池田市美術展ゆかりの作家たち(池田市立歴史民俗資料館)、藤浪初完投 [歴史館・博物館]
7月16日(水) 我が町、池田市の見所の一つである「池田市立歴史民俗資料館」へ先日行ってきました。この資料館の記事は後日アップします。今回は、この資料館の小展示室での企画展をご紹介します。
◎池田市美術展ゆかりの作家たち
期間:2014年5月14日~7月20日
会場:池田市立歴史民俗資料館 小展示室
以下の文章・作品は、開場で配布されたリーフレットより転載
【はじめに】
昭和32年(1957)から開催されている池田市美術展は北摂を代表する公募展であり、ふるくから文化的な水準が高い地域といわれる池田の現代史を知る上で大変注目すべき展覧会といえます。
今回の企画展では、歴史民俗資料館などが所有する池田市美術展にゆかりのある作家の作品を紹介し、池田の文化史、現代史の一面に触れていただきたいと思います。
*池田市美術展:絵画など5部門で構成されている公募展。55回目を迎える今年は、新しくなった中央公民館を会場として9月21日から9月27日に開催される。
【芸術家が集う地 池田】
池田市美術展の開催までには、ふたつの流れがありました。ひとつは、池田市在住の芸術家の間で、地域における芸術発展を目指す機運が高まったことです。池田は自然豊かで大阪市内にも近いという良好な住環境を有しており、数多くの芸術家が居住しました。
たとえば、関西画壇の中心人物のひとり、鍋井克之は昭和5年(1930)に現在の住吉1丁目に転居し、同44年に亡くなるまで創作活動の拠点としていました。
鍋井のほかにも日展の胡桃沢源人・融紅鷥夫妻、二紀会の森本健二、山本直治などが石橋に住み、小西謙三、古家新らは室町に居を構えました。戦後日本の画壇の第一線で活躍していた作家たちが、池田市内で交流を重ねていき、そのなかで、地域の芸術発展に積極的にかかわる必要性を感じていたようです。
【市民の芸術への意識と美術協会の発足】
もうひとつの流れは、芸術を趣味とする池田市民のなかに、先の芸術家たちと同じ思いが生まれたことです。昭和31年(1956)、室町の居住者を中心に芸術創作の同好会「ささなき会」が生まれ、互いの作品を持ち寄り展覧会なども開いていました。同会のメンバーをはじめ、多くの市民の間に美術協会の創設と池田市規模の展覧会開催を望む声が高まっていきました。
こうして「池田市美術展を持とう!」という趣旨のもと、昭和32年2月15日、鍋井を中心に、胡桃沢夫妻ら画家のほか、「ささなき会」メンバーの市民らが集まり、池田市美術協会が発足しました。協会は発足以降、池田市の芸術発展に寄与し、市の文化行事に参画して力をつくしました。
【池田市美術展の開催】
池田市美術協会の発足に続き、昭和32年6月に第1回「池田市美術展」が市立池田幼稚園を会場として開催されました。同展は「美術への健全な発展助言と指導育成又啓蒙」という趣旨にもとづき、公募審査制が採用されています。また、美術展の運営は、池田市美術協会と池田市で構成する、池田市美術展委員会を設置して行いました。
ちなみに第1回審査員には鍋井克之、胡桃沢源人、森本健二、融紅鷥、小西謙三、古家新、城口幸男が委嘱されています。
【池田市美術展の展開】
昭和44年(1969)の第10回からは、鍋井記念賞(鍋井賞)が設けられました。関西画壇の重鎮であった鍋井の名を冠したこの賞は、今でも洋画家にとって特別な賞とされています。
池田市美術展の会場は、第2回からは池田市中央公民館で行われています。それ以降は同47、48年に建替えにともない、呉服小学校などへ移動することがありましたが、基本的には公民館で行われていました。
同展は、はじめ絵画の部しか設けられていませんでしたが、第20回からは書、第30回からは彫塑と写真、第37回から工芸の部が加えられ、合わせて5部門で構成されるようになりました。現在では、池田市だけでなく近隣からも作品を寄せられるような、北摂を代表する公募展に成長しています。
↓「スペイン・トレド サンマルタン橋」 平通武男(1973年制作)
↓「おしどり」 融紅鷥(1976年制作)
↓「冬の猪名川」 城口幸男(1977年制作)
