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瑞松寺・専念寺(大阪市東淀川区)、芥川賞・直木賞決定、全豪OP大坂なおみ3回戦進出 [寺社]

1月20日(木)   阪急京都線上新庄駅から700mに位置する「瑞松寺」等を紹介します。
(撮影日は2022年1月9日)

◎瑞松寺(ずいしょうじ)
住所:大阪市東淀川区小松3-12-20
電話:06-6328-0641
https://rubese.net/gurucomi001/?id=73164
http://poreporetraveler.blog96.fc2.com/blog-entry-1235.html
山号:涙池山。 宗派:浄土真宗本願寺派
創建:天正9(1581)年、顕如の弟子の明道和尚(楠木正成の末裔・楠木正澄)

楠正成の末えいといわれる明道和尚が建立した浄土真宗本願寺派のお寺(創建は1581年)で、山号の涙池山は鎌倉時代、源氏との合戦に敗れた平景清(たいらの かげきよ)がかくまってもらっている伯父の大日坊(だいにちぼう)をあやまって殺した白刃を涙ながらに洗った池(現在の小松公園)が近くにあった事から由来しています。
 また、この寺では昭和初期まで、全国的に名の知れた“狸の吸い出し薬”を売っていました。説話によると、江戸時代、村人に追われた狸がこの寺に逃げ込んできたのを住職がかくまってやったところ、お礼にと皮膚病を治す薬の処方を教えられました。これが“狸の吸い出し薬”と呼ばれて大評判となり、遠方からも買いに来られたといわれています。(東淀川区の神社・仏閣サイト)
※本堂は宝暦9年(1759)再建、鐘楼は寛政4年(1792)
※狸の吸出し薬…皮膚病を治す薬

↓外観(遠景)
瑞松寺1.jpg

↓リニューアル中の庫裏と正門か?
瑞松寺2.jpg

↓山門と寺標
瑞松寺3.jpg

↓本堂
瑞松寺4.jpg

↓鐘楼(近年リニューアル)
瑞松寺5.jpg

↓親鸞聖人像
瑞松寺6.jpg

↓庭園
瑞松寺7.jpg

↓鐘楼・本堂・庫裏
瑞松寺8.jpg

↓山門のそばにひっそりとある「石山合戦由緒碑」
瑞松寺9.jpg

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◎専念寺(せんねんじ)
住所:大阪市東淀川区小松3-5-15
電話:06-6327-2452
https://tempsera.at.webry.info/201411/article_8.html
https://www.butsuzoutanbou.org/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/%E5%A4%A7%E9%98%AA%E5%BA%9C/%E5%B0%82%E5%BF%B5%E5%AF%BA-%E6%9D%B1%E6%B7%80%E5%B7%9D%E5%8C%BA/
山号:高浜山。 宗派:浄土宗。 本尊:阿弥陀如来
開山:諦誉雲渓。 開創:1643年

北区同心の天満東寺町にある同名の浄土宗寺院、専念寺の三世諦誉雲渓(ていようんけい)によって、隠居所として寛永20年(1643年)に建立されたと伝えられています。
 恵心僧都(えしんそうず)作といわれる阿弥陀如来座像を本尊とし、三宝寺の旧仏と伝えられている木造大日如来座像と木造十一面観音菩薩立像が祀られています。
大日如来座像には説話が伝わっており、元和(げんな)年間(1615~24年)から寛永年間(1624~44年)の頃、小松村に綿で財を残した屏風屋勘左衛門(びょうぶやかんざえもん)という豪商がいました。勘左衛門はこのあたりを開墾し、土地のほとんどは彼のものでした。村人から妬まれた結果、キリシタンだと流布され、それが役人の耳に入り勘左衛門は処刑されてしまいました。果たして翌年から凶作が続き、その後勘左衛門の家の屋根裏からこの大日如来座像が発見され勘左衛門がキリシタンではなかったことがわかりました。村人たちは後悔して非を詫び、この仏像を専念寺に祀ると、翌年から再び綿作は盛んとなり小松村は栄えていったといわれています。
この説話に登場する勘左衛門とその妻と伝えられる二躯の肖像と位牌も専念寺に伝来しています。
 現在、専念寺の美しい境内の本堂右に如来堂があり、「開運大日如来」の掲額が掛かっています。本堂はコンクリート造りで、本尊の阿弥陀如来座像が柔和な面相で安置されています。ほかに伝教太師作の聖徳太子の仏像もあります。
 当地は江戸時代綿作が盛んで、豪農も育ちましたが、そのうち屏風屋勘左衛門一家の哀話が伝わり、夫妻の像も安置されています。(東淀川区の神社・仏閣サイト)

