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大阪市音楽団コンサート「トワイライトドリーム」 [観劇・コンサート]

12月4日(土)      12月2日に大阪市音楽団のコンサートへ行ってきました。
↓会場のザ・シンフォニーホールです。
市音・ホール.jpg

【大阪市音楽団とは】
 日本で最も歴史の長い(1923年誕生)交響吹奏楽団で、「市音(しおん)」の愛称で親しまれています。大阪市公式行事での演奏をはじめ、「定期演奏会」「たそがれコンサート」「ランチタイム・コンサート」「シティホールコンサート・音楽の通り道」、こどものための「音楽鑑賞会」「吹奏楽講習会」、最新の情報を提供する「吹奏楽フェスタ」「ニュー・ウィンド・レパートリー(CD制作)」などの幅広い活動を通じて、市民の情操教育や音楽文化の向上と発展に注力しています。

今回の「トワイライト ドリームズ」は、大阪市音楽団の招待です。条件は、大阪市民または大阪市の学校の在学生、大阪市の会社に勤務する会社員です。私は運よく抽選に当たり行ってきました。

●トワイライト ドリームズ Twilight Dreams
会場:ザ・シンフォニーホール
開催日時:2010年12月2日(木) 18:30~20:20
演奏:大阪市音楽団(51名)
指揮:吉田行地
司会:文字祐子
市音・プログラム.jpg(プログラム)

【第1部】
1.「キャンディード」序曲・・・・・・・L.バーンスタイン作曲・W.ビーラー編曲
 オペラと称されたり、ミュージカルとも称されるボーダレスな作品。あらすじは、楽天的に生きることを教えられていた主人公キャンディードが、大地震、宗教裁判など苦行を経験し、やがて楽天主義は誤りで、人生あるがままに、幸せや苦難を受け入れながら生きるべきだと悟ります。この序曲自体は、非常に華やかかつ軽妙な音楽で、悲劇的な本編をイメージさせるような要素は全くありません。

2.「ブルー・タンゴ」・・・・・・・L.アンダソン作曲
 当時流行し始めていたタンゴに、少しジャズ風のハーモニーを使った曲です。1951年に彼の二枚目のアルバムに収録された「ブルー・タンゴ」は、たちまちヒットチャートにランクされ、1952年1月から6月の第3週までに100万枚売れました。

3.「フィドル・ファドル」・・・・・・・L.アンダソン作曲
 ”フィドル”というのはバイオリンのことで、オーケストラの練習が始まる前に、一人ひとりのバイオリン奏者がせわしなく練習している様子からヒントを得たといわれています。日本では「おしゃべり」という題名でも呼ばれています。今回は吹奏楽編曲版で、主にクラリネットがいかにも口々におしゃべりをしているように演奏します。

4.描写音楽「ペルシャの市場にて」・・・・・・・A.W.ケテルビー作曲
 1912年に作曲された彼の代表的作品です。ペルシャの多くの人たちで混み合った市場で見られるラクダの隊商や手品師、蛇使いなどの情景、市場を通過する教主の行列の描写など、市場の一日を描いた東洋風で情緒豊かな作品です。

5.「グリーンスリーブス」 (イギリス民謡)・・・・・・・D.アンドリューズ編曲
 イングランドの古謡で、16世紀のエリザベス女王時代から愛唱されていたといいます。シェークスピアも喜劇「ウインザーの陽気な女房たち」の中にこの歌を使っていました。作曲家ラルフ・ヴォーン=ウィリアムスは、このメロディを使って「グリーンスリーブスによる幻想曲」を作曲しています。多くの替え歌があり、「御使いうたいて」はクリスマスキャロルとして使用されています。

6.行進曲「威風堂々」作品39から第1番・・・・・・・E.エルガー作曲・A.リード編曲
 1902年8月9日、ウェストミンスター寺院で行われた国王エドワード7世の戴冠式の賛歌としても用いられた。日本でも誰しも耳にしたことのあるこの有名なメロディは、イギリスの第2の国歌とも言われ、歌詞の中の”Land of Hope and Glory”(希望と栄光の国)という言葉は英国の代名詞としても用いられています。

・・・・・・・(休憩)20分・・・・・・・

【第2部】
7.「ジャパニーズ・グラフィティXIV A・RA・SHI~Beautiful days」・・・・三浦秀秋編曲
 大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤の5人がメンバーの「嵐」のヒットメドレー。
A・RA・SHI~We can make it!~Beautiful days~One Love~a Day in Our Life~きっと大丈夫~風の向こうへ~Happiness~サクラ咲ケ~WISH~Love so sweet

8.「情熱大陸コレクション」・・・・・・・葉加瀬太郎作曲・石毛里佳編曲
 毎日放送の「情熱大陸」という番組のオープニング曲とエンディング曲を作曲したのがバイオリニストの葉加瀬太郎です。原曲は、葉加瀬太郎のバイオリンと小松亮太のバンドネオンの演奏ですが、今回は吹奏楽編曲したもの。

9.「赤鼻のトナカイ」・・・・・・・J.マークス作曲・岩井直溥編曲
 いつも赤い鼻をからかわれ、仲間はずれにされていたルドルフが、ある霧のクリスマス・イヴの日、サンタ・クロースから「今夜、おまえの光る鼻で私のソリの道案内をしておくれ」と頼まれました。大役を果たして仲間からも讃えられたという、いかにもクリスマスらしい夢のある作品です。

10.「ホワイト・クリスマス」・・・・・・・I.バーリン作曲・岩井直溥編曲
 1942年に映画「ホリディ・イン」のために作られたもので、映画の中ではビング・クロスビーが歌い、同年のアカデミー主題歌賞に輝きました。

11.交響組曲「パイレーツ・オブ・カリビアン」・・・・・・・K.バデルト作曲・J.ワッソン編曲
 このシリーズ映画は、ジョニー・デップの主演でヒットし、来年夏には4作目が公開されると発表されました。「パイレーツ・オブ・カリビアン」の楽曲「君こそが海賊」は映画を超えて特に有名になりました。このメインテーマともいえる楽曲は、日本のテレビ番組などでも多用されています。
(プログラムの解説文より抜粋しています)

【アンコール】
 指揮者の吉田行地さんが、観客サービスとして、サンタクロースに変装して指揮をとりました。
12.「ジングルベル」
13.「聖夜」
 最後は、観客も含めて全員の合唱で締めくくりました。

※生演奏を聴くと、心が洗われますね。
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コメント 5

人間科学者

葉加瀬太郎氏は、ヴァイオリンを弾くだけでなく、
作曲までしているんですね。
どおりで、高田万由子が惚れるわけだ。
なっとくです。
by 人間科学者 (2010-12-04 21:20) 

たいちさん

人間科学者さん、niceとコメント有難うございます。
高田万由子さんが奥さんとは、知りませんでしたね。
by たいちさん (2010-12-04 21:38) 

たいちさん

★(。・_・。)2kさん、nice有難うございます。

★komoさん、nice有難うございます。

by たいちさん (2010-12-04 21:40) 

たいちさん

★pezzrockさん、nice有難うございます。

★今造ROWINGTEAMさん、nice有難うございます。
by たいちさん (2010-12-05 14:06) 

たいちさん

natsfactoryさん、訪れいただき、nice有難うございます。
by たいちさん (2010-12-06 17:15) 

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