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NHKカジュアルクラシック・コンサート [観劇・コンサート]

12月2日(水)   昨日は、12月に入ったというのに、穏やかな日よりでした。北千里近くの「三色彩道」は、まだ紅葉が見られました。
三色彩道1.JPG三色彩道2.JPG

豊中・池田ケーブルネット㈱と㈱ジェイコムウエスト北摂局とNHK大阪放送局が主催した標記のコンサートの招待券が当りましたので、昨夜行ってきました。

●NHKカジュアルクラシック・コンサート

日時:平成21年12月1日(火)午後7時開演、9時10分終演
会場:豊中市立市民会館・大ホール

【出演】
<ピアノ>高橋  希(ピアニスト)
<オーボエ>小林 裕(東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者)
<バイオリン>松田拓之(NHK交響楽団第1バイオリン)
<ビオラ)坂口弦太郎(NHK交響楽団ビオラ奏者)
<チェロ>山内 俊輔(NHK交響楽団チェロ奏者)

【曲目】
1.「白鳥の湖」より情景
 作曲:チャイコフスキー、(5人で演奏)
2.ババネラ風小品
 作曲:ラヴェル、(オーボエとピアノで演奏)
3.無伴奏バイオリンソナタ 作品91-6より第4楽章
 作曲:レーガー、(バイオリン独奏)
4.アンダルーサ
 作曲:グラナドス、(チェロとピアノで演奏)
5.ピアノソナタ第8番 作品13「悲愴」より第2楽章
 作曲:ベートーベン、(ピアノ独奏)
6.バッサカリア
 作曲:ヘンデル、(ビオラとバイオリンで演奏)
7.カプリッチョ第9番・・・当初のプログラムにないものの追加)
 作曲:ヴュータン、(ビオラ独奏)
8.浜辺の歌
 作曲:成田為三、(ビオラとピアノで演奏)
9.赤とんぼ
 作曲:山田耕筰、(5人で演奏)
 (10分休憩)
10.アダージョ ヘ長調(イングリッシュホルンと弦楽三重奏)プログラム曲変更
 作曲:モーツァルト、(バイオリン2本とチェロとイングリッシュホルン(コールアングレ)で演奏)
11.ピアノ四重奏曲 第3番 作品60より第1楽章・第4楽章
 作曲:ブラームス、(バイオリンとビオラとチェロとピアノで演奏)
(アンコール)
12.ふるさと
 作曲:岡野貞一、(5人で演奏)

【出演者のプロフィール】当日のプログラムから切り貼り
プロフィール1jpg.jpgプロフィール2.jpgプロフィール3.jpgプロフィール4.jpgプロフィール5.jpg

主催者の挨拶があり、その後5人の奏者が入場し、いきなり最初の曲を演奏しました。1曲目が終わると、バイオリンの松田氏が軽妙なトークでメンバーを紹介します。今回は各奏者が楽器を説明するとのことです。

オーボエの小林氏とピアノの高橋嬢を残して他者は退場します。小林氏はオーボエの楽器の名前は日本だと真面目に言います。「大吠え」=「オオボエ」=「オーボエ」、駄洒落で観客の心をつかみます。オーボエの原形は中国とのことです。オーボエで救急車の音真似をして雰囲気を和らげました。

2曲目が終わると二人とも退場し、代わってバイオリンの松田氏が登場し、バイオリンは楽器の王様といって説明した後、独奏しました。

3曲目が終了し松田氏が退場、代わってチェロの山内氏とピアノの高橋嬢が入場します。山内氏がチェロについて説明します。現在のチェロの下には尖がった金具を地面に突き刺して演奏しますが、昔は肩(首)からぶら下げて演奏したので、紐をとおす穴があったとのことです。

4曲目が終了すると、山内氏が高橋嬢だけ残して退場します。高橋嬢がピアノの説明をします。他の奏者は自分の楽器を持運びますが、ピアノは各会場のピアノを弾くので難しくもあり、楽しさもあるとのことでした。5曲目が終了し、高橋嬢が退場すると、代わってビオラの坂口氏とバイオリンの松田氏が登場しました。

坂口氏がバイオリンに負けじとビオラを宣伝します。坂口氏は4歳まで堺市にいたので、大阪は故郷という。しかし、豊中市がどのへんにあるのか分からないとのこと。ここでプログラムにない6曲目を競演しました。素晴らしかったですね。松田氏が退場し、坂口氏が7曲目をビオラで独奏しました。続いて高橋嬢も入場して、ビオラとピアノで8曲目を演奏しました。坂口氏が露出過剰ですが、彼の故郷ということらしいです。

第一部最後の9曲目は、全員が出てきて、「赤とんぼ」を演奏しました。
10分間の休憩の後、第二部が始まりました。

ピアノ以外の4名が入場します。オーボエの小林氏がイングリッシュホルンを説明します。オーボエより長いので、低い音色を出します。小林氏がビオラ奏者の坂口氏がバイオリンを持っていたので、いびっていました。イングリッシュホルンに合う曲ということで、急遽演奏曲が変更されました。

10曲目が終了し、全員退場し、代わってオーボエの小林氏以外の4人が登場しました。高橋嬢は着替えてきました。11曲目は重量感ある素晴らしい曲でしたね。これで今回のコンサート予定曲は終了で、5人が拍手の中を退場します。アンコールにこたえる形で演奏される前に12月の誕生日の人に(会場でも数人手を上げた。小林氏も上げた)ハッピーバースデーを演奏しました。そしてアンコール曲は、坂口氏の顔を見ながら「故郷ふるさと」を演奏しました。予定時間を10分オーバーしてコンサートは終演しました。

終演後、5人の演奏者は、出口で観客を見送っていました。
Nhk1.jpgNHK2JPG.jpg
NHK3.jpg

このようなコンサートを聞くと、久しぶりに本格的なフル編成のクラシックを聞きたくなりましたね。

コルテオ(シルク・ドゥ・ソレイユ) [観劇・コンサート]