↓山門
専念寺1.jpg

↓境内の様子(普段は非公開のため、山門の外から撮影)
専念寺2.jpg
専念寺3.jpg

↓外壁
専念寺4.jpg

↓大阪市指定文化財(秘仏)
左から、木造阿弥陀如来坐像、  木造十一面観音菩薩立像、  木造大日如来坐像
専念寺11・木造阿弥陀如来坐像.jpg専念寺12・木造十一面観音菩薩立像.jpg専念寺13・木造大日如来坐像.jpg

【三宝寺とは】
http://osaka13.blog.fc2.com/blog-entry-786.html
三宝寺は、達磨宗の僧侶能忍(のうにん)が12世紀末頃に開いた寺院です。現在では寺院そのものはありませんが、東淀川区大隅・大桐一帯にあったと考えられ、大阪市では「三宝寺跡伝承地」として埋蔵文化財包蔵地に指定されています。
 詳細は、「三宝寺跡」サイトをご覧ください。

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◎芥川賞に砂川文次さん、直木賞は今村翔吾さんと米澤穂信さんに決まる
https://www.asahi.com/articles/ASQ1M540ZQ1LUCLV00T.html?iref=comtop_ThemeLeftS_01
 第166回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が19日、東京都内で開かれ、芥川賞は砂川文次さん(31)の「ブラックボックス」(群像8月号)、直木賞は今村翔吾さん(37)の「塞王の楯」(集英社)と米澤穂信さん(43)の「黒牢城」(KADOKAWA)に決まった。副賞は各100万円。

 砂川さんは1990年、大阪府生まれ。大学卒業後、自衛隊在籍時に書いた「市街戦」で2016年に文学界新人賞を受けてデビュー。現在は都内の区役所に勤めながら執筆している。芥川賞は3回目の候補だった。
 受賞作は、自衛隊を辞め、いまは自転車便のメッセンジャーとして働く男が主人公。世間にある見えない壁の向こうに行きたいと思いながら、自分の中の怒りの暴発を抑えきれず、職と住居を転々とする男の内面を描いた。
 芥川賞の選考委員を代表して、奥泉光さんは「これまで戦争小説を扱っていた砂川さんが格差社会の底辺を生きる人を取り上げており、現代のプロレタリアート文学との声があった。本人がどこまで意識しているかどうかはわからないが、この小説は書かれるべくして出てきた」と評価した。
 砂川さんは受賞会見で「あれよあれよという間にここに来て困っています。今回は自分に足りないと思っていた人の内面を書いた」と語った。

 直木賞は共に3回目の候補だった2人が、それぞれの特性を生かした日本の戦国の世の物語で受賞した。
 今村さんは84年、京都府生まれ、大津市在住。ダンスインストラクターなどを経て、17年「火喰鳥 羽州ぼろ鳶(とび)組」でデビューした。20年「八本目の槍(やり)」で吉川英治文学新人賞。同年「じんかん」で山田風太郎賞を受けた。
 受賞作は近江国の石工の職人が主人公。誰も攻め落とせない石垣を築いて城を守り、戦乱の世を終わらせようとする。攻める側の鉄砲鍛冶との職人技のぶつかり合いを描き出した歴史小説だ。

