熊野古道を歩く旅(18)熊野本宮大社 [熊野古道]
7月30日(火) 長らく連載してきましたが、このツアーの最終地点である「熊野本宮大社」の記事が最終回です。
【7月6日(土)】
◎熊野本宮大社
http://www.hongutaisha.jp/
本社(証誠殿) :家都美御子大神(素戔嗚尊の別名)
東御前(第4殿・若宮):天照皇大神(若一王子)
西御前(第2殿・速玉宮):御子速玉大神(伊邪那岐大神)
西御前(第1殿・結宮):熊野牟須美大神(伊邪那美大神)
当宮は熊野三山(本宮・新宮・那智)の首位を占め、全国に散在する熊野神社の総本宮で、熊野大権現として広く世に知られています。
御主神は家都美御子大神即ち素戔嗚尊と申し、樹木を支配される神であり、紀の国(木ノ国)の語源もここから起こっております。
大神は植林を御奨励になり造船の技術を教えられて外国との交通を開かれ、人民の幸福を図られるとともに生命の育成発展を司られた霊神で、第10代崇神天皇の御代に熊野連が当地に社殿を造営して鎮祭したと伝えられています。
奈良朝のころから修験の行者が頻繁にここに出入りして修行し、ますます神威が広がりました。延喜7年(約千年前)宇多法皇の御幸をはじめ約300年にわたり法皇・上皇・女院の御幸は実に百数十回に及びました。これが史上有名な熊野御幸であります。
これと前後して当時の神仏習合によって御主神を阿弥陀如来といって尊び、日本一といわれた霊験を仰ごうとする参詣者は全国各地から熊野の深山幽谷を埋め、「蟻の熊野詣」とか「伊勢に七度熊野に三度どちらが欠けても片参り」などとうたわれるとともに全国に御分社を祭り、その数は現在約五千数社を数えています。
その後源平の争乱、承久の変、南北朝の戦乱とさまざまの変災の渦中にありながら、人心の信仰はますます高まり、当宮の神威は熊野牛王(おからす様)の神符とともに全国に伝播して明治時代にいたりました。
現在の社殿は享和2年徳川家斉将軍の命によって紀州侯治宝卿が音無里(現・本宮町大斎の原指定文化財)に建立されましたが、明治22年の大出水にあって現在地に修造して遷座されたものであります。
この社殿のつくり方を「熊野造」と申し上げます。
なお、旧社地は別社地と呼び石祠二殿を仮宮として西方に中四社、下四社を、東方に元境内摂末社を合祠してあります。(以上は、説明板より)
↓いよいよ最終目的地の熊野本宮大社です。裏の鳥居から境内に入ります。
↓林の間から、社殿の裏側が少し見えます。
↓いよいよ境内へ
↓最初に目にとまったのは「八咫ポスト」です。
↑【横の掲示板】この八咫(やたがらす)ポストは、通常に投函でき、毎日収集致します。大切な人への想いを、今の自分の想いをここ熊野から旅立たせて下さい。
葉書は社務所にお申し出下さい。記念の八咫スタンプを押印します。
↓八咫烏の由来(マウスを置くと文字が拡大します)
↓社務所
↓拝殿
↓左右の狛犬
↓私達ツアーは、拝殿内で正式参拝をしました。
↓案内図
↓神門
神門を入ると、神官が社殿の歴史等を説明してくれました。
↓社殿の前に覆いがあり、工事中でした。
↑社殿の屋根のふき替えは完了しており、只今は社殿を囲む瑞垣と鈴門のふき替え工事中。
↓授与所
↓宝物殿
↓手水舎
↓石段(正面参道)
↓正面の鳥居
今ツアーでは、旧社地である「大斎原」に立ち寄らなかったのが残念ですね。
17時16分に熊野本宮大社をバスで出発し帰路につきました。
車中でいろんなプレゼントがありました。
↓本宮のファイル ↓熊野本宮大社のスタンプ
↓福授箸
↓完歩証明
※梅田には、21時20分到着。完歩を祝して3人で「世界のビール博物館」へ行きました。こちらは後日アップします。
========================
【熊野古道を歩く旅一覧】
1.第1回(3月9日実施)スタート:7月6日掲載
2.第1回(3月9日実施)滝尻王子:7月9日掲載
3.第1回(3月9日実施)不寝王子跡:7月10日掲載
4.第1回(3月9日実施)高原熊野神社:7月11日掲載