8月5日(水)    昨日、大阪中之島・新ビッグトップで開催中のシルク・ドゥ・ソレイユの「コルテオ」を観てきました。シルク・ドゥ・ソレイユとは、太陽のサーカスという意味で、1984年カナダで誕生しました。
 日本公演は、次の通りです。
・1992年、「ファシナシオン」
・1994年、「サルティンバンコ」
・1996年、「アレグリア」
・2000年、「サルディンバンコ2000」
・2003年、「キダム」
・2004年、「アレグリア2」
・2007年、「ドラリオン」
私は、一昨年の「ドラリオン」が最初でした。当時は、衝撃的な感動を受けましたね。

●ダイハツ コルテオ

・大阪公演:2009年7月29日~10月18日
・場所:中之島・新ビッグトップ(特設会場)
コルテオ地図.jpg

「コルテオ」とは、イタリア語で「行列」を意味します。ひとりのドリーマー・クラウンを中心に繰り広げられる祝祭パレード形式でサーカスの演目が物語りのように展開されます。

これは、会場の入口です。
コルテオ3.JPG

入場券を見せて入ると、ロビーになっています。この中には、ショップが入っています。主スポンサーのダイハツの車も展示されています。ショップの品物は概して高価格です。350ml缶ビールは500円です。
コルテオ2.JPGコルテオ4JPG.jpgコルテオ5JPG.jpg

今回の座席は、一番安いB席でした。今回の公演では、円形舞台になっていて、どこからでも、良く見えるということですが、B席は安いだけあり、シーンによっては、カーテンが邪魔でした。また舞台裏の移動の振動が伝わるなど、やはりそれなりの座席でしたね。
コルテオ座席.jpg
【値段】平日の大人:S席12,000円、A席9,500円、B席6,000円

会場の写真です。
コルテオ1.JPG

公演中は撮影禁止でしたので、スライドの写真は、下記サイトの写真を転載しています。
http://www.fujitv.co.jp/events/corteo/

第1部は、15時から16時5分
 (休憩:30分)
第2部は、16時35から17時25分
コルテオ6JPG.jpg

開演の時は、客席より出演者が、お客とコンタクトしながら入場します。その後の演目は切れ目なく流れるように演じられました。



※17番目の演目の「ボーカル・エアリアル・シルク」は、可憐な女性が歌を歌いながらの、白い布のアクロバットは魅せられましたね。
※ロイヤル・ウィスラーは、伝統的なサーカスのリングマスターですが、彼の口笛のテクニックは素晴らしかったですね。
※コルテオでは、生音楽ですので、こちらも良かったですね。
※日本語の単語が時々飛び交いますが、聞き難い部分が多かったですね。
※最後に、今後行く人に対しての助言です。冷房が効きすぎていますので、寒さ対策の衣服は絶対必要ですよ。

【今後の公演予定】
・東京追加公演:2009年12月21日から2010年1月24日
・福岡公演:2010年2月11日から4月4日
・仙台公演:2010年4月21日から6月6日

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●昨日(8/4)の阪神タイガース

回数:123・456・789・・・・・計・・・・・(安打)
阪神:000・000・000・・・・・0・・・・・(2)
中日:000・030・04×・・・・7・・・・・(8)

【本塁打】和田22号3ラン(5回、安藤)、和田23号ソロ(8回、ジェン)

●安藤:5回、5安打、2三振、4四球、3失点
・筒井:2回、無安打、2三振、1四球、無失点
・ジェン:1回、3安打、1三振、1四球、4失点
○チェン:9回、2安打、12三振、無四球、無失点

※阪神の2安打は、大和一人である。
※金本は、4試合17打席無安打で、この日は3三振という危機的状態である。心配ですね。
※安藤は、この試合を含め、最近4試合で勝利がありません。エース失格ですよね。
タグ:サーカス

浄るりシアターでの「立川志の輔」独演会 [観劇・コンサート]

7月12日(日)   昨日は、大阪府の能勢町にある「浄るりシアター」で開催された「立川志の輔」独演会へ行ってきました。今年の落語は、立川談春に続き、2回目の独演会です。

浄るりシアター

住所:大阪府豊能郡能勢町宿野30
電話:0727-34-3241
浄るりシアター入口.JPG浄るりシアター修理.JPG

江戸時代から今日まで活動が続けられている「能勢の浄瑠璃」をキーワードに1993年に設立されました。「能勢の浄瑠璃」は1999年国の無形民俗文化財に選ばれました。シアター内では、床本、衣装、三味線など浄瑠璃の歴史とルーツを展示しています。また、人形浄瑠璃、コンサート、演劇などの舞台芸術の公演も行っています。落語が公演されるのは、今回が最初です。シアターの外装を現在修理中です。
浄るりシアター1.JPG浄るりシアター2.JPG
浄るりシアター3.JPG浄るりシアター4.JPG

立川志の輔 (本名:竹内照雄)出囃子:梅は咲いたか
立川志の輔.jpg

1954年2月15日生れ、富山県出身。1983年、29歳の時、立川談志に入門、1989年に文化庁芸術祭賞受賞、1990年立川派真打に昇進、現在NHKの「ためしてガッテン」の司会もしている、実力、人気も抜群の落語家の一人です。

●「立川志の輔」独演会
 14:00~16:15、料金3,500円

【演目】
1.子ほめ・・・・(前座)立川メンソーレ(志の輔の弟子・6人のうち4番目)

1.親の顔・・・・・・・(新作落語)立川志の輔

    (仲入り)

1.井戸の茶碗・・・・・(古典落語)立川志の輔

◎「親の顔
 最初の演目では、枕(雑談)部分が長くとられました。客の心を掴む為です。東京都議選や近い将来の衆議院総選挙にからめて、投票結果速報で開票5%未満で当確が出るのはおかしい。これは出口調査によるものなので、「みなさん、出口調査をされたら、嘘をつきましょう」と爆笑をよびました。

