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イオンマルシェの「フルーツロールケーキ」 [グルメ]

11月18日(水)    先日(11/3)、カルフール箕面店へ行ってきました。
カルフールは、本社がフランスにある大手スーパーで、2000年12月日本に進出し、カルフール・ジャパン㈱を設立して、1号店として幕張店をオープンさせました。店員がローラースケートで動き回ることで有名になり、合計6店舗開店させました。しかし業績不振と投資の中国集中政策により、2005年3月イオングループ(イオンマルシェ㈱)へ売却しました。その後、店名は「カルフール」のまま営業しています。
カルフール箕面.jpg

●イオンマルシェ㈱箕面店

住所:大阪府箕面市西宿1-15-30
電話:072-726-0888
2003年10月開店

カルフールのケーキコーナーにロールケーキが置いてありましたので、つい衝動買いしました。

◎「フルーツロールケーキ」 398円。長さ165、幅62、高さ45.

生クリームも美味しく、大きなフルーツ片が入っていますが、生地はややパサパサで、スーパーで売っているロールケーキとしては、普通上のランクですね。

フルーツロール1.JPGフルーツロール2.JPG

【原材料】
カスタードクリーム(牛乳、砂糖、卵、ゼラチン、食塩、コーンスターチ、生クリーム、バニラビーンズ)、スポンジ生地(卵、砂糖、小麦粉、牛乳、バター)、キュウイ、イチゴ、ソルビトール、乳化剤、安定剤。

フルーツロール3JPG.jpgフルーツロール4.JPG

※スーパーのロールケーキは、パティシエが作るロールケーキとやっぱり違いますね。
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特別鑑賞会「小野竹喬展」 [美術館]

11月17日(火)   昨日、大阪市立美術館の休館日を利用しての毎日新聞による標記の特別鑑賞会がありましたので行ってきました。

約30分、大阪市立美術館の学芸員によるスライドを使っての小野竹喬展の解説がありました。その後、ゆっくり鑑賞出来ました。館内のショップのみ有効な500円の金券がプレゼントされましたので、私は小野竹喬の絵葉書を5枚購入しました。(1枚100円)

これは、特別鑑賞会の招待葉書です。
小野展1葉書jpg.jpg

●生誕120年 小野竹喬展(おのちっきょう)
会場:大阪市立美術館
期間:2009年11月3日~12月20日

「小野竹喬展」のパンフレットです。上部絵画は「奥の細道句抄絵 ”あかあかと日は難面もあきの風」です。
小野展パンフ.JPG

パンフレットの裏面はこちらです。
小野展2jpg.jpg
 小野竹喬の風景画は、明るい清澄な画面に、光の変化や季節のかすかなうつろいまでもが表されています。そして一年のうちのある季節、一日のうちのある時間という一端を描きながら、その作品が絶えず変化し、めぐるという普遍へと私達の思いを至らせます。
 「竹橋」の雅号を用いた初期には西洋絵画への関心が強く見られ、1921年(大正10)から翌年にかけての渡欧を機に、「線」による表現へと方向を変えます。やがて南画への憧れが強まる昭和前期を経て、戦後は「奥の細道句抄絵」に代表される象徴的な表現へと画風が変化しました。最晩年に至って、墨彩画への挑戦を試みました。(パンフレットより抜粋)

【展示区分等】展覧会の期間の前期と後期で一部作品の入替あります。
・第1章:写実画と日本画の問題
・第2章:自然と私との素直な対話
・素描
・特集展示Ⅰ:欧州旅行中の絵及び土田麦僊の絵
・特集展示Ⅱ:スケッチ
以上、小野竹喬の代表作約100点とスケッチを展示しています。