5.第2回(4月6日実施)大門王子、大坂本王子:7月14日掲載
6.第3回(5月12日実施)牛馬童子:7月15日掲載
7.第3回(5月12日実施)近露王子:7月16日掲載
8.第3回(5月12日実施)比曽原王子:7月17日掲載
9.第3回(5月12日実施)野中の清水、継桜王子:7月18日掲載
10.第3回(5月12日実施)中川王子、小広王子:7月19日掲載
11.第4回(6月16日実施)熊瀬川王子:7月21日掲載
12.第4回(6月16日実施)蛇形地蔵、湯川王子:7月22日掲載
13.第4回(6月16日実施)猪鼻王子、発心門王子:7月24日掲載
14.第5回(7月6日実施)水呑王子:7月25日掲載
15.第5回(7月6日実施)伏拝王子:7月26日掲載
16.第5回(7月6日実施)三軒茶屋跡:7月27日掲載
17.第5回(7月6日実施)祓殿王子:7月28日掲載
18.第5回(7月6日実施)熊野本宮大社:7月30日掲載
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【7月6日(土)】
◎熊野本宮大社
http://www.hongutaisha.jp/
本社(証誠殿) :家都美御子大神(素戔嗚尊の別名)
東御前(第4殿・若宮):天照皇大神(若一王子)
西御前(第2殿・速玉宮):御子速玉大神(伊邪那岐大神)
西御前(第1殿・結宮):熊野牟須美大神(伊邪那美大神)
当宮は熊野三山(本宮・新宮・那智)の首位を占め、全国に散在する熊野神社の総本宮で、熊野大権現として広く世に知られています。
御主神は家都美御子大神即ち素戔嗚尊と申し、樹木を支配される神であり、紀の国(木ノ国)の語源もここから起こっております。
大神は植林を御奨励になり造船の技術を教えられて外国との交通を開かれ、人民の幸福を図られるとともに生命の育成発展を司られた霊神で、第10代崇神天皇の御代に熊野連が当地に社殿を造営して鎮祭したと伝えられています。
奈良朝のころから修験の行者が頻繁にここに出入りして修行し、ますます神威が広がりました。延喜7年(約千年前)宇多法皇の御幸をはじめ約300年にわたり法皇・上皇・女院の御幸は実に百数十回に及びました。これが史上有名な熊野御幸であります。
これと前後して当時の神仏習合によって御主神を阿弥陀如来といって尊び、日本一といわれた霊験を仰ごうとする参詣者は全国各地から熊野の深山幽谷を埋め、「蟻の熊野詣」とか「伊勢に七度熊野に三度どちらが欠けても片参り」などとうたわれるとともに全国に御分社を祭り、その数は現在約五千数社を数えています。
その後源平の争乱、承久の変、南北朝の戦乱とさまざまの変災の渦中にありながら、人心の信仰はますます高まり、当宮の神威は熊野牛王(おからす様)の神符とともに全国に伝播して明治時代にいたりました。
現在の社殿は享和2年徳川家斉将軍の命によって紀州侯治宝卿が音無里(現・本宮町大斎の原指定文化財)に建立されましたが、明治22年の大出水にあって現在地に修造して遷座されたものであります。
この社殿のつくり方を「熊野造」と申し上げます。
なお、旧社地は別社地と呼び石祠二殿を仮宮として西方に中四社、下四社を、東方に元境内摂末社を合祠してあります。(以上は、説明板より)
↓いよいよ最終目的地の熊野本宮大社です。裏の鳥居から境内に入ります。
↓林の間から、社殿の裏側が少し見えます。
↓いよいよ境内へ
↓最初に目にとまったのは「八咫ポスト」です。
↑【横の掲示板】この八咫(やたがらす)ポストは、通常に投函でき、毎日収集致します。大切な人への想いを、今の自分の想いをここ熊野から旅立たせて下さい。
葉書は社務所にお申し出下さい。記念の八咫スタンプを押印します。
↓八咫烏の由来(マウスを置くと文字が拡大します)
↓社務所
↓拝殿
↓左右の狛犬
↓私達ツアーは、拝殿内で正式参拝をしました。
↓案内図
↓神門
神門を入ると、神官が社殿の歴史等を説明してくれました。
