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大阪府立弥生文化博物館(大阪府和泉市)、 高校サッカー準決勝 [歴史館・博物館]

1月12日(日)               12月15日に毎日新聞販売所より招待券を貰ったので、標記博物館に初めて行ってきました。

◎大阪府立弥生文化博物館
住所:大阪府和泉市池上町4-8-27
電話:0725-46-2162
http://www.kanku-city.or.jp/yayoi/
第1展示室及び第2展示室は常設展で撮影自由、特別展示室は撮影禁止。

↓博物館の外観
弥生2・博物館.jpg

↓第1展示室入口とタイムトンネル
弥生3・第一展示室タイムトンネル.jpg
↑タイムトンネルの先には、2000年の時を超え、日本文化の源流である弥生時代の世界が広がっています。

↓弥生のくらし
弥生4・弥生のくらし.jpg
↑実物大に復元した竪穴住居で弥生人の家族が出迎えます。

↓水田の模型
弥生5・水田模型.jpg
↑農作業を考古学・民族学の成果をもとに、十五分の一の縮尺で復元。

↓新しい技術の誕生
弥生6・新技術.jpg
↑「鉄の威力」「銅鐸の鋳造」「生活の中の技術」をテーマとして技術革新の実態を紹介。

↓ムラ・戦い・クニ
弥生7・ムラ、戦い、クニ.jpg
↑「戦い」「権力のシンボル」「卑弥呼の館」をテーマとして階級分化を展示。

↓卑弥呼の館
弥生8・卑弥呼の館.jpg
↑卑弥呼の住まい・高殿・政所・倉庫群・環濠・物見櫓などに、他国の王の使者・裁きの様子・兵士・市のにぎわいなどの風景を、五十分の一の縮尺で復元。

↓交流
弥生9・交流.jpg
↑準構造船の船首部の実大模型を置き、朝鮮半島や中国からの舶来品を展示。

↓死とまつり
弥生10・死とまつり.jpg
↑「弥生時代の墓」「ムラのまつり」「クニのまつり」のテーマで展示。

↓弥生人
弥生11・弥生人.jpg
↑弥生人の人骨レプリカや、人面を描いた土器など弥生人の自画像を展示。弥生犬「海渡」も出土した骨をもとに復元。

↓弥生プラザ~田井中遺跡~
弥生12・弥生プラザ田井中遺跡.jpg

↓触れるコーナー
弥生13・触れるコーナー.jpg

↓第2展示室入口(池上曽根ワールド)
弥生14・第2展示室.jpg
↑博物館に隣接する国史跡池上曽根遺跡からの出土した遺物を展示。

↓井戸レプリカ
弥生15・井戸レプリカ.jpg
↑弥生時代最大級の井戸。直径約2mのクスノキをくりぬいて作られています。

↓池上曽根遺跡で出土した弥生土器を展示。
弥生16・池上曽根ワールド.jpg

↓特別展示室入口(室内撮影禁止)
弥生17・特別展示室.jpg
弥生1.jpg
◎吉備と邪馬台国~霊威の継承~
期間:平成25年10月22日~12月23日
卑弥呼の墓とも目される奈良県桜井市の箸墓古墳。その墳丘で行われた祭祀は、遠く離れた吉備地方に源流をもつものだった。波穏やかな瀬戸内海の島々と、「吉備の穴海」に面した肥沃な平野部、広大な中国山地で栄えた吉備の弥生文化の中に、王権の発祥と古墳成立の謎を探る。(以上はパンフレットより)
【展示構成】
第1章:吉備弥生文化の成立と発展
第2章:吉備のマツリと呪的世界
第3章:王の出現
第4章:墓上の威容
第5章:吉備と邪馬台国

※この博物館の常設展は、ビジュアルな映像や解説シートが多く配置されているので、大変理解しやすいです。特に、小中学生の学習には最適な博物館です。

※この後、和泉市を散策しましたので、順次アップします。

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◎第92回高校サッカー選手権大会・準決勝

○富山第一(富山)    2-2(5PK3)   ●四日市中央工(三重)

○星稜(石川)       4-0        ●京都橘(京都)

※決勝は1月13日で、史上初の北陸対決です。

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古代あさご館(兵庫県朝来市)、 台風18号 [歴史館・博物館]

9月17日(火)        先週末の土曜日に兵庫県朝来市の竹田城と生野銀山へ観光しに行きました。3連休の初日であるので渋滞が予想されたので、自宅を6時35分出発しました。早朝だったですが、中国自動車道の宝塚トンネンを筆頭に大渋滞でした。吉川JCTから舞鶴若狭自動車道へ、春日JCTから北近畿豊岡自動車道を走りました。和田山ICの少し手前に「道の駅・但馬のまほろば」がありましたので、立ち寄りました。

◎道の駅「但馬のまほろば」
住所:兵庫県朝来市山東町大月92-6
電話:079-676-5121
http://www.green-wind.co.jp


この道の駅と隣接して、「古代あさご館」がありましたので、見学しました。
あさご11.jpg

◎朝来市埋蔵文化財センター「古代あさご館」
住所:兵庫県朝来市山東町大月91-2
電話:079-670-7330
入館料:無料
http://inoues.net/club5/asagisi_museum.html
http://www.city.asago.hyogo.jp/

