「自然の記録シリーズ 第4集」発行、ミス日本コンテスト、昨日の全豪OP [特殊切手]
1月24日(水) 日本郵便㈱は、科学的な観点で自然由来のものが描かれた写生画などを題材とした、特殊切手「自然の記録シリーズ 第4集」を本日発行します。
第4集は、動物の図譜を取り上げます。
◎自然の記録シリーズ 第4集
発行日:令和6年(2024)1月24日(水)
料額・種類:84円×10種類(シール式)
シート構成:10枚(縦2×横5)
余白:クジラ
切手デザイン:星山 理佳
版式刷色:オフセット6色
発行枚数:2,000万枚(200万シート)
銘版:TOPPANエッジ
【「本草図説」(ホンゾウ)について】西尾市岩瀬文庫蔵
幕末の本草家・高木春山(生年不詳~1852)による、魚・鳥・獣・虫・植物・鉱物・自然現象など、およそ全ての自然物を網羅した史上最大級の彩色博物図譜です。春山の確かな観察眼と画力からなる精密な写生画に、さまざまな書籍や春山自身の知見に基づいた解説を付しています。春山が志半ばで逝去したため未完ですが、195冊に及ぶ膨大な量とその質の高さは見る者を圧倒します。
↓(1)アナグマ
↑ヨーロッパからアジアにかけて広く分布しますが、この絵のアナグマは毛の色や模様から西洋産
と見受けられ、同地の図鑑を模写したものと思われます。なお、日本産のアナグマは毛色や姿形がタ
ヌキと似ているために昔からよく混同され、いわゆる「タヌキ汁」は、実は「アナグマ汁」であると
もいわれています。
↓(2)シカ
↑ シカは古くから、良質な肉や皮を活用するために狩猟の対象とされてきた一方で、その鳴き声が歌
人の心をくすぐり、和歌などに詠み込まれてきました。また、神の使いとして信仰の対象ともされて
います。シカに限りませんが、この絵のような白い個体は特に稀少で、聖獣とみなされていました。
↓(3)ウサギ
↑ 「因幡の白兎」や「かちかち山」など、古くから説話に登場して親しまれている動物ですが、ウサ
ギが日本で飼われはじめたのは明治時代以降といわれています。春山はこの絵のような灰色がかった
ウサギの他に、白色や褐色など、さまざまな毛色のウサギを描いており、人々が毛色の豊かさを楽し
んでいたことがうかがえます。
↓(4)イヌ
↑ 日々の暮らしや狩猟のパートナーとして、最も古くから人間の生活に寄り添ってきました。世界各
地に多様な品種がいます。江戸時代には博物学の広まりも相まってペットブームが巻き起こり、イヌ
は定番のペットとして愛され、専用の飼育書が出版されるほどでした。
↓(5)キリン
↑ キリンが日本に渡来したのは明治時代以降で、このキリンの絵は幕府の蘭医・ 桂 川甫周の「麒麟図」を描き写したものと推測されます。同図は漢籍や蘭書をもとに、中国の神獣(麒麟)と動
物学上のキリンを同定して描かれており、この絵にも両者のイメージの混在が見受けられます。
↓(6)ヤマアラシ
↑ 体に長く鋭い針状の毛を備えています。日本には江戸時代中期にもたらされ、その珍しさから代表
的な見世物になり、庶民に親しまれました。春山は安永元(1772)年に師の田村藍水(江戸時代の本
草家・幕府医官)がヤマアラシを賜り、その護衛を命じられた際に実物を見て描いたといわれていま
す。
↓(7)サル
↑ 描かれているのは茶褐色の毛で覆われ、顔などの皮膚が赤味を帯びた、日本の特産種であるニホン
ザルです。『本草図説』に記された解説文によると、「猿」という漢字を「サル」と読むのは誤りだそ
うで、「猿」はテナガザルを指し、「サル」は「猴」の漢字が使用されています。
↓(8)ネコ
↑ イヌと同じく、古くから親しまれている動物です。日本にネコが渡来したのは、奈良時代に中国か
ら書物を運び込むとき、ネズミの害を防ぐために船に載せたことが最初だといわれています。また、
描かれている三毛猫は、平安時代にはいたといわれています。
↓(9)ロバ
↑ ウマに似ていますが小さく、耳が長いのでウサギウマとも呼ばれます。日本には明治時代以後に渡
来しました。数日間水なしで過ごせる上に、枯草などの粗食にも耐えるため、体の大きさの割合に対
して最も食物が少なくて済む家畜とされています。
↓(10)テン
↑ イタチに似ていますが、体が大きくがっしりしていて、とがった口と大きな耳が特徴です。描かれ
ているのはホンドテンで、個体によって冬毛の色が異なり、黄色くなるのはキテン、褐色を帯びてい
るのはスステンと呼ばれます。描かれているのはキテンの一種で、鮮やかな黄色が目に美しいです。
(余白)クジラ
クジラはかつて魚類のひとつとして捉えられ、『本草図説』でも「水産之部」に分類されています。
