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釘町彰 展・辻村塊 陶展(阪急)、都構想再否決、豊中彫刻(42) [美術画廊]

11月3日(火)   先日、阪急百貨店の美術画廊に立ち寄りましたので紹介します。

◎釘町 彰 展Kugimachi Akira
期間:2020年10月28日(水)~11月3日(火)
会場:阪急うめだ本店7階 美術画廊
https://www.instagram.com/p/CHCJ27ql8bO/
https://www.galleryartcomposition.com/artists/akira-kugimachi_jp.html
多摩美術大学大学院修了後、フランス・パリを拠点にワールドワイドに活躍し、千住博の一番弟子としても知られる釘町彰。和紙を揉んだ下地に然岩絵具を塗り重ね、独特の質感を生かし、森羅万象を描く独創的な日本画の作風を築き上げています。今展の注目は、北欧に伝わる神話で2つの世界をつなぐ虹の橋、見た者に幸福が訪れるという夜の虹を描いたBifrost(ビフロスト)シリーズ。この他、フランス語で日食を意味するEclipse、木々のシルエットを表現した幻想的なShadowsなど、約20点を展観いたします。

【略歴】くぎまち あきら
1968年 神奈川県生まれ
1993年 多摩美術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業、瀧富士美術賞受賞
1995年 同大学大学院修士課程絵画科日本画専攻修了、パリへ移住
1999年 パリ第8大学メディアアート(アート&テクノロジー)科修士課程修了
2000年 文化庁海外派遣芸術家としてパリに継続滞在(〜02年)
2006年 マルセイユ・フランス国立美術学校 講師就任
2011年 立源寺に「Vertical Waves」恒久設置
2013年 高田賢三氏パリ別宅メインサロン壁画「Shadows」制作
2015年 仏鞄ブランドDOGNIN社とのコラボレーション鞄作品《松林図》制作。 パリのオークションにて競売にかけられ話題となる。

↓案内状
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以下の画像は、上記サイトより借用。

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◎辻村 塊 陶展
期間:2020年10月28日(水)~11月3日(火)
会場:阪急うめだ本店7階 美術画廊
http://fushikinogallery.onamae.jp/kai_tsujimura/
陶芸家・辻村史朗を父に持つ辻村塊。1994年から父に師事した後、奈良県桜井市に築窯し、独立。2001年、神奈川県小田原市での初個展以降、各地で個展を開催するなど精力的に活動しています。作風は、井戸や志野、引出黒、伊賀など数多くの焼き物を手掛け、いずれも用の美に秀でていることから器を用いる料理人からも高く評価されています。今展は、茶碗、花器、酒器、食器など、約200点を出品いたします。

【略歴】
1976 奈良県に生まれる
1994 父 辻村史朗に師事
2000 奈良、桜井市にて築窯、独立
2001 小田原、うつわ菜の花にて初個展、以後、各地で個展開
※井戸、志野、引出黒、伊賀、信楽、唐津、粉引といった非常に多くの焼物を手掛けられており、とても一人の陶芸家が作っているとは思えないほどです。

↓案内状
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以下の画像は、上記サイトより借用。

↓「引出黒ぐい呑」                  ↓「志野ぐい呑」
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↓「焼〆ぐい呑」                   ↓「斑唐津ぐい呑」
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↓「伊賀盃」                     ↓「粉吹盃」
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↓「刷毛目盃」                    ↓「白磁盃」
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【過去の辻村塊展のブログ記事】
2016年10月31日掲載
2018年10月27日掲載

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◎(社説)都構想再否決 混迷の10年どう生かす
https://www.asahi.com/articles/DA3S14679700.html?iref=comtop_Opinion_03
↓(朝日新聞デジタル)
 5年前に続く、市民からの2度目の「ノー」である。維新は推進してきた構想を断念し、現行制度を前提に課題の解決に取り組まなければならない。
 大阪市を廃止し、東京23区のような特別区を四つ設ける大阪の都構想は、住民投票で再び反対多数となった。維新が看板政策に掲げて10年。5年前の住民投票で一度否決されたが、昨春の知事と市長の「クロスダブル選」での勝利をてこに、再び今回の投票にこぎつけた。
 しかし結果は変わらず、「大阪市をなくすな」という反対派の訴えが支持された。
 大阪市が担う施策のうち、大型のインフラ整備など広域にわたるものを大阪府に移し、特別区は教育や福祉など身近な行政に集中する。そうして、過去に見られた府と市による二重行政や主導権争いを防ぐ。これが都構想のねらいだった。
 だが市民の間には、特別区に移行した後、行政サービスはどう変わり、どれだけの負担を求められるのか、疑問と不安があった。再編後の財政見通しについて試算が乱立したこともあって、「説明が不十分」との声は最後まで消えなかった。
 都構想の実現を待たずに府と市の間で類似施設の統合が進むなど、二重行政の解消で一定の成果が見られることも、市民の判断に影響を与えたようだ。
 残念だったのは、これだけの労力と費用をかけながら、地方自治の本質に迫る議論が深まらなかったことだ。行政への参加を住民にどう促し、地域の特性に応じた街づくりを、いかに進めるかという課題である。
 人口270万人余の大阪市に対し、新設予定だった四つの特別区は約60万~75万人。区長と区議会議員は選挙で決まり、独自の制度を設けたり、施策を講じたりできるようになることが利点の一つとされていた。
 きめ細かく施策を展開するという考えも、都構想とともにお蔵入りということではあるまい。「大阪市」の下でどう工夫を凝らすか。引き続き検討してもらいたい。
 都構想が浮かびあがらせた課題は大阪特有のものではない。
 14年の地方自治法改正で、指定市と道府県の連携強化や、指定市内での分権による住民自治の拡充が図られたが、部分的な手直しにとどまった。愛知や新潟で県と指定市の再編構想が浮かんだり、横浜市などのグループが県からの独立をめざす「特別自治市」を唱えたりしたが、進展は見られない。
 地方制度の中で指定市をどう位置づけ、将来の姿を描くか。10年に及んだ大阪での試行錯誤の成果と限界を踏まえながら、議論を深めていきたい。

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◎柴犬「はな」と豊中彫刻(42)

「復原住居骨組」 森造形センター㈱  平成5年2月設置
設置場所:豊中市庄内栄町2丁目  中央幹線景観水路
以前この地区で遺跡調査したところ、弥生時代の土器や遺構が発掘され当該地区を島田遺跡と指定されている。弥生時代の縦穴式住居骨組みの復元したものを設置した。
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