新聞・10大ニュース

 1位:新型インフルエンザが大流行
 2位:若田さん、宇宙長期滞在
 3位:事業仕分けで議論白熱
 4位:最古期の人類像浮かぶ
 5位:46年ぶり、皆既日食
 6位:臓器移植法が改正
 7位:温室ガス25%減表明
 8位:理系出身の首相誕生
 9位:COP15開催
 10位:足利事件の再審決定

※十大ニュースには、どこも入れてませんが、私的には「森繁久弥」さんと「平山郁夫」さんの死去を入れたいですね。


●私が選ぶ阪神タイガース2009十大ニュース

 1位:赤星選手突然の引退(田中秀太も)
 2位:元マリーナーズの城島捕手獲得(矢野捕手の胸中は)
 3位:真弓阪神の初年度は4位(CS争い敗退)
 4位:ウィリアムス・アッチソン両投手退団(ウィリアムスは戻ってくるかも)
 5位:過去の功労者の今岡選手が寂しく戦力外通告
 6位:能見投手がブレーク(安藤投手の背信)
 7位:金本選手の2試合3ホームラン(最終成績は阪神入団以来最低)
 8位:藤本選手がFAでヤクルトへ移籍(スーパーサブの悲哀)
 9位:狩野捕手の成長(矢野正捕手の故障をうめることは難しい)
 10位:ブラゼルの獲得(鳥谷・新井・金本の不調。桜井の成長の兆し)


●今年の漢字 (12月11日発表)

 今年は、「」が選ばれました。2位は「薬」、3位は「政」でした。
 
日本漢字能力検定協会は、背任事件で、恒例の「今年の漢字」選定が危ぶまれていましたが、世間に浸透していることから、例年通り発表されました。
今年の漢字.jpg

今夜は、紅白歌合戦を観て、除夜の鐘を聞きながら、近所の神社に初詣する予定です。

みなさま、今年一年、niceやコメントをいただき有難うございます。
どうぞ、よいお正月をお迎え下さい。

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今年の映画鑑賞の総括 [映画]

12月30日(水)   今年もあと大晦日を残すだけとなりました。ということで、一年を振り返りました。特に大きな変化は、映画を観る回数が激減したことです。

【3年間の映画鑑賞の推移】
●2007年:57回(試写会47回、招待券6回、自腹4回)
●2008年:73回(試写会59回、招待券11回、自腹3回)
●2009年:30回(試写会22回、招待券6回、自腹2回)

昨年から比べると、半減しています。理由は、試写会の応募をマメにしていなかったからです。
なぜ、マメに出来なかったといえば、時間がなかったからです。それでは、何に時間を奪われたかというと、ブログです。
昨年までは、ブログを書き始めて、まだ月日が浅かったので、ブログ友達が少なかったからです。それが今年春頃からブログ友が増え始め、相手のブログを読んだり、コメントしたりする時間が増えたことです。
それともう一つは、自宅のパソコンがwindows98SEですので、動きが遅く、またよくフリーズして時間がかかったことです。

従って、後半に観た試写会の感想をブログへアップする時間がなかったという分析結果です。
来年は、何とか是正しなければと考えています。

【今年鑑賞した映画一覧】(鑑賞日、作品名、場所、分類)
1.1月7日:   禅・ZEN            ABCホール(試写)
2.1月22日:  ベンジャミン・バトン数奇な人生  梅田ピカデリー(試写)
3.1月26日:  20世紀少年~第2章・最後の希望   厚生年金芸術(試写)
4.2月5日:   少年メリケンサック        アポロシネマ8(試写)
5.2月10日:  マンマ・ミーア!         109シネマズ箕面(自腹)
6.3月10日:   オーストラリア         なんばパークスシネマ(招待)
7.3月18日: マーリ、世界一おバカな犬が教えてくれたこと・厚生年金芸術(試写)
8.4月17日:   グラン・トリノ          ABCホール(試写)
9.4月23日:  GOEMON            梅田ピカデリー(試写)
10.5月19日: バンコック・デンジャラス      109シネマズ箕面(招待)
11.5月18日: ラスト・ブラッド          厚生年金芸術(試写)
12.5月9日:  愛を読むひと            ABCホール(試写)
13.6月11日: 60歳のラブレター          梅田ピカデリー(招待)
14.6月18日: ダークナイトIMAX版       109シネマズ箕面(招待)
15.7月8日:  剣岳、点と記            109シネマズ箕面(招待)
16.7月18日:  山形スクリーム          朝日生命ホール(試写)
17.7月30日:  HACHI 約束の犬       梅田ピカデリー(試写)
18.8月7日:  トランスポーター3、アンリミテッド・御堂会館(試写)
19.8月27日:  G.I.ジョー          109シネマズ箕面(招待)
20.8月18日:  サブウェイ123激突       梅田ピカデリー(試写)
21.8月31日:  BALLAD名もなき恋のうた    御堂会館(試写)
22.9月3日:   あの日、欲望の大地で       朝日生命ホール(試写)
23.9月30日:  私の中のあなた           厚生年金(試写)
24.9月1日:   20世紀少年・最終章       109シネマズ箕面(自腹)
25.10月5日:  ヴィヨンの妻            御堂会館(試写)
26.10月15日: ホースメン             御堂会館(試写)
27.10月21日: PUSH光と闇の能力者       朝日生命ホール(試写)
28.11月4日:  天使の恋              ABCホール(試写)
29.12月3日:  スノープリンス           梅田ピカデリー(試写)
30.12月10日: 釣りバカ日誌20ファイナル     梅田ピカデリー(試写)