↓古代あさご館の遠景
あさご1・外観.jpg

あさご4.jpg

↓入口
あさご2・入口.jpg

↓企画展のパンフレットの表裏
あさご9・パンフ表.jpgあさご10・パンフ裏.jpg

↓館内の様子
あさご5.jpg
あさご6.jpg
あさご7.jpg
あさご8.jpg

ここで時間をとってしまったので、いそいで竹田城へ向かいました。終点の和田山ICで降りる予定でしたが、昨年11月24日に北近畿豊岡自動車道が延長されていたので、和田山ICで降り損ねて次のICで降り、地道を走りました。おかげで次のような美しい風景に出合いました。
あさご13.jpg
あさご14.jpg

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◎台風18号お見舞い申し上げます


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甲子園歴史館、 阪神5連勝 [歴史館・博物館]

5月12日(日)       本日は、第3回目の熊野古道を歩く旅に行く日です。前回は雨の中を山道を歩いて大変でした。今日の天気はどうでしょうね。「熊野古道を歩く旅」についての記事は、まだ一回もアップしていませんが、後日順次掲載しますね。

 さて、今回の記事は、甲子園球場に、2010年3月開館しました「甲子園歴史館」です。

◎甲子園歴史館
住所:兵庫県西宮市甲子園町1-82
電話:0798-49-4509
入館料:大人500円。休館日:月曜
http://www.koshien-rekishikan.com
高校野球、阪神タイガース、甲子園球場の歴史を一堂に集め、甲子園球場を舞台に繰り広げられた数々のドラマを後世に伝えるため、2010年3月14日開館しました。

↓甲子園球場外周16号門横にある歴史館の入口
甲子園館1・入口.jpg

↓「高校野球ゾーン」聖地への誘い
甲子園館2・高校野球・聖地への誘い.jpg

↓高校野球の名勝負ギャラリー
甲子園館3・高校・名勝負ギャラリー.jpg

↓甲子園球場メモリアルボックス。ベーブルース来日
甲子園館4・メモリアルボックス.jpg

↓甲子園ボウルコーナー
甲子園館5・甲子園ボウル.jpg

↓「阪神タイガースゾーン」歓喜の瞬間・虎の足跡
甲子園館6・タイガース.jpg
甲子園館7・.jpg
甲子園館8.jpg
甲子園館9.jpg
甲子園館10.jpg

↓阪神タイガース「ヒーロー列伝」
甲子園館11・ヒーロー列伝.jpg
甲子園館12・ヒーロー.jpg

↓バックスクリーン展望スペース
甲子園館13・バックスクリーン.jpg
↓この穴からの眺望
甲子園館14・バック.jpg

↓バックスクリーンウォーク「漫画と甲子園」
甲子園館15・漫画.jpg

↓企画展示コーナー
●景浦将と虎の歴代スラッガー特集
展示期間:2013年4月9日~7月21日
甲子園館16・景浦.jpg
甲子園館17・スラッガー.jpg

※阪神タイガースファン必見の場所ですね。懐かしい映像がいっぱいで楽しめました。

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◎昨日の阪神タイガース

回 数:123・456・789・・・・・・・計・・・・・・・(安打) 松山、 20,115人
阪 神:104・023・010・・・・・・11・・・・・・・(16)
ヤクルト:030・200・020・・・・・・・7・・・・・・・(13)

【本塁打】鳥谷3号3ラン(6回、江村)、バレンティン11号ソロ(8回、筒井)
【マルチ安打】西岡5、鳥谷3、マートン3、新井良2
【投手】
・岩田 3回3分の1:6安打、3三振、1四球、5失点
○鶴  1回3分の2:1安打、1三振、無四球、無失点(10試合1勝)
・加藤     1回:無安打、1三振、無四球、無失点
・筒井 1回3分の2:4安打、1三振、無四球、2失点
H安藤  3分の1:無安打、無三振、無四球、無失点
・福原     1回:2安打、1三振、1四球、無失点
・小川     4回:6安打、4三振、2四球、5失点
●押本 3分の2:2安打、無三振、無四球、2失点(7試合1勝2敗)

※岩田は、先発失格ですね。
※阪神は5連勝。巨人に1.5差と接近。

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「幽霊・妖怪画大全集」展、 マサゴ画廊 [歴史館・博物館]

5月5日(日)       招待券を貰ったので、5月2日に、大阪歴史博物館へ行ってきました。

↓会場の入口
幽霊1・会場入口.jpg

◎「幽霊・妖怪画大全集」展
期間:平成25年4月20日~6月9日
会場:大阪歴史博物館(大阪市中央区大手前4-1-32)
観覧料:大人1,200円
公式サイト:http://yurei-yokai-osaka.com/
巡回展:そごう美術館(神奈川)会期は7月27日~9月1日。

