熊野古道を歩く旅(13)猪鼻王子・発心門王子 [熊野古道]
7月24日(水) 第4回「語り部と行く!中辺路編・熊野古道を歩く旅」の続きです。
(地図にマウスを置くと拡大します。)
【6月16日(日)】
長い登りを歩いて、やっと三越峠に到着です。ここで小休憩です。ここにはトイレや無料休憩所はありますが、売店や自販機はありません。しかしこの日は、語り部会の会長さんが自家用車に冷えたお茶や水のペットボトルを積んで待っていてくれました。私達は天の救いと思い購入しました。それも100円と良心的な会長さんでした。
↓三越(みこし)峠。ここには関所もあったとのことです。
小休息をし、15時15分に再び歩きはじめました。
↓三越峠の説明板。 ↓54番道標 ↓古道
↓崩落現場も横断します。
↓59番道標のある「船玉神社」に到着です。
↓向かって右側に「玉姫稲荷」が祀られています。
↓向かって左奥に「船玉神社」の社があります。船の神様です。
【船玉(ふなたま)神社の由来】
昔、玉滝という滝があって、その滝壺で神様が行水していると、急に大雨となった。折しも滝壺に浮んでいた一匹の蜘蛛がその大雨に溺死しそうになった。それを神様が見て、榊の葉を投げてやった。蜘蛛はその葉に乗って、手足を使って船を漕ぐようにして無事に岸にたどり着いた。その様子を神様が見て、船というものを思いつき、楠をくりぬいて丸木船を造った。これが最初の船であった。
船玉神社は本宮大社の奥の院にあたるとも伝えられている。なお、玉滝は明治22年の大水害で埋まって現在はありません。隣の玉姫稲荷は、船玉と夫婦神ともいわれています。(以上サイトより)
◎猪鼻王子跡(いのはなおうじ)
【猪鼻王子跡】
滝尻王子から本格的な山岳路となった熊野参詣道(中辺路)は、十丈峠、岩神峠を過ぎ、標高約500mの三越峠を越えると、熊野川の流域に入る。
この猪鼻王子から先の道は、登り下りを繰り返しながら高度を下げ、明治22年(1888)の水害まで熊野本宮大社が鎮座した熊野川の中州「大斎原」へと続く。
「猪鼻王子」と刻んだ石碑は、享保8年(1723)に紀州藩が熊野御幸の史蹟顕彰のために建てたもので、紀州産の緑泥片岩碑である。(以上は説明板より)
↓猪鼻王子跡を16時45分出発。最後の登り坂を登り終えて、鳥居をくぐると、舗装道路に出ます。
↑この鳥居(発心門)をくぐると、聖域に入るといわれている。
↓ここが、発心門王子です。
↑【藤原定家の歌碑】
「いりがたき みのりのかどは けふすぎぬ いまよりむつのみちにかへすな」
苦行の末、ようやく仏の国に入ったのだから、もはや六道苦の世界に後戻りはするまいという決意を述べたものだとされる。六道=地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天界
◎発心門王子(ほっしんもんおいじ)
【発心門王子跡】
熊野川の中州に鎮座する熊野本宮まで約7kmの所にあるこの王子の名は、発心門すなわち「悟りの心を開く入り口」とされる大鳥居があったことに由来する。
天仁2年(1109)に参詣した貴族・藤原宗忠(1062-1141)は、まず門前で祓いをし、発心門は大鳥居であり、参詣の人々は必ずこの大鳥居をくぐること、またはるかに見遣ると恐れを感じることを日記に書き残している。
また建仁元年(1201)に和歌の講師として後鳥羽上皇の熊野御幸に供奉した貴族・藤原定家(1162-1241)は、王子社の背後にあった南無房という尼の居宅を宿舎とし、門柱に感動と祈願を込めた漢詩と和歌を書き付けている。
熊野九十九王子の名称は地名や地形に基づいたものが多いが、発心門王子の場合は信仰に関連する命名の代表であり、この王子が果たした役割の大きさを表している。(以上は説明板より)
↓スタンプ帳
この日のゴール地点が発心門王子です。ここにバスが迎えに来ていて、17時26分出発。途中紀の川SAで休憩し、梅田に21時25分に帰着しました。
今回は、途中でアクシデントがありましたが、無事帰阪出来たことを祝すため、「がんこ寿司エキマルシェ大阪店」で軽く食事して帰宅しました。
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◎横浜マリノス、マンUを破る快挙
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◎英国、王子誕生
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【6月16日(日)】
長い登りを歩いて、やっと三越峠に到着です。ここで小休憩です。ここにはトイレや無料休憩所はありますが、売店や自販機はありません。しかしこの日は、語り部会の会長さんが自家用車に冷えたお茶や水のペットボトルを積んで待っていてくれました。私達は天の救いと思い購入しました。それも100円と良心的な会長さんでした。
↓三越(みこし)峠。ここには関所もあったとのことです。
小休息をし、15時15分に再び歩きはじめました。
↓三越峠の説明板。 ↓54番道標 ↓古道
↓崩落現場も横断します。
↓59番道標のある「船玉神社」に到着です。
↓向かって右側に「玉姫稲荷」が祀られています。