描かれているのはセミクジラで、その名は背びれがないために背中の曲線の美しさが際立つクジラ、
「背美くじら(背が美しいクジラ)」に由来するといわれています。
【過去の自然の記録シリーズのブログ記事】
・第1集:2021年1月22日掲載:植物精密画
・第2集:2022年1月24日掲載:鳥の図譜
・第3集:2023年1月18日掲載:本草図譜(果物・野菜)
・第4集:2024年1月24日掲載:本草図説(動物)
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◎<ミス日本2024>ウクライナ生まれの椎野カロリーナさん「お母さん、グランプリ獲ったよ」 日本人として認められたい思いで応募
https://news.yahoo.co.jp/articles/59148883e3577601088160024b906a90c5fdafae
「第56回ミス日本コンテスト2024」の最終審査が1月22日、東京都内で開かれ、愛知県出身、モデルの椎野カロリーナさん(26)がグランプリに輝いた。最終審査後の取材で、最初に喜びを伝えたい人を聞かれ「家族で、特に母には一番に報告したい」と答え、どんな言葉をという投げかけには、「私を日本に連れてきてくれ、私を日本人にしてくれたきっかけの人なので、『お母さん、グランプリ獲ったよ』と言いたい」と笑顔で話した。
椎名さんは身長172センチ。ウクライナ生まれで、5歳の頃に来日し、昨年SNSで帰化を報告した。趣味はウオーキング、ヨガ、登山。特技はモデルウオーキング、ポージング。座右の銘は「山高きが故に貴からず」。将来の希望は和の心を重んじた奥ゆかしい女性になること。
コンテストへの応募動機について、「5歳の頃から日本に住み、気づいたら日本語が話せて日本人として生きていた」が、周囲の言動で「初めて見た目が違うことに気づきました」と椎野さん。そうした悩みを持った幼少期を過ごし、「日本人として認められたい思いが最初のきっかけ。勉強会を通じて、何かできることはないかと思うようになり、人を見た目で判断しない社会づくりをしたいことが最終的に目標になってエントリーしました」と説明した。
そんな椎野さんは、グランプリ受賞後のスピーチでは、「夢のよう。名前を呼ばれた瞬間に涙が止まらなくなりました。人種の壁というものを前に、日本人として生きてはいますが、なかなか受け入れてもらえないことも多くあった中で、今回日本人として認められたという感謝の気持ちでいっぱいです」と涙を流しながら喜びを語っていた。
「ミス日本コンテスト」は内面・外見・行動の三つの「日本らしい美しさ」を磨き、社会で活躍することを後押しする美のコンテスト。容姿だけでなく心の持ちようや社交性など幅広い人間性を問う。1950年から開催され、これまでに女優の山本富士子さんや藤原紀香さんらを輩出している。この日の最終審査では、12人のファイナリストが着物審査、ドレス審査、スポーツウエア審査に挑んだ。
準ミス日本には大阪府出身、関西大学商学部商学科2年の石村彩華さん(20)さん、ミス日本「水の天使」は神奈川県出身、日本大学生物資源科学部応用生物科学科2年の安井南さん(19)さん、ミス日本「海の日」は鹿児島県出身、東京大学前期教養学部理科一類2年の有馬佳奈さん(22)さんが選ばれ、ミス日本「みどりの大使」とミス日本「ミス着物」は東京都出身、慶応大学商学4年の安藤きらりさん(23)がダブル受賞した。
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◎昨日の全豪オープンテニス結果
【女子シングルス準々決勝】
○C.ガウフ 7-6,6-7,6-2 ●M.コスチュク
○②A.サバレンカ 6-2,6-3 ●⑨B.クレイチコバ
【男子シングルス準々決勝】
○①N.ジョコビッチ 7-6,4-6,6-2,6-3 ●⑫T.フリッツ
○④J.シナー 6-4,7-6,6-3 ●⑤A.ルブレフ
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第4集は、動物の図譜を取り上げます。
◎自然の記録シリーズ 第4集
発行日:令和6年(2024)1月24日(水)
料額・種類:84円×10種類(シール式)
シート構成:10枚(縦2×横5)
余白:クジラ
切手デザイン:星山 理佳
版式刷色:オフセット6色
発行枚数:2,000万枚(200万シート)
銘版:TOPPANエッジ
【「本草図説」(ホンゾウ)について】西尾市岩瀬文庫蔵