京都出身の日本画家で、著名な風俗研究家でもあった吉川観方(1894-1979)は生涯をかけて日本の幽霊画・妖怪画の名品を収集しました。それらは現在、福岡市博物館に収蔵されています。
 円山応挙が描いたと伝える美しい「幽霊図」、ほほえましいかわいさを持つ伊藤若冲の「付喪神図」、日本中の妖怪たちを集めた圧巻の「百怪図巻」など、本展では観方のコレクションを中心に、日本の幽霊・妖怪画を代表する肉筆画や浮世絵など約200点を紹介します。(以上、パンフレットより)

↓パンフレットの表と裏面
幽霊3・パンフ表.jpg幽霊4・パンフ裏.jpg

【展示構成】
プロローグ:笑う骸骨
第1章:幽霊画の世界
 (1)肉筆幽霊画
 (2)歌舞伎の幽霊画
第2章:妖怪画の世界
 (1)百鬼夜行と妖怪図巻
 (2)鬼
 (3)天狗
 (4)人間
 (5)妖怪動物園
 (6)実録 化物退治

↓左:伊藤若冲「付喪神図」、右:円山応挙「幽霊図」
幽霊7・若冲、応挙.jpg

↓YKI 48 総選挙
幽霊2・総選挙.jpg
↑展覧会の会場には「YKI 48」のメンバーとして選抜された幽霊・妖怪がいます。会場には総選挙の投票所も設置されています。

大阪会場限定の特設コーナーもあります。↓はリーフレットの表裏紙です。
幽霊5・大阪限定表.jpg幽霊6・大阪限定裏.jpg

↓大阪の大念佛寺所蔵の「幽霊図十二幅対」より
幽霊8・大念佛寺.jpg

※幽霊や妖怪と云えば、恐ろしくて、汚いものと想像していましたが、いろんな分野に広がっており、楽しく鑑賞することが出来ました。

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◎春の水彩画展

会場:マサゴ画廊(大阪市北区西天満2-2-4)
期間:2013年4月22日~5月4日

マサゴ画廊.jpg

※近所の知人が恒例で開催しているグループ展ですので、顔を出してきました。趣味でこれだけ素敵な水彩画を描けるとは羨ましいですね。

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◎昨日の阪神タイガース

回 数:123・456・789・・・・・・・計・・・・・・・(安打) 甲子園、 14:00、 45,631人
ヤクルト:000・011・202・・・・・・・6・・・・・・・(14)
阪 神:600・001・00×・・・・・・・7・・・・・・・(11)

【本塁打】マートン3号3ラン(1回、小川)、バレンティン9号ソロ(6回、岩田)、岩村2号2ラン(9回、久保)
【マルチ安打】西岡2、マートン3
【投手】
○岩田   6回:7安打、3三振、1四球、2失点(4試合1勝3敗)
・安藤   1回:3安打、1三振、1四球、2失点
H福原   1回:2安打、無三振、無四球、無失点
S久保   1回:2安打、1三振、無四球、2失点(12試合2勝1敗5S)
●小川   4回:8安打、2三振、4四球、6失点(5試合3勝1敗)

※阪神は、6対0から、最終は7対6で、辛くも逃げ切りました。阪神は詰めが甘いですね。
※西岡は、日米通算1000本安打を達成しました。2000本まで頑張れ!

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「天下の城下町・大坂と江戸」展 [歴史館・博物館]

3月27日(水)       招待券を貰ったので、会期末間際の「天下の城下町・大坂と江戸」を観に、3月24日大阪歴史博物館へ行ってきました。

城下町1.jpg

◎天下の城下町・大坂と江戸
場所:大阪歴史博物館6階
住所:大阪市中央区大手前4丁目1-32
期間:平成25年2月2日~3月25日
http://www.mus-his.city.osaka.jp/news/2012/jokamachi/jokamachi_event.html

↓大阪歴史博物館の外観
城下町6.jpg

↓博物館とNHKが同居の建物です。博物館の入口。
城下町7.jpg

↓博物館の1階内部
城下町8.jpg

↓「天下の城下町・大坂と江戸」のパンフレットの表裏
城下町2.jpg城下町3.jpg

【展示構成】
1.織田信長と城下町
2.豊臣秀吉の城下町・大坂
3.徳川家康の城下町・江戸
4.江戸時代の大坂

現代日本の都市の多くは、江戸時代の城下町が基礎となって発達しました。その中にあって大坂と江戸は、特に規模の大きな城下町であり、他の城下町のモデルともなるものでした。それは、「豊臣秀吉」と「徳川家康」という2人の「天下人」が、政権の拠点として構想し建設した「天下の城下町」であったことによります。特に大坂に関しては、政治の実権が豊臣氏から徳川氏に移るという歴史に合わせるかのように、都市の構造や景観を変えてゆくことになります。
 展覧会では、前史としての織田信長の城下町に始まり、大坂と江戸それぞれの城下町の誕生から完成に至るまでの歴史について、絵画資料や古地図、古文書や発掘資料など、約250点の資料によって紹介します。