【我家が選ぶベスト2】
◎洋画 「愛を読むひと」
    「グラン・トリノ」

◎邦画 「剱岳、点の記」
    「釣りバカ日誌20ファイナル」

映画.釣りバカJPG.jpg

国民的娯楽映画である「釣りバカ日誌」の最終の映画が、正月映画として上映されます。
バカバカしい映画ですが、楽しい映画がなくなるのは寂しいですね。
本作のエンディングロールは観逃がさないで下さいね。舞台劇のような演出で、カーテンが下りて終幕ですが、幕の裏側の映像だけが流れます。そこには、このシリーズに貢献したが最終回には出演していない「谷啓」が現れて、抱き合っています。
その後、アンコールの拍手にこたえて、カーテンコールのように幕が上がり、出演者が順次観客に向って礼をして行きます。是非、このシーンまで観られることをお薦め致します。

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おうち鴨鍋で忘年会、 GOKOKUの苺カカオロール [グルメ]

12月29日(火)   昨夜は、懇意にしている近所の友人家族を招いて、自宅で鴨鍋の忘年会をしました。午前中に豊南市場へ買物に行きましたが、大変な混雑でした。結局、ダイリキで鴨のロース肉を買いました。

鴨鍋肉.JPG

このような鴨鍋の素が売られていましたので、この出汁を使用しました。
鴨鍋の素.JPG

鴨肉はアクが多く出るので、アク取りが私の役目です。出来上がった鴨鍋です。
中味は、白菜、長ネギ、ゴボウ、ミズナ、人参、マイタケ、椎茸、豆腐、鶏ミンチボール、鶏肝です。

鴨鍋鍋.JPG

我家で「鴨鍋」は初めてでしたが、美味しく好評でした。出汁は濃厚ですが鴨と合うので、食が進みました。
その他のおかずは、中トロとヒラメの刺身、ブリ大根です。
鴨鍋刺身.JPG鴨鍋ブリ大根.JPG

ビールとワインを飲みながら、楽しい忘年会でした。

私がロールケーキに嵌まっているのを知っている友人は、デザートとしてロールケーキを持参しました。

●GOKOKU (五穀)
http://www.gokoku.jp/

◎「長崎県産さちのか苺のカカオロール」 1,500円、長さ170、幅94、高さ68

香りがよく、程よい酸味のさちのか苺を純生クリームとカカオスポンジが巻き囲んでいます。そして外側をチョコレートがコーティングしている美味しい季節限定のロールです。

Gokoku1.jpgGokoku2.jpgGOKOKU3JPG.jpg

約2時間半の楽しい忘年会でした。

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本日は、晴天の穏やかな天候でしたので、お墓参りへ行きました。お正月を控えている為か、花の値段が高騰していました。墓参りも済み、気持も一新されましたね。

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日曜日のスポーツより、フィギュアスケートと有馬記念 [テレビ]

12月28日(月)   昨日の日曜日は、昼間は「有馬記念」、夜は「フィギュア全日本選手権」のテレビを観ていました。特に、フィギュアスケート全日本選手権は、五輪選考も兼ねていたので、大変面白かったです。

●フィギュアスケート全日本選手権

男子フリーは、26日(土)に終了していました。結果は、次の通りです。
・優勝:高橋 大輔、 261.13点、 SP1位、FS1位
・2位:織田 信成、 244.30点、 SP3位、FS2位
・3位:小塚 崇彦、 236.13点、 SP2位、FS3位
・4位:町田  樹、 215.02点、 SP4位、FS4位
※戦前から男子は無風状態と言われていましたが、その通りになりました。

女子フリーは、27日(日)行われ、予想通りの接戦した面白い戦いでした。
 特に、中野と鈴木の争いが見物でした。前日のSPを終わって、2位中野と4位鈴木の得点差は僅か1.06点です。そして、フリーの最初に演技したのが中野です。自己最高の195.73点を取って、後続の選手にプレッシャをかけました。続く浅田は今季ベスト演技で204.62点で首位に立ちました。続く安藤、村主は中野を抜けません。そして鈴木の演技です。鈴木はジャンプをすべて成功させて、中野に僅か0.17点差で逆転して2位に入りました。結果は次の通りです。
・優勝:浅田 真央、 204.62点、 SP1位、FS1位(4連覇)
・2位:鈴木 明子、 195.90点、 SP4位、FS2位
・3位:中野友加里、 195.73点、 SP2位、FS3位
・4位:安藤 美姫、 185.44点、 SP3位、FS4位

フィギュア全日本選手権.jpg
フィギュア浅田真央4連覇.jpg4連覇の真央ちゃん

【バンクーバー冬季五輪代表】
女子フリー終了後、五輪代表選手の発表がありました。
男子は、すでに内定の織田信成の他に予想通り高橋大輔と小塚崇彦の計3名が選ばれました。
女子は、すでに内定の安藤美姫の他に浅田真央と鈴木明子の計3名が選ばれました。

