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「新春・とっておき米朝一座」収録 [テレビ]

12月4日(火)  昨夜は、関西テレビの恒例のお正月番組「新春・とっておき米朝一座」の収録の観客として行きました。

葉書で応募し、先方より電話とファックスがあり、スタジオ観覧が当りました。友人のK夫婦と4人で行きました。

集合場所は、デジタルエイトビル(旧関西テレビ)で、午後5時20分集合でしたが、4時45分より寒い外部に並びました。5時40分建物内部に案内され、5時50分第1スタジオへ案内され、前から3列目の中央へ座りました。

和服(振袖)を着た着物学院の生徒約20名が先に座っていました。一般観客でも和服の人は、優先して先に座っていました。(正月番組のため)。丸椅子のため、少し窮屈でした。観客数は、約150人でした。

6時5分より、ADが収録の説明。拍手の練習、微笑みながらの拍手。注意事項として、携帯の電源オフ、便所へは行けない。(辛抱できない人は、目で合図すれば、紙コップを渡すというユーモア)。今日は、新年1月4日(金)であるということの説明。

○「開口一番」・・・桂 吉の丞「犬の目」(米朝の弟子・吉朝の弟子)

目の調子の悪い人が、早く治すと有名な目医者に行く。目玉をくり抜いて治療する。目玉を干していた所、近所の犬がその目玉を食べてしまった。医師は、その犬の目玉をくり抜いて、患者の目に戻した。ちょうど良いサイズであった。問題点は、暗闇でも良く見える事、何処でもすぐ寝れるが少しの物音で目が覚める事。やっかいなのは、電信柱を見るとおしっこがしたくなる。

①桂 小米朝「子ほめ」(米朝の息子)

人を誉めて、タダ酒を飲もうとする落語。45歳の男に、どうみても厄年(42歳)という。50歳なら45~46.60歳なら55~56.80歳なら76~77と3~4歳若くいうと人は喜ぶ。
子供には、反対に2~3歳多くいう。赤ちゃんなら顔のの特徴をほめると教えてもらった人が早速実行する。40歳の男に出会い、40歳は教えてもらっていない。多くいうべきか、少なくいうべきか、迷って45歳といってくれと頼む。先方が45歳というと、どう見ても厄といって、怒られる。赤ちゃんの生れた家へ行き、赤ちゃんとじいさんを間違えたり、赤ちゃんの誉める所が見つからず、お腹を押して叱られる。・・・

②桂 雀々「動物園」(米朝の弟子・枝雀の弟子)

仕事のない人が仕事をもらいに行く。移動動物園で虎の皮に入る仕事である。田舎の人は虎を観た事がないので、縫ぐるみでも分からないと説得される。移動動物園で虎の縫ぐるみに入り檻に入れられる。(虎の皮を着る仕草、檻の中をうろつく動作、虎を見る人とのやり取り等、汗びっしょりのビジュアルな演技であった)。最後は、ライオンとの猛獣ショーをコールされ、慌て戸惑う虎。ライオンが虎の耳元で、私も縫ぐるみと囁く。

③桂 ざこば「みかん屋」(米朝の弟子)

元受より原価1個1円のみかん300個を預かり、1円より上を見て売れといわれ、みかんを長屋へ売りに行く。厠の前で、売り声の練習として大声を出す。中で用足していた人が驚いて紙を下へ落としてします。中の男は、みかん売りに自宅へ行って紙を貰って来るよう申し付ける。みかん売りは、家を間違ったが結局紙を持って戻ってきて、厠の下から紙を差し出す。男は遅いので乾いてしまったと怒る。みかん売りの好意の為、みかんを買う。1個1円という安さのため全部買ってくれる。みかん売りは、上の天井を見て、きたないなといって、元受へ帰る。原価で売ったことに怒り、懇切丁寧に売りの口調や売り方を教える。再びみかん300個持って、さきの長屋へ売りに行く。・・・・

7時20分、落語の収録終了、次は第2スタジオへ移動である。美術装置置場など狭い通路を通って第2スタジオへ入る。今度の椅子は、肘掛や背もたれのある椅子です。9列目に座りました。

○和太鼓演奏・・・ざこば一門7名による和太鼓演奏。7時37分より約5分間。

舞台の背景・装飾の変えを大道具係が行い、次のトークの準備をします。

●トーク番組(7時52分~8時34分)