【小野竹喬のプロフィール】
・明治22年(1889)11月20日、岡山県笠岡市西本町に生誕、英吉と命名。
・明治36年(1903)京都に行き、竹内栖鳳に師事。
・明治38年(1905)栖鳳宅の寄宿生となり「竹橋」の雅号をもらう。
・明治42年(1909)京都市立絵画専門学校別科に入学。
・大正5年(1916)第10回文展に「島二作(しまにさく)」が特選。
 小野展島二作.JPG島二作
・大正7年(1918)土田麦僊(つちだばくせん)、榊原紫峰(さかきばらしほう)
         らと、国画創作協会を設立。
・大正10年(1921)10月、土田麦僊らとともに渡欧、翌年5月帰国。
・大正12年(1923)雅号を「竹喬」と改める。
・昭和3年(1928)第7回国展に「冬日帖」を出品。国画創作協会解散。
・昭和4年(1929)6月、帝国美術院推薦となる。
・昭和11年(1936)10月、新文展審査員に任命される。
・昭和22年(1947)3月、京都市美術専門学校教授に就任、7月日本芸術院会員。
・昭和25年(1950)4月、京都市立美術大学教授に就任
・昭和33年(1938)3月、社団法人日展の発足時、常任理事となる。
・昭和41年(1966)11月、笠岡市名誉市民となる。
・昭和51年(1976)東京・大阪・京都・岡山で「奥の細道句抄絵展」開催。
・昭和51年11月3日、文化勲章を受章。
・昭和54年(1979)5月10日、京都にて死去、享年89歳。


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関西学院大学、朝日・大学パートナーズシンポジウム「愛する人の送り方送られ方」 [イベント]

11月16日(月)   昨日は、私の母校で標題のシンポジウムが開催されましたので行ってきました。
「朝日・大学パートナーズシンポジウム」とは、朝日新聞大阪本社と大学が連携して「知の発信」に取り組む企画で、朝日新聞が希望する西日本の大学を公募しするもの。2005年より始まっており、2ヶ月に1回の割で開催されています。今回は、アスパラクラブで応募し当選したものです。

関西学院大学(=関学)の周辺には、駐車場は少ないので、早めに行って駐車場を捜しました。門前にある有料駐車場4ヶ所は、いつも満車と聞いていましたが、その通りでした。西側に回り込んだ場所に、3台分しかない有料駐車場の1台分が空いていたので、運良く入れられました。(30分100円)

シンポジウム開催までかなり時間あったので、数十年ぶりに母校校内を散策しました。
ランバス記念礼拝堂です。結婚式を挙げる場所として人気があります。私の結婚式も最初に候補にあげたのですが一年先まで予約で一杯だったので諦めました。
関学ランバス.JPG

今日も結婚式がありましたね。
関学結婚.JPG

関学時計台(旧図書館)は、昭和4年(1929)神戸市郊外の原田の森(現在の灘区王子公園)から現在地(西宮市上ヶ原)へ移転した時、米国人建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズにより建てられました。両翼は昭和30年(1955)増築されました。この時計台は、本年6月に登録有形文化財になりました。
関学時計台.JPG

私は関学の高等部から入っていますので、高等部のあった場所へ行ってみました。今はサッカー場になっていました。高等部は中等部の隣に移転していました。高校時代テニスしていた場所には現在もテニスコートがありました。その北側に神社がありましたので、寄ってみました。

(村社)八幡神社
 祭神は応神天皇で、寛文3年徳川家綱の命により広田神社の改築が行われた時、同神社の五殿のうち第二殿を当地に祀ったと記されています。学生時代には私の記憶になかったですね。
関学八幡1.JPG関学八幡2.JPG

関学正門近くのスパゲティー屋で昼食をとり、シンポジウムの会場である中央講堂へ向かいました。
関学中央講堂.JPG

朝日・大学パートナーズシンポジウム
「愛する人の送り方・送られ方」
【プログラム】
13:00 開会・杉原関学学長あいさつ
13:05 第1部 基調講演
      「いのちのバトンタッチ」~映画「おくりびと」に寄せて~
      講師:青木新門(作家、詩人、冠婚葬祭会社非常勤監査役)
14:40 休憩
14:55 第2部 パネルディスカッション
      パネラー:山崎章郎(緩和ケア医)
           河邊貴子(聖心女子大学文学部准教授)
           戸松義晴(浄土宗心光院住職、慶應義塾大学医学部講師)
           藤井美和(関学人間福祉学部准教授、スピリチュアリティ研究センター長)
      コーディネーター:磯村健太郎(朝日新聞東京本社文化グループ)
16:40 終演
関学シンポ.jpg

講師の青木新門氏は、映画「おくりびと」の原作ともいうべき「納棺夫日記」の著者です。主演の本木君が映画化したいと持ちかけた時からの経緯を面白おかしく紹介してくれました。
また子供時代満州で家族が捕虜になり妹の死に立ち会った話や、自身が葬儀屋に就職した時、親戚や友人から差別を受けた話には、気持が引き締まりました。
死を怖がるのは、行き先が分からないからで、まるごと認められることで、幸せになれるので、「まるごと認めると、あらゆる物が輝いて見える」という言葉が印象的でした。
大変有意義な1時間半の講演でした。

