大島城跡・善光寺（兵庫県相生市）、 佐村河内（ｻﾑﾗｺﾞｳﾁ）事件 [旅行]
２月７日（金） 昨日も寒い一日でしたね。そんな中、仲間と4時間テニスをしました。体の芯まで凍ってしまいましたね。
さて、お正月に兵庫県相生市の親戚の家に行った時、初詣のついでに、相生市の寺社巡りしましたので、数回に分けて掲載します。今回は、大島山にある「善光寺」です。
【大島山の由来】
大島山は蝦江(相生湾)に浮かぶ翠の美しい離れ島であった。
保元二年に小千通清が架僑し次に赤松氏が船橋をかけて則村の時にここに城を築いた。
その後赤松氏の家臣宇野弥三郎重氏と速弥太の兄弟が城主となった。
この城は大島城と称し別名浜御殿と呼ばわれるほどの美しいものであった。
宇野氏の後海老名弾正に恩賞として与えられたが建武の役に弾正の軍が敗走し嘉吉の役に惜しくも焼失してしまった。
その後宝永七年前川新右衛門が那波新田を開墾した際陸つづきとなった。
大島山は藤の名所として知られ往時より武将をはじめ里人たちが藤見の宴に興じたと云われる
頂上西側の井戸（通称ブツブツ井戸と呼び疣とりの名薬といわれた）の傍にひと抱えもあるほど藤かずらがうねっていたが昭和十二年九月の大風に根こそぎ倒され枯死してしてしまった。
頂上には金毘羅、住吉の両社と地蔵堂があり年々歳々祭礼が行われていた。
殊に地蔵祭は里人が手ん手に松火をかざして参拝する珍しい祭りで深い茂りの中に点滅する松火が海面にうつる美しさは夏の夜の風物詩であった。
縄の浦ゆ背向にみゆる沖つ島こぎみる船は釣しすらしも
(この万葉集の短歌は、千三百年に山部赤人が那波の浦を詠んだ歌で、当時離れ島であった大島も沖つ島の一つであったことだろうと思われる。)
この大島山の頂上には、昔、「大島城」がありました。
【大島城跡】
この大島城は、長治元年(1104)播磨海老名の祖、家季がここに城郭を築いたのがはじまりといわれています。（標高34.5mで遺構として東側に犬走りが幅4mほど残っており、北側には三階段の腰曲輪が認められる）
城主海老名氏は、代々矢野荘別名の下司職矢野荘例名の地頭職等に任ぜられた豪族です。
建武三年(1236)別名の下司職であった七代景知は赤松円心に属し、弟の詮季や同族の泰知と共に白旗城にたてこもって新田義貞軍と戦い功績をあげましたが留守にしていた大島城は新田軍に組した者によって焼き落とされたといわれています。
また、江戸時代中期の文書によると、｢大島城は那波城とも言う。丘ノ台は二の丸で矢倉跡、今は畠となる｣とあって、この城の規模を知る手がかりとなります。
(現地説明板より)
↓大島山の入口
↑右の車道を上がれば、山頂まで行けます。左は「善光寺」参道。
↓「善光寺」参道。この参道を歩いて上がりました。
↓参道には西国三十三所石仏が並んでいます。
↑大正末期、西国三十三所石仏が奉納される。
◎善光寺（ぜんこうじ）
住所：兵庫県相生市那波大浜町25-11
山号：大島山。院号：本覚院。宗派：真言宗醍醐派。
本尊：一光三尊善光寺如来。通称：相生の善光寺さん。
http://www.zenkojikai.com/kinki/ki-140.html
【由緒】
室町時代より、大島城主・海老名家の菩提寺として興隆、衰退を繰り返し、宗派も転々としてきた寺で、昭和3年より信州善光寺の御本尊の分身の一光三尊善光寺如来を祀る寺として、一庵が建立されてから、現在に至り、平成12年より全国善光寺めぐりの札所の一つとして、「相生の善光寺」の愛称で全国各地から参拝に来られるお寺です。
↓善光寺「本堂」
↑現在の建物は平成11年4月再建。本尊の一光三尊善光寺如来は、10年に1度開帳されます。
↓善光寺の扁額
↓お大師様
↓説明板
↓庫裏
↓説明板（マウスを置くと拡大します）
↓住吉神社
↑平成17年4月、再建。
↓手水舎
↓大島山の山頂＝「大島城跡」
↓野口雨情詩碑
↑「那波の大島椿の花は春の櫻の中に咲く」野口雨情直筆
↓消防殉職者之碑
↑金井・兵庫県知事筆。
↓石井直樹歌碑
↓説明板
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◎波紋広がる代作
ＳＰの曲に選んだ高橋大輔君、これに影響されずに五輪で頑張ってほしいです。
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さて、お正月に兵庫県相生市の親戚の家に行った時、初詣のついでに、相生市の寺社巡りしましたので、数回に分けて掲載します。今回は、大島山にある「善光寺」です。
【大島山の由来】
大島山は蝦江(相生湾)に浮かぶ翠の美しい離れ島であった。
保元二年に小千通清が架僑し次に赤松氏が船橋をかけて則村の時にここに城を築いた。
その後赤松氏の家臣宇野弥三郎重氏と速弥太の兄弟が城主となった。
この城は大島城と称し別名浜御殿と呼ばわれるほどの美しいものであった。
宇野氏の後海老名弾正に恩賞として与えられたが建武の役に弾正の軍が敗走し嘉吉の役に惜しくも焼失してしまった。
その後宝永七年前川新右衛門が那波新田を開墾した際陸つづきとなった。
大島山は藤の名所として知られ往時より武将をはじめ里人たちが藤見の宴に興じたと云われる
