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かんでんクラシック・スペシャル・オペラへの誘い2010歌劇「蝶々夫人」、 阪神オープン戦 [観劇・コンサート]

2月27日(土)   2月25日に、ザ・シンフォニーホールで開催された標記オペラを鑑賞してきました。「かんでんクラシック・スペシャル」は、今年で21回目の公演で、毎年この時期に開催されています。従来はフェスティバルホールで開催されていましたが、昨年よりザ・シンフォニーホールで開催されています。私は初めて応募し、運良く当選しました。(プログラム等より抜粋)

ザ・シンフォニーホールの入口です。多くの関西電力の社員がお客を迎えています。
かんでん2.JPG

ホールの内部です。楽団の後の狭いスペースが舞台です。左右に日本語字幕が表示されます。
かんでん1.JPG

●かんでんクラシック・スペシャル オペラへの誘い2010
G.プッチーニ歌劇「蝶々夫人」

指揮:現田茂夫
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
合唱:関西二期会
【キャスト】
・蝶々さん(ソプラノ:畑田弘美)長崎の若い娘。元士族だが明治となって時代が
      大きく動き、父が自決。家の収入がなくなり生活のために芸者になる。
      武士の娘らしく貞節で芯が強い。人を疑うことを知らず、婚礼で結ば
      れた外国人の夫に一途な愛を捧げる。
・スズキ(メゾソプラノ:福島紀子)ピンカートンと蝶々さんの新所帯のために
      ゴローが用意した小間使い。近在の村の女性で、世智に長け、蝶々さん
      の世間知らずが歯がゆいが、一緒に暮らすうちに情愛が通じるようになる
・ピンカートン(テノール:松本薫平)アメリカ海軍中尉。若者らしく自由を謳歌し、
      港町の現地妻と仮初めのつもりで婚礼をする。屈託のない明るい性格
      だが、軽薄な言動が後に大きな後悔を招くことになる。
・シャープレス(バリトン:萩原寛明)長崎在住アメリカ領事。蝶々さんの婚礼に
      立ち会う。まねごとのはずなのに、お人形のような幼い花嫁の一途な
      思い込みの激しさに気づいて、不幸な成り行きを予感する。
・ゴロー(バリトン:東 平聞)長崎の港に出入する外国の船乗りたちが目当ての
      結婚仲介人。ちょこまかと動きまわる所作、薄ら笑い、減らず口の巧さ
      抜け目のなさなど外国人から見た当時の典型的な日本人のイメージ人間

【ストーリー】
第1部(約60分)
(第1幕)明治時代。春の花が咲き乱れ、遥か長崎の海と港が見える丘に、その家がある。アメリカの海軍士官ピンカートンが、周旋人ゴローの斡旋で、蝶々さんとの結婚式を挙げるために手に入れたものだ。祝言の日、長崎駐在アメリカ領事のシャープレスは、若い士官の戯れに一抹の不安をぬぐいきれない。やがて、女友達を従え、絵日傘を手にした花嫁・蝶々さんが丘に登ってくる。
 婚礼はめでたく終わるが、仏教を捨て、異人のために改宗したことを知った親戚や友人は、その場から立ち去ってしまう。夕暮れが迫り、小間使いのスズキが部屋に灯をともす。身内から勘当され、友達からも見放された蝶々さんは、庭に泣き伏すが、ピンカートンが優しく慰める。
     導入曲「不思議な壁と天井だ」管弦楽~ピンカートン、ゴロー
     「世界中どこでも」ピンカートン
     「恋か気まぐれか」ピンカートン、シャープレス
     「海にも陸にも春風はそよぎ」女性合唱
     「きのう私はたったひとりで」蝶々
     「おお神様、おお神様」合唱
     愛の二重唱「夕暮れは迫り」「愛らしい目をした魅力的な乙女よ」
       「変わらぬ愛を」「うれしい夜、限りない星」ピンカートン、蝶々

(休憩20分)

第2部(約100分)
(第2幕第1場)婚礼から3年後。ピンカートンはすでにアメリカに去り、蝶々さんには愛の結晶である男の子がいる。ピンカートンから音信不通のまま、世間から白い目で見られ、その生活に貧窮の様子が窺われる。
異人の夫が帰ってきたためしがないと言うスズキに、蝶々さんは夫は必ず帰ってくると健気に歌い論す。ピンカートンがアメリカ本国で結婚し、夫人を伴って長崎に入港することを知ったシャープレスは、事実を告げるべく丘の家を訪ねる。蝶々さんは子供を抱き、もとの芸者に戻るくらいなら死んだ方がましと言う。
折りしも礼砲が聞える。震える手で双眼鏡を取り、入港してくる白い船を見て、蝶々さんはスズキと喜び合う。思い出の婚礼衣装に着替え、子供に化粧を施し、ピンカートンの帰宅を待つが、むなしく夜は更けて行く。
     「ある晴れた日に」蝶々
     手紙の二重唱「それでは読みましょう」シャープレス、蝶々
     「お前をおぶって母さんが」蝶々、シャープレス
     花の二重唱「あの桜の枝を揺すって」蝶々、スズキ
     ハミングコーラス、合唱

