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山陰旅行7(島根県立美術館)、本屋大賞に瀬尾まいこ [美術館]

4月11日(木)   3月17日(日)山陰旅行記の続きです。17時08分に少し離れた県立美術館の専用駐車場に入れました。「はな」は車中で留守番です。こんな遅い時間に行った理由は、美術館から夕日を眺めるためです。徒歩約5分で美術館に行けます。

◎島根県立美術館
住所:島根県松江市袖師町1-5
電話:0852-55-4700
https://www.shimane-art-museum.jp/
開館:1999年3月。リニューアル:2018年4月
床面積:12,498.88㎡。鉄骨鉄筋コンクリート造2階建。菊竹清訓建築設計事務所
山陰最大規模の美術館、「水と調和する美術館」をテーマにし、水が描かれた作品を多数収蔵。
「日本の夕日百選」として指定されている宍道湖に面する立地で、「夕日の見える美術館」として有名。閉館時間も日没後30分と設定されています。

↓美術館の入口
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↓ロビー
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★北斎永田コレクションの全貌公開(序章)開館20周年記念
https://www.shimane-art-museum.jp/exhibition/2019/02/034840.html
期間:(前期)2019年2月8日~3月4日、(後期)3月6日~3月25日
入場料:企画展(一般)1,000円
 北斎研究で国内外に知られる美術家・永田生慈(1951-2018)は、半世紀にわたり北斎やその門人らの作品を蒐集しました。北斎に関する個人コレクションとしては世界屈指の規模です。
 2017年度、島根県はこの「永田コレクション」の一括寄贈を受けました。(約2000件)
当館では今後約10年をかけてこの壮大なコレクションを調査し、数回の展覧会を通して、その全貌を公開する予定です。まずは受贈記念、当館の開館20周年記念にあたる本展において、コレクション中の主要な作品をお披露目いたします。

↓パンフレットより
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↓売店で購入したポストカードセット
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※良いタイミングで北斎を鑑賞できました。北斎の青年期から晩年期までの変遷や、門人たちの作品を見られて、感動しました。


この日の日没時間は、18時16分です。少し雲がかかっていましたので、5分ほど早く太陽は消えました。
★宍道湖の夕日
↓美術館の前庭より
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※18時40分に美術館の駐車場を出発し、宿泊の玉造温泉に向かいました。次回に続く。

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◎本屋大賞、瀬尾まいこさん「鮮やかな喜びが…」
https://www.yomiuri.co.jp/culture/20190409-OYT1T50235/
↓(読売新聞オンラインより)
全国の書店員が投票で選ぶ「2019年本屋大賞」(同賞実行委員会主催)が9日発表され、大賞は瀬尾まいこさん(45)の「そして、バトンは渡された」(文芸春秋)に決まった。

 幼いころに実の母を亡くした後、さまざまな「親」たちに育てられた17歳の女子高校生を主人公に、新しい家族の愛の形を描く物語。瀬尾さんは「この本にたくさんの愛情を注いでもらい、今、この舞台でゴールテープを切ったような鮮やかな喜びがある。今後も、誰かに伝えたいと思ってもらえる作品を書いていきたい」と語った。
 2位は小野寺史宜さんの「ひと」(祥伝社)、3位は深緑野分さんの「ベルリンは晴れているか」(筑摩書房)。翻訳小説部門には、アンソニー・ホロヴィッツ著「カササギ殺人事件」(山田蘭訳、創元推理文庫)が選ばれた。

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◎昨日の阪神タイガース

回 数:123.456.789・・・・計・・・・(安打)甲子園、18:00、40,116人
DeNA:000・010・100・・・・2・・・・(10)
阪 神:000・000・000・・・・1・・・・(1)

【本塁打】神里1号ソロ(5回、青柳)、ロペス1号ソロ(7回、能見)
【マルチ四球】上本2、北條3
【失策】青柳1
【マルチ三振】糸井2
【投手】
●青柳   6回、27人:6安打、8三振、3四球、1失点(2敗)
・能見   1回、6人:2安打、3三振、1四球、1失点
・守屋   1回、3人:無安打、1三振、無四球、無失点
島本   1回、5人:2安打、無三振、無四球、無失点
○濱口   9回、32人:1安打、9三振、7四球、無失点(1勝)

※前日の大勝の後は、1安打完封負け!いかにも阪神らしい貧打線ですね。

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再興第103回院展(大丸心斎橋店) [美術館]

10月10日(水)   先日、大丸心斎橋店で開催された「院展」に行ってきましたので紹介します。

◎再興第103回 院展
期間:2018年10月3日~10月9日
会場:大丸心斎橋店北館14階 イベントホール・劇場
入場料:一般700円
公式サイト:http://nihonbijutsuin.or.jp/ippan103/index.html
http://nihonbijutsuin.or.jp/103/index.html

↓パンフレット(表)
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以下の写真は、パンフレットの裏面より借用。

↓「波涛」同人 清水達三
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↓「厳島神社」同人 田渕俊夫
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↓「風の遠国」内閣総理大臣賞 同人 北田克己
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↓「宿命」文部科学大臣賞 同人 井手康人
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↓「響」日本美術院賞 岡田眞治
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↓「天女像の御下(日本橋にて)」日本美術院賞 加藤裕子
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↓「鴻鴈北」奨励賞 天心記念茨城賞 谷善徳
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↓「月ノ雫」奨励賞・足立美術館賞 染谷香理
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以下の写真は初入選から抜粋(公式サイトより)
↓青木万耶「Rhythm」
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↓斉藤愛未「リズム」
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↓指田葉月「渓谷の街」
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↓池上望月「明けの帷」
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↓鈴木一枝「慈しまれしもの」
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↓児玉京子「想窓」
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↓瀬戸口祐佳「寝ねにけらしも」
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↓大村有香「その森に留まる」
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↓岡田志保「牡蠣筏」
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↓中尾泰斗「色のないあした」
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【過去の院展のブログ記事】
再興第95回 院展:2010年10月19日掲載
再興第96回 院展:2011年10月16日掲載
再興第99回 院展:2014年10月11日掲載
再興第100回 院展:2015年10月12日掲載
再興第101回 院展:2016年10月19日掲載
再興第102回 院展:2017年10月10日掲載

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◎昨日の阪神タイガース

回数:123・456・789・・・・計・・・・(安打)甲子園、18:00、35,358人
巨人:002・020・230・・・・9・・・・(16)
阪神:100・012・000・・・・4・・・・(8)