それに、小噺20連発がありました。一番短い小噺としては、「姐さん、粋(イキ)だね。帰りだよ」等々面白かったです。

そして、演目に入りました。小学生の息子がテストで5点(100点満点)であったので、父親と一緒に学校に呼ばれた。悪い点数だったので、親の顔を見たいのだろうと思い、先生に顔をよく見せる。テストは10問あり、全部回答が書かれているのに、全部バツであるが、なぜ5点かと父親が聞く。先生は、名前がきっちり書かれていたので、せめてもと5点にしたと答える。父は息子に、もっと大きな字で書けば2~3点もらえたのにと叱る。

問題と息子の回答が話される。最初の問題は「A君は3分の一、B君は二分の一の草刈をした。残ったのはいくらか」、回答「やってみなければ、わからない」、父親は息子の回答に感心する。第2問「ライオン、ねずみ、うさぎ、牛、羊の中で、仲間に入れない動物は」、父親が回答を求められ「えーと、えーとと考え、ライオン」と答える。正解は「干支」なので、ライオンで正解、但し父親は、ライオンが他を殺してしまうからライオンと答えた。息子の回答は「仲間はずれをしては、いけません」といつも言われていると言った。
第3問「みかん81個を3人に均等に分けるには」、回答「ミキサーで全部ジュースにして分ける」、甘いのもあれば、そうでないものもあり、不公平なので、ジュースにして混ぜれば均等になる。父親は関心する。第4問「本能寺を焼き払った人は」、回答「ボクじゃありません」、息子の回答に感心する、ノーテンキな父親であったので、先生が「実家にお邪魔したい」という。理由は、親の顔を見たい。

◎「井戸の茶碗
 枕なし、いきなり話に入る。くず屋の清兵衛が、長屋の貧乏浪人・千代田から紙くずを買うが娘との生活費に不足する。そこで古い仏像を、それ以上に売れたら折半との約束で200文で預かる。
清兵衛は細川家の高木に呼び止められ、300文で買い上げてもらう。高木が仏像をぬるま湯で洗っていると、底に張った紙がはがれ、中から50両の金が出てきた。仏像は買ったが50両は買った覚えはない、として清兵衛に浪人へ返すよう依頼する。浪人は、売った仏像から何が出ようが自分の物でないと、受け取らない。清兵衛が両者の間を、行ったり来たりするが、らちがあがらない。清兵衛は大家と相談し、高木に20両、千代田に20両、清兵衛10両の案を出す。しかし、浪人は納得しないので、どんなものでも先方に渡せば、貰ったことにならない、と説得。いつも使っている汚れた茶碗を渡す。
この美談を聞いた殿様が茶碗を見たいというので、磨いて桐の箱に入れ持って行く。たまたま出入の目利きが拝見し、これが名器「井戸の茶碗」だと判り、殿様が300両で買い上げる。
先例にならって150両づつにし、清兵衛は150両を浪人に届ける。浪人は「もう渡す物もない。独身の高木様は正直なお方だから娘を嫁に差し上げる」という。さっそく清兵衛は高木様にこの話を伝え「美しい13歳の娘だから貰いなさい。高木様の手で磨けば美人になる」というと、高木は「いやあ、もう磨くのはよそう。また小判が出るといけない」

浄るりシアター



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●阪神タイガース情報

【7月11日】
回数:123・456・789・10・11・12・・・・・計・・・・・(安打)
巨人:000・000・011・0・0・0・・・・・2・・・・・(14)
阪神:000・020・000・0・0・0・・・・・2・・・・・(8)

・安藤:7回、7安打、3三振、3四球、無失点
Hアッチソン:3分の1、2安打、無三振、1四球、1失点
・藤川:1回3分の2、2安打、1三振、無四球、1失点
H筒井:1回、1安打、無三振、1四球、無失点
H渡辺:1回、1安打、1三振、1四球、無失点
・江草:1回、1安打、1三振、2四球、無失点
・グライシンガー:8回、6安打、2三振、2四球、2失点

※12回裏、なぜ清水に送りバントさせなかったのか、結果は併殺で終了。次打者の新井に、それだけ信頼を置いてない証拠ですね。

【7月12日】
回数:123・456・789・・・・・計・・・・・(安打)
巨人:000・002・000・・・・・2・・・・・(5)
阪神:000・000・010・・・・・1・・・・・(7)

●下柳:6回、4安打、2三振、1四球、2失点
・能見:2回、無安打、2三振、無四球、無失点
・アッチソン:3分の2、1安打、1三振、無四球、無失点
・筒井:3分の1、無安打、無三振、無四球、無失点
○内海:9回、7安打、5三振、無四球、1失点

※9回表、アッチソンの救援に筒井投手が登板したのには、驚きですね。(結果はよかったが)
※これで、阪神の自力Vは、消滅しましたね。3位狙いも難しいですね。



タグ:落語

サンケイホール・ブリーゼ「立川談春・25周年スペシャル独演会」 [観劇・コンサート]

5月24日(日)  本日は、サンケイホール・ブリーゼで公演されている落語を鑑賞してきました。
この「ブリーゼ ブリーゼ」という建物についてご紹介します。今回、私は初めて入りました。

33階建のビルで、地下1階から6階と33階が商業ゾーンで、昨年10月3日オープンしました。ファッションとグルメのゾーンです。1階から6階まで吹き抜けになっており、「ブリCH」という身長12mのマリオネットが迎えてくれます。
ブリーゼ1.JPG

7階と8階は、サンケイホール・ブリーゼで、昨年11月15日オープンしました。9階はブリーゼプラザという会議場です。10階から32階は産経新聞社などが入るオフィスです。

7階のサンケイホール・ブリーゼへ行くと、入口では消毒液が置かれ、係員はマスクをしていました。
ブリーゼ2.JPGブリーゼ3.JPG

座席は2階席でしたので、エレベーターで上がりました。ロビーは吹き抜けになっています。
ブリーゼ4.JPG

このホールは、座席数912の中規模劇場です。ブラックボックスといわれ黒で統一されていますので、漆黒の空間を演出しています。因みに、ブリーゼとは、「そよ風」という意味です。
ブリーゼ5.JPG

