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伝統色シリーズ第3集、侍ジャパン白星発進 [特殊切手]

11月6日(水)   日本郵便株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 横山 邦男)は、日本人が四季折々の日常 生活の中で継承してきた日本の伝統色を題材とした、特殊切手「伝統色シリーズ 第 3 集」を本日発行 します。 なお、本シリーズは四季をテーマに発行しており、第 3 集では「冬」をメインテーマとしています。

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◎伝統色シリーズ 第3集
発行日:令和元年(2019)11月6日(水)
料額・種類:(A)63円×10種類(シール式)、(B)84円×10種類(シール式)
シート構成:共に、10枚(縦2×横5)
切手デザイン:星山 理佳
版式刷色:オフセット6色
発行枚数:(A)1,500万枚(150万シート)、(B)3,000万枚(300万シート)
銘版:カルトール社

★63円切手(シール式)
↓(1)深 緋 (こきひ)
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↑茜 (あかね)で染めた後に紫 根 (ムラサキソウの根)をかけ合わせた、紫みを帯びた暗い赤です。平安 時 代における朝廷の決まり事を記した『延喜式』には、紫に次ぐ高位の色と記されています。

↓(2)鉄 黒 (てつぐろ)
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↑ 鉄が酸化されてできる黒い酸化被膜に由来する色名です。この皮膜には錆を防ぐ効果があり、 また美観を高める目的でも金属の表面処理に用いられます。

↓(3)鮭 色(さけ)
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↑ 色名サーモンピンクの日本語訳です。鮭の切り身の色に由来する色名であり、ピンクの中でも オレンジみを帯びたピンクです。

↓(4)常盤 色(ときわ)
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↑ 常緑樹の松や杉の葉のような濃い緑色です。一年中、葉を落とすことがないことから、永遠 不滅の象徴として縁起のいい色とされています。

↓(5) 橙 色 (だいだい)
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↑ミカン科の橙の熟した色です。果実は冬に熟しますが木から落ちず、2~3 年は枝について います。そこで「代々栄える」という縁起担ぎにより、鏡餅などの正月飾りに添えられます。

↓(6)鳥 の子 色(とりのこ)
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↑ 鳥の子といっても、雛の色ではなく卵の殻の色に由来する色です。ごく淡い黄褐色や茶色み がかった白にあたります。一方「卵色」は卵の黄身の色に由来し、やや赤みを帯びた黄色です。


↓(7)紅 海老 茶 (べにえびちゃ)
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↑紅色と海老茶を組み合わせてできた、暗い赤茶色を示す色名です。 なお、エビカズラに由来する「葡萄色(えびいろ)」と伊勢海老の色による「海老色」は別の 色名ですが、色も近く混同されて使われています。

↓(8)銀 鼠 (ぎんねず)
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↑ 明るい銀のような鼠色のこと。グレイの中で最も明るいのは白鼠で、その次が銀鼠でした。 さらに暗くなると、薄鼠、素鼠、濃 鼠 、丼 鼠 、消炭鼠などと呼ばれました。

↓(9)丹 色 (に)
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↑「丹」は赤土や赤い顔料のことを指す言葉です。赤土の粘土は人類最古の赤い顔料で、赤褐色 を表すこの色名も長い歴史を持ちます。なお、丹頂鶴の名は頭頂が赤いことに由来します。

↓(10) 雀 茶 (すずめちゃ)
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↑ 雀の頭の色のような赤黒い茶色をいいます。雀の羽の色に由来する「雀色」は淡く赤み がかっているといわれることもありますが、それほど厳密に区別されているわけではありません。


★84円切手(シール式)
↓(1)紅梅 (こうばい)
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↑色 紅梅の花のような、紫みのある淡い紅色です。梅は「春告 草 」といい、春の始まりを告げる花として古くから親しまれてきました。

↓(2)消 炭 色 (けしずみいろ)
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↑消炭は、薪や炭などを途中で消して作る炭で、火が着きやすいため焚付に用いられます。墨 色のように深い黒ではなく、黒に近い暗い灰色です。

