フィギュアスケートGPシリーズ中国杯で織田信成連覇、鈴木明子初優勝

１０月３１日（土）　　　グランプリ・シリーズ第3戦の中国大会の男女フリーがあり、日本人が男女アベック優勝しました。

●GPシリーズ・中国杯

【男子】
１位：織田信成（22）２３９．５８点、SP1位でフリーでも1位
２位：エバン・ライサチェク（米）２３２．１７点、SP3位でフリー2位
３位：セルゲイ・ボロノフ（ロ）２２０．３９点、SP2位、前世界チャンピオン

織田信成

織田信成は４回転を回避し、安全策でいったが、トリプルアクセルが抜けただけで、後はほぼ完璧に演技し、フリーでも1位で、優勝しました。
織田は、GP第1回大会のフランス大会でも優勝し連覇したので、グランプリ・ファイナル（東京）の出場を決定させました。織田君のGPシリーズは通算５勝目です。


【女子】
１位：鈴木明子（24）１７６．６６点、SP4位からの大逆転優勝
２位：キーラ・コルピ（フィンランド）
３位：ジョアニー・ロシェット（カナダ）１６３．１８点、SP７位
５位：長洲未来（16、米）SP1位から後退
７位：村主章枝（28）SP6位

鈴木明子

鈴木明子は、ほぼノーミスで、大逆転優勝しました。
鈴木は、GPシリーズ２回目の挑戦で初優勝です。次回GPは第6戦でキムヨナの出場大会です。この成績によってはグランプリファイナルも夢ではありませんね。ガンバレ！明子！

鈴木明子は、愛知県出身でジュニア時代から期待されていました。しかし2003年頃から摂食障害を患い不振であった。昨年は全日本選手権４位、GPNHK杯2位と調子を上げてきました。

バンクーバー五輪には女子で３選手出場枠があります。この出場権争いが激しくなりましたね。
（安藤美姫、鈴木明子、中野友加里、浅田真央の中から選ばれるでしょうね）