立川談春 25周年スペシャル独演会

開演:13時(終演は15時30分でした)
【番組】
1.「おしくら」
  (仲入り)
2.「紺屋高尾」

【立川談春のプロフィール】
1966年6月27日生れ、東京都出身。本名は佐々木信行
1984年3月、立川談志に入門、立川談春と名乗る
1988年3月、二つ目昇進
1997年9月、真打昇進
2008年12月、大阪フェスティバルホールで独演会を開き、「芝濱」を演じる。
※今もっとも勢いがあるチケットの取り難い落語家と言われています。
立川談春.jpg

第1部の「おしくら」のマクラが面白かったですね。このサンケイホール・ブリーゼは米朝一門の本拠地である。そこで独演会することになった話。歌手さだまさしとの交流。新林家三平と泰葉のエピソード。新型インフルエンザの話。桂米団治のエピソードを面白可笑しく披露して場内を爆笑させました。彼のエピソードをそのまま信じることは出来ませんが、面白かったです。

「おしくら」
江戸っ子の3人の男が、伊勢詣に、中仙道を行く。途中疲れたので馬に乗る。馬子の親しい宿に案内してもらう。宿の年老いた女将と馬子が、客をそっちのけで世間話を始める。3人は馬に乗ったままほって置かれる。
部屋に案内され、晩飯の時、酒の酌をした15歳と18歳の女中の言葉は、早口の方言で面白い。女中に夜の相手をする女はいないかと訊くと、自分達が「おしくら」と呼ばれる私娼という。女が一人足りないので、呼べる女はいないか訊く。年老いた尼さんしかいないという。

これを訊いた江戸っ子の兄貴分は、相棒の半ちゃんに「江戸で以前、芸者だった粋な年増が相手してくれるが、18歳の女中と、どっちがいい?」と訊ねる。元芸者の粋な年増の言葉で、こちらを選んだ半ちゃんは、真っ暗な離れ座敷に向った。
翌朝、騙された半ちゃんが怒りをぶちまけるお話である。

第2部「紺屋高尾
花魁の最高位の高尾太夫と、一介の紺屋の職人との純愛ストーリーです。
染物職人の久蔵は、花魁道中の高尾太夫を見初める。高尾に逢いたいという久蔵の話を聞いた親方は無理だというがひかない。15両の金が溜まれば逢えると説得する。今の給料では3年かかる。そのうち久蔵も諦めるだろうと親方はたかをくくっていた。それから、久蔵は寝る間も惜しんで働いた。

そして3年後、久蔵は親方に給料の蓄えがいくらになったか聞く。18両と聴き、15両の受領を請求する。この金で高尾に逢おうということである。この純情さにうたれた親方は、竹内蘭石という医者に相談する。遊び慣れている医者は、久蔵をお大尽(金持ち)に仕立てる。衣装も揃えてもらい高尾に逢いに行く。久蔵の手は仕事柄変色しているので、バレないよう懐から手を出さない。またしゃべらないで頷くだけと教わる。

三浦屋の高尾の部屋で久蔵が待っていると高尾太夫が現れる。煙管に火をつけ久蔵に勧める。久蔵は懐手のまま煙管を吸う。高尾が型どおり、今度いつ来てくれるかと聞く。3年後と答えるが、久蔵は嘘をつけず、手を出して身分を明かし、謝罪する。

これを聞いた高尾は、久蔵の純粋さに惚れて、来年3月15日に年季が明けるから、その時に女房にしてくれと、30両と高価な簪を印しとして渡す。親方の元へ帰った久蔵は、「来年3月15日」ととなえながら、前にもまして仕事に精を出す。仲間らは花魁の言葉を信じるなという。

いよいよ、3月15日の当日、年期明けした高尾は紺屋の店へ現れる。二人は夫婦となり、親方から暖簾分けしてもらい、染物屋を始める。高尾の美貌と名声で店は繁昌する。
(この話には、「かめのぞき」というエロチックな話に続くが、今回は割愛されました)

ブリーゼ ブリーゼ



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◎阪神タイガース情報

【5月23日(土)】
阪神の連敗ストップ

回   数:123・456・789・・・・・計・・・・・(安打)
阪   神:101・100・211・・・・・7・・・・・(14)
オリックス:001・020・000・・・・・3・・・・・(13)

【本塁打】
林2号ソロ(4回、小松)

【投手】
・能見:5回、8安打、4三振、1四球、3失点
○アッチソン:2回、2安打、2三振、2四球、無失点
Hウィリアムス:1回、1安打、2三振、1四球、無失点
・藤川:1回、2安打、2三振、無四球、無失点

※金本は3安打で3割復帰。林も3安打猛打賞
※新外国人選手として、元西武のブラゼル内野手獲得方針らしいですが、林をファーストで常時使ってほしいですね。従ってセカンドは関本となります。

【5月24日(日)】
回 数:123・456・789
ロッテ:000
阪 神:00

福原投手がゼロで抑えていましたが、降雨中止となりました。



小林大作の「メモリーズ・オブ・ユー」 [観劇・コンサート]

3月14日(土)   3月11日、毎年この時期に開催される公開録音を、恒例のザ・シンフォニーホールへ聴きに行きました。

大阪・ABCラジオ(朝日放送)が、毎週日曜日午後5時から5時55分に放送している音楽番組です。この番組は、1980年10月より続いている音楽番組です。

「過ぎ去りし遠い日の思い出、若き日の感激が今あらたに甦る心の歌。小林大作のメモリーズ・オブ・ユー」という決まり文句で始まります。
パーソナリティーは、1992年10月より、小林大作と桶村久美子がやっています。

この番組の公開録音を葉書で応募しました。今回は10枚葉書を出し、4枚当りました。知人友人らと行きました。今回の応募総数は、6,048枚で、7.1倍という競争率でした。

午後6時30分開演し、終演は9時30分でした。
今回収録されたものは、3月15日(日)と3月22日(日)に分けて放送されますので、まだ聞いたことのない関西地方の方は、一度聴かれることをお薦め致します。
メモリーズ.JPG