フィギュアスケート五輪代表.jpg

特に、中野と鈴木の接戦は見応えがありました。私が密かに応援している中野友加里の胸中を察すると無念ですが、今季の鈴木明子の躍進振りは素晴らしく、妥当な選考と思いますね。
現在は、男女共フィギュアスケートの黄金期ですね。バンクーバー五輪が楽しみですね。

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●第54回有馬記念

今年最後のGⅠレースである有馬記念は、2番人気のドリームジャンボではなく、池添騎手の「ドリームジャーニー」が勝ちました。2着は1番人気の「ブエナビスタ」でした。

有馬記念.jpg

私は馬券を買うわけでもなく、話のタネとして、重賞レースは見るようにしています。
当った人、おめでとうございます。

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吉備路Ⅳ「吉備津神社および吉備津彦神社」(最終回旅行記) [旅行]

12月27日(日)    12月7日の旅行記の続きです。12月5日から7日までの旅行記の最終回です。
「備中国分寺」を13時10分出発し、「吉備津神社」に到着したのは、13時30分でした。

●「吉備津神社」

住所:岡山県岡山市吉備津931
拝観は無料ですが、建物内部は非公開です。
http://kibitujinja.com/

大吉備津彦大神を主祭神とする山陽道屈指の大社です。
大吉備津彦大神は、記紀によれば、崇神朝四道将軍の一人で、この地方の賊徒を平定して平和と秩序を築き、今日の吉備文化の基礎を造られたと伝えられています。
 古来より吉備国開拓の大祖神として尊崇され、我が国唯一の様式にして、日本建築の傑作「吉備津造り(比翼入母屋造)」の勇壮な社殿、釜の鳴る音で吉凶を占う鳴釜の神事、また桃太郎伝説のモデルなどで知られています。

これは、「吉備津神社」の遠景です。
吉備津神社・遠景.JPG

境内の配置図です。
吉備津神社・配置図.png

配置図の左下の入口からの眺めです。
吉備津神社・入口.JPG

石段を登り、山門をくぐると、拝殿です。左へ回り込んで、「いちょうの神木」と「本殿」です。
吉備津神社・神木と本殿.JPG

こちらは、「本殿」の後ろ側です。
吉備津神社・本殿裏.JPG

【国宝の本殿・拝殿】
 過去2回焼失したが、室町時代の足利義満将軍の時代に約25年の歳月をかけて、1425年再建されました。それ以来、解体修理もなく、その雄大な姿を現代に伝えています。
 本殿の建坪は255㎡で、京都の八坂神社につぐ大きさです。

この写真は、長い回廊です。
吉備津神社・回廊.JPG


「吉備津神社」を13時50分出発し、最終目的地の「吉備津彦神社」に14時に到着しました。

●「吉備津彦神社」 主祭神:大吉備津彦命

住所:岡山県岡山市北区一宮10-43
拝観料は無料ですが、建物の内部は非公開です。
http://www.kibitsuhiko.or.jp/

「吉備津彦神社」は、別名「朝日の宮」とも言われています。推古天皇の時代に創建されたという説もありますが、創建は不祥です。江戸時代・岡山藩主・池田忠雄により本社・拝殿が造営されました。

吉備津彦神社の案内図です。
吉備津彦神社・案内図.jpg

随神門(ずいじんもん)です。元禄10年(1697)池田綱政公が造営しました。向って右が櫛磐窓命(くしいわまどのみこと)、向って左が豊磐窓命(とよいわまどのみこと)です。
吉備津彦神社・随神門.JPG

正面の階段を上がると、「拝殿」です。昭和5年(1930)失火により本殿と随神門以外の社殿・回廊を焼失しましたが、現在の社殿は昭和11年に再建されました。
吉備津彦神社・拝殿.JPG

「祭文殿」です。
吉備津彦神社・祭文殿JPG.jpg

備前流造りの「本殿」です。
吉備津彦神社・本殿.JPG

14時15分、「吉備津彦神社」を後にしました。遅い昼食を、「かもがた亭・一宮店」(ケイコーポレーションの系列)で済まし、一路兵庫県相生市の親戚の家へ向いました。この日は親戚の家に宿泊して、3日間の旅行が終了しました。


吉備津神社




タグ:寺院
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吉備路Ⅲ「備中国分寺」 [旅行]

12月26日(土)    中断していた12月7日の旅行記に戻ります。
「鬼ノ城」を12時20分出発し、「備中国分寺」に到着したのは、12時45分でした。

●「備中国分寺」山号:日照山、宗派:真言宗御室派、本尊:薬師如来、創建:聖武天皇

住所:岡山県総社市上林1046
拝観は無料ですが、建物内部は非公開です。

天平13年(741)鎮護国家の目的で聖武天皇の発願により全国に創建された国分寺の一つです。
南北朝時代に焼失後、一時は廃寺でしたが、江戸時代に現在の備中国分寺が再興されました。境内は国の史跡に指定されています。