↓江戸図屏風・左隻(複製)六曲一双
城下町4.jpg

↓肥前名護屋城図屏風(佐賀県重文)六曲一双
城下町5.jpg
↑肥前名護屋城は、1592年からの文禄・慶長の役において豊臣秀吉が名護屋(現、佐賀県唐津市)に前線基地として築いた城である。前線基地とはいえ、城下には多数の大名屋敷が建設され、町場も形成されるなど、城下町の景観を呈していた。本資料は、城郭に加えて城下町の様子を描くが、現地にはこの屏風に合致する街区割りも残っており、この時期の城下町全般を考えるうえで貴重な事例となっている。

↓京・大坂図屏風・六曲一双の右隻・大坂
京・大坂図屏風六曲一双の右隻.jpg

※我が町・大阪の町作りや都市計画の流れがよく理解できる展覧会でした。欲を言えば、イヤホンガイドやビデオ上映があれば、なお一層よかったと思います。

※この展覧会を鑑賞後、エスカレーターで下降中に。4階で「古代山城・鞠智城展」を開催していたので、見てきました。

◎古代山城・鞠智城(きくちじょう)展
場所:大阪歴史博物館4階
期間:平成25年3月22日~24日

↓イメージキャラクターの「ころう君」が出迎えてくれました。
きくち城5.jpg

↓「古代山城・鞠智城展」大和朝廷の西の護り~のパンフレット表裏
きくち城1.jpgきくち城2.jpg
↑鞠智城は、東アジア情勢が緊迫した7世紀後半、約1300年前に大和朝廷が現在の熊本に築いた古代山城で、平成16年に国の史跡に指定されています。40年にわたる熊本県の発掘調査により、八角形建物跡をはじめとする建物や貯水池などの遺構、百済系銅造菩薩立像、木簡などの重要遺物が相次いで発掘されました。今回、大阪でははじめての「鞠智城展」を開催し、百済系銅造菩薩立像(レプリカ)をはじめ、パネルの展示、ビデオ上映等により、古代山城の歴史や鞠智城の最新の調査結果をご紹介します。

↓「国史跡鞠智城跡」パンフレットの表裏
きくち城3.jpgきくち城4.jpg

↓会場で貰ったファイル
きくち城6.jpg

↓大阪歴史博物館より眺めた大阪城公園
城下町9.jpg

※この後、大阪城公園を散策しました。この記事は次回アップします。

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ウクライナの至宝「スキタイ黄金美術の煌めき」展、 キューバに連勝 [歴史館・博物館]

11月19日(月)       昨日の日曜日は、大阪歴史博物館で開催中の「ウクライナの至宝」展を観てきました。

大阪歴史博物館2・ウクライナ.jpg大阪歴史博物館3.jpg

◎ウクライナの至宝~スキタイ黄金美術の煌めき~
会場:大阪歴史博物館6階(中央区大手前4-1-32)
期間:平成24年9月15日~11月25日
観覧料:大人1,200円
http://www.mus-his.city.osaka.jp/

ウクライナは日本から約8,000km西に離れた黒海北岸に位置し、面積は日本の約1.6倍で、首都はキエフです。かって旧ソ連時代は、チェルノブイリ原発事故のあった国で、日本と同じ核の苦しみを味わっています。昨年は独立20周年に当たり、今年は日本との外交関係樹立20周年となります。これを記念してウクライナ国立歴史博物館およびウクライナ歴史宝物館が所蔵する国宝級の資料約220点を公開しています。
特に目を見張るのは、スキタイの黄金製品。スキタイは紀元前7~3世紀に黒海北岸を中心に勢力をもった騎馬遊牧民で、巨大な古墳を造り、多数の黄金製品を副葬しました。黄金製品には、グリフィン(ワシとライオンが合体した想像上の動物)やライオン、ヒョウ、シカなどが写実的に表現されており、スキタイの世界観を知る上でも貴重な資料となっています。

【展示構成】館内撮影禁止
1.キンメリオイ時代(紀元前9~前7世紀初)
2.スキタイ時代(紀元前7~前3世紀)
3.サルマタイ時代(紀元前2世紀~後4世紀)
4.黒海北岸のギリシャ系古代国家
5.中世の遊牧民(4~14世紀)
6.スラヴとキエフ=ルーシ(4~14世紀)
7.ウクライナの装飾美術(16~19世紀)