(第2幕第2場)長い夜が明ける。ピンカートンは蝶々さんが3年間、港に入る艦船を心待ちに海を見ていたというシャープレスの話を聞いて後悔の念にさいなまれ、逃げるように愛の家を去る。シャープレスの勧めで、アメリカの夫人に子供を託す蝶々さんは、すでに自害の決意を胸に秘める。遠くから、蝶々さんを呼ぶピンカートンの声が聞える。
     間奏曲、管弦楽
     三重唱「慰めようもないことはよくわかるが」シャープレス、ピンカートン、
                          スズキ
     「愛の家よ、さようなら」ピンカートン、シャープレス
     「おまえ、かわいい坊や」蝶々、ピンカートン

※久しぶりに、本格的なオペラを観て感動しました。オペラはイタリア語ですが日本語字幕が付きましたので、よく場面(歌詞)が分かり良かったですね。また、来年の企画には応募しようと思いました。

プッチーニ:歌劇『蝶々夫人』(全曲)

プッチーニ:歌劇『蝶々夫人』(全曲)

  • アーティスト: パッパーノ(アントニオ),プッチーニ,ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団
  • 出版社/メーカー: ユーメックス
  • 発売日: 2009/05/27
  • メディア: CD



プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」

プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」

  • アーティスト: プッチーニ,パタネ(ジュゼッペ),シュミットフーバー(ヨセフ),ジャコーザ,イッリカ,ミュンヘン放送管弦楽団
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2008/09/24
  • メディア: CD



プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」全曲

プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」全曲

  • アーティスト: プッチーニ,カラヤン(ヘルベルト・フォン),ミラノ・スカラ座管弦楽団
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2007/05/09
  • メディア: CD



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◎阪神のオープン戦初戦は、豪快な勝利

本日から阪神のオープン戦が始まりました。マートンが先頭打者本塁打を放ち、鳥谷、狩野、桜井、大和のホームランが出て、大勝しました。

回   数:123・456・789・・・・計・・・・・(安打)
オリックス:010・000・000・・・・・1・・・・・(6)
阪   神:106・110・11×・・・・11・・・・(17)

【阪神投手】
○二神:4回、2安打、1三振、無四球、1失点
・メッセンジャー:1回、無安打、1三振、無四球、無失点
・白仁田:2回、3安打、1三振、無四球、無失点
・江草:1回、無安打、無三振、2四球、無失点
・筒井:1回、1安打、無三振、無四球、無失点

来日初ホームランのマートン選手
マートン本塁.jpgサンスポ

タグ:オペラ
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コメント 17

komo

あと1ヶ月で開幕ですね。待ち通しですね。
by komo (2010-02-28 00:26) 

いとお

おお!オープン戦もはじまったんですね(^^)
by いとお (2010-02-28 10:59) 

piano

シンフォニーホールの方が綺麗だし、音響もいいですもんね!
オペラは生で聴いたことがないので機会があれば
行ってみたいです!
プッチーニというと「トゥーランドット」と4年前のトリノオリンピックを
思い出しました。
by piano (2010-02-28 11:18) 

たいちさん

komoさん、niceとコメント有難うございます。
球春が待ち遠しいですね。
by たいちさん (2010-02-28 11:30) 

たいちさん

はっこうさん、nice有難うございます。
by たいちさん (2010-02-28 11:31) 

たいちさん

いとおさん、niceとコメント有難うございます。
オープン戦初戦が大勝で嬉しいです。アメリカ大リーグはキャンプインしたばかりですね。
by たいちさん (2010-02-28 11:34) 

たいちさん

pianoさん、niceとコメント有難うございます。
やっぱり、クラシックを生で鑑賞するのは、いいですね。
by たいちさん (2010-02-28 11:36) 

たいちさん

トメサンさん、nice有難うございます。
by たいちさん (2010-02-28 16:28) 

collet

やはり今年もたいちさんのクジ運の良さは続いてますね~
オペラは1度も観たことないですが、
さぞかしゴージャスな雰囲気なんでしょうね(^^♪
by collet (2010-02-28 16:35) 

たいちさん

colletさん、niceとコメント有難うございます。
今回のオペラは全席無料招待ですので、客質は落ちていましたね。私の近くの席の人が座席で飲食をしていて、係員に注意されても止めず、2度注意されて止めていましたね。
by たいちさん (2010-02-28 17:41) 

hideyuki2007y

大阪のシンフォニーホール、大きいんですね。驚きました。
by hideyuki2007y (2010-02-28 22:49) 

たいちさん

hideyuki2007yさん、niceとコメント有難うございます。
ザ・シンフォニーホールは、1982年に日本初のアリーナ型クラシックコンサート専用ホールとして建てられ、座席数は1704席あります。(東京のサントリーホールは、2006席で1986年建設)
by たいちさん (2010-03-01 11:24) 

たいちさん

長森建設さん、nice有難うございます。
by たいちさん (2010-03-03 10:02) 

たいちさん

miopapaさん、nice有難うございます。
by たいちさん (2010-03-04 11:05) 

人間科学者

「ある晴れた日に」は有名ですよね。
ガラコンサートで聴いたことがあります。
機会があれば、オペラ全体を聴いてみたいです。
by 人間科学者 (2010-03-06 00:06) 

たいちさん

naonaoさん、nice有難うございます。
by たいちさん (2010-03-06 23:33) 

たいちさん

人間科学者さん、niceとコメント有難うございます。
「蝶々夫人」の曲の中に、日本の民謡「こんぴらふねふね」のサビ部分が挿入されている事を、初めて知りましたね。
by たいちさん (2010-03-06 23:38) 

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