↓向かって左奥に「船玉神社」の社があります。船の神様です。
【船玉(ふなたま)神社の由来】
昔、玉滝という滝があって、その滝壺で神様が行水していると、急に大雨となった。折しも滝壺に浮んでいた一匹の蜘蛛がその大雨に溺死しそうになった。それを神様が見て、榊の葉を投げてやった。蜘蛛はその葉に乗って、手足を使って船を漕ぐようにして無事に岸にたどり着いた。その様子を神様が見て、船というものを思いつき、楠をくりぬいて丸木船を造った。これが最初の船であった。
船玉神社は本宮大社の奥の院にあたるとも伝えられている。なお、玉滝は明治22年の大水害で埋まって現在はありません。隣の玉姫稲荷は、船玉と夫婦神ともいわれています。(以上サイトより)
◎猪鼻王子跡(いのはなおうじ)
【猪鼻王子跡】
滝尻王子から本格的な山岳路となった熊野参詣道(中辺路)は、十丈峠、岩神峠を過ぎ、標高約500mの三越峠を越えると、熊野川の流域に入る。
この猪鼻王子から先の道は、登り下りを繰り返しながら高度を下げ、明治22年(1888)の水害まで熊野本宮大社が鎮座した熊野川の中州「大斎原」へと続く。
「猪鼻王子」と刻んだ石碑は、享保8年(1723)に紀州藩が熊野御幸の史蹟顕彰のために建てたもので、紀州産の緑泥片岩碑である。(以上は説明板より)
↓猪鼻王子跡を16時45分出発。最後の登り坂を登り終えて、鳥居をくぐると、舗装道路に出ます。
↑この鳥居(発心門)をくぐると、聖域に入るといわれている。
↓ここが、発心門王子です。
↑【藤原定家の歌碑】
「いりがたき みのりのかどは けふすぎぬ いまよりむつのみちにかへすな」
苦行の末、ようやく仏の国に入ったのだから、もはや六道苦の世界に後戻りはするまいという決意を述べたものだとされる。六道=地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天界
◎発心門王子(ほっしんもんおいじ)
【発心門王子跡】
熊野川の中州に鎮座する熊野本宮まで約7kmの所にあるこの王子の名は、発心門すなわち「悟りの心を開く入り口」とされる大鳥居があったことに由来する。
天仁2年(1109)に参詣した貴族・藤原宗忠(1062-1141)は、まず門前で祓いをし、発心門は大鳥居であり、参詣の人々は必ずこの大鳥居をくぐること、またはるかに見遣ると恐れを感じることを日記に書き残している。
また建仁元年(1201)に和歌の講師として後鳥羽上皇の熊野御幸に供奉した貴族・藤原定家(1162-1241)は、王子社の背後にあった南無房という尼の居宅を宿舎とし、門柱に感動と祈願を込めた漢詩と和歌を書き付けている。
熊野九十九王子の名称は地名や地形に基づいたものが多いが、発心門王子の場合は信仰に関連する命名の代表であり、この王子が果たした役割の大きさを表している。(以上は説明板より)
↓スタンプ帳
この日のゴール地点が発心門王子です。ここにバスが迎えに来ていて、17時26分出発。途中紀の川SAで休憩し、梅田に21時25分に帰着しました。
今回は、途中でアクシデントがありましたが、無事帰阪出来たことを祝すため、「がんこ寿司エキマルシェ大阪店」で軽く食事して帰宅しました。
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◎横浜マリノス、マンUを破る快挙
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◎英国、王子誕生
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★世界のアイドルさん、nice有難うございます。
★tochiさん、nice有難うございます。
★有城佳音さん、nice有難うございます。
by たいちさん (2013-07-24 10:03)
崩落跡はちょっと異様な光景ですね。
山の中に船の神様が祀られているのも面白いです。
by 路渡カッパ (2013-07-24 11:01)
路渡カッパ さん、niceとコメント有難うございます。
崩落跡は、生々しく復旧工事がすすんでいませんね。今度大雨が降れば、ここも通行禁止になるでしょうね。
神話・伝説は、不思議な事が多いですよね。
by たいちさん (2013-07-24 12:32)
伝説のクラブ マンUが簡単に負けてほしくなかったですね。でも、Jリーグも捨てたもんじゃないですね!
by 勘九郎 (2013-07-24 21:04)
sugoimonoさん、nice有難うございます。
by たいちさん (2013-07-24 23:17)
勘九郎さん、niceとコメント有難うございます。
マンUは、時差ボケだったのでしょうね。
次戦のセレッソ大阪では、素晴らしいプレイを見せてくれるでしょう。
by たいちさん (2013-07-24 23:19)
ネオ・アッキーさん、nice有難うございます。
by たいちさん (2013-07-25 12:24)
non_0101さん、nice有難うございます。
by たいちさん (2013-07-28 15:20)
かずのこさん、nice有難うございます。
by たいちさん (2013-07-30 18:13)