↓大阪歴史博物館の1階ロビー
大阪歴史博物館1.jpg

↓(1) ゴリュトス(弓矢入れ)
大阪歴史博物館4・ゴリュトス.jpg
↑紀元前4世紀(スキタイ) 長さ47センチメートル、幅27.5センチメートル ウクライナ歴史宝物館所蔵
National Historical Museum of Ukraine / Museum of Historical Treasures of Ukraine
腰に着ける弓矢入れである。本来は右側を上にして用い、木と革で作った本体に、金の薄板を張って仕上げられたものであったが、木と革は朽ち果てて残っていない。金板には、ヒョウを襲うグリフィンなどさまざまな動物意匠や、ギリシャ神話の英雄アキレウス(アキレス)の生涯を彩るいくつかのエピソードを表している。
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↓(2)猪頭付き剣と鞘(いがしらつきけんとさや)
大阪歴史博物館5・猪頭付き剣と鞘.jpg
↑紀元前4世紀(スキタイ) 長さ65.5センチメートル ウクライナ歴史宝物館所蔵
National Historical Museum of Ukraine / Museum of Historical Treasures of Ukraine
金製の柄と、鞘にかぶせた金の上張りに、スキタイ美術の特徴的な動物の図柄が装飾されている。鞘には、シカをグリフィンとライオンが襲い、その背後に2頭のヒョウが力強く表現されている。また、鞘の側面にはイノシシの頭の形をした張り出しがあり、帯から吊るすための孔があけられている。
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↓(3)イルカ型フィブラ(安全ピン)
大阪歴史博物館6・イルカ型フィブラ.jpg
↑紀元前1~紀元後1世紀(サルマタイ) 長さ7.8センチメートル ウクライナ歴史宝物館所蔵
National Historical Museum of Ukraine / Museum of Historical Treasures of Ukraine
上着を合わせ留めるための安全ピンで、針の部分は残っていない。頭部と尾びれの部分は金で作られ、胴部は水晶である。尾びれが横方向であることからイルカであることがわかるが、胴部に水晶をはめ込んでいるために、背びれや胸びれの位置は実際のイルカとは異なる。装飾性を重視した作品であろう。
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↓(4)蛇形指輪(へびがたゆびわ)
大阪歴史博物館7・蛇形指輪.jpg
↑紀元後2~3世紀(ギリシャ系都市) 直径2.3センチメートル
ウクライナ歴史宝物館所蔵 National Historical Museum of Ukraine / Museum of Historical Treasures of Ukraine
祭儀用の装飾品と考えられている。蛇は三角形の頭部で、表面のウロコは斜格子の線で表現されている。今でも蛇形の指輪があることから、現代ファッションにもどこか通じるところがある。なお、この指輪が出土したビェルゴロド・ドニストロウスクィー市は黒海北岸にあり、古代ギリシャの植民都市であったテュラスのことである。
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↓(5) メダイヨン「復活」
大阪歴史博物館8・メダイヨン復活.jpg
↑18世紀(ロシア帝国)  11×9センチメートル
ウクライナ歴史宝物館所蔵
National Historical Museum of Ukraine / Museum of Historical Treasures of Ukraine
メダルの形をしていて、キリスト教の儀礼用具を飾った。銀の地にエナメル(塗料の一種)で、イエス・キリストの言行録である『福音書』の「復活」の場面を鮮やかに描いている。ウクライナの工匠たちがもっとも輝いていた時代の作品である

※約2500年前に、これだけの精緻な黄金の装飾品を造ったとは驚きでしたね。
※この展覧会は巡回しており、すでに山梨と広島で開催されました。

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◎フィギュアGPシリーズ第5戦(フランス杯)

無良崇人がGPシリーズ初優勝。おめでとう!

※ペアーでは、川口悠子、アレクサンドル・スミルノフ組が優勝し、GPファイナルへ出場を決めました。

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◎侍ジャパンはキューバに連勝

若手中心の侍ジャパンは、国際強化試合としてキューバと対戦し、連勝しました。WBC本番に向けて、いいスタートがきれましたね。

回   数:123・456・789・・・・・・・計・・・・・・・(安打) 札幌ドーム、 21,236人
日   本:000・000・021・・・・・・・3・・・・・・・・(7)
キューバ:000・000・010・・・・・・・1・・・・・・・・(9)

【本塁打】グリエル1号ソロ(8回、涌井)
【マルチ安打】糸井2、T-岡田2
【投手】
・沢村   2回:1安打、4三振、無四球、無失点
H村中1回3分の2:2安打、1三振、無四球、無失点
H西村1回3分の1:2安打、2三振、無四球、無失点
H福森   1回:1安打、1三振、無四球、無失点
○大竹   1回:1安打、無三振、無四球、無失点(2試合1勝)
H涌井   1回:1安打、1三振、無四球、1失点
S山口   1回:1安打、2三振、無四球、無失点(2試合2S)

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ヴェネツィア展(京都文化博物館) [歴史館・博物館]

9月22日(土)        9月17日に京都文化博物館で開催中の「ヴェネツィア展」を観に行きました。以前に、イタリアのヴェネツィアを旅行したことがあるので懐かしかったです。

ヴェツィア1.jpg

世界遺産「ヴェネツィア展」~魅惑の芸術・千年の都~
期間:2012年7月28日~9月23日
会場:京都文化博物館4F3F
昨年9月より全国を巡回しており、京都の後は広島会場が最後です。
http://www.go-venezia.com/