【本塁打】岡本32号ソロ(7回、桑原)33号2ラン(8回、望月)
【打点】大山2、鳥谷1
【マルチ安打】福留2
【マルチ三振】ナバーロ2
【投手】
・メッセンジャー 5回、27人:10安打、4三振、3四球、4失点
・岡本   1回、3人:無安打、無三振、無四球、無失点
● 桑原   1回、6人:3安打、1三振、無四球、2失点(5勝3敗)
・望月   1回、6人:3安打、無三振、無四球、3失点
岩崎   1回、3人:無安打、2三振、無四球、無失点
・メルセデス5回3分の1、22人:5安打、1三振、無四球、4失点
○  畠  3分の2、2人:無安打、無三振、無四球、無失点(2勝)

↓(デイリースポーツより抜粋)
※阪神が巨人に敗れた。中盤まで接戦だったが、最後は引き離された。これで甲子園球場では39敗目(20勝2分け)。1995年の球団ワースト記録(38敗)を23年ぶりに更新した。借金も今季ワーストの19に膨らんだが、本拠地での借金も19。これまでの最多借金が1978年の17で、10日の本拠地最終戦(DeNA)に勝っても、最多借金となることが確定した。
※メッセンジャーは5回10安打4失点で降板。8月10日・DeNA戦の勝利を最後に、8戦連続白星から遠ざかった。これが今季最終登板になる見込みで、日米通算100勝は来季以降に持ち越し。4年連続5度目の開幕投手を務めた今季は、28試合の登板で11勝7敗、防御率3・63で終了となった。それでもチーム唯一の2桁勝利到達。

★巨人3位確定 岡本が打率3割・30本塁打・100打点
★ヤクルト山田哲、史上初3度目のトリプルスリー

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プーシキン美術館展(国立国際美術館) [美術館]

9月13日(木)   8月31日(金)にプーシキン美術館展を観てきましたので紹介します。
毎週金曜・土曜の夜間開館中は、写真撮影OKでしたので、私もスマホで少し撮りました。

◎プーシキン美術館展旅するフランス風景画
期間:2018年7月21日~10月14日
会場:国立国際美術館
観覧料:一般1,500円
http://pushkin2018.jp/

珠玉のフランス絵画コレクションで知られるモスクワのプーシキン美術館。同館が所蔵する17世紀から20世紀の風景画65点を展覧します。神話の物語や古代への憧憬、あるいは身近な自然や大都市パリの喧噪、果ては想像の世界に至るまで、描かれた時代と場所を軸にフランス近代風景画の流れをご紹介します。様々な情景を舞台にした風景画は、その土地のにおいや太陽の煌めき、風にそよぐ木々や街のさざめきをも感じさせてくれます。

国立国際美術館の外観
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↑2004年に大阪万博記念公園内から中之島に移転し、竹をイメージしたユニークなオブジェが出迎える「完全地下型美術館」としてオープン。主に1945年以降の国内外の現代アートを国内最大規模の約8000点所蔵。

【展示構成】
第1章:近代風景画の源流
第2章:自然への賛美
第3章:大都市パリの風景画
第4章:パリ近郊~身近な自然へのまなざし
第5章:南へ~新たな光と風景
第6章:海を渡って / 創造の世界

↓リーフレットより
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↓「狩猟後の休息」ジャック・ド・ラジュー 1742年頃、油彩、カンヴァス
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↓「草上の昼食」クロード・モネ 1866年、油彩、カンヴァス
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↑初来日となるモネの「草上の昼食」では、同時代の人物たちとみずみずしい自然の風景が見事に調和しています。印象派の誕生前夜、26歳となる若きモネの魅力溢れる作品です。

↓クロード・モネの「ジヴェルニーの積みわら」「白い睡蓮」
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↓「夏、ダンス」ピエール・ボナール 1912年、油彩、カンヴァス
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↓「馬を襲うジャガー」アンリ・ルソー 1910年、油彩、カンヴァス
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↑画家がその豊かな想像力を駆使し、パリにいながら熱帯のジャングルでの一場面を描き出しました。

↓撮影コーナー
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以下の写真は、リーフレットより借用。
↓「エウロペの掠奪」クロード・ロラン 1655年
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↓「牛のいる風景」ジュール・コワニエ / ジャック・レイモン・ブラスカサ 19世紀前半
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↓「サント・ヴィクトワール山の平野、ヴァルクロからの眺め」セザンヌ、1882-85年
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↓「山の小屋」ギュスターヴ・クールベ 1874年頃
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↓「庭にて、ムーラン・ド・ギャレットの木陰」ピエール・オーギュスト・ルノワール1876年
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↓「パリのサン・ミッシェル橋」アルベール・マルケ 1908年頃
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↓「港に並ぶヨット」アンドレ・ドラン 1905年
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※写真撮影OKでしたので、多くの人がスマホで撮っていました。

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◎昨日の阪神タイガース

回数:123・456・789・・・・計・・・・(安打)甲子園、18:00、37,835人
中日:200・000・003・・・・5・・・・(9)
阪神:201・500・00× ・・・・8・・・・(12)

【本塁打】糸井16号2ラン(1回、小熊)、大山6号3ラン(4回、小熊)
【打点】糸井2、陽川1、糸原1、大山3、ナバーロ1
【マルチ安打】糸原3、糸井2、梅野2
【マルチ四球】ナバーロ2、伊藤隼2、岩貞2
【盗塁】糸井(4回)
【失策】糸原(5回)
【マルチ三振】陽川2
【投手】
○ 岩貞   7回、30人:5安打、5三振、3四球、2失点(7勝7敗)
・望月   1回、4人:無安打、無三振、2四球、無失点
・岡本  3分の2、6人:4安打、無三振、無四球、3失点
S 藤川  3分の1、2人:無安打、1三振、1四球、無失点(4勝2敗2S)
● 小熊 3回3分の1、22人:8安打、2三振、3四球、8失点(3勝3敗)

※この日は、投打のヒーローの岩貞と大山。
阪神6・岩貞.jpg
阪神7・大山.jpg

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第73回春の院展・小品展(阪急)、卓球ジャパンOP張本優勝 [美術館]

6月11日(月)   先日、阪急百貨店で開催された「春の院展」を観て来ました。

昭和20年から開催されている恒例の「春の院展」。4年ぶりの大阪会場は阪急うめだ本店9階の阪急うめだギャラリーで開催!!常に日本画壇をリードし続ける、日本美術院の巨匠から新鋭画家まで、意欲溢れる最新作を展観。