幕末の本草家・高木春山(生年不詳~1852)による、魚・鳥・獣・虫・植物・鉱物・自然現象など、およそ全ての自然物を網羅した史上最大級の彩色博物図譜です。春山の確かな観察眼と画力からなる精密な写生画に、さまざまな書籍や春山自身の知見に基づいた解説を付しています。春山が志半ばで逝去したため未完ですが、195冊に及ぶ膨大な量とその質の高さは見る者を圧倒します。
↓(1)アナグマ
↑ヨーロッパからアジアにかけて広く分布しますが、この絵のアナグマは毛の色や模様から西洋産
と見受けられ、同地の図鑑を模写したものと思われます。なお、日本産のアナグマは毛色や姿形がタ
ヌキと似ているために昔からよく混同され、いわゆる「タヌキ汁」は、実は「アナグマ汁」であると
もいわれています。
↓(2)シカ
↑ シカは古くから、良質な肉や皮を活用するために狩猟の対象とされてきた一方で、その鳴き声が歌
人の心をくすぐり、和歌などに詠み込まれてきました。また、神の使いとして信仰の対象ともされて
います。シカに限りませんが、この絵のような白い個体は特に稀少で、聖獣とみなされていました。
↓(3)ウサギ
↑ 「因幡の白兎」や「かちかち山」など、古くから説話に登場して親しまれている動物ですが、ウサ
ギが日本で飼われはじめたのは明治時代以降といわれています。春山はこの絵のような灰色がかった
ウサギの他に、白色や褐色など、さまざまな毛色のウサギを描いており、人々が毛色の豊かさを楽し
んでいたことがうかがえます。
↓(4)イヌ
↑ 日々の暮らしや狩猟のパートナーとして、最も古くから人間の生活に寄り添ってきました。世界各
地に多様な品種がいます。江戸時代には博物学の広まりも相まってペットブームが巻き起こり、イヌ
は定番のペットとして愛され、専用の飼育書が出版されるほどでした。
↓(5)キリン
↑ キリンが日本に渡来したのは明治時代以降で、このキリンの絵は幕府の蘭医・ 桂 川甫周の「麒麟図」を描き写したものと推測されます。同図は漢籍や蘭書をもとに、中国の神獣(麒麟)と動
物学上のキリンを同定して描かれており、この絵にも両者のイメージの混在が見受けられます。
↓(6)ヤマアラシ
↑ 体に長く鋭い針状の毛を備えています。日本には江戸時代中期にもたらされ、その珍しさから代表
的な見世物になり、庶民に親しまれました。春山は安永元(1772)年に師の田村藍水(江戸時代の本
草家・幕府医官)がヤマアラシを賜り、その護衛を命じられた際に実物を見て描いたといわれていま
す。
↓(7)サル
↑ 描かれているのは茶褐色の毛で覆われ、顔などの皮膚が赤味を帯びた、日本の特産種であるニホン
ザルです。『本草図説』に記された解説文によると、「猿」という漢字を「サル」と読むのは誤りだそ
うで、「猿」はテナガザルを指し、「サル」は「猴」の漢字が使用されています。
↓(8)ネコ
↑ イヌと同じく、古くから親しまれている動物です。日本にネコが渡来したのは、奈良時代に中国か
ら書物を運び込むとき、ネズミの害を防ぐために船に載せたことが最初だといわれています。また、
描かれている三毛猫は、平安時代にはいたといわれています。
↓(9)ロバ
↑ ウマに似ていますが小さく、耳が長いのでウサギウマとも呼ばれます。日本には明治時代以後に渡
来しました。数日間水なしで過ごせる上に、枯草などの粗食にも耐えるため、体の大きさの割合に対
して最も食物が少なくて済む家畜とされています。
↓(10)テン
↑ イタチに似ていますが、体が大きくがっしりしていて、とがった口と大きな耳が特徴です。描かれ
ているのはホンドテンで、個体によって冬毛の色が異なり、黄色くなるのはキテン、褐色を帯びてい
るのはスステンと呼ばれます。描かれているのはキテンの一種で、鮮やかな黄色が目に美しいです。
(余白)クジラ
クジラはかつて魚類のひとつとして捉えられ、『本草図説』でも「水産之部」に分類されています。
描かれているのはセミクジラで、その名は背びれがないために背中の曲線の美しさが際立つクジラ、
「背美くじら(背が美しいクジラ)」に由来するといわれています。
【過去の自然の記録シリーズのブログ記事】
・第1集:2021年1月22日掲載:植物精密画
・第2集:2022年1月24日掲載:鳥の図譜
・第3集:2023年1月18日掲載:本草図譜(果物・野菜)
・第4集:2024年1月24日掲載:本草図説(動物)
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◎<ミス日本2024>ウクライナ生まれの椎野カロリーナさん「お母さん、グランプリ獲ったよ」 日本人として認められたい思いで応募
