太田一里塚・安楽寺(大阪府茨木市) [西国街道]
2月23日(日) 西国街道の記事を連載中です。名神高速道路の下をくぐって、安威川に架かる太田橋を渡ると、左側に「太田一里塚」跡があります。
【一里塚】
一里塚は、秀吉が街道の距離を明確にするために一里(約4km)毎に作らせたのが始まりです。一里塚には小さな祠と、ムクノキがあるのが一般的です。
◎太田一里塚
西国街道の太田橋の東詰めにあることから、以前は一里塚として説明板もあったようです。しかし現在は、その説明板はなく、西国街道の説明板に変わっています。「一里塚」でないという説が有力なようです。
↓西国街道に面した外観
【西国街道】↑この説明板
西国街道は、古代から京都と西国を結ぶ重要路であり、江戸時代には幕府が直接管理する五街道(東海道・中仙道・日光道中・奥州道中・甲州道中)に接続する脇街道ですが、参勤制度によって多くの西国大名が大坂と京をさけて、江戸への往来に利用した街道です。
文化4年(1807)に完成した「五街道其他分間見延絵図」によると、京から西国への道は、伏見から分かれて、山崎・芥川・郡山・瀬川・昆陽・西宮の各宿を経て、中国道に続くまでを「山崎道」とし、これがいわゆる「西国街道」です。
茨木市内をほぼ東西に走るこの街道は、高槻市土室町から茨木市高田町に入って西進し、摂州郡山宿本陣(椿本陣)の前を通って、西豊川町から箕面市小野原へと通じています。
↓正面入口
↓拝殿?
↑この建物の裏に、老人クラブの集会所があります。
↓手水舎
↓茨木市の保存樹の看板
↑「ムクノキ」は朽ちて横たわっています。
↓小さな祠と保存樹
↓太田橋の石碑
↓左奥にある地蔵
↓太田1丁目付近の西国街道
西国街道より一筋外れた所に「安楽寺」があります。
◎安楽寺(あんらくじ)
住所:大阪府茨木市太田1-14-6
電話:072-622-4797
山号:清浄山。宗派:浄土真宗本願寺派
創建:元亀元年(1570)。開創:慧光。本尊:阿弥陀如来立像
http://www.ibaraki-anrakuji.com/about.html
茨木には当清淨山安楽寺と富楽山安楽寺(沢良宜)、水江山安楽寺(野々宮)と三つの安楽寺がある。安楽寺と称する寺名は全国各地で多く見受けられる。この茨木の三つの安楽寺のうち、この安楽寺が他の寺より凡そ百年近く前に創建された。
文明7年(1475年)、太田村から安威川を渡った西隣りの十日市村に、真光山善永寺が創建された。太田村の住人はこの善永寺に詣でていたが、太田村にも寺が必要との願いで元亀元年(1570年)3月、僧慧光(えこう)が修養道場として当寺を開き、教化(きょうげ)を続けた。そして、延宝2年(1674年)本山に寺号の下付を願い出た。その結果、本山から『清淨山 安楽寺』が下された。その後、享保14年(1729年)7月本堂焼失。享保18年(1733年)、本願寺第十五世門主住如の直弟子である賢鱗が檀家の協力をえて現在の本堂を再建。
本堂の横にある銀杏の古木は樹齢不詳であるが、寺宝に等しい存在として大切にされてきた。この銀杏からたくさんの銀杏の実が収穫でき、秋の法要等のお供えとし、門信徒に配られていた。
春は永代経法要、秋には報恩講法要が営まれ、専門の説教師が招かれ説法が行われている。その説法を聞くため門信徒衆が本堂一杯になるほど参列するとのこと。大晦日は、除夜の鐘が参拝者に解放され、自由に突くことができる。そして、その参拝者に年越し蕎麦が施され、檀家以外の多くの地元の老若男女が越年詣でに集まり、今では、太田界隈の住人から『年越しの恒例の風物詩』として人気スポットの一つとなっている。
↓安楽寺の駐車場からの外観
↓本堂
↑桁行5間、梁間5間、入母屋造、本瓦葺。享保18年(1733)再建、享保20年とも言われている。
↓消火ポンプ(水龍雲)
↓梵鐘
↑元の梵鐘は、昭和19年に供出された。
↓鐘楼
↑桁行1間、梁間1間、切妻造、桟瓦葺。
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◎オープン戦が始まる
昨日より、いよいよオープン戦が始まりました。今年こそ、阪神タイガースに頑張って欲しいです。
昨日の初戦は、広島と対戦し、「2-2」の引分でした。特に目立った選手は、2番手に登板した秋山投手は、4回1安打無失点と好投しました。打撃の方では、伊藤隼と西田が2安打マルチでした。
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【一里塚】
一里塚は、秀吉が街道の距離を明確にするために一里(約4km)毎に作らせたのが始まりです。一里塚には小さな祠と、ムクノキがあるのが一般的です。
◎太田一里塚
西国街道の太田橋の東詰めにあることから、以前は一里塚として説明板もあったようです。しかし現在は、その説明板はなく、西国街道の説明板に変わっています。「一里塚」でないという説が有力なようです。
↓西国街道に面した外観
【西国街道】↑この説明板
西国街道は、古代から京都と西国を結ぶ重要路であり、江戸時代には幕府が直接管理する五街道(東海道・中仙道・日光道中・奥州道中・甲州道中)に接続する脇街道ですが、参勤制度によって多くの西国大名が大坂と京をさけて、江戸への往来に利用した街道です。
文化4年(1807)に完成した「五街道其他分間見延絵図」によると、京から西国への道は、伏見から分かれて、山崎・芥川・郡山・瀬川・昆陽・西宮の各宿を経て、中国道に続くまでを「山崎道」とし、これがいわゆる「西国街道」です。
茨木市内をほぼ東西に走るこの街道は、高槻市土室町から茨木市高田町に入って西進し、摂州郡山宿本陣(椿本陣)の前を通って、西豊川町から箕面市小野原へと通じています。
↓正面入口
↓拝殿?