◎第73回 春の院展(大阪)
期間:2018年6月6日~6月11日
会場:阪急うめだ本店9階 阪急うめだギャラリー
入場料:一般800円。全国巡回しています。
http://www.hankyu-dept.co.jp/honten/h/gallery_harunointen2018/index.html
http://nihonbijutsuin.or.jp/ippan73/index.html
院展は日本美術院の公募展(展覧会)の名称として現在も使われており、院展と日本美術院はほぼ同義に扱われることが多い。現在は日本画のみを対象としている。

↓会場入口
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↓「カミナリ富士」村上裕二
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↓「暖流」吉村誠司
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↓「北ぐにの春」今井珠泉
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↓「山湖浅春」川瀬麿士
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↓「プラネット」村上裕二
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院展・田渕俊夫「明日香心象」.jpg

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◎第73回 春の院展 小品展
期間:2018年6月6日~6月11日
会場:阪急うめだ本店9階 アートステージ
入場無料

昭和20年から開催されいる恒例の「春の院展」。阪急うめだ本店で初開催されるのに合わせて、日本美術院の同人から新鋭作家までの小品を展観。

↓「早晨」下田義寛
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↓「稜線」岸野 香
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↓「次の駅へ」小田野尚之
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↓「天水(清)」宮廻正明
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↓「教会」宮北千織
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◎昨日の阪神タイガース

回数:123・456・789・・・・計・・・・(安打)甲子園、14:00、46,633人
ロ ッ テ:001・020・000・・・・3・・・・(7)
阪神:200・000・000・・・・2・・・・(6)

【マルチ安打】糸井2
【打点】糸井2
【投手】
● 高橋遥 4回3分の2、22人:4安打、3三振、4四球、3失点(2勝3敗)
・尾仲   3分の1、1人:無安打、1三振、無四球、無失点
・谷川    2回、7人:無安打、1三振、1四球、無失点
・藤川    1回、5人:1安打、1三振、1四球、無失点
岩崎    1回、5人:2安打、3三振、無四球、無失点
○ ボルシンガー  7回、27人:5安打、7三振、3四球、2失点(7勝1敗)
S  内    1回、4人:1安打、1三振、無四球、無失点(1勝2敗13S)

※高橋遥は制球が悪過ぎる。3回の失点は先頭の8番打者に四球、5回は3四球と崩れた。
それにしても、阪神は貧打ですね。これで借金は2です。

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◎張本が激闘制し優勝、女子は伊藤美誠がV ジャパンOP

↓(朝日新聞デジタル)
卓球のジャパンオープン荻村杯の最終日は10日、北九州市立総合体育館で男女シングルの決勝があり、男子は中学3年の張本智和(エリートアカデミー)が、女子は高校3年の伊藤美誠(スターツ)が制した。同大会の日本勢の優勝は、男子は2013年の塩野真人、女子は同年の福原愛以来となった。
 張本は決勝で、12年ロンドン五輪で2冠を獲得した元世界王者の張継科(中)を4―3で破った。第1、2ゲームは奪われたが、サーブからの攻撃が効き始め、第4ゲームを終えて2―2にした。第5、6ゲームはそれぞれが取り合い、試合は最終第7ゲームに突入。張本が13―11の激闘を制し、競り勝った。
 張本は前日の準々決勝で、世界選手権2連覇中で16年リオデジャネイロ五輪2冠の馬竜(中)を破った。10日午前にあった準決勝では、昨年の世界選手権シングルス銅メダルの李尚洙(韓)をゲームカウント4―2で破った。
 女子シングルスの決勝では、伊藤が過去6戦全敗だった世界ランク3位の王曼昱(中)を4―2で破った。
 伊藤は第1ゲームから持ち味の変幻自在なバックハンド技術を存分に発揮し、11―7と先取。第2ゲームは9―10から3連続得点で奪って連取した。第3ゲームは終盤に突き放されて8―11で落としたものの、第4ゲームは台を広く使う攻撃がさえて11―7で奪った。第5ゲームは6―11で落としたが、第6ゲームは8―10からジュースに持ち込み、12―10で優勝をつかんだ。
 伊藤は午前中の準決勝では、陳幸同(中)に大逆転勝ち。ゲームカウント0―3で迎えた第4ゲーム、4―9から7連続得点して流れをつかんだ。第5ゲーム以降はサーブを軸にした速攻と、変幻自在なバックハンドレシーブが要所で決まり、4―3で競り勝った。

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◎全仏オープンテニス

★日本女子ペア、全仏初制覇ならず 穂積・二宮組
↓(朝日新聞デジタル)
テニスの4大大会今季第2戦、全仏オープンは10日、パリのローランギャロスで最終日を迎え、女子ダブルス決勝で穂積絵莉、二宮真琴組(橋本総業)がバルボラ・クレイチコバ、カテリナ・シニアコバ組(チェコ)に3―6、3―6で敗れ、日本女子同士のペアとして史上初の4大大会制覇はならなかった。勝っていれば、日本人2人によるペアとしては1955年に全米オープンの前身である全米選手権男子ダブルスで宮城淳(あつし)、加茂公成(こうせい)組が優勝して以来63年ぶり2例目の偉業だった。
 穂積は昨年の全豪、二宮は昨年のウィンブルドン選手権でそれぞれほかの選手と組んでベスト4に進んだ。今大会は準々決勝で今年の全豪優勝の第1シードペアを破るなど5試合を勝ち抜いたが、初の決勝で悲願はかなわなかった。

★田島尚輝が錦織以来の全仏ジュニア優勝
全仏オープンジュニアの男子ダブルス決勝が9日、パリのローランギャロスで行われ、17歳の田島尚輝(TEAM YONEZAWA)がチェコ選手とのペアで台湾ペアを6―4、6―4で下して優勝した。
日本勢の4大大会ジュニア制覇は14年全米の中川直樹、全仏では06年の錦織圭以来12年ぶり(いずれもダブルス)となった。「準決勝あたりから、錦織さんが優勝しているので僕らも優勝したいという気持ちが強くなった。めちゃくちゃ意識していた」と願い通りに偉大な先輩に肩を並べた。
 1メートル75、73キロと世界で見れば上背がないだけに「クレーが一番楽しい。サーブ一発で終わっちゃうのはウザい。日本人にとって一番タフだけど一番勝てるチャンスがある」と語った。最近はシュウォーツマン(アルゼンチン)やフェレール(スペイン)といった小柄な選手のプレーを参考にしているという。「ダブルス優勝はうれしいけど、シングルスの方がインパクトが強い。残り2つの4大大会で結果を残すのが今の目標」とプロ転向前にシングルスでのタイトル獲得を誓った。

★男子シングルス決勝 全仏9・決勝.jpg
第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)と第7シードのドミニク・ティーム(オーストリア)の対戦