これは、備中国分寺の遠景です。
備中国分寺・遠景.JPG

備中国分寺の配置図です。
備中国分寺・配置図.jpg

こちらは、山門「勅使門」です。
備中国分寺・山門.JPG

左側に見えるのが「本堂」で、右側に見えるのが「大師堂」です。
備中国分寺・本堂と大師堂JPG.jpg

境内には、今月逝去された平山郁夫画伯のスケッチ・ポイントの石碑が置いてあります。
備中国分寺・平山.JPG
この③の場所から見た風景が、この写真です。
備中国分寺・境内.JPG

◎五重塔  国の重要文化財
五重塔の前に説明板が掲示されています。
備中国分寺・塔看板JPG.jpg

五重塔は、南北朝時代に一度焼失し、1821年頃から位置を変えて再建され、1844年完成しました。高さは34.32mで、江戸時代後期の様式を残す、岡山県内唯一の五重塔です。3層までは総欅造、4・5層は松材を主体とした建物です。
備中国分寺・五重塔.JPG

12月6日に平山郁夫美術館へ行った時に購入した図録で、「備中国分寺」の絵画を探しました。次の写真の絵画は、①のポイントから描かれたものと思われます。
備中国分寺・平山絵.jpg

最後に、庫裡へ行き、呼び鈴を押して、「ご朱印」をお願いしました。(朱印の代金は、全国300円で統一されていますね)
国分寺朱印.JPG

今回は、ここまで。「備中国分寺」を13時10分出発して、次の目的地へ向いました。この旅行記も、あと1回で終了します。


備中国分寺



タグ:寺院
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聖夜のディナー、シュトレンをいただきました [グルメ]

12月25日(金)    今日はクリスマスであり、また私の仕事納の日でもあります。
聖夜は夫婦二人だけで自宅で食事です。ところが思い掛けないプレゼントがありました。それは、この時期ドイツで食べられる焼菓子(パンの一種)である「シュトレン」を知人から、お裾分けで半分頂きました。

「シュトレン」は、私の読んでいる「めぎさん」のブログで知っていましたが、実際に食べるのは今回が初めてです。こんな高価な焼菓子を頂き、大感激しています。
めぎさんのブログ(ドイツ再発見)は、こちらです。

いただいた「ドレスナー・シュトーレン」を紹介します。聖夜シュトレン1JPG.jpg

製造者:東京千鳥屋(原田良康)㈱
住所:東京都豊島区駒込3-3-19
http://www.chidoriya.com

赤い包装箱に入っていた説明文を転載します。
「古くはドイツ、ザクセン地方の古都ドレスデン市から伝わったドイツの名菓ドレスナー・シュトーレン。ドイツの家庭ではドレスデン・シュトーレンを囲んでクリスマスを祝います。元ハンブルグ菓子学校長エーリッヒ・ラインケ氏の指導による本場ドイツの配合にオリジナリティーを加えたドレスナー・シュトーレンを特別に調整いたしました。レーズン、アーモンド、オレンジ等の入った贅沢な風味のドレスナー・シュトーレンを囲んで、皆様でクリスマスの夜をお楽しみください」

●焼菓子「ドレスナー・シュトーレン」L  2,625円
【原材料】小麦粉、果実(レーズン、オレンジピール、レモンピール、アップル)、砂糖、バター、マーガリン、洋酒、粉糖(砂糖、でん粉、植物油脂)、牛乳、アーモンド、イースト、水あめ、ナツメグパウダー、卵黄、食塩、香料

イエスキリストの生誕時、包んでいた布をイメージしたパン(焼菓子)と言われています。
味は濃厚で甘味が強いですが、美味しい焼菓子でした。
聖夜シュトレン2.JPG

今夜もワインを開けました。我家では2日連続で開けたのは初めてです。このワインはサッポロビール岡山ワイナリーを見学した際、記念として購入した限定ワインです。大変フルーティーでした。
聖夜ワイン.JPG

つまみは、生ハムと自分の家庭菜園で栽培したロケット(ルッコラ)です。
聖夜生ハムとロケット.JPG

最後の仕上げは、昨夜のチキンカレーです。カレーは2日目が美味しいですね。

メリー・クリスマス! 皆様も良い聖夜を迎えられたことと存じます。
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クリスマスイブの住宅街のクリスマス・イルミネーション [グルメ]

12月24日(木)   今日は、クリスマスイブですが、何も特別な事をする積りはなく、夕方スーパーへ買物に行きました。そこで、チキンとクリスマス・ロールを見付けたので、衝動買いしました。

その後、空は暗くなっていましたので、毎年見物している住宅街のクリスマス・イルミネーションを見に行きました。

●大阪府箕面市小野原西付近のイルミネーションです。
クリスマスイルミ・千里1.JPG

昨年は、何らかの理由で中止していた某社長宅のイルミネーションが復活していました。
クリスマスイルミ・千里2.JPGクリスマスイルミ・千里3.JPG

●大阪府箕面市石丸3丁目付近のイルミネーションです。
クリスマスイルミ1.JPGクリスマスイルミ2.JPGクリスマスイルミ3.JPGクリスマスイルミ4.JPG

【過去のクリスマス・イルミネーションの記事】
2008年12月26日:3ヵ所
2007年12月24日:石丸3丁目
2007年12月20日:小野原西

イルミネーションを堪能し、帰宅し簡単な晩餐をしました。
ワインを抜き、買ってきたチキンなどをツマミにしました。しかし、大切にしていたワイングラスを割ってしまい、気まずいイブとなりましたね。