↓「裳」 水嶋山耀(1971年制作)
↓「捨てられた魚」 山本直治(1979年制作)
↓「壁 VENEZIA」 伊藤岳
※9月開催される池田市美術展は、是非観に行こうと思っています。
===================
◎昨日の阪神タイガース
回数:123・456・789・・・・・・・計・・・・・・・(安打) ナゴヤドーム、 18:00、 26,602人
阪神:300・002・300・・・・・・・8・・・・・・・・(9)
中日:000・000・100・・・・・・・1・・・・・・・・(5)
【本塁打】鳥谷6号3ラン(1回、雄太)
【マルチ安打】マートン2、新井貴3
【打点】鳥谷3、マートン1、新井貴2、新井良1
【盗塁】上本(1回、7回)。 【失策】伊藤、ゴメス、今成
【投手】
○藤浪 9回:5安打、13三振、2四球、1失点(7勝4敗)
●雄太 6回:7安打、4三振、2四球、5失点(3勝4敗)
※藤浪はプロ入り初完投勝利です。
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◎池田市美術展ゆかりの作家たち
期間:2014年5月14日~7月20日
会場:池田市立歴史民俗資料館 小展示室
以下の文章・作品は、開場で配布されたリーフレットより転載
【はじめに】
昭和32年(1957)から開催されている池田市美術展は北摂を代表する公募展であり、ふるくから文化的な水準が高い地域といわれる池田の現代史を知る上で大変注目すべき展覧会といえます。
今回の企画展では、歴史民俗資料館などが所有する池田市美術展にゆかりのある作家の作品を紹介し、池田の文化史、現代史の一面に触れていただきたいと思います。
*池田市美術展:絵画など5部門で構成されている公募展。55回目を迎える今年は、新しくなった中央公民館を会場として9月21日から9月27日に開催される。
【芸術家が集う地 池田】
池田市美術展の開催までには、ふたつの流れがありました。ひとつは、池田市在住の芸術家の間で、地域における芸術発展を目指す機運が高まったことです。池田は自然豊かで大阪市内にも近いという良好な住環境を有しており、数多くの芸術家が居住しました。
たとえば、関西画壇の中心人物のひとり、鍋井克之は昭和5年(1930)に現在の住吉1丁目に転居し、同44年に亡くなるまで創作活動の拠点としていました。
鍋井のほかにも日展の胡桃沢源人・融紅鷥夫妻、二紀会の森本健二、山本直治などが石橋に住み、小西謙三、古家新らは室町に居を構えました。戦後日本の画壇の第一線で活躍していた作家たちが、池田市内で交流を重ねていき、そのなかで、地域の芸術発展に積極的にかかわる必要性を感じていたようです。
【市民の芸術への意識と美術協会の発足】
もうひとつの流れは、芸術を趣味とする池田市民のなかに、先の芸術家たちと同じ思いが生まれたことです。昭和31年(1956)、室町の居住者を中心に芸術創作の同好会「ささなき会」が生まれ、互いの作品を持ち寄り展覧会なども開いていました。同会のメンバーをはじめ、多くの市民の間に美術協会の創設と池田市規模の展覧会開催を望む声が高まっていきました。
こうして「池田市美術展を持とう!」という趣旨のもと、昭和32年2月15日、鍋井を中心に、胡桃沢夫妻ら画家のほか、「ささなき会」メンバーの市民らが集まり、池田市美術協会が発足しました。協会は発足以降、池田市の芸術発展に寄与し、市の文化行事に参画して力をつくしました。
【池田市美術展の開催】
池田市美術協会の発足に続き、昭和32年6月に第1回「池田市美術展」が市立池田幼稚園を会場として開催されました。同展は「美術への健全な発展助言と指導育成又啓蒙」という趣旨にもとづき、公募審査制が採用されています。また、美術展の運営は、池田市美術協会と池田市で構成する、池田市美術展委員会を設置して行いました。
ちなみに第1回審査員には鍋井克之、胡桃沢源人、森本健二、融紅鷥、小西謙三、古家新、城口幸男が委嘱されています。
【池田市美術展の展開】
昭和44年(1969)の第10回からは、鍋井記念賞(鍋井賞)が設けられました。関西画壇の重鎮であった鍋井の名を冠したこの賞は、今でも洋画家にとって特別な賞とされています。
