円通寺Ⅰ(丹波もみじめぐり) [兵庫県丹波市]
12月5日(木) 11月23日に訪れた「丹波もみじめぐり」に戻ります。
丹波市観光協会では、「秋を恋う丹波もみじめぐり~10ヶ寺を染めるもみじの美に心酔~」というスタンプ帳を発行して、観光客の誘致を図っています。
この10ヶ寺とは、高源寺・円通寺・石龕寺・岩瀧寺・小新屋観音・百毫寺・神池寺・高山寺・達身寺・慧日寺です。今回はこのうちの6ヶ寺をめぐりました。
◎円通寺(えんつうじ)
住所:兵庫県丹波市氷上町御油983
電話:0795-82-1992
山号:永谷山。宗派:曹洞宗。本尊:如意輪観音
開山:英仲芳俊。開基:足利義満。開創:永徳2年(1382)
別名:紅葉寺
札所等:氷上郡西国三十三観音霊場第19番、氷上郡四国八十八所霊場第19番
【由来】
円通寺の創建は永徳2年(1382)、後円融天皇の勅命により英仲芳俊が開いたのが始まりとされています。芳俊は足利尊氏の子息だったと伝わる人物で、室町三代将軍足利義満の庇護により境内が整備されました。天皇の勅願寺で足利将軍家の庇護によって寺運が隆盛し最盛期には200余寺の末寺を擁し周囲の国々にも大きな影響力を持ち、天正年間(1573~92)に行われた明智光秀の丹波侵攻でも焼失を免れました。その後一時衰退しましたが江戸時代に再興され、幕府の庇護により触頭となり朱印地も安堵されました。寺宝が多く絹本著色釈迦十六善神像、絹本墨画地蔵瀧山水図、絹本墨画龍図が丹波市指定文化財に、大スギ、タブノキ、イトザクラが丹波市指定天然記念物に指定されています。また、境内は紅葉の名所とされ高源寺、石龕寺と共に丹波紅葉三山に数えられています。
↓紅葉のトンネルようになっている入口の参道。参道沿いに西国三十三所観音石仏が並んでいます。
↓清水地蔵
↓放生池
↑池の真中に参道の石橋があり、池に映る紅葉が美しい。右の池には、昔源融が建立した賀茂大明神がありました。円通寺建立の際、現在の賀茂神社(町内賀茂)と神野神社(町内北御油)に分祀されました。
源融(みなもとのとおる)は、源氏物語の光源氏のモデルとされています。
↓大スギ
↑この大杉は樹齢700年といわれ、かってこの場所に「光源氏」のモデルとされる「源融」が建てた「賀茂大明神」の御神木でした。
↓右側の参道を上りました。
↓赤い鳥居につられて脇道を登りました。誰も登っていません。
↓しばらく登ると社がありました。「突立稲荷」?と判読。
↓隣の合祀社には、「祇園社、鎮護祠、鎮守」という文字を確認。ここから戻りました。
↓途中、境内を見渡せました。
↓本堂
↑現在の本堂や庫裏は、天保年間(1840)に焼失後再建されたもの。本堂は二層屋根、幅12間(約40m)、奥行き7尺(約20m)あり、木造建築としては当地方最大規模。
扁額の「施無畏殿」の施無畏とは、この寺の本尊でもある観音様の異名です。お参りする人々の悩みや畏れを和らげ、幸せに導いてくれる霊験があると云われています。
↓庫裏(方丈)
↓日置黙仙禅師と山岡鉄舟
↑「躍年遠挙の碑」本堂の前に立つこの碑は、幕末の剣客として、また墨客としても名高い明治維新の功労者・山岡鉄舟(鉄太郎)の筆に成る物です。親交のあった黙仙禅師の功績を称えて揮毫したものです。今では苔生していますが、寺には原本が残されています。
【日置黙仙禅師】円通寺第40世の日置黙仙禅師は、後に曹洞宗管長にまでなられた高僧です。数々の海外布教の内、印度から持帰られた仏舎利も当寺にあります。
※この記事は、次回に続きます。
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◎阪神の新守護神・呉昇桓
呉昇桓(オ・スンファン)投手(31歳)との契約調印式が4日ソウル市内のホテルで行われた。
2年契約で総額8億5千万円(推定)、背番号は藤川球児がつけていた「22」に決まりました。
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丹波市観光協会では、「秋を恋う丹波もみじめぐり~10ヶ寺を染めるもみじの美に心酔~」というスタンプ帳を発行して、観光客の誘致を図っています。
この10ヶ寺とは、高源寺・円通寺・石龕寺・岩瀧寺・小新屋観音・百毫寺・神池寺・高山寺・達身寺・慧日寺です。今回はこのうちの6ヶ寺をめぐりました。
◎円通寺(えんつうじ)
住所:兵庫県丹波市氷上町御油983
電話:0795-82-1992
山号:永谷山。宗派:曹洞宗。本尊:如意輪観音
開山:英仲芳俊。開基:足利義満。開創:永徳2年(1382)
別名:紅葉寺
札所等:氷上郡西国三十三観音霊場第19番、氷上郡四国八十八所霊場第19番
【由来】