●モンテール「Xmas デコレーションロール」980円、長さ190、幅78、高さ67
 ローソクが5本ついていました。
クリスマスロール1.JPGクリスマスロール2.JPG

●「長州鶏もも照焼き」
チキン.JPG

そして本日のメインがチキンカレーでした。
チキンカレー.JPG
私は、カレーが大好物ですので、カレーをリクエストしたのです。

メリー・クリスマス! 皆様よき聖夜を御過ごし下さい。
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イタリア料理「シエナの丘」へ行きましたが [グルメ]

12月23日(水)   本日は、天皇誕生日の祝日です。遠方より親戚が来ましたので、昼食は3人でイタリア料理「シエナの丘」へ行きました。この店は、随分以前に一度だけ行った事がある店です。

シエナ2.JPG

●「シエナの丘」

住所:大阪府箕面市小野原東3-9-43
電話:072-727-6691

13時頃店に到着しましたが、満員のため約15分待たされて、席に案内されました。女性がメニューを持って説明するには、ランチはAとBがあるが、Bが売り切れのため、Aしかないとの事です。仕方ないのでAを注文し、パスタの種類が選択できるので、別々のパスタを注文しました。メニューは席上にもなく、壁面にも表示されていません。
シエナ1.JPG

間もなく、「前菜」が運ばれてきて、料理の内容を早口で説明して戻ります。(前菜の内容をプリントしたものを置いておけば、お客は喜ぶと思いますね)。
シエナ前菜.JPG

前菜を食べ終わっても、なかなか次の料理が出てきません。後で分かったのですが、パンを運ぶのを忘れていました。(私は常連客でなく、メニューも詳細に確認しておらず、パンがないものと解釈していました)。

やがてメインのパスタが運ばれてきました。自家農園の有機野菜が自慢の店で、料理の味は美味しかったです。
シエナ・パスタ1.JPGシエナ・パスタ2.JPGシエナ・パスタ3.JPG

パスタを食べ終わっても、次がなかなか出てきません。私はデザートが出るものと想像していました。私の親戚の帰る時間も迫ったので、店の人に催促して、やっとコーヒーが運ばれてきました。(この時点でもデザートが来ると信じていました)。

コーヒーを飲み終わっても何も出ません。(コーヒーは美味しかったです)。私は連れがいるので、文句を言わず、一人1,500円×3=4,500円を支払って帰りました。

帰宅して、インターネットサイトで調べると、ランチのAは、パンは付くがデザートは付かない事が分かりました。ほとんどイチゲンの客である私達に、このようなサービスのミスを犯す店は、システムが可笑しいと思います。初めての客でも分かるように、店内表示すべきと思います。それに給仕のタイミングも遅すぎます。

遠方から来た親戚には、大変不愉快な感じを与えたと反省しています。
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京都国立近代美術館「ボルゲーゼ美術館展」 [美術館]

12月22日(火)   本日は、会期末が迫っている「ボルゲーゼ美術館展」を観に、京都国立近代美術館へ行って来ました。

◎京都国立近代美術館

住所:京都市左京区岡崎円勝寺町
・1963年、京都市勧業館別館を改装し、国立近代美術館京都分館として開館
・1967年、東京国立近代美術館より独立
・1986年、新館竣工
12月27日まで、館所蔵による「近代美術・工芸・写真」展を併催中
ボルゲーゼ美術館展2.JPG

●「ボルゲーゼ美術館展」

期間:2009年10月31日~12月27日
場所:京都国立近代美術館
入場料:一般当日券1,400円
巡回展:東京都美術館、2010年1月16日~4月4日
ボルゲーゼ美術館展1.JPG

岡崎公園の駐車場に車を入れて会場に向かいました(200円割引券があり)。9分間の案内ビデオを観てから、3階の会場へ入りました。音声ガイド(500円)を聞きながら回りました。ガイドは21作品について説明がありました。(音声ガイドを借りれば、本展図録2,300円が200円割引という特典があります)

以下の記事や絵画の写真は、パンフレットやホームページより情報を得て転載させてもらいました。

【ボルゲーゼ美術館】
 イタリアのローマの北東部の広大なボルゲーゼ公園にある美術館です。教皇パウルス5世の甥であり、名門貴族であったボルゲーゼ家の枢機卿シピオーネ・ボルゲーゼ(1576-1633)は、17世紀を代表する大パトロンでした。この美術館は、一流の審美眼と類い希な情熱、そして絶大な権力と富を駆使して集められたボルゲーゼ枢機卿によるコレクションを基礎とし、世界に名だたるルネサンス・バロック美術の宝庫と言われています。
 日本におけるイタリア2009を記念して、ボルゲーゼ美術館の名品48点が日本で初めて展示されます。これだけ纏まって国外で展示されるのは初めてのことです。15世紀から17世紀にかけて開花したイタリア美術の流れを、ラファエロの「一角獣を抱く貴婦人」をハイライトに、カラヴァッジョの「異端児」まで珠玉の名品が鑑賞できます。