頂上西側の井戸（通称ブツブツ井戸と呼び疣とりの名薬といわれた）の傍にひと抱えもあるほど藤かずらがうねっていたが昭和十二年九月の大風に根こそぎ倒され枯死してしてしまった。
頂上には金毘羅、住吉の両社と地蔵堂があり年々歳々祭礼が行われていた。
殊に地蔵祭は里人が手ん手に松火をかざして参拝する珍しい祭りで深い茂りの中に点滅する松火が海面にうつる美しさは夏の夜の風物詩であった。
縄の浦ゆ背向にみゆる沖つ島こぎみる船は釣しすらしも
(この万葉集の短歌は、千三百年に山部赤人が那波の浦を詠んだ歌で、当時離れ島であった大島も沖つ島の一つであったことだろうと思われる。)
この大島山の頂上には、昔、「大島城」がありました。
【大島城跡】
この大島城は、長治元年(1104)播磨海老名の祖、家季がここに城郭を築いたのがはじまりといわれています。（標高34.5mで遺構として東側に犬走りが幅4mほど残っており、北側には三階段の腰曲輪が認められる）
城主海老名氏は、代々矢野荘別名の下司職矢野荘例名の地頭職等に任ぜられた豪族です。
建武三年(1236)別名の下司職であった七代景知は赤松円心に属し、弟の詮季や同族の泰知と共に白旗城にたてこもって新田義貞軍と戦い功績をあげましたが留守にしていた大島城は新田軍に組した者によって焼き落とされたといわれています。
また、江戸時代中期の文書によると、｢大島城は那波城とも言う。丘ノ台は二の丸で矢倉跡、今は畠となる｣とあって、この城の規模を知る手がかりとなります。
(現地説明板より)
↓大島山の入口
↑右の車道を上がれば、山頂まで行けます。左は「善光寺」参道。
↓「善光寺」参道。この参道を歩いて上がりました。
↓参道には西国三十三所石仏が並んでいます。
↑大正末期、西国三十三所石仏が奉納される。
◎善光寺（ぜんこうじ）
住所：兵庫県相生市那波大浜町25-11
山号：大島山。院号：本覚院。宗派：真言宗醍醐派。
本尊：一光三尊善光寺如来。通称：相生の善光寺さん。
http://www.zenkojikai.com/kinki/ki-140.html
【由緒】
室町時代より、大島城主・海老名家の菩提寺として興隆、衰退を繰り返し、宗派も転々としてきた寺で、昭和3年より信州善光寺の御本尊の分身の一光三尊善光寺如来を祀る寺として、一庵が建立されてから、現在に至り、平成12年より全国善光寺めぐりの札所の一つとして、「相生の善光寺」の愛称で全国各地から参拝に来られるお寺です。
↓善光寺「本堂」
↑現在の建物は平成11年4月再建。本尊の一光三尊善光寺如来は、10年に1度開帳されます。
↓善光寺の扁額
↓お大師様
↓説明板
↓庫裏
↓説明板（マウスを置くと拡大します）
↓住吉神社
↑平成17年4月、再建。
↓手水舎
↓大島山の山頂＝「大島城跡」
↓野口雨情詩碑
↑「那波の大島椿の花は春の櫻の中に咲く」野口雨情直筆
↓消防殉職者之碑
↑金井・兵庫県知事筆。
↓石井直樹歌碑
↓説明板
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◎波紋広がる代作
ＳＰの曲に選んだ高橋大輔君、これに影響されずに五輪で頑張ってほしいです。
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ソチ五輪って盛り上がってるんでしょうかねぇ？
テレビ見ないから全然伝わってこないんですが…
永遠のゼロ、金メダル0だったりして…（笑）
by シルフ (2014-02-07 09:35)
シルフさん、niceとコメント有難うございます。
ソチ五輪は、開会式前ですが、我家では盛り上っていますね。
「永遠のゼロ」の百田氏は、失言問題の波紋が広がっていますね。
by たいちさん (2014-02-07 13:21)
★げいなうさん、nice有難うございます。
★いっぷくさん、nice有難うございます。
★k_igaさん、nice有難うございます。
★世界のアイドルさん、nice有難うございます。
★makimakiさん、nice有難うございます。
★tochiさん、nice有難うございます。
★やってみよう♪さん、nice有難うございます。
★shin.sionさん、nice有難うございます。
by たいちさん (2014-02-07 13:26)
赤松氏の勢力は強大だったようですね。
ここは大河ドラマには出て来ないのかな・・・(^_-)
by 路渡カッパ (2014-02-07 17:49)
路渡カッパさん、niceとコメント有難うございます。
私も大島山（大島城）がＮＨＫドラマ「黒田官兵衛」に出てないか検索しましたが、出て来ないようですね。
by たいちさん (2014-02-07 19:15)
★あんぱんち～さん、nice有難うございます。
★sugoimonoさん、nice有難うございます。
by たいちさん (2014-02-07 19:16)
non_0101さん、nice有難うございます。
by たいちさん (2014-02-09 22:19)
かずのこさん、nice有難うございます。
by たいちさん (2014-02-10 11:39)