パネルディスカッションについては、私には気が乗りませんでした。パネラーの2人がKYだったからでしょうね。

※今回のシンポジウムの記事は、11月22日朝刊に記載される予定です。

関西学院大学


兵庫県西宮市上ヶ原一番町1-155

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鑑真和人創建の唐招提寺(2) [行楽]

11月15日(日)   11月10日、金堂の大修理が終わり、一般公開された「唐招提寺」へ早速行ってきました。「金堂」については、前回書きましたので、今回はそれ以外をアップします。

唐招提寺境内図.JPG

「金堂」を参拝した後、左側へ回り込みました。
最初に、目に止まったのが「会津八一歌碑」です。
2唐招提寺・会津八一.JPG

「鐘楼」の向こうに見えるのは「講堂」(国宝・天平時代)
2唐招提寺・鐘楼.JPG

講堂の本尊「弥勒如来坐像」(重文・鎌倉時代)を離れた外部より撮影。像高2.84m
2唐招提寺・講堂本尊.JPG

「鼓楼」(国宝)と「東室」(重文・鎌倉時代)です。
2唐招提寺・鼓楼.JPG

「食堂」跡から本坊を望む。苔、緑、紅葉が美しい風景です。
2唐招提寺本坊.JPG

北西隅に、「醍醐井戸」がありました。
2唐招提寺醍醐井戸.JPG

そこから東へ歩き、北東にある「鑑真和上御廟」を参拝しました。お墓の前の灯篭にはロウソクが灯っています。これは中国の大明寺と同じ物で、胡錦涛主席も昨年5月お参りしています。
2唐招提寺御廟JPG.jpg

「新宝蔵」です。
2唐招提寺新宝蔵.JPG

「滄海」という美しい池があります。
2唐招提寺滄海.JPG

校倉の建物が2棟並んでいます。「宝蔵」と「経蔵」です。写真は「経蔵」(国宝・天平時代)
2唐招提寺・経蔵.JPG

【鑑真のプロフィール】
・688年、鑑真和上、揚洲江陽県に誕生
・701年、14歳の時、揚洲大雲寺の智満禅師のもとに出家
・708年、21歳の時、長安実際寺で弘景律師から具足戒を受ける
・742年、日本の栄叡・普照が揚洲大明寺で鑑真に会い、聖武天皇の願いとして来日要請
・743~749年、5度渡航を試みるが失敗、栄叡も失い、自身も失明する
・753年、第10次遣唐使の船に便乗し、12月薩摩に到着。鑑真66歳。
・754年、4月、東大寺大仏殿前で聖武上皇、孝謙天皇、光明皇太后ら440人に授戒
・755年、東大寺戒壇院建立
・759年、新田部親王の旧宅を賜り、8月、唐招提寺を開創
・763年、5月6日鑑真和上入寂(76歳)
・1042年、東大寺で初めて鑑真和上忌を修める
・1980年、4月、鑑真和上「中国へ里帰り」、揚洲、北京で鑑真和上像巡回展
・1981年、東山魁夷画伯の御影堂障壁画、鑑真和上厨子扉絵が完成

※鑑真和上像は非公開ですが、死亡した6月6日(5月6日は旧暦)の前後1週間公開されています。



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奈良・唐招提寺(1)金堂大修理後の一般公開 [行楽]

11月14日(土)   11月10日に奈良の唐招提寺へ行ってきました。
世界遺産に登録されている金堂と3仏像の約10年におよぶ大修理が終わり、11月1日に落慶法要が行われ、11月4日から一般公開されました。
 金堂は、平安、鎌倉(2回)、江戸、明治、平成の合わせて6回修理されています。大修理は江戸、明治につづき3回目となりました。

●唐招提寺

律宗・総本山
本尊:盧舎那仏(国宝)
創建:天平宝字3年(759年)
開基:鑑真(688-763)、 中興:覚盛
住所:奈良市五条町13-46
電話:0742-33-7900
http://www.toshodaiji.jp/

