「天下の城下町・大坂と江戸」展 [歴史館・博物館]
3月27日(水) 招待券を貰ったので、会期末間際の「天下の城下町・大坂と江戸」を観に、3月24日大阪歴史博物館へ行ってきました。
◎天下の城下町・大坂と江戸
場所:大阪歴史博物館6階
住所:大阪市中央区大手前4丁目1-32
期間:平成25年2月2日~3月25日
http://www.mus-his.city.osaka.jp/news/2012/jokamachi/jokamachi_event.html
↓大阪歴史博物館の外観
↓博物館とNHKが同居の建物です。博物館の入口。
↓博物館の1階内部
↓「天下の城下町・大坂と江戸」のパンフレットの表裏
【展示構成】
1.織田信長と城下町
2.豊臣秀吉の城下町・大坂
3.徳川家康の城下町・江戸
4.江戸時代の大坂
現代日本の都市の多くは、江戸時代の城下町が基礎となって発達しました。その中にあって大坂と江戸は、特に規模の大きな城下町であり、他の城下町のモデルともなるものでした。それは、「豊臣秀吉」と「徳川家康」という2人の「天下人」が、政権の拠点として構想し建設した「天下の城下町」であったことによります。特に大坂に関しては、政治の実権が豊臣氏から徳川氏に移るという歴史に合わせるかのように、都市の構造や景観を変えてゆくことになります。
展覧会では、前史としての織田信長の城下町に始まり、大坂と江戸それぞれの城下町の誕生から完成に至るまでの歴史について、絵画資料や古地図、古文書や発掘資料など、約250点の資料によって紹介します。
↓江戸図屏風・左隻(複製)六曲一双
↓肥前名護屋城図屏風(佐賀県重文)六曲一双
↑肥前名護屋城は、1592年からの文禄・慶長の役において豊臣秀吉が名護屋(現、佐賀県唐津市)に前線基地として築いた城である。前線基地とはいえ、城下には多数の大名屋敷が建設され、町場も形成されるなど、城下町の景観を呈していた。本資料は、城郭に加えて城下町の様子を描くが、現地にはこの屏風に合致する街区割りも残っており、この時期の城下町全般を考えるうえで貴重な事例となっている。
↓京・大坂図屏風・六曲一双の右隻・大坂
※我が町・大阪の町作りや都市計画の流れがよく理解できる展覧会でした。欲を言えば、イヤホンガイドやビデオ上映があれば、なお一層よかったと思います。
※この展覧会を鑑賞後、エスカレーターで下降中に。4階で「古代山城・鞠智城展」を開催していたので、見てきました。
◎古代山城・鞠智城(きくちじょう)展
場所:大阪歴史博物館4階
期間:平成25年3月22日~24日
↓イメージキャラクターの「ころう君」が出迎えてくれました。
↓「古代山城・鞠智城展」大和朝廷の西の護り~のパンフレット表裏
↑鞠智城は、東アジア情勢が緊迫した7世紀後半、約1300年前に大和朝廷が現在の熊本に築いた古代山城で、平成16年に国の史跡に指定されています。40年にわたる熊本県の発掘調査により、八角形建物跡をはじめとする建物や貯水池などの遺構、百済系銅造菩薩立像、木簡などの重要遺物が相次いで発掘されました。今回、大阪でははじめての「鞠智城展」を開催し、百済系銅造菩薩立像(レプリカ)をはじめ、パネルの展示、ビデオ上映等により、古代山城の歴史や鞠智城の最新の調査結果をご紹介します。
↓「国史跡鞠智城跡」パンフレットの表裏
↓会場で貰ったファイル
↓大阪歴史博物館より眺めた大阪城公園
※この後、大阪城公園を散策しました。この記事は次回アップします。
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◎天下の城下町・大坂と江戸
場所:大阪歴史博物館6階
住所:大阪市中央区大手前4丁目1-32
期間:平成25年2月2日~3月25日
http://www.mus-his.city.osaka.jp/news/2012/jokamachi/jokamachi_event.html
↓大阪歴史博物館の外観
↓博物館とNHKが同居の建物です。博物館の入口。
↓博物館の1階内部
↓「天下の城下町・大坂と江戸」のパンフレットの表裏
【展示構成】
1.織田信長と城下町
2.豊臣秀吉の城下町・大坂
3.徳川家康の城下町・江戸
4.江戸時代の大坂