↓1階エレベーターホール前
ヴェネツィア21Fエレベーター.jpg

【展示構成】(展示室は撮影禁止)
・第1章: 黄金期(68点)
・第2章: 華麗なる貴族(70点)
・第3章: 美の殿堂(21点)絵画中心

※ヴェネツィア王国の歴史が、良く分かる展覧会です。


●よみがえる羅城門~模型の楽しみ方1・2~
期間:8月17日~9月30日、10月3日~12月2日
会場:京都文化博物館・2階総合展示室(京の至宝と文化)

↓平安京の羅城門(完成した姿)
ヴェネツィア6羅城門.jpg

●祇園祭~菊水鉾の名宝~
期間:7月26日~10月14日
会場:京都文化博物館・2階総合展示室(京のまつり)

↓昭和に復活した菊水鉾の前懸「昇龍図」
ヴェネツィア5祇園祭.jpg

●休憩室の外庭にある「信長と石仏」
ヴェネツィア3信長と石仏.jpgヴェネツィア4.jpg


◎京都アート・フリーマーケット2012秋
期間:9月15日~17日
会場:京都文化博物館別館ほか
若手作家・職人のアート作品を展示販売

ヴェネツィア7京都アートフリーマーケット.jpg

↓京都文化博物館別館の様子
ヴェネツィア8フリマ.jpgヴェネツィア9.jpgヴェネツィア10.jpg

※この後、六角堂・六波羅蜜寺・清水寺を参拝しました。これらのお寺の記事は後日アップします。

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◎昨日の阪神タイガース

回数:123・456・789・・・・・・・計・・・・・・・(安打) 甲子園、  31,789人
中日:000・000・300・・・・・・・3・・・・・・・・(4)
阪神:000・101・000・・・・・・・2・・・・・・・・(7)

【本塁打】ブランコ24号3ラン(7回、岩田)
【マルチ安打】新井良2、マートン2
【投手】
●岩田 6回3分の0:3安打、5三振、4四球、3失点(24試合8勝13敗)
・山本昌  5回:3安打、3三振、無四球、1失点
○武藤   1回:2安打、無三振、無四球、1失点(30試合4勝)
S山井   1回:1安打、1三振、1四球、無失点(52試合4勝3敗15S)

※今日の金本:7回1死2塁で代打、結果は三振。

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◎巨人、3年ぶりのリーグ優勝

巨人ファンの皆様、おめでとうございます。
優勝の瞬間をしっかりと目に焼き付けました。我がタイガースよ来季は奮起せよ。

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神話博しまね(島根県出雲市)、 森田あゆみ2回戦進出 [歴史館・博物館]

8月30日(木)       ただいま、お盆休暇に島根県を訪問した記事を連載中です。今回は、2日目(8月15日)に訪れた「神話博しまね」の記事です。

出雲地図.jpg

◎神話博しまね
期間:7月21日~11月11日
主会場は、出雲大社に隣接した特設会場、古代出雲歴史博物館とコラボ、
公式サイト:http://www.shinwahaku.jp/

古事記編纂1300年を記念して、出雲大社周辺を主会場に、島根県内各地を訪ね歩き、地域の魅力を体感していただくイベントです。

この国のはじまりの物語が綴られた日本最古の歴史書「古事記」。
そこに描かれた神話の舞台が「しまね」です。
国のはじまり、ひとのはじまり、ご縁のはじまり。
千三百年もの時を超え受け継がれた、豊かな自然、伝統文化、そしてこころを感じる。

「神話博しまね」の主会場は、旧暦の十月、日本各地から八百万の神々が集まる出雲大社の周辺。神話の舞台が今も残る島根県内各地の魅力を訪ね歩いていただくための「エントランスゾーン」です。ここでは、神話の物語を実現した「神話映像館」、県内各地の“伝統芸能”を実際に見ていただく「しまね魅力発信ステージ」など、お越しいただいた皆さまに「神話」の物語と「しまね」の魅力をご紹介します。
(以上は、公式サイトより引用)

出雲市役所大社支所前の駐車場に止めて、神門通りを真っ直ぐ、出雲大社に向かって歩きました。出雲大社の鳥居(勢溜)前を右に曲がると、直ぐに特設会場があります。(神門通りは車は通行禁止)
↓出雲大社前です。ここを右に曲がります。
出雲1大社前.jpg

↓神話博会場の遠景
出雲2神話博会場.jpg

↓チケット売場
出雲3発券.jpg

↓セット券と神話映像館の整理券
出雲4.jpg

特設会場は、「神話映像館」「しまね魅力発信ステージ」「おもてなし広場」「グルメ&おみやげ」エリアに分かれています。
↓「神話映像館」
出雲5神話映像館.jpg
↑高さ3m、幅15m、国内最大級のアーク型ワイドスクリーンに、3台のプロジェクターで映し出されるCGと人間の融合した素晴らしい、迫力ある映像です。約20分間で、ストーリーは、スサノヲと大蛇の神話です。

↓島根県立「古代出雲歴史博物館」
出雲6古代歴史博物館.jpg
館内の撮影はOKです(発光禁止)。
↓平安時代の出雲大社本殿の十分の一模型です。
出雲7.jpg

↓国宝の銅剣
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↓しまね魅力発信ステージのプログラム
出雲9イベント案内.jpg