駐車場(500円)に車を入れ、拝観料(600円)を払って、南大門をくぐると、真正面に「金堂」が見えます。
唐招提寺・金堂.JPG

南大門をくぐって、すぐ左側に「世界文化遺産記念碑」が確認できます。平成10年(1998)に登録されました。
唐招提寺世界遺産.JPG

広い参道を金堂に進みます。
唐招提寺・金堂2.JPG唐招提寺・金堂3.JPG

金堂軒組
唐招提寺・金堂軒組.JPG

金堂鴟尾(しび)
唐招提寺・金堂鴟尾JPG.jpg

「金堂」の創建年代には諸説ありますが、今回の大修理において、最先端の材木の年輪で伐採年を調べ、樹皮が残っていた3本の垂木から781年に伐採されたことが分かりました。創建年代が780年代以降であることが科学的に明らかになりました。

寺院は、通常、金堂から建造されますが、鑑真は戒律を教えるのが目的で渡航したので、最初に「講堂」を移築し、僧侶に戒律を教え、その後「食堂」、「僧房」、「金堂」、「塔」の順で作ったと思われます。「金堂」は鑑真の死後、弟子の如宝が建立しました。

金堂内には、中央に本尊の盧舎那仏坐像(国宝)、向かって左に千手観音立像(国宝)、右に薬師如来立像(国宝)、まわりには梵天・帝釈天・四天王立像(6躯とも国宝)の護法神が配置されています。
金堂は、奈良時代のものとしては、唯一現存するものです。

唐招提寺国宝仏.jpg
(千手観音と盧舎那仏。絵葉書より転載)

◎盧舎那仏坐像(国宝・天平時代)
 像高3.4m、台座全高2.0m、光背高さ5.15mの大作です。台座の内面に漆部の名前が書かれています。乾漆造りです。

◎千手観音立像(国宝・天平時代)
 像高5.36mの木心乾漆作りです。現在は911本の小脇手が確認できています。

◎薬師如来立像(国宝・天平時代)
 昭和47年2月の修理の時、左手の中から延暦15年(796)鋳造された古銭が出てきたので平安時代の造立が判明した。木心乾漆造りです。

これら3像は、巨大であり、間近で観れば圧倒されました。

※唐招提寺の「金堂」以外の堂宇については、後日にアップします。

唐招提寺







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奈良国立博物館「第61回正倉院展」 [美術館]

11月13日(金)   11月10日に正倉院展を観てきました。会期末近かったので大変な入場者で、芋の子を洗うような状況でした。イヤホンガイドが500円でありましたが、あまりの混雑でしたので、私は借りませんでした。
これは、観覧券です。
正倉院展券.jpg

●第61回正倉院展 御即位二十年記念

会期:平成21年10月24日~11月12日
観覧料:一般1,000円

秋の風物詩である本年の正倉院展は、北倉11件、中倉25件、南倉28件、聖語蔵3件の総計66件の宝物が出展されました。このうち初出陳は12件です。

本年は天皇陛下御即位二十年を記念して、会期も20日間に延長され(通年は17日間)、聖武天皇・光明皇后ゆかりの宝物をはじめ、遊戯具、武器、佩飾品、楽舞関係の宝物、儀式具、仏具、文書等厳選された名品が出展されました。

1.聖武天皇遺愛の宝物
 聖武天皇の七七忌(四十九日)の756年6月21日、光明皇后によって、遺愛品六百数十点と六十種類の薬物が東大寺大仏に献納されました。これが正倉院宝庫の基礎となりました。

光明皇后の自筆の楽毅論(がっきろん)
正倉院・楽毅論.jpg

白色の螺鈿と赤色の琥珀のコントラストが美しい平螺鈿背円鏡(へいらでんはいのえんきょう)
正倉院・平螺鈿背円鏡jpg.jpg

重厚なシタンの地に華やかなモザイク文様を施した紫檀木画槽琵琶(したんもくがそうのびわ)
正倉院・紫檀木画.jpg

漆背金銀平脱八角鏡(しっぱいきんぎんへいだつのはっかくきょう)
正倉院・漆背金銀平脱.jpg

2.楽器・遊戯具
 弦楽器・管楽器・打楽器には、当時のさまざまな工芸技術がみられます。
大陸から伝来した桑木木画碁局は、盤面の桑の美しい木目、撥るやヤコウガイの装飾が見事
正倉院・桑木木画.jpg