【展覧会の構成 】
序章 ボルゲーゼ・コレクションの誕生 (作品No.1-8)
ボルゲーゼ美術館は、教皇パウルス5世の甥として、教皇庁で権勢を誇ったシピオーネ・ボルゲーゼ枢機卿の美術コレクションとそれを収めるために建てられた邸宅に端を発します。ここでは、ヴィラ・ボルゲーゼと呼ばれたその建物と庭園の全体像を、ほぼ同時代の版画によって商会するとともに、シピオーネ枢機卿やパウルス5世といったコレクション形成の中心人物の横顔を、絵画・彫刻・モザイクといったさまざまな技法による作品を通して紹介します。

・「枢機卿シピオーネ・ボルゲーゼの胸像」ベルニーニ作、1632年ごろ
 ベルニーニは、彫刻家・建築家・画家として当時最も影響力を持つ大芸術家です。
ボルゲーゼ・胸像.jpg

第1章 15世紀・ルネサンスの輝き(作品No.9-15)
古代美術に心酔していたシピオーネ枢機卿は、中世美術にはあまり関心がなかったとみえ、彼のコレクションのほとんどが15世紀後半以降のもので占められています。ここでは、15世紀終わりから16世紀初めにかけて、つまりルネサンス芸術がその若々しい輝きを放っていた時代の作品群を、ラファエロの清冽な作品《一角獣を抱く貴婦人》を中心に、ボッティチェリやレオナルド・ダ・ヴィンチといったルネサンス芸術興隆の鍵を握る作家の影響を交えてご紹介します。

・「一角獣を抱く貴婦人」ラファエロ作、1505-06年
 画家20代前半の作品。安定した構図と精妙な描写からは、若き天才の驚くべき手腕が認められ、「貞淑」の象徴である一角獣(ユニコーン)を抱く女性の姿には、レオナルド・ダ・ヴィンチの影響が見受けられます。
ボルゲーゼ・一角獣.jpg
下の写真は、ボルゲーゼ卿が購入した当時の修復前の絵画です。
ボルゲーゼ・一角獣修復前.jpg

・「聖母子、洗礼者ヨハネと天使」ボッティチェリ作、1488-90年
 このような円形の絵画は「トンド」と呼ばれ、ルネサンスの聖母子像によく見られるものです。ボッティチェリが活躍したフィレンツェで特に好まれました。本作は、聖母マリアと幼児キリストを中央に、跪く洗礼者ヨハネと6人の天使が複雑に配されています。
ボルゲーゼ・聖母子.jpg

・「レダ」作者不詳(レオナルド・ダ・ヴィンチのレダを模写)1515-20年
 ギリシャ神話の主神ゼウスが白鳥に変身し、スパルタ王の妻・レダを誘惑したというエピソートを描いた絵画で多くの画家もモチーフとしています。レオナルドの描いた「レダ」を多くの画家が模写していますが、彼のオジリナルは現存していません。
ボルゲーゼ・レダjpg.jpg

第2章 16世紀・ルネサンスの実り——百花繚乱の時代 (作品No.16-35)
フィレンツェで開花したルネサンスは、その輝きを増しながらイタリア半島各地にさまざまな花を咲かせました。ヴェネツィア絵画の巨匠パオロ・ヴェロネーゼやフェッラーラのドッソ・ドッシ、そしてローマのアンニーバレ・カラッチとその一族、彼らは、ギリシャ・ローマの古代美術だけではなく、当時油彩による描写技術や風景の表現方法では秀でた存在であったフランドル絵画の影響をも貪欲に吸収し、それぞれの地域に根ざしつつ、まさに百花繚乱の如き作品群を生み出しました。

・「パドヴァの聖アントニオの説教」ヴェロネーゼ作、1580年頃
 聖フランシスコ会修道士であるアントニオにまつわる伝説は数多く、「魚への説教」もその一つです。聖人の話を聞く為に魚たちが崖の下へ集まって来ている奇跡の瞬間を描いています。
ボルゲーゼ・説教.jpg

第3章 17世紀・新たな表現に向けて——カラヴァッジョの時代(No.36-48)
この章では、17世紀つまりシピオーネ枢機卿がコレクター兼パトロンとして活動を行なっていた時代の作家をご紹介します。シピオーネ枢機卿は、カラヴァッジョの後援者として知られ、《洗礼者ヨハネ》など彼の作品は今なおボルゲーゼ美術館コレクションの重要な位置を占めています。時代は、マルティン・ルターの宗教改革に対する対抗宗教改革の時代であり、伝統的な宗教的主題を光と影の激しいコントラストによって鮮烈に描いたカラヴァッジョの画風は、時代が要請する新たな表現形式として一世を風靡することになりました。

・「洗礼者ヨハネ」カラヴァッジョ作、1610年頃
 バロック絵画の先駆けで、「最初の近代画家」とも言われるカラヴァッジョ。本作は彼の最晩年の1点で、口論の末に殺人を犯した逃避行の中で描いたもの。彼を愛し庇護した枢機卿が本作を入手したのは、画家が短くも波乱に富んだ38年の生涯を閉じた後でした。
ボルゲーゼ・洗礼者.jpg