司会:桂 南光(米朝の弟子・枝雀の弟子:テレビ「痛快・エブルデイ」の司会)
司会:関 純子(関西テレビアナウンサー:「痛快・エブリデイ」のパートナー)
ゲスト:桂 米朝(人間国宝)
ゲスト:桂 ざこば
ゲスト:桂 雀々
ゲスト:弟子達4名(都んぼ、ちょうば、吉の丞、二乗)
(桂南光)(桂米朝)

ここで、特別ゲスト、本日の主役が登場する。桂 小米朝である。
2008年10月に、5代目「桂 米團治」を襲名することを紹介される。
小米朝について、心技体に分けて、皆でこき下ろす内容です。いわゆるトーク。

「心」
・繁昌亭で司会をした時、桂歌丸師匠を三遊亭歌丸と紹介し、尚且つ間違って羽織を着てマッサージへ行った。(羽織の中に新幹線キップが入っていた)
・楽屋に変なものを置いている。江原氏より貰った水晶玉である。見えない気について薀蓄を語る。
・トリイホールで、リップクリームと思い、スティックのりを唇へ塗った。関アナも経験ありと突っ込む。(米朝師匠は、昔水虫の薬を目薬と間違って目にさした事をばらす)
・春団治師匠に稽古をつけてもらう日を忘れた。手帳に書いたが見忘れた。
・米朝師匠の稽古も忘れて、宝塚へ行った。よく忘れるよなあ。
「技」
・小米朝が幼稚園児の時、ざこばが師匠の家へ初めて行って、菓子を出された。それを小米朝は横取りした。盗るワザは早い。
・「経ち切れ線香」という落語で、女性の名前を間違った。「コイト」「コテト」「コテル」。本当に落語の間違いが多い。
「体」
・マッサージ好き。右目がかすむというので、何回も弟子がマッサージした。すると、右目から2枚のコンタクトが出てきた。

最後に、米朝師匠より何か言葉を、と促されて。「もうこんなネタ増やさないように」。皆からは、もっと稽古をするよう云われる。

そして、小米朝より、本日主役の御礼の挨拶あり、終了する。

○「鏡開き」
米朝、南光、ざこば、雀々、小米朝による鏡開き。
観覧者へ振る舞い酒があり、その升は持ち帰りOKで、スタジオを出たのは、8時45分であった。
1月4日に放送されます。ひょっとすれば、映っているかもね。チェックしますね。

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観覧後、K夫妻と4人で、夕食を取りに行きました。
●「割鮮・吉在門・曽根崎本店」
コース物でなく、それぞれ好きな単品を注文し、ビール・酒・焼酎を飲みました。
4人で約13,000円でした。

場所:大阪市北区曽根崎1-7-2
電話:06-6315-6627
年中無休
http://r.gnavi.co.jp/k082700/

支店:
・「東通り店」:大阪市北区小松町1-16コスモビル、06-6312-3610
・「北新地店」:大阪市北区堂島1-4-20第二ロイヤルビル3F、06-6344-5928
・「長田店」:東大阪市長田中1-5-16、06-6784-5778


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コメント 6

piano

スタジオ観覧当たったんですか!
いいな~!
落語はあまり知りませんが、やはり上方落語の方がいいですね♪
南光さんは「べかこ」時代私が通っている高校に落語しに来てくれました。
by piano (2007-12-05 23:15) 

江戸うっどスキー

TVは収録時間が長くて大変だと聞きました。
でも、落語がたくさん聞けて良かったですね。
こちらでも放送されるのか、気になります。
by 江戸うっどスキー (2007-12-06 00:17) 

collet

これは1月4日放送なんですね!
では、前から3列目に目を凝らして見ることにいたしましょう! 
それにしても、小米朝さん愉快な方なんですね~
皆さんのこき下ろしトークで大笑いしそうです~ (~o~)
by collet (2007-12-06 12:20) 

たいちさん

pianoさん、 niceとコメント有難うございます。
南光さんは、テレビの冠番組を持っているだけあって、トークは上手でしたね。
by たいちさん (2007-12-06 21:19) 

たいちさん

江戸うっどスキーさん、 niceとコメント有難うございます。
テレビ用の落語で、一人約15分間ですので、本当の落語とは言えませんでしたね。関西テレビの収録ですので、ローカル放送だと思います。
by たいちさん (2007-12-06 21:24) 

たいちさん

colletさん、 niceとコメント有難うございます。
実際の放送では、かなりカットされているでしょうね。
by たいちさん (2007-12-06 21:26) 

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