3.刀剣と刀子・佩飾品(はいしょくひん)
 正倉院宝庫には大刀・刀・手鉾などが数多く伝わっています。

4.楽舞に用いられた品々
 東大寺の法要に使用された楽舞の面、舞い手の装束、演奏者の衣装、楽器などが伝えられています。
伎楽面・力士
正倉院・伎楽面jpg.jpg

5.儀式に用いられた品々
 儀式に用いられた鋤や箒、それらを置く台の敷物や帯などが残されています。

6.供養具と献物几・献物箱
 花形の角をつけた鹿を大胆にあしらった異国情緒あふれる金銀花盤
正倉院・金銀花盤.jpg

7.文書(もんじょ)
 奈良時代の官立写経所の帳簿類が一括して残っています。

8.聖語蔵の経巻
 正倉院宝庫の南隣にある聖語蔵には、約五千巻の経巻が納められています。

【正倉院展について】
 正倉院展は昭和21年(1946)に始まりました。奈良国立博物館での開催は今年で61回目ですが、東京国立博物館で開催された3回を含めれば64回目の開催となります。
 正倉院宝庫は勅封によって厳重に守られ、古来行われた曝凉(ばくりょう=虫干し)の伝統に則り毎年秋にのみ開封されます。正倉院展はこの期間に合わせて行われ、毎年70件の宝物が出陳されます。
 約9,000件の宝物があるので、毎年初めて出陳される宝物が多いです。

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天皇陛下御即位二十年記念郵便切手 [切手]

11月12日(木)   本日、標題の特殊切手・小型シート・切手帳が発行されましたので、ご紹介します。(郵便事業㈱の資料より)

【天皇陛下御即位二十年記念について】
 「平成」の御世は、1989年1月より始まりました。新たな天皇となられた今上陛下(第125代)の御即位をお祝いする儀式等は、昭和天皇の喪が明けた平成2年(1990年)の秋に、国の儀式として11月12日に「即位礼正殿の儀」、「祝賀御列の儀」が、そして12日から15日に「饗宴の儀」によって行われ、天皇陛下の御即位を広く国内外に公にしました。その後、皇室の行事として、11月22日、23日に「大嘗宮の儀(だいじょうきゅうのぎ)」が、続いて24日、25日に「大饗の儀」が行われました。
 平成21年(2009)、今上陛下が御即位から二十年を迎えられることを記念し、11月12日、特殊切手「天皇陛下御即位二十年記念」の発行となりました。

●天皇陛下御即位二十年記念郵便切手

天皇即位シート.jpg

発行日:平成21年(2009)11月12日(木)
料額:80円×3種類
発行枚数:2,000万枚(200万シート)
版式・刷色:グラビア8色
シート構成:10枚(縦2枚×横5枚)

①高御座浜床鳳凰(たかみくらはまゆかほうおう)
天皇即位1.jpg

②③高御座浜床麒麟(たかみくらはまゆかきりん)
天皇即位2.jpg天皇即位3.jpg

【切手の意匠について】
・高御座
 高御座は、御即位の際に天皇の座所とされるところです。現在の高御座は大正2年(1913)に製作され、大正天皇、昭和天皇の御即位の儀式にも使用されました。今上陛下のご即位の際は、即位礼正殿の儀が皇居で行われたため、一時、京都から東京に移座されましたが、現在は京都御所紫宸殿に安置されています。
 この高御座は、浜床という方型の基壇とその壇上に据えられる八角宮殿型の二部からなり、数々の装飾が施されています。浜床には、鳳凰の図と姿態と色調がそれぞれ異なる複数の麒麟の図が描かれています。このうち、浜床の正面中央に描かれた鳳凰、正面左側に描かれた麒麟を切手デザインとしています。
(写真撮影:岡本茂男)

・「悠紀・主基地方風俗歌屏風」より悠紀地方(右隻)(シート背景中央右)、主基地方(左隻)(シート背景中央左)
 「悠紀・主基地方風俗歌屏風」は、御即位に際して行われる「大饗の儀」において、饗宴の場を飾る屏風です。悠紀地方は京都より東方の地、主基地方は京都以西の地をいい、具体的な土地については、御即位の礼のたびに選ばれます。今上陛下の御即位の際は、悠紀地方は秋田県、主基地方は大分県に決定しました。東山魁夷氏が悠紀地方の屏風を、高山辰雄氏が主基地方の屏風を担当し、それぞれの画家が各県下の四季の景勝地を描き、四季の情景に対応する和歌は、悠紀地方を窪田章一郎氏が、主基地方を香川進氏が詠進揮毫しました。