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中之島香雪美術館開館記念展「村山コレクション」、アンデルセン賞に角野栄子 [美術館]

3月29日(木)   中之島に新しく出来た美術館「中之島香雪美術館」へ、開館初日に行ってきましたので紹介します。

◎中之島香雪美術館開館記念展「珠玉の村山コレクション~愛し、守り、伝えた~」
Ⅰ。美術を愛して
期間:2018年3月21日~4月22日
会場:中之島香雪美術館(大阪市北区中之島3-2-4 中之島フェスティバルタワーウェスト4階)
休館日:月曜
料金:一般900円
http://www.kosetsu-museum.or.jp/nakanoshima/exhibition/2018_1/
香雪1.png

【概要】
香雪美術館の所蔵品の多くは、朝日新聞社の創業者・村山龍平(1850~1933)が収集した美術品です。国指定重要文化財は19点、重要美術品は23点を数え、時代や作家を代表する名品も多くあります。中之島香雪美術館開館記念展では、村山コレクションの中から約300点を選りすぐり、1年間、5期にわたって紹介していきます。これまで、まとまった形では紹介されてこなかったコレクションの全容を、初めて公開する機会となります。
オープニングを飾る本展「美術を愛して」では、村山龍平と特にゆかりの深い名品や、収集をめぐるエピソードが知られる作品を中心に展示し、コレクションのエッセンスを味わう絶好の機会となります。刀剣を出発点に、仏教美術から書跡、中近世絵画、さらに茶道の世界へと広がりを増した村山コレクションを楽しんでいただきます。

【みどころ】
展覧会の冒頭を飾るのは、美濃「志野茶碗 銘 朝日影」(桃山時代、17世紀)。村山がこよなく愛した名碗で、『新千載和歌集』所載の歌から名付けました。
武家の出身である村山は、コレクションを刀剣類からスタートしました。重要文化財「太刀 銘 吉家作」(鎌倉時代、13世紀)は、古雅な作風で知られる名刀です。 多くの寺社文化財が流失の危機に瀕し、その保護を新聞で後押しした村山は、自らも多くの仏教美術を収集しました。優品ぞろいの仏教絵画の中から、いずれも重要文化財の「病草紙 小法師の幻覚をみる男」(平安~鎌倉時代、12世紀)、「二河白道図」(鎌倉時代、13~14世紀)などを展示します。
村山のコレクションは、書跡、中近世絵画、さらには茶の世界へと広がり、厚みを増していきました。重要文化財の藤原俊成「消息 左少弁殿宛」(鎌倉時代、文治2・1186年)、同じく重要文化財の(伝)周文「瀟湘八景図屏風」(室町時代、15世紀)、さらに曾我蕭白「鷹図」(江戸時代、明和4・1767年頃)など、重要な作例がコレクションに加わっています。茶席を飾ったとみられる重要文化財の梁楷「布袋図」(南宋時代、13世紀)は、「東山御物」の一品として知られています。
香雪11・村山.jpg
【村山龍平 略歴】(Wikiより)
村山 龍平(むらやま りょうへい、嘉永3年4月3日(1850年5月14日) - 昭和8年(1933年)11月24日)は朝日新聞の経営者(社主・社長)、政治家。衆議院議員、貴族院議員。玉城町名誉町民第1号。
嘉永3年(1850年)、伊勢国田丸(現・三重県度会郡玉城町)に生まれる。幼名は直輔。 実家は紀州藩旧田丸領に仕えた旧士族。幼少時代は腕白なガキ大将で、喧嘩に負けそうになると小刀を振り回し、両親や近所の人を困らせていた。しかし文久3年(1863年)冬に、母が重病になってからは改心し、母の平癒を祈り、冷静沈着な少年に変わった。慶応3年(1867年)からは田丸城に勤番した。
明治4年(1871年)に一家を挙げて大阪に移住し、父とともに西洋雑貨商「村山屋」(後に「田丸屋」→「玉泉舎」)を営む。明治11年(1878年)7月に大阪商法会議所(大阪商工会議所の前身)の最初の議員に選ばれる。
明治12年(1879年)に朝日新聞の創刊に参加。明治14年(1881年)、木村平八・騰父子から同紙の所有権を獲得、上野理一と共同経営にあたる(明治41年(1908年)以後は1年おきに社長)。
明治24年(1891年)に第1回衆議院議員総選挙補欠選挙で衆議院議員に初当選。以後、第2回、第3回総選挙で当選し、衆議院議員を通算三期務めた。その他、大阪府会議員、大阪市会議員などを歴任。大正7年(1918年)に白虹事件で暴行を受ける。昭和5年(1930年)に貴族院勅選議員となった。
昭和8年(1933年)に84歳で死去。勲一等瑞宝章、従四位を追贈された。娘婿は村山長挙(後の朝日新聞社長)。

【展示構成】
・プロローグ 珠玉の村山コレクション
・第1章 コレクションの形成
・第2章 刀に魅せられて
・第3章 茶の湯への傾倒
(1)薮内剣仲と燕庵ゆかりの道具
(2)薮内剣仲の師 古田織部好みの道具
(3)村山龍平収集の道具
・エピローグ

↓中之島フェスティバルタワーウェスト
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↓4階美術館入口
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↓美濃「志野茶碗 銘 朝日影」(桃山時代、17世紀)
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↓重要文化財(伝)周文「瀟湘八景図屏風」(室町時代、15世紀)右隻部分
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↓重要文化財「二河白道図」(鎌倉時代、13~14世紀) ↓重要文化財 梁楷「布袋図」(南宋時代、                                      13世紀)
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↓神戸市の旧村山家住宅の茶室「玄庵」を再現した「中之島玄庵」
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↓村山龍平記念室(洋館2階居間)の再現
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【中之島香雪美術館の開館記念展スケジュール】
I 。美術を愛して 2018年3月21日(水・祝)〜4月22日(日)
II 。美しき金に心をよせて 2018年4月28日(土)〜6月24日(日)
III。 茶の道にみちびかれ 2018年7月7日(土)〜9月2日(日)
IV。 ほとけの世界にたゆたう 2018年10月6日(土)〜12月2日(日)
V 。物語とうたにあそぶ 2018年12月15日(土)〜2019年2月11日(月・祝)

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◎選抜高校野球、6日目・二回戦の結果

●松山聖陵(愛媛)   5-8   ○近江(滋賀)

乙訓(京都)    7-2    ●おかやま山陽(岡山)

彦根東(滋賀)   4-3    ●慶応(神奈川)