↑この建物の裏に、老人クラブの集会所があります。
↓手水舎
↓茨木市の保存樹の看板
↑「ムクノキ」は朽ちて横たわっています。
↓小さな祠と保存樹
↓太田橋の石碑
↓左奥にある地蔵
↓太田1丁目付近の西国街道
西国街道より一筋外れた所に「安楽寺」があります。
◎安楽寺(あんらくじ)
住所:大阪府茨木市太田1-14-6
電話:072-622-4797
山号:清浄山。宗派:浄土真宗本願寺派
創建:元亀元年(1570)。開創:慧光。本尊:阿弥陀如来立像
http://www.ibaraki-anrakuji.com/about.html
茨木には当清淨山安楽寺と富楽山安楽寺(沢良宜)、水江山安楽寺(野々宮)と三つの安楽寺がある。安楽寺と称する寺名は全国各地で多く見受けられる。この茨木の三つの安楽寺のうち、この安楽寺が他の寺より凡そ百年近く前に創建された。
文明7年(1475年)、太田村から安威川を渡った西隣りの十日市村に、真光山善永寺が創建された。太田村の住人はこの善永寺に詣でていたが、太田村にも寺が必要との願いで元亀元年(1570年)3月、僧慧光(えこう)が修養道場として当寺を開き、教化(きょうげ)を続けた。そして、延宝2年(1674年)本山に寺号の下付を願い出た。その結果、本山から『清淨山 安楽寺』が下された。その後、享保14年(1729年)7月本堂焼失。享保18年(1733年)、本願寺第十五世門主住如の直弟子である賢鱗が檀家の協力をえて現在の本堂を再建。
本堂の横にある銀杏の古木は樹齢不詳であるが、寺宝に等しい存在として大切にされてきた。この銀杏からたくさんの銀杏の実が収穫でき、秋の法要等のお供えとし、門信徒に配られていた。
春は永代経法要、秋には報恩講法要が営まれ、専門の説教師が招かれ説法が行われている。その説法を聞くため門信徒衆が本堂一杯になるほど参列するとのこと。大晦日は、除夜の鐘が参拝者に解放され、自由に突くことができる。そして、その参拝者に年越し蕎麦が施され、檀家以外の多くの地元の老若男女が越年詣でに集まり、今では、太田界隈の住人から『年越しの恒例の風物詩』として人気スポットの一つとなっている。
↓安楽寺の駐車場からの外観
↓本堂
↑桁行5間、梁間5間、入母屋造、本瓦葺。享保18年(1733)再建、享保20年とも言われている。
↓消火ポンプ(水龍雲)
↓梵鐘
↑元の梵鐘は、昭和19年に供出された。
↓鐘楼
↑桁行1間、梁間1間、切妻造、桟瓦葺。
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◎オープン戦が始まる
昨日より、いよいよオープン戦が始まりました。今年こそ、阪神タイガースに頑張って欲しいです。
昨日の初戦は、広島と対戦し、「2-2」の引分でした。特に目立った選手は、2番手に登板した秋山投手は、4回1安打無失点と好投しました。打撃の方では、伊藤隼と西田が2安打マルチでした。
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オッハー
休日のブログ更新はキツイですよね♪
お互いにガンバ!
by シルフ (2014-02-23 07:04)
シルフさん、niceとコメント有難うございます。
毎日更新はかなりのプレッシャーですね。お互いに頑張りましょうね。
by たいちさん (2014-02-23 18:39)
★いっぷくさん、nice有難うございます。
★めぎさん、nice有難うございます。
★世界のアイドルさん、nice有難うございます。
★やってみよう♪さん、nice有難うございます。
★tochiさん、nice有難うございます。
★有城佳音さん、nice有難うございます。
★naonaoさん、nice有難うございます。
★sugoimonoさん、nice有難うございます。
by たいちさん (2014-02-23 18:44)
★non_0101さん、nice有難うございます。
★tonomaru521さん、訪れいただき、nice有難うございます。
★k_igaさん、nice有難うございます。
★makimakiさん、nice有難うございます。
by たいちさん (2014-02-23 23:31)
★路渡カッパさん、nice有難うございます。
★sonet会員さん、訪れいただき、nice有難うございます。
by たいちさん (2014-02-24 09:36)