・黄櫨染御袍の文様(シート背景左右)
 今上陛下が御即位の儀式においてお召しになった黄櫨染御袍に織り出された、桐、竹、鳳凰及び麒麟の文様で、これは天皇に限り用いられる文様です。

◎小型シート
発行日:平成21年11月12日
料額:80円×2種類
発行数:300万シート(600万枚)
シート構成:2枚
天皇即位小型.jpg

・黄櫨染御袍の文様(小型シート背景下部)
 今上陛下が御即位の儀式においてお召しになった黄櫨染御袍に織り出された、桐、竹、鳳凰及び麒麟の文様で、これは天皇に限り用いられる文様です。

・菊花紋章と唐草文(小型シート背景上部枠)
 高御座の装飾として随所に装着されている飾り金具に施されている文様です。


◎切手帳
発行日:平成21年11月12日
発行部数:15万部
販売価格:2,000円(切手1シートと小型シートを含む)
天皇即位切手帳1.gif天皇即位切手帳2.gif

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【関連の切手】
・天皇陛下ご在位10年:1999年11月12日発行
            80円×2種類と小型シート

・天皇陛下御即位:1990年11月9日発行
         62円×2種類と小型シート

・天皇ご成婚:1959年4月10日発行    
       金額が異なる4種類と小型シート

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※NHKにて、本日14時よりの国立劇場で行われた「天皇陛下ご在位20年記念式典」が中継放送されたのを観ました。

平成22年用年賀郵便切手発売、 森繁久弥逝去 [切手]

11月11日(水)  本日、「平成22年用年賀郵便切手」と「平成22年用寄附金付お年玉付郵便切手」が発売されましたので、ご紹介します。(郵便事業㈱の資料より)

●「平成22年用年賀郵便切手」①②
●「平成22年用寄附金付お年玉付郵便切手」③④

発行日:平成21年(2009)11月11日(水)
発売期間:平成21年11月11日~平成22年1月15日
料額:①③は50円、②④は80円
売価:③は53円(寄附金3円含む)、④は83円(寄附金3円含む)
発行数:①2,200万枚(22万シート)、②420万枚(21万シート)
    ③1,300万枚(26万シート)、④185万枚(3万7千シート)
版式・刷色:①②グラビア5色、③④グラビア6色・凸版1色
シート構成:①100枚(縦10×横10)、②20枚(縦5×横4)
      ③④50枚(縦5×横10)
原画作者:①③菊池 彰(イラストレーター)、②④大矢高弓(日本画家)

①③静岡張子「首振りの虎」(静岡県・静岡市)
 「首振りの虎」は、静岡県静岡市で作られており、東海道の張子として有名な郷土玩具です。虎の猛々しさはなく、可愛らしく短い足で大きな首を振るユーモラスな姿をしています。
(この張子の虎に似たものとして、大阪市北区道修町の神農さん(少彦名神社)の虎があります。こちらも昭和61年用年賀切手の意匠に採用されています)
年賀50-1.jpg年賀50-3.jpg

②④加賀魔除虎(石川県・金沢市)
 加賀国(現在の石川県南部)で古くから作られている郷土玩具です。お節句に飾り、虎の威をもって悪魔を追い払い勇武を念じる縁起物とされています。また、丸みを帯びて、愛嬌たっぷりに首を振る虎の姿は福を招くものとしても愛玩されています。
年賀80-1.jpg年賀80-3.jpg

【年賀郵便切手について】
新年を寿ぐ習慣は古くからありますが、郵便による年賀状の交換は、今日では欠かすことのできない迎春の恒例風習となっています。
 年賀郵便切手は、昭和11年(1936)の年賀用として昭和10年(1935)に初めて発行されました。その後、一時の中断がありましたが、昭和23年(昭和24年用)以降、毎年発行されています。

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森繁久弥逝去(享年96歳)

昨夜(11/10)のテレビで、逝去されたのを知りました。多彩な才能の芸人・役者で、好きな俳優でした。映画でも喜劇からシリアスな物までこなし、作詞・作曲・歌手としても独特な物を発揮し「森繁節」という言葉まで出来ました。また、舞台においても素晴らしかったです。文化勲章も授与されました。