https://news.yahoo.co.jp/articles/59148883e3577601088160024b906a90c5fdafae
「第56回ミス日本コンテスト2024」の最終審査が1月22日、東京都内で開かれ、愛知県出身、モデルの椎野カロリーナさん(26)がグランプリに輝いた。最終審査後の取材で、最初に喜びを伝えたい人を聞かれ「家族で、特に母には一番に報告したい」と答え、どんな言葉をという投げかけには、「私を日本に連れてきてくれ、私を日本人にしてくれたきっかけの人なので、『お母さん、グランプリ獲ったよ』と言いたい」と笑顔で話した。
椎名さんは身長172センチ。ウクライナ生まれで、5歳の頃に来日し、昨年SNSで帰化を報告した。趣味はウオーキング、ヨガ、登山。特技はモデルウオーキング、ポージング。座右の銘は「山高きが故に貴からず」。将来の希望は和の心を重んじた奥ゆかしい女性になること。
コンテストへの応募動機について、「5歳の頃から日本に住み、気づいたら日本語が話せて日本人として生きていた」が、周囲の言動で「初めて見た目が違うことに気づきました」と椎野さん。そうした悩みを持った幼少期を過ごし、「日本人として認められたい思いが最初のきっかけ。勉強会を通じて、何かできることはないかと思うようになり、人を見た目で判断しない社会づくりをしたいことが最終的に目標になってエントリーしました」と説明した。
そんな椎野さんは、グランプリ受賞後のスピーチでは、「夢のよう。名前を呼ばれた瞬間に涙が止まらなくなりました。人種の壁というものを前に、日本人として生きてはいますが、なかなか受け入れてもらえないことも多くあった中で、今回日本人として認められたという感謝の気持ちでいっぱいです」と涙を流しながら喜びを語っていた。
「ミス日本コンテスト」は内面・外見・行動の三つの「日本らしい美しさ」を磨き、社会で活躍することを後押しする美のコンテスト。容姿だけでなく心の持ちようや社交性など幅広い人間性を問う。1950年から開催され、これまでに女優の山本富士子さんや藤原紀香さんらを輩出している。この日の最終審査では、12人のファイナリストが着物審査、ドレス審査、スポーツウエア審査に挑んだ。
準ミス日本には大阪府出身、関西大学商学部商学科2年の石村彩華さん(20)さん、ミス日本「水の天使」は神奈川県出身、日本大学生物資源科学部応用生物科学科2年の安井南さん(19)さん、ミス日本「海の日」は鹿児島県出身、東京大学前期教養学部理科一類2年の有馬佳奈さん(22)さんが選ばれ、ミス日本「みどりの大使」とミス日本「ミス着物」は東京都出身、慶応大学商学4年の安藤きらりさん(23)がダブル受賞した。
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◎昨日の全豪オープンテニス結果
【女子シングルス準々決勝】
○C.ガウフ 7-6,6-7,6-2 ●
○②A.サバレンカ 6-2,6-3 ●⑨
【男子シングルス準々決勝】
○①N.ジョコビッチ 7-6,4-6,6-2,6-3 ●⑫
○④J.シナー 6-4,7-6,6-3 ●⑤
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★kameさん、nice有難うございます。
★鉄腕原子さん、nice有難うございます。
★@ミックさん、nice有難うございます。
★いっぷくさん、nice有難うございます。
★xml_xslさん、nice有難うございます。
★じーバトさん、nice有難うございます。
★tarouさん、nice有難うございます。
★タンタンさん、nice有難うございます。
★かずのこさん、nice有難うございます。
★tochiさん、nice有難うございます。
by たいちさん (2024-01-24 09:40)
★ritton2さん、nice有難うございます。
★経済的自遊人さん、nice有難うございます。
★kenji-sさん、nice有難うございます。
★ずん♪さん、nice有難うございます。
by たいちさん (2024-01-24 23:51)
★ぼんぼちぼちぼちさん、nice有難うございます。
★ライスさん、nice有難うございます。
by たいちさん (2024-01-25 15:52)
ふるたによしひささん、nice有難うございます。
by たいちさん (2024-01-25 21:58)
★芝浦鉄親父さん、nice有難うございます。
★kiyoさん、nice有難うございます。
by たいちさん (2024-01-30 23:22)