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手塚治虫 版画展(大丸心斎橋店)、豊中彫刻(65)、毎日スポーツ人賞 [美術画廊]

12月5日(土)   先日、大丸心斎橋店の美術画廊に立ち寄りましたので紹介します。

◎手塚治虫 版画展ジャングル大帝70周年記念
期間:2020年12月2日(水)~12月8日(火)
会場:大丸心斎橋店本館8階 アールグロリュー ギャラリー オブ オーサカ
http://art-blog.dmdepart.jp/blog/2020/12/post-8c91.html
https://www.daimaru.co.jp/shinsaibashi/artglorieux/tenran/2020/dec_tezuka/
 手塚治虫は、1928年11月3日、大阪府豊中市に3人兄弟の長男として生まれました。
手塚は開放的な家庭に育ち、マンガとアニメーションに親しみ、機知に富んだ想像力豊かな少年でした。
また氏が創作したマンガとアニメーションが、第2次世界大戦後の日本の青少年の精神形成の過程で果たした役割は計り知れません。
そして手塚の代表作の1つ、『ジャングル大帝』が1950年11月号「漫画少年(学童社刊)」で連載開始からちょうど70年を迎えました。
本展では、これを記念した新作版画や『鉄腕アトム』『ブラック・ジャック』などの名作の数々を、手塚プロダクションが正式に監修をした版画作品として、一堂に展示・販売いたします。

【略歴】
1928年(昭和3年)11月3日、大阪・豊中で生まれる。1945年、大阪大学付属医学専門部に入学(1951年卒業、1953年医師免許取得、1961年医学博士号取得)。1946年、『マアチャンの日記帳』(少国民新聞)で漫画家デビュー。以後、『ジャングル大帝』『鉄腕アトム』『ブラック・ジャック』『火の鳥』『アドルフに告ぐ』など、幼年向きから大人向きまで、あらゆるジャンルの漫画を描き続け、「漫画の神様」とも称される。生涯に描いた作品数は700以上、約15万枚と言われている。そのほとんどは、『手塚治虫漫画全集』(全400巻、講談社)にまとめられている。1989年2月9日、逝去。行年60。兵庫・宝塚に「宝塚市立手塚治虫記念館」がある。

↓案内状
手塚1.jpg

以下の画像は、上記百貨店のサイトより借用。

↓「レオの仲間たち~70周年記念~」 ジクレー
手塚2・レオの仲間.jpg

↓「アトム(星空)」 ジクレー
手塚2.jpg

↓「アトム(スマイル)」 ピエゾグラフ
手塚4・スマイル.jpg

↓「神の手」 ピエゾグラフ
手塚5・神の手.jpg

↓「それゆけアトム(Ⅱ)」 ピエゾグラフ
手塚6・それゆけ.jpg

↓「ふしぎなメルモ」 ピエゾグラフ
手塚7・メルモ.jpg

↓セル画
手塚8.jpg

【ピエゾグラフ】とは
版画には、「木版画」や「リトグラフ」「シルクスクリーン」など、いくつもの技法があり、各技法それぞれの特徴があります。版画の制作では、作家の意図や原画のイメージによって、これらの技法が使い分けられています。
 近年、著しく発達した版画の技法として「ジークレー(ジクレーとも表記されます)」があります。これは、原画をデジタル化してコンピューターに取り込み、インクを紙に吹き付けて印刷する方法です。作家の微妙な筆のタッチを忠実に再現し、画材の素材感まで大切に表現したい作品に適切な技法です。現在では、美術館が所蔵している絵画の複製を制作したり(実物の代わりとして展示されます)、作家等が版画作品として制作したりするなど、広く利用されるようになりました。
 「ジークレー」は、専用のスキャナーとプリンターを使用します。機器のメーカーは、より高品質の作品を制作できるように独自技術を開発していますので、使用する機器によって名称が変わります。「ピエゾグラフ」はセイコーエプソン社の開発した技術と機器を使用して制作されたもので、キヤノンでは「イメージプログラフ」と呼ばれます。

【過去の手塚治虫展のブログ記事】
2011年12月29日掲載:手塚治虫展(阪神)
2017年4月5日掲載:手塚治虫の美男美女展(阪急)

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◎柴犬「はな」と豊中彫刻(65)

「時計付モニュメント」 山田幸作   平成3年4月設置
設置場所:豊中市新千里北町町2丁目20  新千里2号線緑地帯内
豊中彫刻4・65時計付モニュメント.jpg

豊中彫刻5.jpg
新千里北町自治団体、連絡協議会、連絡協議会の20周年記念として設置。
【略歴】
1949年 大阪生まれ
1972年 大阪芸術大学芸術学部美術学科彫刻卒
1989年 「第1回石の道いけだ彫刻シンポジウム」池田市 大阪
     ↑「待ちわび石」山田幸作→2020年5月11日掲載

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◎2020毎日スポーツ人賞
表彰式が4日、東京都内で開かれ、米国伝統の自動車レース、インディアナポリス500マイルで2度目の優勝を果たした43歳の佐藤琢磨がグランプリを受賞。

★グランプリはインディ500制覇の佐藤琢磨 毎日スポーツ人賞決まる
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d771ae3e5dce32378307835b6805b2b7825bca1
この1年のスポーツ界で顕著な功績を上げた個人や団体を表彰する「2020 毎日スポーツ人賞」のグランプリはレーシングドライバーの佐藤琢磨に贈られることになった。佐藤は「世界3大レース」の一つといわれ、8月に米国のインディアナポリスで開催されたインディアナポリス500マイル(インディ500)で3年ぶり2回目の優勝を果たした。104回を数えるインディ500で複数回優勝は20人目で、もちろん日本人としては初めて。新型コロナウイルスの感染拡大で、気持ちが沈んでいた人々に希望をもたらした。
 新人賞は勢いのある2人が選ばれた。パラスポーツからは車いすテニスの全仏オープン女子シングルスで準優勝した25歳の大谷桃子。体調を崩して車いすでの競技に転向してから4年と短いが、中学・高校でのテニスの競技歴を生かして、国際舞台でも躍進した。陸上女子で21歳の田中希実は1500メートルで14年ぶりに日本記録を更新した。日本の中距離勢は世界の壁に阻まれてきたが、来年に延期された東京オリンピックでの活躍も期待される。
 文化賞は白血病の闘病から約1年7カ月ぶりにレースに復帰した競泳女子の池江璃花子。「自らの回復と泳ぎで、夢と目標をかなえられたところをいろいろな人に見てもらえたら」と語った池江の姿は、人々に勇気と感動を与えた。コロナ禍で中止や延期が余儀なくされたスポーツの持つ力も実感させた。
 2月に84歳で亡くなった野村克也氏には功労賞が贈られる。野村氏は現役時代は捕手として南海(現ソフトバンク)、ロッテ、西武で活躍し、通算657本塁打は歴代2位。監督としてはデータ重視の「ID野球」でヤクルトを3度の日本一に導いた。阪神と楽天でも監督を務めた。社会人野球界にもシダックス監督として新風を吹き込んだ。

▼グランプリ
 佐藤琢磨(レーシングドライバー)
▼新人賞
 大谷桃子(車いすテニス)
 田中希実(陸上)
▼文化賞
 池江璃花子(競泳)
▼功労賞
 故・野村克也(野球)

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