【出演者】
・ペギー葉山(75歳)レギュラー歌手。昨年よりサウンド・オブ・ミュージックで全国公演中(修道院長役)
・細川綾子(?歳)準レギュラーのジャズ歌手。サンフランシスコ在住
・長谷川きよし(59歳)デビュー40年の視覚障害者。シンガーソングライター、ギタリスト
・新井深絵(あらいみえ、?歳)大阪出身のソウル・ゴスペルシンガー
・演奏:秋満義孝セクステット
・司会:小林大作、桶村久美子
今回のテーマは「大人の上質な時間」

【第1部】
1.ラストダンスは私に~踊り明かそう(メドレー)・・・ペギー葉山
2.It's Been a Long Long Time・・・・・・・・・細川綾子
3.黒の舟唄・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・長谷川きよし
4.View the City・・・・・・・・・・・・・・・・・新井深絵
(新井深絵オンステージ)
5.笑顔の大地・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・新井深絵
6.Amazing Grace・・・・・・・・・・・・・・・・・新井深絵
7.サララ~生きよう(メドレー)・・・・・・・・・・・新井深絵
(細川綾子オンステージ)ビートルズ特集
8.Yesterday・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・細川綾子
9.Something・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・細川綾子
10.All My Loving・・・・・・・・・・・・・・・・細川綾子
11.Let It Be・・・・・・・・・・・・・・・・・・・細川綾子
12.その名はフジヤマ・・・・・・・・・・・・・・・・秋満義孝セクステット
           (20分休憩)
【第2部】
(長谷川きよしオンステージ)
13.別れのサンバ・・・・・・・・・・・・・・・・・・長谷川きよし
14.組曲「ふるいみらい」よりメドレー(わし・よろこび)長谷川きよし
15.Comme d'habitude(いつも通り)=マイウェイ・・長谷川きよし
16.ラ・ボエーム・・・・・・・・・・・・・・・・・・長谷川きよし
17.ジャニー・ギター・・・・・・・・・・・ペギー葉山&長谷川きよし
(ペギー葉山オンステージ)映画主題歌特集
18.慕情~恋は素晴らしきもの・・・・・・・・・・・・ペギー葉山
19.ケ・セラ・セラ・・・・・・・・・・・・・・・・・ペギー葉山
20.ハワイの結婚式の歌・・・・・・・・・・・・・・・ペギー葉山
21.わが心に歌えば・・・・・・・・・・・・・・・・・ペギー葉山
【アンコール】
22.Dear・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・新井深絵
23.愛の讃歌・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・長谷川きよし
24.Alright, Okay, You Win・・・・・・・・・・・細川綾子
25.すべての山に登れ・・・・・・・・・・・・・・・・ペギー葉山
26.花(喜納昌吉~滝廉太郎メドレー)・・・・・・・・全員

本格的なクラシック会場で、生で音楽・歌を聴くのは感動しますね。一緒に行った友人達も喜んでいました。

昨年の様子は、こちらです。
一昨年の様子は、こちらです。

ペギー葉山.jpg(ペギー葉山)細川綾子.jpg(細川綾子)
長谷川きよし.jpg(長谷川きよし)新井深絵.jpg(新井深絵)

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●本日の阪神タイガース情報

スカイマークで、西武とのオープン戦があり、阪神が負けました。(8,845人)
オープン戦の成績は、4勝3敗1分となりました。

回数:123・456・789・・・・・計・・・・・(安打)
西武:014・000・101・・・・・7・・・・・(14)
阪神:111・000・000・・・・・3・・・・・(10)
【投手】
●安藤:4回、9安打、2三振、2四球、5失点
・藤田:1回、無安打、無三振、無四球、無失点
・ウィリアムス:1回、無安打、2三振、1四球、無失点
・アッチソン:2回、3安打、3三振、1四球、1失点
・阿部:1回、2安打、無三振、無四球、1失点

赤星は、3安打と好調ですが、林は4タコと依然不振ですね。
エース安藤投手は、不調にしても、余りにもブザマですね。エースの名を剥奪ですね。
さえない安藤投手.jpg(さえない安藤投手)

小林大作の「メモリーズ・オブ・ユー」 [観劇・コンサート]

3月4日(火)  ABCラジオの日曜日午後5時より放送されている正統派音楽番組の年1回の公開録音が本日ありました。私は、毎年応募しています。今年は8枚葉書を出し、3枚当選しましたので、知人2組をお誘いしました。

会場は、「ザ・シンフォニーホール」です。座席指定券との交換が15時からですので、14時行きました。すでに100名以上並んでいました。(従来は仕事の関係で並べませんでしたが、今年初めて並びました)
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開場は17時半で、時間があたので、大丸ミュージアム梅田(大丸梅田店15階)で開催中の「写真とは何か。20世紀の巨匠たち」を観て来ました。これについては、別の機会に書きます。それから会場の隣にあるイタリア料理「マンドリーノ」で夕食をし、会場へ入りました。座席は、L18番という中央の良い席でした。

18時半から開演です。テーマ音楽にのって、司会の小林大作と桶村久美子さんが舞台に現れました。「メモリーズ・オブ・ユー」の番組は、今年で30周年とのことです。長寿番組ですね。今年のテーマは「魂を慈しんでくれる歌」です。応募葉書は、6,172枚で7.3倍の競争率だったとのことです。(私の確率は高かったということです)。

小林大作は、掴みの部分で、昨日は花の節句、先月は節分のとき、寿司の丸かぶりをした。恵方は南南東です。しかし今日の方角は、真東です。提供はヒガシマル醤油㈱といったので、場内爆笑。さあ、これからコンサートが始まります。(この模様は、3月9日と16日の2回に分けて放送されます)
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演奏は、秋満義孝セクステットと芹田直彦カルテットと出久根美由樹
出演は、レギュラーのペギー葉山、準レギュラーの細川綾子、特別ゲストの上條恒彦と許可(シュイ・クウ)