↓社殿の前に覆いがあり、工事中でした。
↑社殿の屋根のふき替えは完了しており、只今は社殿を囲む瑞垣と鈴門のふき替え工事中。
↓授与所
↓宝物殿
↓手水舎
↓石段(正面参道)
↓正面の鳥居
今ツアーでは、旧社地である「大斎原」に立ち寄らなかったのが残念ですね。
17時16分に熊野本宮大社をバスで出発し帰路につきました。
車中でいろんなプレゼントがありました。
↓本宮のファイル ↓熊野本宮大社のスタンプ
↓福授箸
↓完歩証明
※梅田には、21時20分到着。完歩を祝して3人で「世界のビール博物館」へ行きました。こちらは後日アップします。
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【熊野古道を歩く旅一覧】
1.第1回(3月9日実施)スタート:7月6日掲載
2.第1回(3月9日実施)滝尻王子:7月9日掲載
3.第1回(3月9日実施)不寝王子跡:7月10日掲載
4.第1回(3月9日実施)高原熊野神社:7月11日掲載
5.第2回(4月6日実施)大門王子、大坂本王子:7月14日掲載
6.第3回(5月12日実施)牛馬童子:7月15日掲載
7.第3回(5月12日実施)近露王子:7月16日掲載
8.第3回(5月12日実施)比曽原王子:7月17日掲載
9.第3回(5月12日実施)野中の清水、継桜王子:7月18日掲載
10.第3回(5月12日実施)中川王子、小広王子:7月19日掲載
11.第4回(6月16日実施)熊瀬川王子:7月21日掲載
12.第4回(6月16日実施)蛇形地蔵、湯川王子:7月22日掲載
13.第4回(6月16日実施)猪鼻王子、発心門王子:7月24日掲載
14.第5回(7月6日実施)水呑王子:7月25日掲載
15.第5回(7月6日実施)伏拝王子:7月26日掲載
16.第5回(7月6日実施)三軒茶屋跡:7月27日掲載
17.第5回(7月6日実施)祓殿王子:7月28日掲載
18.第5回(7月6日実施)熊野本宮大社:7月30日掲載
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いよいよ本丸、いや本宮でしたか!祝完歩ですね。
八咫ポスト、昔は伝書バトじゃなく烏を使っていた国もあったとか、まんざら的外れじゃないですね♪
by 路渡カッパ (2013-07-30 10:15)
★Travelerさん、nice有難うございます。
★世界のアイドルさん、nice有難うございます。
★有城佳音さん、nice有難うございます。
by たいちさん (2013-07-30 12:38)
路渡カッパさん、niceとコメント有難うございます。
カラスは知能が高い動物だそうで、神の使者ともいわれているので、見直しましたね。
by たいちさん (2013-07-30 12:42)
★Newsをみるとさん、nice有難うございます。
★かずのこさん、nice有難うございます。
★sugoimonoさん、nice有難うございます。
★alba0101さん、nice有難うございます。
by たいちさん (2013-07-30 17:54)
勘九郎さん、nice有難うございます。
by たいちさん (2013-07-31 12:45)
熊野古道完歩おめでとうございます~!(^^)!
ところでご多分に洩れず、うちの近所のカラスも賢く、
先日も外にある大きなポリのゴミ箱の蓋を開けられ大変でした~(@_@;)
by collet (2013-07-31 16:30)
colletさん、niceとコメント有難うございます。
カラスが生ごみを荒らすので、対策に大変ですよね。あまり良いイメージはありませんね。
by たいちさん (2013-07-31 21:57)
ネオ・アッキーさん、nice有難うございます。
by たいちさん (2013-08-01 11:48)
non_0101さん、nice有難うございます。
by たいちさん (2013-08-04 13:19)