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松岡歩 日本画展(大丸心斎橋店)、第35回IKEDA文化DAY2, [美術画廊]

11月6日(水)   先日、大丸心斎橋店の美術画廊に立ち寄りましたので紹介します。

◎松岡歩 日本画展水生動植物園
期間:2024年10月30日(水)~11月5日(火)
会場:大丸心斎橋店本館8階 アールグロリュー ギャラリー オブ オーサカ
https://www.daimaru.co.jp/shinsaibashi/artglorieux/tenran/2024/nihonga/oct_ayumu_matsuoka/
https://shopblog.dmdepart.jp/shinsaibashi/detail/?cd=023333&scd=000247
https://www.instagram.com/p/DB2sE7oy-Tw/
https://www.instagram.com/p/DBvURqCyQD7/?img_index=1
 多くの方々に支えられ、このたび大丸心斎橋店にて個展を開催させて頂くことになりました。
様々な方々に支えられながら、個展開催に向けて日々精進し、毎日作品制作を続けております。
私の画業は一生続いていく長い道のりだと思っております。ゆえにまだまだ発展途上の作品ではあると思いますが、高覧いただければ幸甚でございます。   (松岡歩)
 この度は2021年以来3年ぶりの個展を開催。東京藝術大学在学中から院展に出品を続け、着実に評価を重ねつつ個展などの発表も積極的に開催しております。
 動植物の造形を的確に描写し、表現豊かに描くことで知られる松岡歩先生。本展では、水の生き物たちをテーマに独自の水生動植物を題材に表現した作品を展示致しております。日本画のファンのみならず、幅広い世代が楽しむことができる展示となっております。この機会に、ぜひご観覧下さいませ。
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【略歴】https://ayumu-matsuoka.com/about/
1978 神奈川県横浜市生まれ
2001 東京芸術大学美術学部日本画専攻入学
2005 卒業制作 サロン・ド・プランタン賞、台東区長賞。平山郁夫奨学金賞
2006 第12回松伯美術館花鳥画展 大賞
2007 東京芸術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻日本画修了
     修了模写(国宝源氏物語絵巻)大学買い上げ。第62回春の院展 第92回再興院展 初入選
2010 東京芸術大学大学院美術研究科博士課程美術専攻日本画修了。博士号取得
2016 第71回春の院展 奨励賞 外務大臣賞。個展(松坂屋名古屋本店・大丸心斎橋店)
2024 第109回再興院展 奨励賞 足立美術館賞
現在 日本美術院特待 東京芸術大学助教

↓案内状
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以下の画像は、上記サイトより借用。

↓「香」
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↓「雪香」
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↓「夏の夢」  (日本画・紙本・岩彩)
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↓「春泳」 (日本画・紙本・岩彩)
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↓「星眠」 (日本画・紙本・岩彩)
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↓「出会い」 (日本画・紙本・岩彩)
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↓「親子(フグ)」 (日本画・紙本・岩彩)
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【過去の松岡歩展のブログ記事】
2014年10月11日掲載:再興第99回院展(大丸)
2016年5月16日掲載:個展(大丸)
2017年7月9日掲載:ニュースター達の美術展(阪急)
2017年11月25日掲載:燦の会選抜展(大丸)
2021年9月28日掲載:画集刊行記念展(大丸)
2022年10月2日掲載:再興第107回院展(阪急)
2023年10月6日掲載:ART! ART! OSAKA(大丸梅田)

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◎第35回 IKEDA文化DAY(その二)
https://azaleanet.or.jp/35th-ikedabunkaday/
開催期間:2024年11月2日(土)・3日(日)・4日(月・休)の3日間
 昨日の記事の続きです。文化探訪ラリーの全13チェックポイントを制覇しましたが、今回はそのうちの2箇所を紹介します。