↓(3)人 参 色 (にんじんいろ)
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↑人参の根のようなオレンジ色のこと。英語ではキャロットオレンジといいます。このオレンジ 色は栄養素のカロテンの色で、カロテンという名前はキャロットに由来します。

↓(4)雪白 (せっぱく)
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↑ 雪の白さを強調した色名で、正に真っ白ということです。白が無実・無罪を意味することから、 雪白は潔白であるという意味で使われます。

↓(5)小豆 色 (あずき)
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↑小豆の実の色のような暗いくすんだ赤です。赤は古代から魔除け、厄除けの色とみなされ、 そのため祝いの席などで赤飯や善哉などを食べる習慣が普及しました。

↓(6)煤 竹 色(すすたけ)
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↑ 囲炉裏や竈 の煙などに燻 され続け、すすけた色を帯びた竹の色のような暗い茶褐色。江戸時 代は茶色系や鼠色が好まれた時代であり、通人の好む衣装や帯色として流行しました。

↓(7)白 群 (びゃくぐん)
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↑ 日本画の岩絵の具の色。アズライト(藍銅鉱)を砕いて作られる群青 の粒子をさらに細かく 砕いていくと、白っぽくなり、緑みを帯びた水色の白群となります。

↓(8)松葉 色(まつば)
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↑松の葉の色のような濃い黄緑色をいいます。松は、古来から神聖な木、長寿や不変のシンボル として珍重され、松葉色も生命力を表す「おめでたい色」とされました。

↓(9)朱 色(しゅ)
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↑ 鳥居の色、朱肉の色など、少し黄みがかった鮮やかな赤で、赤を代表する色の一つ。朱塗り の漆器の色のことはジャパニーズ・レッドと呼ばれます。

↓(10)濃 卵 (こいたまご)
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↑ 染め色の呼び名で、卵の黄身に由来する濃い黄色のことをいいます。卵黄の色は餌に含まれる 色素により変化し、色の濃淡は栄養価には関係がありません。


【過去の伝統色シリーズのブログ記事】
第1集「秋」:2017年9月20日発行
第2集「春」:2019年3月6日発行
・第3集「冬」:2019年11月6日発行

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◎侍ジャパンが辛勝発進!八回に一挙6点で逆転 稲葉監督は坂本に代打山田の執念采配

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↓(デイリースポーツ)
「プレミア12・1次ラウンド、日本8-4ベネズエラ」(5日、桃園国際野球場)
 侍ジャパンが1次ラウンド初戦で辛勝発進。執念の逆転勝ちを飾った。
 負けられない戦いで、稲葉監督が苦渋の決断を下した。2点を追う八回、1死満塁。不振に苦しむ1番・坂本(巨人)に代打・山田(ヤクルト)を起用。山田は際どいボール球を見極め、押し出し四球を選んだ。
 押せ押せムードが生まれ、2番菊池(広島)が同点の左前適時打。3番近藤(日本ハム)も押し出し四球を選び、再逆転に成功した。さらに4番鈴木(広島)の左犠飛などで、この回一挙6点を奪った。
 苦しい展開だった。先発山口(巨人)が四回に先制点を献上。五回に菊池、鈴木の適時打で逆転したが、直後の六回に暗転した。2番手の山岡(オリックス)が3連打で同点とされ、さらに1死二、三塁。大竹(巨人)-中川(巨人)とつないだが、二ゴロの間に勝ち越しを許し、さらに適時内野安打で2-4とされた。
 打線は小刻みにつなぐベネズエラの継投に苦戦。手元で変化させる外国人特有のボールに芯を外され、凡打の山を築いた。特に今大会で主軸と期待される坂本は、カナダとの強化試合から3戦12打席ノーヒット。八回は相手投手の乱調にも助けられて大量得点となったが、トータルでは相手の10本を下回る8安打。秋山(西武)の離脱で不在となった1番打者の起用が、今後のカギとなりそうだ。
 日本は6日にプエルトリコ、7日に台湾と対戦。3試合の成績で上位2チームが2次ラウンドに進出する。

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