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◎アンデルセン賞に「魔女の宅急便」の角野栄子さん
https://www.asahi.com/articles/ASL3W5TCFL3WUTFL00Q.html
↓(朝日新聞デジタルより)
「魔女の宅急便」などで知られる児童文学作家の角野栄子さん(83)が26日、児童文学のノーベル賞といわれる「国際アンデルセン賞」の作家賞に選ばれた。国際児童図書評議会(IBBY、本部・スイス)が、イタリア北部ボローニャで開いている児童書フェアで発表した。
 日本人の作家賞受賞は、まど・みちおさん、上橋菜穂子さんに次いで3人目となる。
 角野さんは早稲田大学卒。20代で移民としてブラジルにわたった。2年後に帰国し、ブラジルでの体験談をまとめた「ルイジンニョ少年」で作家デビューした。
 ユーモアを巧みに織り交ぜた作風が愛され、おばけや怪獣が主人公として登場する作品を多く描いている。代表作「魔女の宅急便」(1985年)は、魔女キキがひとり立ちの旅に出かけ、ほうきで空を飛ぶ魔法を使って、見知らぬ町で成長していく物語。89年には宮崎駿監督がアニメ映画化して大ヒットした。IBBYは「多感な時期の少女の感情を描いたとても親しみやすい作品だ」と評価した。

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改組 新 第4回日展(大阪市美術館)、羽生結弦は世界選手権欠場、阪神5連敗地獄 [美術館]

3月8日(木)   先日、天王寺公園にある大阪市立美術館で開催中の「日展」を観て来ました。この日は、柴犬「はな」も同行しましたので、妻と交互に展覧会を鑑賞しました。

◎改組 新 第4回 日展
期間:2018年2月24日~3月25日
会場:大阪市立美術館
http://www.osaka-art-museum.jp/sp_evt/nitten-4

【展覧会概要】
日展は、明治40年に文部省美術展覧会として始まり、名称の変更や組織を改革しながら100年をこえる長きにわたって続いてきた日本で最も歴史と伝統のある公募展です。日本画・洋画・彫刻・工芸美術・書の5部門からなり、日本を代表する巨匠から新人作家の入選作までの多彩な作品の数々を紹介してまいりました。
平成27年は、組織改革に伴って「改組 新 第1回日展」として開催し、今回は組織改革後、4回目の開催となります。
本展覧会は、東京会場から始まり、京都、大阪、大分、金沢の順に巡回し、全国を巡回する作品と地元作家作品を展示します。
大阪展では、会員作家及び今回の入賞者による基本作品246点と、大阪・兵庫・奈良・和歌山に在住する会員作家の作品や入選作品などの地元作品335点、あわせて581点の作品を陳列します。
【陳列作品数】
日本画・・・・・ 95点
洋画・・・・・・113点
彫刻・・・・・・・53点
工芸美術・・・・・78点
書・・・・・・・242点

↓大阪市立美術館の正面
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↓パンフレット
日展3・パンフレット.jpg

↓招待券と図録
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以下の写真は、図録より借用。
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以下の写真は、土産として購入したポストカードです。
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※大作ばかりで圧倒され、満喫しました。

【過去の日展鑑賞記事】
第38回日展:2007年3月1日
第39回日展:2008年3月18日
第42回日展:2011年3月8日
第43回日展:2012年3月8日
第44回日展:2013年3月15日
改組新第2回日展:2016年3月20日
改組新第3回日展:2017年3月16日掲載

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◎羽生結弦、世界選手権を欠場へ 右足けが治療のため

↓(朝日新聞デジタルより)
日本スケート連盟は7日、平昌冬季五輪で連覇を果たした羽生結弦(ANA)が、イタリア・ミラノで21日に開幕する世界選手権を欠場すると発表した。右足関節外側靱帯(じんたい)損傷、腓(ひ)骨筋腱(けん)損傷のため、約2週間の安静と3カ月間のリハビリ加療が必要になるためという。
 羽生は同連盟を通して「これまでたくさんの応援ありがとうございます。一日も早く復帰できるよう、治療とリハビリをしっかりとし、少しずつできることを続けていきます」とコメントした。
 代わりに、今季グランプリ(GP)シリーズNHK杯7位、全日本選手権4位の友野一希(同大)が出場する。

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◎阪神がオープン戦5連敗

↓(デイリースポーツより)
「オープン戦、阪神1-3DeNA」(7日、甲子園球場)
 阪神がオープン戦開幕から5連敗。打線がわずか3安打に封じ込められた。
 八回まで1安打。得点は九回2死から生まれた。新加入の山崎憲晴内野手(前DeNA)が右前打で出塁すると、続く陽川尚将内野手が右越えに適時三塁打を放った。開幕1軍生き残りをかけて、アピールの一打となった。
 一方で先発の2年目・小野泰己投手は5回を2安打無失点の好投。四死球なしで課題だった制球も安定し、開幕ローテーション入りへ一歩前進した。
 期待の新4番、ウィリン・ロサリオ内野手(前韓国ハンファ)は1打数無安打2四球で途中交代。1、2打席目はバットを一度も振らず、フルカウントから四球を選んだ。第3打席で初めてスイングし、平凡な二ゴロに倒れた。

【阪神の投手】
・小野  5回、15人:2安打、3三振、無四球、無失点
・藤川  1回、4人:1安打、2三振、無四球、無失点
・モレノ 1回、3人:無安打、無三振、1四球、無失点
●石崎   1回、6人:3安打、無三振、無四球、3失点(自責1)
・ドリス 1回、3人:無安打、無三振、無四球、無失点

※いくら福留・糸井抜きとはいえ、5連敗は酷すぎる。若トラの変身を期待します。

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藤島武二展(小磯記念美術館)、大坂なおみ3回戦進出 [美術館]

1月19日(金)   先日、六甲アイランド公園内にある小磯記念美術館へ行き、藤島武二展を鑑賞してきました。

◎生誕150年記念藤島武二展~神戸開港150年・開館25周年記念~
期間:2017年11月18日~2018年1月28日
会場:神戸市立小磯記念美術館
入館料:一般800円
http://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/koisogallery/information/
https://www.neribun.or.jp/week_new/detail.cgi?id=201702191487440330