1.ペギー葉山・・・・・・「イマジン」Imagine
2.細川綾子・・・・・・・・「明るい表通りで」On the Sunny Side of the Street
3.許可・・・・・・・・・・・・「賽馬」 (二胡の演奏)
4.上條恒彦・・・・・・・・「だれかが風の中で」 (上條の登場をワザと時間をかける仕掛けあり)

司会者と細川綾子とのミニトーク。昨年8年ぶりにCDを出した。「タイムスリップ」

5.細川綾子・・・・・「愛のプレリュード」 We've Only Just Begun
6.細川綾子・・・・・「セブン・ロンリー・デイズ」 Seven Lonely Days
7.細川綾子・・・・・「ヤング・アット・ハート」 Young at Heart
8.細川綾子・・・・・「マック・ザ・ナイフ」 Mack the Knife

9.秋満義孝セクステット・・・・・「鈴懸の径」 (演奏)

司会者と上條恒彦とのミニトーク。今朝のスポーツ各紙に「上條、咽頭部ポリープ。4月帝国劇場でのラ・マンチャの男、降板」と掲載されたので、本日の出演確認の電話が朝日放送に多く入ったとのこと。
それを知っている観客をじらす作戦として、4曲目の出を少し遅らせたようです。

上條(67歳)は、このラ・マンチャの男へは、1977年以来ずっと出演しています。今回はドクターストップで止む無く降板したとのこと。今日の舞台は、そんなこともあり、すさまじい気迫で歌っていました。

10.上條恒彦・・・・・「父が息子に与える歌」
11.上條恒彦・・・・・「さとうきび畑」
12.上條恒彦・・・・・「花あかり」・・・・涙を流しながらの熱唱
13.上條恒彦・・・・・ラ・マンチャの男より「見果てぬ夢」 The Impossible Dream
上條は、マイクから離れて歌っても、声量豊かで、思わず目頭が熱くなりましたね。

(休憩)20分間

14.ペギー葉山&上條恒彦・・・・・「この素晴らしき世界」 What a Wonderful World
15.ペギー葉山&上條恒彦・・・・・「ムーン・リバー」 Moon River

司会者と許可(シェイ・クゥ)とのミニトーク。一つでも二個(二胡)と司会者がダジャレ。ニシキヘビの皮とのこと。この二胡で洋楽器のヴァイオリンそっくりな音色を出す。5月には、ベルリンフィルとの共演が予定されています。

16.許可・・・・・・・「愛の喜び」
17.許可・・・・・・・「愛の挨拶」
18.許可・・・・・・・「チャールダーシュ」

19.細川綾子・・・・・「テネシー・ワルツ」 Tennessee Waltz

司会者とペギー葉山のミニトーク。ペギーは3度目の衣装替え。ペギーは、去年から今年にかけて、55周年ツアー中。5月には初めてのDVDも出すとのこと。(今日は、風邪気味で、少し元気がなかったと感じました)

20.ペギー葉山・・・・・「ブルー・スカイ」 Blue Skies
21.ペギー葉山・・・・・「イルカに乗った少年」 Boy on a Dolphin
22.ペギー葉山・・・・・「ホェアー・オア・ホェン」 Where or When
23.ペギー葉山・・・・・「ゼイ・セイ・イッツ・ワンダフル」 They Say It's Wonderful

(アンコール)
24.細川綾子・・・・・・・曲名不詳
25.上條恒彦・・・・・「ばらはあこがれ」(観客を巻き込んでの歌)
26.ペギー葉山・・・・・「神様がくれた愛のみち」
27.許可・・・・・・・「浜辺の歌」(演奏)
28.全員・・・・・・・・「早春賦」 (春は名のみの、風の寒さや・・・・・)

終演は、21時半を廻っていました。気分良くして家路に着きました。

昨年の様子もブログに書いていますので、見て下さいね。
(昨年:http://blog.so-net.ne.jp/iwasky/archive/20070306

ザ・シンフォニーホール









「沢田研二」コンサート  THE ROSE & CROWN [観劇・コンサート]

1月9日(水)  今夜は、フェスティバルホールで開催された「沢田研二」のコンサートへ行ってきました。今夜の「スィーニー・トッド」の試写会券も当っていましたが、妻が「沢田研二」を熱望したので、ジョニー・デップの方を諦めました。
(勿論、コンサート券も葉書で応募して当選したものです。一人6,000円の席に、目が眩んだのかもね)

コンサートは、18時半からですので、近くの店で軽食をとりました。
●VICTRIAN PUB「ザ・ローズ アンド クラウン」
タイムサービス(HAPPY TIME)として、17時から19時までは、500円でプレミアムセットがあります。19種類のドリンクから1杯と3種類のおつまみが付いています。この店は、サントリーの系列らしくサントリーの商品を揃えていました。

住所:大阪市北区堂島浜2-1-40 サントリービル1階
電話:06-6345-2118
姉妹店:VICTORIA PUB ローズ アンド クラウンは、東京に多数あり。

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●「沢田研二」2008年正月コンサート・前夜祭
スポニチより

場所:大阪・フェスティバルホール
時間:18時30分から20時35分
座席:2階L列L4番
主催:SOGO大阪
企画・制作:ココロ・コーポレーション

アンコール3曲を含め、23曲でした。専属バンド(下山淳ら4名)を従え、オープニングから弾けていました。1階観客席の前半分は、皆総立ちで手拍子や振りをして乗っていましたね。衣裳は、沢田研二らしい、紫と緑、それにラメをきかせて、一気に10曲歌いました。

私の知っている曲は、4曲目に歌った「勝手にしやがれ」、9曲目「時の過ぎ行くままで」、13曲目「サムライ」、17曲目「傷だらけのアイドル」、21曲目「LOVE(抱きしめたい)」ぐらいで、洋物が多かったですね。曲名の紹介もメンバーの紹介もなく、歌だけ連続して歌うステージに、私は驚きましたね。

隣の妻は、のりのりで手拍子しています。8曲目ぐらいの時、妻はトイレへ行き、そのままアンコールの前まで戻って来ません。私は心配してイライラしていたのですが、アンコール時に戻ってきて、1階の空席を見つけて、そこで観ていたと興奮状態です。(呆れて、物が言えませんね)。