 私は最後の舞台となった劇場飛天のこけら落しの「孤愁の岸」を早々に観に行きました。少し声に力がないと感じていました。期間の途中で倒れて、竹脇無我が代役したと記憶しています。晩年の詩や本の朗読も良かったですね。
森繁久弥.jpg

新聞で知ったのですが、生誕地は大阪府枚方市蔵谷だそうです。奇遇なことに、私が2歳位から7歳位まで育った土地と同じだと知りました。現在は蔵谷という地名はなくなっています。私の記憶では「くらんたに」と読んでいたと思います。

慎んで、ご冥福をお祈り申し上げます。(合掌)

(注)劇場飛天の開場は、平成4年(1992)11月です。高級志向で作られましたが、経営不振で2000年4月に「梅田コマ劇場」に戻り、現在では「梅田芸術劇場」と呼ばれています。


秋の奈良の一日(正倉院展、東大寺、唐招提寺) [行楽]

11月10日(火)   親戚夫婦と車で「奈良」へ観光に出かけました。終日雨模様の天候でしたが、観光地だけあり、また展覧会の会期末近くでもあったので、多くの人出がありました。奈良公園の公共の駐車場(1000円)は全部満車でしたので、私設の駐車場(1200円)へ入れて「興福寺」へ向かいました。

今回の主目的の「国宝特別公開2009お堂でみる阿修羅」展を親戚夫婦が見るためです。私達は会期初日の10月17日に観ました(その時のブログ記事は、こちらです)ので、並びませんでした。本日の待ち時間表示は、仮金堂150分、北円堂40分です。
興福寺.JPG

親戚夫婦が「仮金堂」拝観している間、私は奈良国立博物館での「正倉院展」を観に行きました。待ち時間表示は、45分です。
正倉院展.JPG

2時間強経過後、疲れ果てた親戚夫婦が仮金堂の拝観を終えて出てきましたので、一緒に昼食に行きました。場所は、前回私達が食べた「串かつの店 たりつ」です(「たりつ」のブログ記事は、こちらです)。


昼食後、親戚夫婦は、「北円堂」を拝観しました。この時間になると、ほとんど待ち時間なく、早く拝観が終了しました。
その後、親戚の希望により「東大寺」へ行きました。修学旅行生が多かったですね。
奈良大仏前.JPG

大仏前の通りには、名物の「鹿」が沢山集まっていて、餌のセンベイをねだっていました。
奈良鹿.JPG

私は何度も行ってますので、入場しないで外で待っていました。


それから、先日、金堂の大修理を終えた「唐招提寺」へ行きました。15時40分頃に行きましたので、空いていて、ゆっくり拝観できました(拝観は16時30分まで)。


17時近くになると、雨天でしたので暗く夜でした。一路自宅方面へ帰り、「箕面湯元・水春」へ行き、汗を流し、夕食は「のらや箕面店」で食事をしました。

以上が、本日一日の行動です。それぞれの詳細については、後日ブログにアップする予定です。
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ふぐ料理(てっさ、てっちり、雑炊) [グルメ]

11月9日(月)   今日は、親戚の夫婦が我家に来たので、ふぐ料理で迎えました。ふぐは、先日のブログで書いた豊南市場で買いました。天然のとらふぐの上物です。

ふぐ1.JPGふぐ2.JPG

てっさ」肉厚でコリコリして美味しかったです。
ふぐ3.JPG

てっちり」家庭菜園で採った野菜も入れての「てっちり」も美味しかったです。
ふぐ4.JPG

最後の締めとして、雑炊を作りました。あまりの美味しさで、写真を撮るのを忘れました。

※これから、親戚夫婦と家庭麻雀をしますので、今日のブログは簡潔に終了します。
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巨人日本一おめでとう、 安藤美姫NHK杯初制覇 [ニュース]

11月8日(日)   昨日、プロ野球日本シリーズの第6戦は、舞台を札幌に移して行われました。
結果は、2対0で、巨人が日本ハムを破り、通算シリーズ成績4勝2敗で、日本一に輝きました。
巨人は、7年ぶり21度目の日本一です。原監督にとっては、WBC制覇から始まり、すばらしい「原イヤー」となりましたね。巨人ファンの皆様おめでとうございます。
MVPは、阿部慎之助捕手でした。
巨人優勝.jpgサンスポより