円通寺の創建は永徳2年(1382)、後円融天皇の勅命により英仲芳俊が開いたのが始まりとされています。芳俊は足利尊氏の子息だったと伝わる人物で、室町三代将軍足利義満の庇護により境内が整備されました。天皇の勅願寺で足利将軍家の庇護によって寺運が隆盛し最盛期には200余寺の末寺を擁し周囲の国々にも大きな影響力を持ち、天正年間(1573~92)に行われた明智光秀の丹波侵攻でも焼失を免れました。その後一時衰退しましたが江戸時代に再興され、幕府の庇護により触頭となり朱印地も安堵されました。寺宝が多く絹本著色釈迦十六善神像、絹本墨画地蔵瀧山水図、絹本墨画龍図が丹波市指定文化財に、大スギ、タブノキ、イトザクラが丹波市指定天然記念物に指定されています。また、境内は紅葉の名所とされ高源寺、石龕寺と共に丹波紅葉三山に数えられています。
↓紅葉のトンネルようになっている入口の参道。参道沿いに西国三十三所観音石仏が並んでいます。
↓清水地蔵
↓放生池
↑池の真中に参道の石橋があり、池に映る紅葉が美しい。右の池には、昔源融が建立した賀茂大明神がありました。円通寺建立の際、現在の賀茂神社(町内賀茂)と神野神社(町内北御油)に分祀されました。
源融(みなもとのとおる)は、源氏物語の光源氏のモデルとされています。
↓大スギ
↑この大杉は樹齢700年といわれ、かってこの場所に「光源氏」のモデルとされる「源融」が建てた「賀茂大明神」の御神木でした。
↓右側の参道を上りました。
↓赤い鳥居につられて脇道を登りました。誰も登っていません。
↓しばらく登ると社がありました。「突立稲荷」?と判読。
↓隣の合祀社には、「祇園社、鎮護祠、鎮守」という文字を確認。ここから戻りました。
↓途中、境内を見渡せました。
↓本堂
↑現在の本堂や庫裏は、天保年間(1840)に焼失後再建されたもの。本堂は二層屋根、幅12間(約40m)、奥行き7尺(約20m)あり、木造建築としては当地方最大規模。
扁額の「施無畏殿」の施無畏とは、この寺の本尊でもある観音様の異名です。お参りする人々の悩みや畏れを和らげ、幸せに導いてくれる霊験があると云われています。
↓庫裏(方丈)
↓日置黙仙禅師と山岡鉄舟
↑「躍年遠挙の碑」本堂の前に立つこの碑は、幕末の剣客として、また墨客としても名高い明治維新の功労者・山岡鉄舟(鉄太郎)の筆に成る物です。親交のあった黙仙禅師の功績を称えて揮毫したものです。今では苔生していますが、寺には原本が残されています。
【日置黙仙禅師】円通寺第40世の日置黙仙禅師は、後に曹洞宗管長にまでなられた高僧です。数々の海外布教の内、印度から持帰られた仏舎利も当寺にあります。
※この記事は、次回に続きます。
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◎阪神の新守護神・呉昇桓
呉昇桓(オ・スンファン)投手(31歳)との契約調印式が4日ソウル市内のホテルで行われた。
2年契約で総額8億5千万円(推定)、背番号は藤川球児がつけていた「22」に決まりました。
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おはようございます。
丹波もみじめぐりですか。なかなか風流ですね。
是非、行ってみたいです。
最近行動範囲が狭くなってるからなぁ(笑)
by シルフ (2013-12-05 09:19)
シルフさん、niceとコメント有難うございます。
丹波市あげてのイベントで、特に「丹波紅葉三山」では盛り上がっていました。最近はツアーバスも出ているので、次第に人出が多くなってますね。
by たいちさん (2013-12-05 18:18)
★道多田さん、nice有難うございます。
★ネオ・アッキーさん、nice有難うございます。
★世界のアイドルさん、nice有難うございます。
★いっぷくさん、nice有難うございます。
★めぎさん、nice有難うございます。
★makimakiさん、nice有難うございます。
by たいちさん (2013-12-05 18:22)
★tochiさん、nice有難うございます。
★やってみよう♪さん、nice有難うございます。
★ぼんぼちぼちぼちさん、nice有難うございます。
★sugoumonoさん、nice有難うございます。
★さらまわしさん、nice有難うございます。
by たいちさん (2013-12-05 18:26)
はせおさん、nice有難うございます。
by たいちさん (2013-12-05 23:38)
かずのこさん、nice有難うございます。
by たいちさん (2013-12-06 10:22)
k_igaさん、nice有難うございます。
by たいちさん (2013-12-07 10:12)
non_0101さん、nice有難うございます。
by たいちさん (2013-12-07 23:41)