10曲を歌ったジュリーは、舞台の袖に引っ込みました。その間、バンド演奏が1曲ありました。そして、黒ずくめ装束のジュリーが現れ、10曲連続で歌いました。そして20曲目を歌い終わると、ジュリーは引っ込みました。ここからアンコールの拍手です。

衣裳替えしたジュリーが一人で現れ、約20分間のトークです。漫談風で場内は、爆笑の渦でした。ここで、前夜祭の意味が分かりました。ジュリーは、今年6月25日に還暦を迎えます。それを記念してのツアーが行なわれますので、前夜祭としたのです。

12月3日の東京ドームは決定し、11月下旬の京セラ大阪ドームは、調整中とのことです。
軽妙なトークの一例。「何時までもあると思うな、ファンと人気。しかし、あるじゃないか」「還暦で、ジュリーでなく、ジジー(爺)になった」・・・等。

トークの最後に、メンバーの紹介をし、アンコールを3曲歌って、終幕しました。
私は、特別なファンでもなく、人気絶頂期のジュリーの歌も聞いていませんでしたので、知っている曲が少なく、多少がっかりしましたね。「ダーリング」「カサブランカ・ダンディ」「TOKIO」「ストリッパー」がなかったのが、残念でした。

それにしても、老若男女問わず、楽しむのがライブならではの雰囲気ですね。


中村由利子&いちむじんコンサート。 蘖会日本画展 [観劇・コンサート]

11月30日(金)  本日は、知人が出品している日本画展を見て、少し早めの夕食を「うな茂」で食べて、コンサートを聴きに行きました。
「うな茂」については、以前書きましたので、興味のある方は見てね。
(うな茂・http://blog.so-net.ne.jp/iwasky/archive/20060920)

●第40回「蘖(ヒコバエ)会日本画展」
場所:小大丸ビル3階 小大丸画廊
期間:11月29日~12月4日
私の知人のMさんは、旅行好きの人で、今回の作品は、トルコの「カッパドキア」です。多芸な人で、本作も秀作でした。観るのは、好きだが、自分では絵が書けないので尊敬しています。

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●朝日新聞ピアノ&ギターサロン「中村由利子&いちむじんコンサート」
場所:フェスティバルホール
主催:朝日新聞社
時間:18:30~20:22

このコンサートの招待券は、昨日・韓国語教室へ行った時、主催者よりプレゼントされたものです。韓国語教室の講座は、辛かったですが、良い事もありますね。

まず、ギターを持った「いちむじん」の二人が登場し、いきなり演奏を始めた。
①「Jongo」・・・これは「Rui」というアルバムから。

一曲目が終了後に、二人のトークが入り、一曲目の曲名と②③の曲名の紹介あり。
②「砂漠の石」
③「夢の微笑み」

トーク。いちむじんの自己紹介あり。「いちむじん」とは、土佐弁で一生懸命という意味。元阪神の井川投手に似ているというツッコミあり。
「Rui」というアルバムのルイは、涙腺から取ったとのこと。
④「Rui」

トーク。セカンド・アルバム「ハルモニア」の紹介。ここに②③も入っている。
クラシック・ギター。ナイロン弦を生爪で優しくひく。
⑤「月の光」・・・ドビッシー作曲

トーク。二人は同級で高校2年より、クラシックギターを始めた。次がラスト曲。
⑥「はかなき人生」スペイン舞曲第1番

中村由利子が登場し、
◎「いちむじん」の紹介。
宇高靖人(23)と山下俊輔(23)の二人組。高知県立岡豊高校卒。クラシックからポピュラーまで幅広く活躍。デビューして2年。

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「いちむじん」が退場し、ここから中村由利子のコーナー。
①「微笑む日」・・・韓国ドラマ「頑張れクムスン」の挿入曲

トーク。2000年から韓国へ頻繁に行き、韓国ドラマの挿入曲を作った。デビュー20周年のアルバム「微笑みの軌跡」を出した。アルバムは今までで約30枚出した由。
②「ディア・グリーン・フィールド」・・・2001年アルバム
③「ノナの星」・・・三鷹の森ジブリ美術館で上映中の宮崎駿監督の「星をかった日」の中の曲。主人公少年の名前が「ノナ」。

トーク。ここからオーボエ奏者の若い女性とジョイント。これから4曲。
④「母のピアノ」・・・韓国ドラマ「春の日」の挿入曲
⑤「隠された歳月」・・・韓国ドラマ「ごめん、愛してる」の挿入曲

トーク。今年のアルバム「微笑みの軌跡」に③⑤と次の⑥が含まれている由。
⑥「The Place to Return」・・・上記アルバムの副題
⑦「誓い」・・・1989年アルバム「絹の薔薇」より

トーク。ここで宣伝が入る。来年3月23日ザ・フェニックスホールでコンサートする。①の入ったオルゴールの販売。ピアノ・クロスの販売。
最後の曲(「微笑みの軌跡」でも最後に入っている)
⑧「飛び立つ日」

ここで、「いちむじん」も加わりジョイント・コンサート。
ギターとピアノのジョイントは、音量の違いから難しいと事前説明あり。
①「ニューシネマパラダイス」
結果は、やっぱり、ギターが勝ち過ぎた。

次は、オーボエも加入し、4名でのセッション
②「ロンドンデリーの歌」(ダニーボーイ)

アンコールなしで終演。

◎中村由利子の経歴:
1958年6月3日生れ。作曲家・ピアニスト。横浜市出身。フェリス女学院音楽科ピアノ科卒。1987年「風の鏡」でデビュー。その後、写真家・前田真三の音楽も担当。2000年から韓国でも活躍中。


福田美佳「蝶々夫人」  dish [観劇・コンサート]

11月11日(日)  昨日のつづきです。
七条駅から出町柳駅まで京阪電車で行き、そこから御所方面へ歩きました。13時半頃になりましたので、今出川河原町を少し下った所にあるカフェ・レストラン「dish」でランチしました。

