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史跡名勝天然記念物保護100年、芥川賞と直木賞、藤井棋聖最年少記録 [特殊切手]

7月17日(金)   日本郵便㈱は、1919(大正8)年に史跡名勝天然記念物保護の制度が創設され、1920年に天然記念物の第一号が指定されてから、2020年に100年目を迎えることを記念して、特殊切手「史跡名勝天然記念物保護100年」を本日発行します。

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◎史跡名勝天然記念物保護100年
発行日:令和2年(2020)7月17日(金)
料額・種類:84円×10種類
シート構成:10枚(縦5×横2)
切手デザイン:丸山 智
版式刷色:オフセット6色
発行枚数:500万枚(50万シート)
銘版:国立印刷局

(1)五稜郭跡/特別史跡
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↑ 幕末の箱館開港に伴い、江戸幕府が諸外国との外交や蝦夷地警備のために設置した、箱館奉行所の 施設(城跡)です。西洋の築城技術を採用した、稜堡 (りょうほ) と呼ぶ、五つの突角をもつ五角形の星形の形状が 特 色 で す 。 内 部 に は 奉 行 所 の 庁 舎 な ど が 置 か れ て い ま し た 。 戊 辰 戦 争 最 後 の 舞 台 と な っ た こ と で 有 名 で す 。

(2)今帰仁城跡/史跡
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↑ 沖縄の三山分立時代における北山王の居城で、 13 世紀後半の築城とされています。主郭を中心に大小 の郭 からなる連郭式の山城で、石垣は 3~8mの高さ、曲線的に積み上げるところに琉球独自の技術を みることができます。城の規模、縄張りの複雑さ、遺構の保存状況が良好で、沖縄屈指の城跡です。

(3)平城宮東院庭園/特別名勝、平城宮跡/特別史跡
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↑ 奈良時代の宮殿であった平城宮の東張出部 東南隅で発見・修復された庭園です。日本古来の庭園文化 と大陸伝来の庭園文化との融合の過程を知る上で造園史上貴重で、独特の意匠・構造・技法が精緻な 修復により再生された庭園として芸術上・観賞上の価値も極めて高いものです。

(4)吉野ヶ里遺跡/特別史跡
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↑ 弥生時代における有力首長層の成長や「国」の形成を考える上で、欠くことのできない大規模な 環濠 集落です。約 40 ヘクタールに及ぶ集落の規模と、弥生時代前期から後期にわたる集落の変遷過程 や集落と一体的に変遷する墳墓の形成過程等が明らかとなりました。極めて高い学術的価値と他に例を みない豊富な情報を有する遺跡です。

(5) (6)上高地/特別名勝・特別天然記念物
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↑ 標高 3000m前後の山々に囲まれた、中部山岳地帯を代表する景勝地です。北アルプスの隆起運動と 侵食によって形成された上高地の中央部には梓川が流れ、田代池や明神池に水をたたえています。梓川 渓畔には、本州ではここだけに自生するケショウヤナギが見られ、山腹の亜高山帯針葉樹林から山頂 付近の高山植生まで原生的な植生が見られます。ここには、カモシカやライチョウ、高山チョウなど、 学術上貴重で多様な動物が生息する豊かな自然が広がっています。

(7)兼六園/特別名勝
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↑ 金沢城の外郭に当たる家臣の居住区域に、五代藩主前田綱紀 が延宝 4(1676)年に蓮池庭を築いたの を契機として、文政 5 年(1822)に十二代斉広が竹沢殿とともに造営して兼六園としました。十三代 斉 泰 のときに辰巳用水から池に水を導いて瀑布や曲水、噴泉など多彩な水景を創り出しました。

(8)天橋立/特別名勝
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↑ 宮城県の松島(特別名勝) 、広島県の厳島(特別史跡・特別名勝)とともに日本三景として広く知ら れ、日本を代表する名勝地のひとつです。宮津湾内に形成された砂嘴 に加えられた白砂青松の美麗は 雪舟の『天橋立図』 (国宝)にも描かれ、成相山から展望するその優れた風致景観は比類がありません。

(9)カモシカ/特別天然記念物
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↑ 日本固有種で、鯨偶蹄目ウシ科ヤギ亜科に分類されます。乱獲により、かつては一時絶滅の危機に 瀕しましたが、特別天然記念物の指定などにより保護され個体数は増加しました。昭和 40 年代以降は 各地で農林業被害も発生し対策もとられています。一方、近年は四国や九州などで再び減少傾向にある ことも報告されています。東南アジア的要素の哺乳類相が日本にも入ることを証する遺留型動物として 貴重です。

(10)コウノトリ/特別天然記念物
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↑ 我が国の代表的な大型鳥類で、翼を広げると 2mを超えます。コウノトリ科に分類され、ロシア、 中国、朝鮮半島、日本に分布し、水辺を好み魚類やヘビなどの小動物を食べます。かつては全国各地で 見られましたが、明治以降に激減し、昭和 46 年に国内の野生下から姿を消しました。昭和 63 年には 人工増殖に成功し、平成 17 年から兵庫県で野生復帰が開始されました。令和 2 年 4 月現在、約 170 羽 が国内の野生下で生息しています。

※我家の愛犬「はな」も、天然記念物に指定された「柴犬」です。
柴犬は昭和11年(1936)に天然記念物に指定されました。ほかに、紀州犬・四国犬・北海道犬・甲斐犬・秋田犬の計6種の日本犬が天然記念物に指定されています。