特別出品として、「支倉常長像」アルキータ・リッチ作、1615年、個人蔵、があります。
伊達政宗の派遣した慶長遣欧使節の支倉常長は、ローマでパウルス5世と謁見しています(1615-16年)。その後、ボルゲーゼ枢機卿の接待を受けています。

普通、展覧会では「展示作品リスト」が配布されますが、本展ではありません。インターネット・サイトで本展の作品リストを見つけましたので、こちらをご参照願います。

イタリアのローマには、一度だけ行きましたが、他の観光地を回り、ボルゲーゼ美術館には行っていません。再度訪問する機会あれば、是非行きたい美術館ですね。

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4階の当館コレクション・ギャラリーも共通券で鑑賞してきました。
◎館所蔵による 近代の美術・工芸・写真展 
 平成21年度第12回(10月27日~12月27日)計211点

1.海外の近代美術(9点)
  ピカソとマチスの絵画が入って直ぐの正面に展示
2.小企画「19世紀・京都の一動向~田村宗立、伊東忠太を中心に(20点)
3.日本画「没後70年・村上華岳特集」(42点)
4.写真「アリナリとヨーロッパの風景写真」(24点)
5.長谷川潔の版画(24点)
6.近現代の陶芸・染色(66点)
  富本憲吉、河井寛次郎
7.洋画の秀作(19点)
8.屋外彫刻(7点)

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「OSAKA光のルネサンス2009」と「御堂筋イルミネーション」 [イベント]

12月21日(月)   旅行記は一時中断して、昨日の行動を記します。
ドイツに駐在している弟夫婦が一時帰国しています。彼らはコイノニア福音教会の信者で、この教会主催のクリスマス・セレブレーションが東灘区民センター・うはらホールで開催されました。この招待状を貰ったので、昨日行ってきました。

クリスマス・セレブレーション1.JPG

信者たちによるダンス、コーラス、管楽器演奏があり、賑やかなクリスマスのイベントでした。
クリスマス・セレブレーション2.JPG
上の写真は、エンディングの舞台の様子です。

18時にクリスマス・セレブレーションが終了しましたので、久しぶりに弟夫婦と食事しました。
場所は、JR住吉駅前(神戸市東灘区住吉本町2-13-1 森田ビルB1)の炭焼酒場「木亭屋」(きてや)です。ここでは会話に花が咲き、写真を撮るのを忘れました。
弟達は友人の家に泊まるというので、ここで別れて、私達はJR大阪まで戻りました。そこで急に中之島の「光のルネサンス」へ行くことにしました。

●「御堂筋イルミネーション」

場所:御堂筋通りの土佐堀通りから中央大通りの1.2km
会期:2009年12月12日~2010年1月31日、17:00~23:00
4列のイチョウの幹をイルミネートし、光の柱の回廊を形成しています。このイベントは今年が初めてです。

光ルネサンス御堂筋.JPG

●「OSAKA光のルネサンス2009」

会期:12月1日~12月25日(メインパフォーマンス12月12日~12月25日)
会場:①中央会場「光のフェスティバルゾーン」
   ②東会場「ローズライトガーデン&イーストライトパーク」
   ③西会場「ウエストライトパーク」
   ④河川沿い会場「光の水辺ゾーン」

◎「スターライト・シティ・シクエア
淀屋橋の大阪市役所正面玄関の壁面に金色のカーテンと雪の結晶をあしらった真っ白なロープツリーが初登場しました。玄関脇にはやしきたかじんの「OSAKAあかるクラブ」から寄付された「OSAKAあかるクロスツリー」2基も設置されています。
光ルネサンス市役所.JPG
この「スターライト・シティ・スクエア」は12月1日~25日の22:00までです。市庁舎の1階には期間限定のカフェがオープンしています。

◎「中之島イルミネーション・ストリート」1日~25日の22時まで
市役所の南側にある「みおつくしプロムナード」に、今年も光のルネサンスを象徴する光のアーケードがあります。41本のケヤキに約20万個の電球が飾られ、30分毎には音楽に合わせて点滅します。
光ルネサンス中之島イルミ.JPG

◎「ウォールタペストリー」12日~25日の20:30まで
中之島図書館の正面入口の壁面に光と音楽で織り成す名物のエンタテイメントですが、今回は行ったのが21時を過ぎていて、終了していたのが残念です。

◎大阪市中央公会堂「光絵画」12月12、13、19、20、23の21:30まで
壁面に平和の鐘と四季の花などをモチーフにした5枚の「光絵画」が映し出されます。
副題は、「平和の鐘が奏でる水辺の四季」です。
光ルネサンス光絵画1.JPG光ルネサンス光絵画2.JPG

◎「ウェルカム・スノーマン・ファミリー」12月12日~25日の22時まで
難波橋の下をくぐって、ローズライトガーデンへ入ると、光の雪だるまとイルミネーションツリーが出迎えてくれます。まだ一部花が残っているバラ園へ導いてくれます。
光ルネサンスウェルカムスノーマンファミリー.JPG