●カフェ・レストラン「dish」(ディッシュ)
住所:京都市上京区河原町今出川下る梶井町448
電話:075-211-1230
水曜定休日。40席。駐車場なし。
http://www.kyotogmap.com/shop/0018_dish/index.html
間接照明で落ち着いた雰囲気の店です。私はパスタ・ランチを食べました。(850円)
(dish)

それから、京都御所の東側の石薬師御門より入り、御所を横断して西側にある蛤御門まで歩きました。境内で紅葉する木は少なく(松の木が多い)、大銀杏の木が黄色くなっていました。
(御所の境内)

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オペラのリサイタルのある会場は、蛤御門の筋向いです。羊羹で有名な「とらや」の20m南に位置しています。
(会場のアルティ)

●イタリア仕込みのベルカントで聴く、プッチーニのオペラ「蝶々夫人」名場面集・字幕付
会場:京都府民ホール「アルティ」
開演:15時。当日券4,000円、前売券3,500円。
ソプラノ:福田美佳
ピアノ:左成洋子
http://www2.neweb.ne.jp/wd/mika-f/notizia.htm

舞台の左側にピアノが設置され、右側に字幕を表示する縦長幕が設置されています。
○第一部(約16分)
   前奏曲(結婚式の朝)~蝶々さんの到着
   「ある晴れた日に」ほか
○休憩(15分)
○第二部(約45分)
   もし彼が帰ってこなければ~彼の到着よ~
   花の二重唱~待っていましょう~
   彼はどこ~かわいい坊や~蝶々さんの死

私は、前から3列目に座ったので、右側の字幕を見るのに、首を振らなくてはならず、字幕が中央奥の上部にあれば、良いのにと思いました。

楽器がピアノのみ。歌手も蝶々夫人一人で、何か物足りない感想を持ちました。このような形式のオペラのリサイタルを観たのは、初めてでした。

蝶々夫人の意匠が変わっていました。イブニングドレスの上に着物を羽織るスタイルです。私の固定観念では、完全な和服(振袖)で、日本髪でしたので、違和感がありました。
今度は、フルオーケストラのオペラ蝶々夫人を観たい気持が高まりました。
(福田美佳)


「ドラリオン」 シルク・ドゥ・ソレイユ [観劇・コンサート]

7月29日(日)  本日は、大阪・南港の新ビッグトップで開催中の「シルク・ドゥ・ソレイユ」のサーカスを観て来ました。一般にサーカスと言えば、動物が出場しますが、CIRQUE DU SOLEIL(直訳:太陽のサーカス)では、人間だけです。

「シルク・ドゥ・ソレイユ」の公演は、日本では6回目です。今回の出し物は、「ドラリオン」DRALIONと名付けられています。

「ドラリオン」とは、東洋の龍(DRAGON)と西洋の獅子(LION)を合わせた造語です。生命と自然界の秩序を保つ4つの要素「空、水、火、土」をストーリー化しています。全体的に中国風です。

この「ドラリオン」の公演は、すでに東京・仙台で行われ好評でした。以下スケジュールを書きます。
・東京:2007.2.7~2007.5.6 入場者35万人。
・仙台:2007.5.23~2007.7.8 入場者17万人。
・大阪:2007.7.25~2007.10.14 
・名古屋:2007.10.31~2008.1.6
・東京:2008.1.25~2008.3.2
・福岡:2008.4.23~2008.6.15

本日は、12時と16時の公演でしたが、私は16時の公演へ行きました。1時間前に入りましたが、座席入場は30分前からでしたので、エントランスで飲み物を買ったり、ビデオ放映を見たり、グッツショップを覗いたり、コンピューター・アンケートをやったりして過ごしました。

入場料は、大人S席11,500円、A席9,000円、B席5,500円です。90%はS席で、B席は4%程度です。私は、両端にあるB席で観ましたが、どの席からも良く見える設計ですので、B席で十分だと思いました。

開演5分前から、道化師(クラウン)が客席に現れ、お客さんと遊んでいました。そして、遅れた男性客を道化師が席へ案内するのに遠回り等して、観衆から笑いをとりました。開演に先立ち、注意事項の読み上げに、先ほどの男性客を舞台に上げて、弄くりました。(私は、この時点で、この男性客はサクラだと見抜きましたが、ほとんど疑う観客はいませんでした)

本日のプログラムは、次の通りです。
1.シングル・ハンドバランシング Single Handbalancing

2.バンブー・ポール Bamboo Poles

3.クラウン Clowns
4.ジャグリング Juggling

5.トランポリン Trampoline

6.クラウン Clowns
7.エアリアル・フープ Aerial Hoop

休憩(30分)
8.バレエ・オン・ライト Ballet on Light

9.ドラリオン Dralions

10.クラウン Clowns
11.アエリアル・パ・ドドゥ Aerial pas de deux

12.フープ・ダイビング Hoop Diving

13.クラウン Clowns
14.スキッピング・ロープ Skipping Ropes

以上、公演終了は18時30分でした。少し冷房がきついので、寒い方は、インフォメーションセンターで毛布の貸し出しもありますよ。

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「シルク・ドゥ・ソレイユ」
1984年、カナダのケベック州で結成。サーカスと大道芸の融合。現在、約900名のスタッフと約3,000名のアーティストがいる。

(過去の日本公演歴)
1.「サルティンバンコ」 1994.3.11~9.11、約56万人
2.「アレグリア」      1996.3.22~10.20、約67万人
3.「サルティンバンコ2000」 2000.10.12~2001.11.25、約124万人
4.「キダム」       2003.2.7~2004.4.4、132万人
5.「アレグリア2」   2004.10.29~2005.11.27、約114万人

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私が一番よかったと思った演目は、「トランポリン」です。ずぐ目の前で、壁をよじ登る様なトランポリンは迫力満点でした。次回、公演も観たいと思わせる内容です。

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本日の参議院選挙は、民主党の圧勝でした。これから国民のチェックがきつくなりますよ。


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