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◎第163回芥川賞は高山羽根子さん『首里の馬』、遠野遥『破局』のダブル受賞、直木賞は馳星周さん『少年と犬』に
https://bunshun.jp/articles/-/38996
7月15日、第163回芥川龍之介賞と直木三十五賞(いずれも日本文学振興会主催)の選考会が東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞は高山羽根子さんの『首里の馬』(「新潮」2020年3月号掲載)、遠野遥さんの『破局』(文藝 夏季号)が選ばれ、直木賞は馳星周さんの『少年と犬』(文藝春秋)が選ばれた。

高山さんは、1975年生まれ。多摩美術大学美術学部絵画学科卒。2010年『うどん キツネつきの』が第1回創元SF短編賞の佳作に選出され、同年、同作を収録したアンソロジー『原色の想像力』(創元SF文庫)でデビュー。第160回芥川賞での『居た場所』(「文藝」2018年冬号掲載)、第161回『カム・ギャザー・ラウンド・ピープル』(「すばる」2019年5月号)に続く3回目の候補入りだった。

遠野さんは、2019年『改良』で第56回文藝賞を受賞し小説家デビュー。今回の『破局』は初の芥川賞候補入りで受賞となった。

馳さんは、1965年生まれ。横浜市立大学卒業。文芸評論家として活動していた1996年に、『不夜城』で小説家デビュー。中国人マフィアの勢力争いをする新宿歌舞伎町を舞台に、日本と台湾ハーフの男性を描き、第116回の直木賞候補に。以後、第120回に『夜光虫』、第122回に『M』、第130回に『生誕祭』、第138回に『約束の地で』、第153回に『アンタッチャブル』で直木賞候補入りしており、今回は7回目のノミネートだった。

芥川龍之介賞・直木三十五賞は、菊池寛(明治21年~昭和23年)が昭和10年に制定したもの。芥川賞は雑誌(同人雑誌を含む)に発表された、新進作家による純文学の中・短編作品、直木賞は新進・中堅作家によるエンターテインメント作品の単行本(長編小説もしくは短編集)のなかから、最も優秀な作品にそれぞれ贈られる。正賞は懐中時計、副賞は100万円。

 現在の選考委員は、小川洋子・奥泉光・川上弘美・島田雅彦・平野啓一郎・堀江敏幸・松浦寿輝・山田詠美・吉田修一の各氏(芥川龍之介賞)、浅田次郎・伊集院静・角田光代・北方謙三・桐野夏生・髙村薫・林真理子・三浦しをん・宮部みゆきの各氏(直木三十五賞)が務めている。

 今年1月に発表された、第162回の芥川賞は古川真人氏の『背高泡立草』、直木賞は川越宗一氏の『熱源』が受賞した。

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◎【詳報】藤井聡太七段「実感が…」読めない手連発で逆転

https://www.asahi.com/articles/ASN7J03SQN7HUCLV009.html?iref=comtop_8_03
将棋の高校生棋士、藤井聡太七段(17)が16日、大阪市福島区の関西将棋会館で行われた第91期棋聖戦五番勝負(産経新聞社主催)の第4局で、渡辺明棋聖(36)=棋王、王将とあわせ三冠=に勝ち、シリーズ3勝目を挙げて、棋聖位を奪取した。初めてのタイトル獲得で、17歳11カ月での獲得は史上最年少記録となる。
 棋聖は将棋界に八つあるタイトルの一つ。藤井七段は1次、2次予選を6連勝で勝ち抜き、決勝トーナメントでは名人3連覇の実績を持つ佐藤天彦九段(32)や永瀬拓矢二冠(27)ら、タイトル経験者4人を連破して挑戦権を得た。6月8日の第1局に17歳10カ月20日で臨み、タイトル挑戦の最年少記録を更新した。

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◎昨日の阪神タイガース
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【打点】ボーア1、福留4、サンズ1 【マルチ安打】糸原2、福留2 【マルチ四球】梅野2
【失策】岩崎(8回) 【マルチ三振】サンズ2
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★阪神・矢野監督 近本の代打は「動きが必要と思った」攻めの采配で逆転勝利
https://www.daily.co.jp/tigers/2020/07/16/0013516887.shtml
阪神の矢野燿大監督は試合後、今季初となった近本の途中交代に「(チームとして)動きを入れていくことが必要かなと思った」と説明した。
 振り返ったのは五回、1死走者なしの場面。近本に打順が回ったところで矢野監督は代打・陽川を打席に送った。近本に代打が送られるのは今季初めて。昨季も6月30日の中日戦(ナゴヤドーム)で代打・原口が送られた一度だけだった。
 矢野監督は開幕前から、「2番・近本」をキーマンに掲げていた。打撃不振で出遅れた後も、打順を変更して「1番」で起用するなど、ここまで代打を送られる場面はなかった。
 この日も「1番・中堅」でスタメン出場。初回の第1打席は投ゴロ、2死満塁のチャンスで回ってきた二回の第2打席では、ヤクルト先発・高橋のワンバウンドとなるスライダーに手を出して空振り三振に倒れ、打率は・175にまで落ちていた。指揮官が続ける。
 「俺の中では、そのままだと試合の流れが変わらない。動かない。チカを使った上で、チカがヒットを打つ可能性はあったし、何が正解かっていうのは分からないけど。俺の中の判断で。チームを動かせてもらっている以上、何か変化をもたらす」
 続く七回の守備からは、福留が2014年シーズン以来、6年ぶりに中堅を守るなど、指揮官の攻めの采配で逆転勝利を手にした。
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※福留に対するミラクル采配で、逆転勝利!

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