開館25周年を記念し、近代洋画の巨匠として知られる藤島武二(1867-1943)の回顧展覧会を開催します。
 藤島武二は、鹿児島に生まれ、当初日本画を学んだ後、西洋画を勉強するために上京します。1896年に、黒田清輝の推薦で東京美術学校西洋画科の助教授に就任。さらに、1905年から1910年にかけての渡欧後は、白馬会や文展、帝展を舞台に話題作を発表すると同時に、東京美術学校教授という、アカデミズムの柱石として多くの後進を育てました。
 また、その豪快な作風や魅力的な人柄から弟子たちに慕われ、藤島教室に学んだ小磯良平ら、次世代の画家たちに多大な影響を与えました。あわせて、二度にわたる皇室からの制作依頼、第1回文化勲章の受章など、我が国を代表する洋画家として活躍します。藤島は、太平洋戦争さ中の1943年に惜しまれつつ他界しますが、初期の明治浪漫主義の装飾的な女性像、留学時代の簡潔な人物画や風景画、転換期の典雅な横顔の美人画、晩年の抽象絵画に接近した力強い風景画など、その作風は常に新鮮な雰囲気に満ちあふれています。
 本展では、初期から晩年に至る藤島の油彩画を中心に、素描画、日本画、グラフィックデザイン資料、さらに藤島と関係の深い黒田清輝や、留学時代の恩師であるフェルナン・コルモンらの作品を加えた、約150点を紹介いたします。魅力あふれる藤島武二の芸術世界をどうぞお楽しみください。(当館サイトより)
天皇、皇后両陛下は9月16日、東京都練馬区立美術館で開催された「生誕150年記念 藤島武二展」を鑑賞しました。

↓美術館の外観
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↓館内の記念撮影ポイント
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↓パンフレット(表)
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↓パンフレット裏面より
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↓会場入口
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以下の写真は、開館15周年記念特別展「藤島武二と小磯良平展」の図録より借用。
↓「桜の美人」1892-93年頃、石水美術館
藤島3・桜の美人.jpg

↓「逍遥」1897年、東京藝術大学
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↓「ヴェルサイユ風景」1908-07年、石橋財団ブリヂストン美術館
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↓「裸婦」1917年頃、三重県立美術館
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↓「潮岬風景」1931年、鹿児島市立美術館
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↓「ロジェストヴェンスキーを見舞う東郷元帥」不詳、鹿児島県歴史資料センター黎明館
藤島8・東郷元帥.jpg

↓「ピサネルロ”ジネヴラ・デステの肖像”」模写 不詳、鹿児島市立美術館
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※日本の近代の洋画の歴史が良くわかる展示でした。藤島武二の筆頭弟子ともみられる小磯良平の美術館で開催されることは意義深いですね。

【過去の神戸市立小磯記念美術館のブログ記事】
・2009年12月7日掲載:宮本三郎展
・2009年12月8日掲載:小磯良平作品選Ⅳ

★切手になった藤島武二の作品
・「蝶」 1966年4月20日、切手趣味週間で発行
藤島1・蝶.jpg

・「黒扇」 1980年7月7日、近代美術シリーズで発行
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◎大坂なおみ、全豪2年ぶり3回戦進出

↓(日刊スポーツより)
大坂なおみ(20=日清食品、世界ランキング72位)が、第16シードのエレーナ・ベスニナ(31=ロシア、同19位)を7-6、6-2で下し2年ぶりとなる3回戦に進出した。
 第1セット第4ゲームをブレークし、主導権を握るも第9ゲームを相手にブレークバックされ一進一退の攻防。結局、タイブレークを奪って同セットを制した。
 第2セットに入ると大坂はパワフルなショットを丁寧に左右に打ち分け、第3、第7ゲームをブレークしストレート勝ちした。
 試合を終えた大坂は、40度近くまで上がった暑さをものともせず涼しげな表情だった。「とてもハッピー。相手はすごくいい選手なので勝てて良かった。(暑さ?)暑いのは大好き。フロリダで育ったから大丈夫です。(第1セットのタイブレークでは)中途半端にならないようにプレーした。コートサイドでたくさん応援してもらって幸せです」と満面の笑みを浮かべていた。
 3回戦はアシュリー・バーティ(オーストラリア)とカミラ・ジョルジ(イタリア)の勝者と対戦する。

大坂なおみ   7-6、6-2   ⑯エレーナ・ベスニナ(ロシア)
全豪2・大坂.JPG

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再興第102回 院展、紙の昆虫たち展(大丸心斎橋店)、世界体操日本の金は3個 [美術館]

10月10日(火)   先日、大丸心斎橋店で開催中の「院展」を見てきました。

◎再興第102回 院展(大阪展)
期間:2017年10月4日~10月10日
会場:大丸心斎橋店北館14階 イベントホール・劇場
入場料:一般700円
http://www.daimaru.co.jp/museum/shinsaibashi/inten_201710/index.html
http://nihonbijutsuin.or.jp/ippan102/index.html
明治31年(1898年)、岡倉天心を中心に、日本文化の伝統を踏まえながら新時代の美術創造を目指して創立された日本美術院。その活動は五浦時代を経て、天心の遺志を継いだ横山大観、下村観山らが大正3年(1914年)に再興し、以後、わが国を代表する日本画団体として画壇の重鎮を次々と世に送り出してきました。
本展は、第一線に立つ同人の作品32点をはじめ、招待、受賞、関西在住作家の入選作品など、合計78点を展観いたします。

【巡回展】
・東京展:平成29年9月1日~9月17日:東京都美術館
・京都展:平成29年9月27日~10月2日:高島屋京都店
・大阪店:平成29年10月4日~10月10日:大丸心斎橋店
・島根東展:平成29年10月14日~11月5日:足立美術館
・山形展:平成29年11月9日~11月21日:山形美術館
・名古屋展:平成29年11月25日~12月3日:松坂屋美術館
・岡山展:平成30年1月2日~1月14日:岡山市・天満屋
・広島展:平成30年1月18日~1月30日:広島市・福屋
・宇都宮展:平成30年2月8日~2月18日:東武宇都宮百貨店
・横浜展:平成30年3月10日~3月26日:そごう美術館
・北九州展:平成30年4月6日~5月6日:北九州市立美術館分館
・島根西展:平成30年5月12日~6月3日:今井美術館
・福井展:平成30年6月8日~6月24日:福井県立美術館 

↓入場券 「白嶺」川瀬麿士
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↓パンフレット(表) 「古都の春」同人 那波多目功一
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↓「小さな駅」内閣総理大臣賞 同人 小田野尚之
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↓「咲(わら)う」日本美術院賞(無鑑査) 山本浩之
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↓「渓谷」同人 清水達三
院展2・清水.png

↓「槌の音」日本美術院賞 高島圭史
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↓「涅槃寂静(ねはんじゃくしょう)」足立美術館賞 同人 宮北千織
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↓「山鉾巡行」奨励賞・天心記念茨城賞 阪野智啓
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↓「備忘録」文部科学大臣賞 同人 國司華子
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※大作ばかりで、じっくり鑑賞出来、堪能しました。