↓仁多乃炎太鼓(奥出雲町)
出雲10太鼓.jpg

↓久佐西組神楽社中の「大蛇」
出雲11神楽.jpg出雲12煙.jpg
↑こちらの大蛇は、口から色つきの煙を出しています。

↓昼食は、おもてなし広場の隣のグルメエリア(フードコート)で焼きそばやタコ焼きで済ませました。
出雲13フード.jpg

※大変好天の暑い一日でした。

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◎全米オープンテニス (日本人女子1回戦)

○ソフィア・アルビドソン(スウェーデン・世界ランク51) 6-4,6-2 ●クルム伊達公子(世界ランク103)

○森田あゆみ(世界ランク95)  6-3,6-3  ㉖モニカ・ニクレスク(ルーマニア)

伊達公子の生放送を深夜観ました。伊達はミスの連発、自制力のなさで、腹が立ったので、途中で観るのを止めて寝ました。大方の報道では、伊達は積極的・攻撃的な内容で、少し精度を欠いたと、甘いコメントです。相手の全獲得ポイント60のうち、伊達のアンフォースエラーが46もありました。自滅の内容でしたね。伊達は今季の四大大会すべて1回戦敗退でした。もう一度素晴らしい伊達を見せて欲しいですね。

一方、森田あゆみは、シード選手を破る快勝です。これで森田は、今季グランドスラム、3大会連続2回戦進出です。2回戦も是非勝って欲しいですね。

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◎昨日の阪神タイガース

回 数:123・456・789・・・・・・・計・・・・・・・(安打)  横浜、  14,358人
阪 神:000・011・000・・・・・・・2・・・・・・・・(8)
DeNA:000・100・000・・・・・・・1・・・・・・・・(7)

【本塁打】新井良9号ソロ(6回、藤井)
【マルチ安打】大和3、新井良2
【投手】
○岩田   7回:4安打、1三振、3四球、1失点(21試合8勝11敗)
H福原   1回:2安打、3三振、無四球、無失点
S藤川   1回:1安打、2三振、無四球、無失点(43試合2勝2敗20S)
●藤井6回3分の2:7安打、2三振、3四球、2失点(13試合7勝4敗)

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谷崎潤一郎記念館 [歴史館・博物館]

2月22日(水)      今日は、「222」と「2」が並ぶ日です。何かの記念日があるだろうと調べると、沢山ありました。その中で面白い記念日を2件紹介します。
・「猫の日」
 猫の鳴き声「ニャン・ニャン・ニャン」と読めることから、猫の日制定委員会が1987年に制定、ペットフード工業会が主催。
・「おでんの日」
 新潟県ラジオ番組で制定。熱々のおでんに「ふーふーふー」と息を吹きかけることから制定された。

 さて、昨日の芦屋市立美術博物館を鑑賞後、隣接している谷崎潤一郎記念館へ行きました。

◎芦屋市谷崎潤一郎記念館
住所:兵庫県芦屋市伊勢町12-15
電話:0797-23-5852
定休日:月曜
観覧料:一般300円、美術博物館との共通券480円
http://www.tanizakikan.com/

谷崎潤一郎記念館は、芦屋市にある文学館です。小説家谷崎潤一郎に関する資料の保存と公開、及び業績の顕彰を目的に昭和63年(1988)10月8日開館しました。鉄筋コンクリート2階建て寄棟造りです。
 記念館と庭園からなり、遺族から寄贈された愛用机、硯、筆、美術品や様々な資料を収蔵・展示しています。
谷崎は生涯40回も引越する引越魔で、阪神間で沢山転居しています。芦屋市以外にも神戸市にも多くあります。特に東灘区住吉東町の「倚松庵」は細雪を執筆した家とされていて、一般公開されています。

↓記念館の外観です。
谷崎潤一郎1.jpg
↑左に写っている巨石は、重さ15トンもあり、神戸市東灘区岡本の旧谷崎邸にあったものです。この家は昭和3年に谷崎潤一郎が建て、約3年間住み「蓼喰ふ蟲」などを書いたところです。
 昭和13年、六甲の山津波が起こり、芦屋川をはじめ各河川が氾濫して、芦屋も大きな被害を受けました。その状況は谷崎の名作「細雪」に描かれていますが、旧邸のあたりもすさまじい土石流に襲われました。
 この石は、その山津波で旧邸内に流入し、そのまま庭石として置かれました。阪神大水害50周年にあたる昭和63年、谷崎潤一郎記念館の竣工に際し、旧邸の所有者文箭智行氏のご好意により、この地に移されました。

↓玄関(入口)に通じる前庭
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↓記念館の入口
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●「谷崎潤一郎 人と作品」展
期間:1月5日~3月25日
「作家たちの直筆原稿」も特別展示
【展示構成】
1.生い立ち
2.学生時代~文壇デビュー
3.関東時代
4.大震災を逃れて関西へ
5.運命的な出会い
6.豊饒のとき
7.老年、死、エロス