池田市美術展の会場は、第2回からは池田市中央公民館で行われています。それ以降は同47、48年に建替えにともない、呉服小学校などへ移動することがありましたが、基本的には公民館で行われていました。
同展は、はじめ絵画の部しか設けられていませんでしたが、第20回からは書、第30回からは彫塑と写真、第37回から工芸の部が加えられ、合わせて5部門で構成されるようになりました。現在では、池田市だけでなく近隣からも作品を寄せられるような、北摂を代表する公募展に成長しています。
↓「スペイン・トレド サンマルタン橋」 平通武男(1973年制作)
↓「おしどり」 融紅鷥(1976年制作)
↓「冬の猪名川」 城口幸男(1977年制作)
↓「裳」 水嶋山耀(1971年制作)
↓「捨てられた魚」 山本直治(1979年制作)
↓「壁 VENEZIA」 伊藤岳
※9月開催される池田市美術展は、是非観に行こうと思っています。
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◎昨日の阪神タイガース
回数:123・456・789・・・・・・・計・・・・・・・(安打) ナゴヤドーム、 18:00、 26,602人
阪神:300・002・300・・・・・・・8・・・・・・・・(9)
中日:000・000・100・・・・・・・1・・・・・・・・(5)
【本塁打】鳥谷6号3ラン(1回、雄太)
【マルチ安打】マートン2、新井貴3
【打点】鳥谷3、マートン1、新井貴2、新井良1
【盗塁】上本(1回、7回)。 【失策】伊藤、ゴメス、今成
【投手】
○藤浪 9回:5安打、13三振、2四球、1失点(7勝4敗)
●雄太 6回:7安打、4三振、2四球、5失点(3勝4敗)
※藤浪はプロ入り初完投勝利です。
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藤浪やれば出来るやん。ネェ?
さて週末はまた大江神社に参拝して10連勝を狙います。なははは。
by シルフ (2014-07-16 09:04)
シルフさん、niceとコメント有難うございます。
藤浪は、やっと完投しましたね。オールスター明けの連勝を祈願してくださいね。
by たいちさん (2014-07-16 14:26)
★Ujiki.oOさん、nice有難うございます。
★いっぷくさん、nice有難うございます。
★めぎさん、nice有難うございます。
★makimakiさん、nice有難うございます。
★やってみよう♪さん、nice有難うございます。
★sugoimonoさん、nice有難うございます。
★さらまわしさん、nice有難うございます。
by たいちさん (2014-07-16 14:30)
★takaさん、nice有難うございます。
★nikiさん、nice有難うございます。
★siroyagi2さん、nice有難うございます。
by たいちさん (2014-07-16 16:05)
藤浪、自責点0の完投おめでとうですね♪
今日も完璧な試合でしたね♪ 大島・ルナが抜けているとは言え
好調中日打線をバッタバッタと・・・。オールスター明けもこの調子を維持してもらいたいものです。(^_-)v
by 路渡カッパ (2014-07-16 21:34)
路渡カッパさん、niceとコメント有難うございます。
藤浪は、やっと完投出来てよかったです。後半戦の主軸になって欲しいですね。
by たいちさん (2014-07-16 22:37)
★yohtamboさん、nice有難うございます。
★kiyoさん、nice有難うございます。
★げいなうさん、nice有難うございます。
★zyouhouyaさん、訪れいただき、nice有難うございます。
by たいちさん (2014-07-16 22:40)
k_igaさん、nice有難うございます。
by たいちさん (2014-07-17 15:18)
★non_0101さん、nice有難うございます。
★かずのこさん、nice有難うございます。
by たいちさん (2014-07-18 10:24)