【過去の院展のブログ記事】
再興第95回 院展:2010年10月19日掲載
再興第96回 院展:2011年10月16日掲載
再興第99回 院展:2014年10月11日掲載
再興第100回 院展:2015年10月12日掲載
再興第101回 院展:2016年10月19日掲載

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◎紙の昆虫たち展斉藤卓治・斉藤健輔
期間:2017年10月4日~10月10日
会場:大丸心斎橋店北館12階 美術画廊
http://takujipapercraft.com/
紙から生まれた昆虫たち。
バッタ、カマキリ、カブトムシ、クワガタ、アリ、ハチ・・・etc
今にも動き出しそうなほどリアルな昆虫たちを紙から生み出します。
まるで人間のようにカフェでお茶を楽しんだり、
読書や釣り、楽器を演奏していたり。
ゆかいな昆虫たちの世界へ、ぜひ遊びにきてください。

↓プロフィール
http://takujipapercraft.com/profile.html

↓案内状
紙の昆虫1.JPG
紙の昆虫2.JPG

斉藤1・紙の昆虫.jpg

※作家の卓治氏が在廊されており、丁寧に作品の説明をいただきました。

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◎白井が男子跳馬で日本勢39年ぶり金…床運動と2冠達成

↓(スポーツ報知より)
世界体操第最終日(8日、カナダ・モントリオール)
 男子跳馬で白井健三(21)=日体大=が14・900点を出し、初優勝した。2位のイーゴリ・ラディビロフ(ウクライナ)と0・001点差だった。
 同種目では日本勢としては78年大会の清水順一以来39年ぶり5人目の金メダル。床運動に続く2冠を達成し、個人総合3位と合わせて3個目のメダルとなった。
 ◆白井 健三(しらい・けんぞう) 1996年8月24日、神奈川・横浜市生まれ。21歳。日体大3年。昨年のリオデジャネイロ五輪は団体総合金メダル、種目別跳馬で銅メダル。世界選手権は15年の団体総合、13、15年と今年の床運動で金メダル。163センチ、54キロ。


★村上茉愛、女子ゆかで金メダル 体操世界選手権
↓(朝日新聞デジタルより)
体操の世界選手権最終日は8日、カナダ・モントリオールで種目別決勝の残りがあり、女子ゆかで村上茉愛(日体大)が14・233点で金メダルを獲得した。日本女子の優勝は、1954年ローマ大会の種目別平均台の池田敬子(旧姓・田中)以来、63年ぶり2人目。今大会の個人総合で4位とメダルを逃していた村上は、世界選手権4回目の出場で初のメダルを手にした。
 ゆかでは58年に池田敬子が銅メダルを取っている。


★鉄棒新技「ミヤチ」、誕生へ 世界選手権で宮地が成功
↓(朝日新聞デジタルより)
カナダ・モントリオールで開かれていた体操の世界選手権最終日の8日、男子鉄棒の種目別決勝に出場した宮地秀享が新技として申請していた、最高I難度の「伸身コバチ2回ひねり」に成功した。大会前に国際体操連盟(FIG)技術委員会が申請を認めており、技に「ミヤチ」の名前がつくことになる。FIGから近く発表される見込み。
宮地は演技の冒頭で、体を伸ばした伸身でコバチ2回ひねり(ブレットシュナイダー)に挑み、成功した。
 続く抱え込みのコバチ2回ひねりで落下。演技をやり直したが、落下で1・0点が減点されて得点は13・733点にとどまり、5位に終わった。
 体操では、五輪や世界選手権で新しい技に成功すると、その選手の名前がつく。優勝を目標にしていた宮地は「金メダルを狙える位置にいたのにもったいなかった」。優勝したクロアチアのスルビッチは14・433点で、落下の減点がなければ、1位となる得点差だった。技には「ミヤチ」の名がつくが、「うれしさは一つもない」と話した。

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第39回日本新工芸展、カフェレストラン浮舟(京都)、オールスター全パ連勝 [美術館]

7月16日(日)   昨日は、「日本新工芸展」を見るために京都へ行ってきました。会員であり本展に出品されているN様と一緒に訪問しました。

◎第39回 日本新工芸展 近畿展
期間:2017年7月11日~7月16日
会場:京都市美術館別館(本館は再整備工事中)
http://www.nihon-shinkogei.or.jp/honten/index.html

↓京都市美術館別館の外観
工芸展1.JPG

↓本展のポスター
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↓館内の撮影は許可を得て、撮ったものです。
工芸展3.JPG
工芸展4.JPG
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主な受賞作品の写真は、本展公式サイトより引用。
↓染色「大樹と森の声」内閣総理大臣賞:内藤英治
工芸展6・内藤.jpg

↓木工「生命の物語」文部科学大臣賞:谷口信夫
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↓鍛金「月冴ゆ」京都府知事賞:田中照一
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↓陶器「朧」京都市町賞:山崎 豊
工芸展9・山崎.jpg

【過去の日本新工芸展のブログ記事】
・第29回日本新工芸展:2007.7.12
・第30回日本新工芸展:2008.7.12
・第31回日本新工芸展:2009.7.14
・第32回日本新工芸展:2010.7.12
・第33回日本新工芸展:2011.7.20
・第34回日本新工芸展:2012.7.19
・第35回日本新工芸展:2013.7.29
・第36回日本新工芸展:2014.7.14
・第37回日本新工芸展:2015.8.2掲載
・第38回日本新工芸展:2016.7.5掲載
・第39回日本新工芸展:2017.7.16掲載

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
鑑賞後、3人で近くのレストランでランチしました。

◎カフェレストラン浮舟
場所:京都市勧業館みやこめっせ1階
http://www.miyakomesse.jp/premise/ukifune/

↓岡崎セット
京都3.JPG

↓親子丼+そば
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↓カツカレー
京都4.JPG

食後、Nさんは、日本新工芸近畿会選抜展が開催されている大丸京都店へ行くので、近くまで送っていきました。その後、四条通を走ったのですが、明日の祇園祭の山鉾巡行を控えて、あちこちで鉾建てされていて、大勢の人達で賑わっていました。
↓車中より撮した山鉾です。
京都6.JPG
京都7.JPG
京都8.JPG

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◎ウィンブルドン

【男子シングルス準決勝】
マリン・チリッチ(CRO)6-7、6-4,7-6,7-5 ㉔サム・クエリー(USA)

ロジャー・フェデラー(SUI) 7-6、7-6、6-4 ⑪トマーシュ・ベルディヒ(CZE)