【谷崎潤一郎の系譜】
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↓記念館の庭園
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↓庭園から記念館を見る
谷崎潤一郎5.jpg

記念館のロビーギャラリーでは個展が併設されています。
●「森 茂子 水彩画」展
期間:1月6日~2月12日
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高槻市立しろあと歴史館・高山右近高槻天主教会堂跡 [歴史館・博物館]

9月7日(水)     8月30日に高槻市を散策した記事の続きです。
城跡公園の北口に隣接して「工兵第四聨隊跡」があります。

↓◎元工兵第四聨隊兵舎跡高槻32・工兵第四聯隊跡.jpg
高槻33・工兵営門.jpg
 ↑ここは、元工兵第四聨隊(中部第29部隊)の営門です。
兵舎は、明治42年より昭和20年まで存在しました。現在は改築されて学校、公園等に利用されております。
 かって在隊当時は多くの兵士を育成し、地域の防災に努め、人命救助に協力しました。
さきの第二次世界大戦においては、大陸戦線へ、あるいは太平洋戦域へと幾多の兵士が出勤して帰らぬ人も多数ありました。
 この営門は、終戦50年に当たり、過去の悲惨な戦争を再び繰り返すことのないように、高槻市民の平和のモニュメントとして保存されています。(平成7年8月)

工兵第四聨隊跡を見て、右手に城の石垣のような塀のある高槻市立第一中学校を見ながら、大きな道路を北進します。突き当りを右折した直ぐの右手、公民館の隣に新しく出来た「しろあと歴史館」があります。
↓「しろあと歴史館」の外観
高槻34・しろあと歴史館.jpg
◎市立しろあと歴史館
住所:大阪府高槻市城内町1-7
電話:072-673-3987
休館日:月曜、祝日の翌日、年末年始
入館料:無料。駐車場:10台(無料)

「しろあと歴史館」は、近世の高槻をテーマに、平成15年3月、高槻城三の丸跡に開館しました。展示室は5つのコーナーに分かれています。①高槻城と人、②城下町のくらし、③人々のなりわいといとなみ、④淀川と舟運、⑤西国街道と芥川宿。市内に眠る文化財の収集や保存、調査研究も行なうなど、歴史ロマンに出会える拠点施設です。

館内にはボランティアの案内人がいて丁寧に説明してくれます。
↓石垣の一部が再現されています。手前の3個が城跡から出土した本物で、他は張りぼてです。叩くと音と固さで分かります。
高槻35・しろあと歴史館.jpg

↓展示室の様子です。
高槻36・しろあと歴史館.jpg

「しろあと歴史館」を観てから、Uターンし、西に進むと「野見神社」にぶつかります。この神社の筋向いに立派な建物の「高槻商工会議所」があります。この商工会議所の建物の外側に、「高山右近高槻天主教会堂跡」の碑があります。
↓◎高槻商工会議所の外観
 住所:大阪府高槻市大手町3-46
高槻37・商工会議所.jpg

↓「高山右近高槻天主教会堂跡
高槻38・天主教会堂跡.jpg
↑戦国時代末期、高槻は近畿地方におけるキリスト教布教の中心地でした。
宣教師ルイス・フロイスの記録によると、天正2年(1574)に高槻城主高山右近(ジュスト)と父親の飛騨守(ダリオ)は、古社の位置に池や庭園をともなった教会堂を建立し、この教会堂を拠点にキリスト教布教に力を注ぎました。
 高山右近の明石転封の後、しばらくして古社は元の場所に復帰したと伝えられていることから、当地周辺に教会堂があったと推定されています。
 高槻市教育委員会が平成10年(1998)に行った高槻城三の丸跡発掘調査で、蓋に十字架を墨書した木棺を含むキリシタンの墓地が発見され、教会堂に付属した墓地の一端が明らかになりました。
 高槻城跡の一画を占める当地は、日本におけるキリスト教布教の歴史を考えるうえで、重要な位置にあることから、昭和24年(1949)5月9日に大阪府史跡に指定されされました。
高槻地図4.jpg
※次回は「野見神社」についてアップします。

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◎昨日の阪神タイガース

回数:123・456・789・・・・・・・計・・・・・・・(安打) 35,417人
広島:001・000・000・・・・・・・1・・・・・・・・(3)
阪神:001・010・00×・・・・・・・2・・・・・・・・(8)

【打点】鳥谷2
【投手】
○メッセンジャー7回:3安打、8三振、1四球、1失点(18試合10勝3敗)
H榎田   1回:無安打、無三振、無四球、無失点
S藤川   1回:無安打、2三振、無四球、無失点(45試合3勝2敗32S)
●バリントン7回:7安打、3三振、4四球、2失点(23試合12勝8敗)

※新井貴は、4試合ぶりに本来の4番三塁手で先発し、1安打2四死球。
※阪神は3位、貯金1、首位へ4ゲーム差

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◎サッカーW杯(ブラジル大会)アジア3次予選

完全なウェイの中、ザックジャパンは、引分ました。ザックの無敗記録は継続中です。

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