スペイン旅行(バルセロナ2)・闘牛 [ドイツ・スペイン旅行]
6月10日(日) 9時起床。今日はT家のご夫妻に名所を案内いただきます。10時45分自宅を出発し、地下鉄を乗り継いで「サグラダファミリア」へ行きました。
「サグラダファミリア」は、バルセロナで一番の観光名所だけあり大勢の人出でした。サグラダファミリアには2名(他にSHOPに2名)の日本人が働いており、同行してくれたT家のS氏は、そのうちの一人です。彼の社員招待という形で入場できました(通常入場料8ユーロ)。
「サグラダ・ファミリア聖堂」は、ガウディの未完の代表作です。東側の生誕のファザードと地下礼拝堂だけが、ガウディ作ということで世界遺産に指定されました。S氏の懇切丁寧な説明で見て回りました。S氏の作品があちこちにあることを確認させてもらいました。
それからガウディ通りの突き当たりにある「サン・パウ病院」へ行きました。モンタネールと息子が建築したもので、現在も病院として利用されています。この建物も1997年、世界遺産に指定されています(見学無料)。
昼食は、この近くの韓国レストランで、ビビンバやカルビを食べ、ガウディ通りに面した所に住んでいる親友のKさんに会いに行きました。そして16時30分帰宅。
それから私はS氏に闘牛場前へ連れて行ってもらいました。地下鉄のMonumental駅で降りるのですが、地下鉄でスリに出会いました。S氏の気転で被害はありませんでしたが、満員の地下鉄で3人組のスリだったようです。
闘牛を見るのは初めてです。会場入口には動物愛護団体が抗議のプラカードを持っていました。入場料は、8段階×2(日向と日陰)の16区分あります。私は下から3番目の席(26ユーロ)を買ってもらい一人で入場しました。3階の日陰席で真正面で良い席でした。
19時から開演されました。ファンファーレと共にマタドール、ピカドール、バンデリリェーロらが入場。闘牛の流れは、大きくわけて5つの場面構成となっています。進行は音楽が合図です。また観客の掛け声も重要な要素です。1回20分位の6回行なわれ21時終了しました。
(闘牛の流れ)
1.見習闘牛士が表がピンクの大きなマント(カポーテ)で、牛をあしらう。主役のマタドールは、この演技で牛の性格・クセを見抜く。闘牛の牛は全て4歳のオス。
2.防具をつけた馬にまたがったピカドールが登場。馬めがけて突進する牛の肩に長い槍で突き刺す。馬は直接、牛が見えないよう目隠しのようなものを付けているが、ものすごい衝撃です。
3.紙飾りの付いた2本の銛(もり)を持ったバンデリリェーロが3人、牛の肩に銛を突き刺す。牛は背中から血を流し、興奮している。
4.いよいよマタドールの登場。赤い布(ムレタ)を使って、手負いの牛を操る。体に近い所で演技すると、拍手歓声があがる。
5.止めを刺すため、剣を換え、剣を構え、牛と正面で対峙する。牛の首が下がったところを剣で止めを刺す。うまく刺さると、しばらくして牛は、どさっと崩れ落ちて絶命する。最後は、3頭立ての馬が、死んだ牛を場外へ運び出す。
4回目の演技の時、マタドールが牛にはねられ負傷したが、立ち上がり最後まで演技し、牛に止めを刺した。すると場内から激賛の拍手と掛け声がおこる。このマタドールは牛の耳をもらい、場内一周する。勇気あるマタドールとして賛美するのである。
(私は、少し牛がかわしそうにも感じた。結局6匹殺された)
バルセロナでは、闘牛開催は、月2回(日曜)程度に減っています。
私は、歩いて自宅に戻ったのは、21時35分でした。妻は、T家の奥さんと「グリース」というミュージカルを観に行き、21時40分帰ってきました。
(サグラダ・ファミリア聖堂)
(サン・パウ病院)
(韓国料理店、カルビ)
(韓国料理店、春巻・・・・・Spring Rollで通じました?)
(モニュメンタル闘牛場)
(闘牛の一場面)
xml_xslさん
nice有難うございます。
by たいちさん (2007-06-21 23:31)