 米澤さんは78年、岐阜県生まれ。書店員として働きながら書いた青春ミステリー「氷菓」で01年にデビュー。10年の「折れた竜骨」で日本推理作家協会賞、14年の「満願」で山本周五郎賞を受けた。
 受賞作は戦国武将の荒木村重が主人公。信長を裏切った村重が籠もった有岡城の城下で続発する事件を、幽閉中の黒田官兵衛が「安楽椅子探偵」として解き明かすミステリー。歴史小説としての評価も高く、21年の山田風太郎賞も受けた。
 直木賞の選考委員を代表して、浅田次郎さんは「今村作品は職人たちの戦という極めて独創的なテーマを、米澤作品はあまり思い浮かばない戦国を舞台にしたミステリーで、官兵衛に存在感がある。どちらも良質なエンターテインメント作品」と評した。
 会見で今村さんは一報を聞いた際に号泣したことを明かし、「憧れの池波正太郎先生と同じ年で、憧れの賞を受賞でき、感慨深い。小学5年生の歴史小説にどっぷりつかっていた奴がここまで来れた。これからも面白い作品を届けていきます」と語った。
 米澤さんは「ある編集者から、米澤さんは池の無いところに石を投げて池を作っていくと言われた。大それたことをと思ったが、大きな池を作れたのかな。ここまでは間違っていなかったんだと思い、これからも書いていきたい」と静かに喜びを述べた。

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◎大坂なおみ「少し翻弄された」(全豪オープンテニス2回戦)
https://news.tennis365.net/news/today/202201/134400.html
大坂なおみ1.jpg テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は19日、女子シングルス2回戦が行われ、第13シードの大坂なおみが世界ランク54位のM・ブレングル(アメリカ)を6-0,6-4のストレートで破り、5年連続6度目の3回戦進出を果たした。試合後の会見では「ちょっと翻弄された」と振り返った。
 大会2連覇と3度目の優勝を狙う世界ランク14位の大坂はこの試合、序盤からストローク戦で主導権を握ると、第2ゲームでバックハンドウィナーを放ちブレークに成功。第4ゲームでは強烈なリターンエースを決め2度目のブレークを奪うなど6ゲームを連取して第1セットを先取する。
 第2セット、大坂は第3ゲームでブレークチャンスを握られるが強烈なサービスを武器にキープ。しかし、第7ゲームではこのセット10度目となるブレークチャンスを与えると、最後は大坂がスマッシュミスをしブレークを許す。それでも集中力を切らさなかった大坂は第8ゲームでブレークバックすると、第10ゲームでとどめとなるブレークに成功。1時間5分で勝利をおさめた。
 試合後の会見で大坂は「とても良いスタートを切れたと思う。あとは調整の問題だったような気がするわ。第2セット、彼女(ブレングル)は私にうまく合わせてきたと思う。第2セットで、彼女にブレークされたときにすぐにブレークバックできたのはよかったと思う」とコメント。
 3回戦では世界ランク60位のA・アニシモワ(アメリカ)と対戦する・アニシモワは2回戦で第22シードのB・ベンチッチ(スイス)をストレートで下しての勝ち上がり。
 3回戦について大坂は「実はプレーとまではいかないけど、2年前くらいにインディアンウェルズの前にチャリティーマッチのイベントをやったことがある。でも、私自身は彼女と打ったり、練習したりしたことがないので、試合に向けてはとても新鮮な気持ち。彼女に会えるのは本当にうれしい。私も若い世代の一員だったから、若い世代が活躍しているのを見るのは素晴らしいことだと思う。彼女は本当にいい子だと思う。素敵な女性だと思うわ」と話した。

※1回戦・2回戦共に、大坂なおみの方が相手よりミスが2倍程多いのが気になりますね。ミスから崩れるタイプなので、もっと集中力を高めて欲しいですね。

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