現代日本の都市の多くは、江戸時代の城下町が基礎となって発達しました。その中にあって大坂と江戸は、特に規模の大きな城下町であり、他の城下町のモデルともなるものでした。それは、「豊臣秀吉」と「徳川家康」という2人の「天下人」が、政権の拠点として構想し建設した「天下の城下町」であったことによります。特に大坂に関しては、政治の実権が豊臣氏から徳川氏に移るという歴史に合わせるかのように、都市の構造や景観を変えてゆくことになります。
展覧会では、前史としての織田信長の城下町に始まり、大坂と江戸それぞれの城下町の誕生から完成に至るまでの歴史について、絵画資料や古地図、古文書や発掘資料など、約250点の資料によって紹介します。
↓江戸図屏風・左隻(複製)六曲一双
↓肥前名護屋城図屏風(佐賀県重文)六曲一双
↑肥前名護屋城は、1592年からの文禄・慶長の役において豊臣秀吉が名護屋(現、佐賀県唐津市)に前線基地として築いた城である。前線基地とはいえ、城下には多数の大名屋敷が建設され、町場も形成されるなど、城下町の景観を呈していた。本資料は、城郭に加えて城下町の様子を描くが、現地にはこの屏風に合致する街区割りも残っており、この時期の城下町全般を考えるうえで貴重な事例となっている。
↓京・大坂図屏風・六曲一双の右隻・大坂
※我が町・大阪の町作りや都市計画の流れがよく理解できる展覧会でした。欲を言えば、イヤホンガイドやビデオ上映があれば、なお一層よかったと思います。
※この展覧会を鑑賞後、エスカレーターで下降中に。4階で「古代山城・鞠智城展」を開催していたので、見てきました。
◎古代山城・鞠智城(きくちじょう)展
場所:大阪歴史博物館4階
期間:平成25年3月22日~24日
↓イメージキャラクターの「ころう君」が出迎えてくれました。
↓「古代山城・鞠智城展」大和朝廷の西の護り~のパンフレット表裏
↑鞠智城は、東アジア情勢が緊迫した7世紀後半、約1300年前に大和朝廷が現在の熊本に築いた古代山城で、平成16年に国の史跡に指定されています。40年にわたる熊本県の発掘調査により、八角形建物跡をはじめとする建物や貯水池などの遺構、百済系銅造菩薩立像、木簡などの重要遺物が相次いで発掘されました。今回、大阪でははじめての「鞠智城展」を開催し、百済系銅造菩薩立像(レプリカ)をはじめ、パネルの展示、ビデオ上映等により、古代山城の歴史や鞠智城の最新の調査結果をご紹介します。
↓「国史跡鞠智城跡」パンフレットの表裏
↓会場で貰ったファイル
↓大阪歴史博物館より眺めた大阪城公園
※この後、大阪城公園を散策しました。この記事は次回アップします。
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大阪と江戸、二大城下町を同時に扱った展示会って意外と珍しいですね。現在に続く都市計画、比べると面白そうです。
鞠智城、初めて知りました。興味深いです!
by 路渡カッパ (2013-03-27 11:42)
歴史博物館、一度行ってみたいのですが、
行ける日が休館日にあたり叶いません~(>_<)
それにしても、これも面白そうですね!
by collet (2013-03-27 17:27)
路渡カッパさん、niceとコメント有難うございます。
都市造り前と後の図面があり、その後の変貌も紹介されていたので、大変興味深かったです。
鞠智城をはじめ九州の地域は、朝鮮半島の影響を強く受けていたことが分かる展示会でした(無料)。
by たいちさん (2013-03-28 20:06)
colletさん、niceとコメントありがとうございます。
歴史博物館の展覧会は、いろいろ興味深いものをやっていますが、PRが下手なのか、いつも観客は少ないですね。
by たいちさん (2013-03-28 20:09)
★k_igaさん、nice有難うございます。
★ぱー助さん、nice有難うございます。
★世界のアイドルさん、nice有難うございます。
★tochiさん、nice有難うございます。
★遠霞(とおがすみさん、nice有難うございます。
★おやじさん、nice有難うございます。
★miopapaさん、nice有難うございます。
★あんぱんち~さん、nice有難うございます。
★sugoimonoさん、nice有難うございます。
★ネオ・アッキーさん、nice有難うございます。
★かずのこさん、nice有難うございます。
by たいちさん (2013-03-28 20:16)
non_0101さん、nice有難うございます。
by たいちさん (2013-04-01 15:48)