日本ハムの第6戦は、11安打を放ちながら、タイムリーが出ず完封負でした。タイムリー不足は私の応援するチームのようでしたね。また、エース・ダルビッシュの故障も痛かったですね。

asahi.comのニュースを転載します。


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●安藤美姫NHK杯初制覇で、グランプリファイナル出場決定

GPシリーズ第4戦のNHK杯の男女フリーが昨日ありました。
SP2位の安藤美姫(21)は、ミスの目立ったフリー演技でしたが、衣装や音楽(ローマ)に恵まれて、フリー2位、総合で1位となりNHK杯初制覇しました。安藤は、ロシア杯に続き、今季グランプリ2連勝で、GPファイナル出場を決めました。
安藤美姫連勝.jpgサンスポより

フランス大会3位の中野友加里のフリーは、慎重に滑った為か、演技にキレがなく、ミスも目立ち5位になり、総合4位に終わりました。これでGPファイナル出場は、絶望的になりましたね。

今季GPシリーズ初戦となる高橋大輔も転倒し、総合4位となりました。GP第6戦カナダ大会で優勝してもGPファイナルはギリギリの状況ですね。

ロシア大会で2位だった小塚嵩彦も転倒し、総合7位となりました。小塚のGPファイナル出場は絶望的ですね。

【NHK杯の結果】
(女子)
1位:安藤 美姫(JPN)     162.55点、SP2位、フリー2位
2位:アレーナ・レオノワ(RUS) 160.85点、SP5位、フリー1位
3位:アシュレイ・ワグナー(USA)155.99点、SP1位、フリー3位
4位:中野 友加里(JPN)    152.35点、SP3位、フリー5位

(男子)
1位:ブライアン・ジュベール(FRA)232.70点、SP1位、フリー1位
2位:ジョニー・ウィアー(USA)  217.70点、SP3位、フリー3位
3位:ミハエル・ブジェジナ(CZE) 217.48点、SP6位、フリー2位
4位:高橋 大輔(JPN)      214.29点、SP4位、フリー4位
7位:小塚 崇彦(JPN)      186.00点、SP5位、フリー10位

【私のGPファイナル出場者予想】
(女子)
・安藤 美姫(決定)
・金 妍児(キムヨナ)
・アリーナ・レオノワ
・アミュリー・ワグナー
・ジョアニ・ロシェット
・鈴木 明子

(男子)
・織田 信成(決定)
・ブライアン・ジュベール(決定)
・ジョニー・ウィアー
・エバン・ライサチェック
・トマシュ・ベルネル
・ミハル・ブレジナ
(次点)高橋大輔

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豊南市場・肉のダイリキで買物 [雑記]

11月7日(土)    本日は午前中に車で「豊南市場」へ買物に行きました。立体駐車場があり、市場で買物すれば、駐車料の割引券がもらえます。

豊南市場1.JPG

●豊南市場
住所:大阪府豊中市庄内東町1-7-19
休日:日・祝日

大阪府北部の安売り市場として有名で、遠方からも買いにきています。昭和30年創業、平成7年に阪神淡路震災後、立て替えられ現在に至っています。生鮮食料品を中心に約70の小売店が対面販売しています。市場内部は、中央通り、北通り、南通り、豊南通りの4つの通りがあり、両側に店舗が並んでいます。
大阪市中央卸売市場から直接仕入し、チラシをまかず、簡易包装にして経費削減し、販売価格を安く抑えています。
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豊南市場5.JPG豊南市場6JPG.jpg

バナナは15房350円でしたので買い、半分は友人に分けました。
豊南市場7.JPG豊南市場8JPG.jpg豊南市場9.JPG

市場内の「魚佳」さんで、フグを予約してきました。9日に親戚の人が我家に来ますので、「てっちり」「てっさ」にするためです。

豊南市場



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豊南市場に隣接している場所に、肉の「ダイリキ本店」がありますので、ここでも買物しました。

●ダイリキ本店

住所:大阪府豊中市庄内東町1-9-16
電話:06-6331-5033

創業は昭和40年で、現在は関西を中心に関東から中四国にかけて62店のチェーン展開している肉屋です。安くて美味しいは当然として、進化する肉屋、ミートステーションへ変貌を図っています。
ダイリキ1.JPG

今夜は、豚シャブにしますので、シャブシャブ用豚ロースを買いました。
ダイリキ2.JPG

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