◎「アイスドロップツリー」12日~25日の22時まで
アイスドロップやスノーボールのイルミネーションが揺れ動き、立体感のある幻想的なクリスマスツリーで、今年初登場です。
光ルネサンス・ドロップツリーJPG.jpg

◎「石あかりロード in OSAKA」12日~25日の22時まで
イーストライトパークへ入ると、今年初企画の「石あかりロード」があります。花崗岩のなかでも、ダイヤモンドと呼ばれる上質な庵治石の産地として有名な高松市牟礼町で毎年夏に開催されている「石あかりロード」がやって来ました。「石あかり」とは、石と光を融合させた職人の技を結集したオブジェです。54点の作品が展示されており、コンテストもしていました。
光ルネサンス石あかりロード.JPG

随分遅くなり、寒風が吹いていたのと、22時近くでしたので、家路につきました。

【過去の光のルネサンス記事】
2008年12月23日
2008年12月20日
2007年12月21日
2006年12月31日

光のルネサンスpg.jpg

【追記:12月27日の朝日新聞掲載】
今月1~25日に開かれた「OSAKA光のルネサンス2009」の期間中、訪れた人は約304万人で、昨年の138万人の2.2倍になったと実行委が26日発表した。「御堂筋のイルミネーションとの相乗効果や、会場が増え内容が充実したため」としている。


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吉備路Ⅱ「古代山城・鬼ノ城」(きのじょう) [旅行]

12月20日(日)   12月7日(月)の旅行記の続きです。
雪舟で有名な「宝福寺」を11時20分出発し、「鬼ノ城」の駐車場に11時50分に到着しました。

●鬼ノ城(きのじょう)国指定史跡・鬼城山(きのじょうざん)

住所:岡山県総社市奥坂
鬼城山ビジターセンターは月曜日は休館
http://www.city.soja.okayama.jp/kanko/kankochi/kinojo.jsp

この日は、ビジターセンターの休館日でしたので、展示パネルや模型を見る事が出来ませんでした。駐車場から急な登り坂の遊歩道を歩いて、「西門」まで行きました。
案内リーフレットを中心に説明していきます。

リーフレットに掲載されている復元された「鬼ノ城」です。(写真は白黒)
鬼ノ城復元一部.jpg

「鬼ノ城」の全体地図です。
鬼ノ城全体図JPG.jpg

この地図の左上部の駐車場から「西門」まで、私達は歩きました。
鬼ノ城地図一部.JPG

【鬼ノ城の概要】
 7世紀の東アジアは、戦乱の時代でした。朝鮮半島の古代国家である百済を、唐・新羅連合軍が滅ぼした事件(660年)を契機に、朝鮮半島へ進出していた大和政権は(661-663)、白村江の戦い(663)で唐・新羅連合軍に大敗しました。敵国の進攻に備えるため、西日本の要所には大野城をはじめとする朝鮮式山城を築城したことが日本書記に記されています。記録にはありませんが、朝鮮式山城と同種遺跡の古代山城(神籠石系山城)が16城あり、鬼ノ城もその一つと考えられています。

 鬼ノ城は吉備高原の南端に位置し、標高397mの鬼城山に築かれています。眼下には古代吉備の中心地であった総社平野や児島半島、そして四国山脈も遠望できます。
 鬼ノ城の城壁は、山の8~9合目にかけて延々と築かれ、長さ2.8kmに及んでいます。城壁は土塁が主体をなし城門4ヶ所、水門6ヶ所、角楼1ヶ所、そして高石垣などにより構成されています。
 土塁は基礎に列石を配置し、木枠を組んで土を一層ごとに突き固めた版築工法で築かれました。規模は高さ5~7m、壁面は80度近い勾配のため、簡単に敵兵を寄せ付けません。さらに雨水などの浸食から城壁を保護するため、城壁の内外には敷石が敷かれています。この敷石は日本の古代山城では初めての発見になります。
 鬼ノ城では、4ヶ所の城門が発掘調査により確認され特筆されます。いずれの城門も残りが良く、門構えが極めて堅固な造りです。
 城内は約30haもの広大な面積があり、倉庫と共に兵舎か管理棟と見られる礎石建物跡や、溜井(水くみ場)、のろし場なども発見されています。
 昭和61年(1986)国指定史跡となりました。総社市では平成13年度から史跡整備に着手し、これまでに西門や角楼、版築土塁(一部)、北門などを整備してきました。日本の古代山城としては大規模な史跡整備です。また、2006年には日本100名城(69番)に選定されています。

遊歩道の途中から見た「角楼」「西門」の遠景です。
鬼ノ城1.JPG

角楼」(かくろう)
 城壁から凸字形に張り出し、正面と側面から攻撃できる優れた防御施設です。
鬼ノ城角楼JPG.jpg

西門
 復元された西門は3階建で、1階は門扉のある石敷きの通路、2階は城壁の連絡路、3階は見張り及び戦闘の場に想定しています。
鬼ノ城西門JPG.jpg

時間に余裕があれば、もっと見たかったのですが、スケジュールが押しているので下山しました。12時20分駐車場を出発し、次の「備中国分寺」へ向いました。
今回は、ここまで。旅行記はもう少し続きますので、お付合い願います。

鬼ノ城跡




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