※今大会のフェデラーは強いですね。王者復活ですね。

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◎オールスター第2戦

回数:123・456・789・・・・計・・・・(安打)ZOZOマリン、18:00、
全セ:001・000・000・・・・1・・・・(4)
全パ:000・110・10×・・・・3・・・・(9)

勝投手 : 美馬 学 (1勝0敗0S)
敗投手 : 井納 翔一 (0勝1敗0S)
セーブ : 谷元 圭介 (0勝0敗1S)
【バッテリー】
(全セ) :菅野 智之 秋山 拓巳 井納 翔一 小川 泰弘 薮田 和樹  -  小林 誠司 梅野 隆太郎
(全パ) :則本 昂大 金子 千尋 美馬 学 二木 康太 黒木 優太 谷元 圭介  -  田村 龍弘 嶋 基宏
【本塁打】(全セ) :小林 誠司1号 (3回ソロ) 、
     (全パ) :デスパイネ1号 (4回ソロ) 鈴木 大地1号 (7回ソロ)

【最優秀賞】(300万円)デスパイネ(ソフトバンク)
【敢闘賞】(100万円)秋山(西武)、鈴木(ロッテ)、小林(巨人)

【阪神の選手】
・糸井:2打席無安打、鳥谷:2打席1安打、梅野:1打席1安打
・秋山:2回、1安打、2三振、無四球、1失点

※今年のオールスター戦は全パの2連勝でした。交流戦やオールスター戦を見るにつけ、セパの格差が顕著に現れましたね。

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藤田美術館(大阪市)、ストロベリームーン [美術館]

6月10日(土)   藤田美術館は昭和29年開館時からの展示棟や事務所棟が老朽化したので、全面的に建て替えることになり、長期間閉館します。2017年6月12日より休館し、2020年開館予定です。そこで、最後の展覧会である「ザ・コレクション」を先日鑑賞してきました。

◎藤田美術館
住所:大阪市都島区網島町10-32
電話:06-6351-0582
http://fujita-museum.or.jp/

藤田美術館の所蔵品は、国宝9件、重要文化財52件を含む、古代から近代の東洋古美術品です。明治時代に活躍した実業家藤田傳三郎と、長男平太郎、次男徳次郎が収集した絵画、書蹟、陶磁器、彫刻、漆工芸、金属工芸、考古資料など多岐にわたるコレクションをもとに、昭和29年(1954)社会文化の向上発展に寄与する目的で開館しました。常設展示は行っておらず、毎年春季と秋季に所蔵美術品による企画展を開催しています。

藤田傳三郎は、幕末の天保12年(1841)、長州(山口県萩市)に生まれました。明治の初め(30歳の頃)に大阪へ出て、岡山県児島湾の干拓工事に代表される土木建設業、秋田県小坂鉱山を主力とする鉱業を手掛けて発展させました。また鉄道や電力、新聞など、近代化する日本の基盤となった事業に大きく関わり、大阪商法会議所(大阪商工会議所)の第二代会頭を務めるなど、大阪財界に大きな功績を残しました。
一方で、傳三郎は若い頃から古美術品に造詣が深く、とりわけ茶道具に対する鑑識眼は卓越していました。能や茶道をはじめとする日本文化を好み、邸宅には能舞台や茶室を構え、自らも楽しんでいたようです。
明治維新後の日本では、廃仏毀釈などの影響から、歴史的な美術品が海外へ流出していました。そんな状況を憂慮した傳三郎は、膨大な財を投じ、茶道具や仏教美術を中心とした古美術品を、亡くなる直前まで収集したと伝えられます。

↓外観
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↓展示棟の蔵
藤田美術館2.JPG

↓庭園
藤田美術館3.JPG
藤田美術館4.JPG

↓多宝塔
藤田美術館5・多宝塔.JPG
藤田美術館6.JPG

↓入口
藤田美術館7・入口.JPG


★ザ・コレクション
期間:平成29年3月4日~6月11日
入館料:大人800円
http://fujita-museum.or.jp/exhibitions.html
本展覧会は、藤田美術館が所蔵する作品のなかから、特に名品として知られているものを選りすぐり、所蔵する9件の国宝や多数の重要文化財を含む約50件の作品を展示しています。

↓本展のチラシ(表と裏)
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↓「ザ・コレクション」のカタログより抜粋
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◎昨日の阪神タイガース

回  数:123・456・789・・・・計・・・・(安打)ヤフオクD、18:00、36,491人
阪  神:000・000・000・・・・0・・・・(4)
ソフトバンク:102・000・00× ・・・・3・・・・(6)

【本塁打】柳田15号2ラン(3回、岩貞)
【マルチ安打】糸井2
【盗塁】糸井(1回)、上本(6回)
【投手】
●岩貞   7回、28人:6安打、7三振、1四球、3失点(2勝4敗)
藤川   1回、3人:無安打、1三振、無四球、無失点
○バンデンハーク 6回、23人:3安打、9三振、2四球、無失点(6勝3敗)
Sサファテ 1回、3人:無安打、2三振、無四球、無失点(18S)

※貧打・拙攻で完封負け。14三振は酷すぎます。
※高山・福留・原口のクリーンアップは、無安打・7三振。6回表は無死2・3塁でクリーンアップが凡退とは情けない。特に福留の4三振は酷すぎます。
※この日、2安打の糸井選手が途中交代して病院へ直行、肉離れかも?心配ですね。
※最近の阪神の安打数の推移:6/7は7安打4得点、6/8は5安打3得点、6/9は4安打無得点。打撃があきらかに下降線を辿っている。広島に3ゲームも離され、これからが正念場ですね。

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◎ストロベリームーン

↓(朝日新聞デジタルより)
9日の満月は今年1年で、地球から最も離れ、一番小さく見える。仙台市若林区の海岸からは、水平線から赤みを帯びた月が顔を出した。
 インターネット上で、昨日から普段より赤く見える「ストロベリームーン」と話題を呼んでいる。米国でいちごの収穫時期に見えることからつけられた呼び名らしい。
 ただ、他の時期より赤く輝くのは気のせいだ。
 仙台市天文台は「この時期は月の高度が冬より低いため、赤く見えるように思うかもしれないが、この日の月が特別に赤いわけではない」と断言。「そもそも、太陽も朝日や夕日が赤く見えるのと同じ原理で、月も昇り始めと沈む時は赤く見える。『ストロベリームーン』自体が天文用語でもなく、地球から1年で最も離れているからといって、より赤く見えるわけではない」と説明する。国立天文台も「赤さは大気の状態による。今日の月が普段より赤く輝くわけではない」と話した。
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※我家からも満月がよく見えましたが、特に赤いとは思いませんでしたので、撮影しませんでした。

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