★逸翁美術館
住所:大阪府池田市栄本町12−27
◎漆芸礼讃 -漆工・三砂良哉-
期間:2024年9月21日(土)~11月24日(日)
https://www.hankyu-bunka.or.jp/itsuo-museum/exhibition/2024/06/22/post_9/007708/
 三砂良哉(みさご りょうさい・1887~1975)は、大正から昭和にかけて活躍した漆芸家です。西宮で代々酒造業を生業としていた家に生まれましたが、幼少期に日本画家・守住貫魚に私淑し日本画を学んだ後、明治30年代には漆芸の道に入りました。大阪府工芸協会に所属し、大阪府工芸展覧会などに出品を重ね、大阪を代表する漆芸家の一人として活躍しました。その後、昭和4年(1929)に小林一三が創立した在阪の工芸作家による「阪急工美会」の幹事、昭和13年(1938)には、武者小路千家 十二代家元 愈好斎宗守及び木津聿斎が組織した「清技会」にも名を連ねています。寡作な作家ではありませんでしたが、未だ高い評価を得られていません。しかし絵画的で精妙優美な作風で知られ、遺された作品は技術力の高さだけでなく、創作性・デザイン力に満ちあふれています。愈好斎をはじめ、清海泰堂など武者小路千家の茶人や、小林一三に好まれたのもうなずけます。
 小林一三と三砂良哉がいつ出会ったのか、明治42年(1909)頃には知遇を得ていたことが近年の研究で判明しましたが、不明な点も残っています。しかし良哉はたびたび池田を訪れており、一三の好み物を多く手がけました。
 本展では三砂良哉を大々的に取り上げる初めての展覧会です。天才的な技術を持ちながらも世に知られなかった悲運の漆工・三砂良哉、その漆芸の粋を集めた作品をぜひご覧ください。

↓美術館の外観
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↓パンフレット(表裏)
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以下の画像は、上記サイトより借用。

↓黒地百合蒔絵螺鈿中次                 ↓黒地歌劇雛祭楽譜蒔絵棗 逸翁好
逸翁1.jpg逸翁2.jpg

↓スペイン扇子蓮弁文蒔絵香合              ↓スペイン扇子蓮弁文蒔絵香合(内)
逸翁3.jpg  逸翁4.jpg

↓黒地石蕗蒔絵盆                    ↓黒地紅白梅漆絵硯箱
逸翁5.jpg逸翁6.jpg

↓桜木地落花流水蒔絵小吸物椀              ↓黒地蜜柑蒔絵手箱
逸翁7.jpg逸翁8.jpg

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★池田市立歴史民俗資料館
住所:大阪府池田市五月丘1丁目10−12
◎特別企画展「開校150周年!池田の小学校」
期間:2024年9月14日(土)~12月1日(日)
https://www.city.ikeda.osaka.jp/soshiki/kyoikuiinkai/rekishi/event/tokuten/1568187506657.html
 明治政府は、富国強兵政策の一環で、近代教育制度の確立に力を注ぎます。明治5年(1872)に学制が公布され、全国各地に小学校が開設されていきました。池田では、明治6年(1873)に豊島郡第一区第一番小学校(現池田小学校)が創設され、明治8年(1875)までに、第二区第三番小学校(現北豊島小学校)、第一区第四番細郷小学校(旧細河小学校)、第一区第八番小学校(現秦野小学校)の4校が開校しました。
 令和5年~7年は、池田に小学校が誕生して150年を迎える記念すべき時期です。本展示では、創設期を中心に市内小学校の歴史に焦点を当て、沿革誌や写真、教科書から、当時の小学校の様子や教育を紹介します。

↓パンフレット
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※私は池田市立呉服小学校の卒業生です。同校の前身である呉服国民学校の写真が展示されていました。

【過去のIKEDA文化DAYのブログ記事】
・第26回:2015年11月4日掲載:全件制覇
・第28回:2017年11月9日掲載:4か所のみ
・第29回1:2018年11月7日掲載:カップヌードルミュージアム、商工会議所、中央公民館
・第29回2:2018年11月8日掲載:逸翁美術館、小林一三記念館
・第29回3:2018年11月9日掲載:池田城跡公園
・第29回4:2018年11月15日掲載:ギャラリーいけだ、ギャルリVEGA
・第29回5:2018年11月16日掲載:歴史民俗資料館、緑のセンター、五月山児童文化センター
・第29回6:2018年11月17日掲載:ゴール
・第31回1:2020年11月5日掲載:逸翁美術館
・第31回2:2020年11月6日掲載:小林一三記念館
・第31回3:2020年11月12日掲載:池田城跡公園
・第31回4:2020年11月13日掲載:ギャルリVEGA、ギャラリーいけだ
・第31回5:2020年11月19日掲載:カップヌードルミュージアム
・第32回1:2021年11月9日掲載:会議所、公民館、逸翁美術、小林一三、緑センター、児童センター
・第32回2:2021年11月10日掲載:池田城跡公園
・第32回3:2021年11月12日掲載:落語みゅーじあむ、ギャルリVEGA、市立ギャラリーいけだ、カップヌードルミュージアム、歴史民俗資料館
・第33回:2022年11月5日掲載:逸翁美術館、リャルリVEGA、ギャラリーいけだ
・第34回1:2023年11月4日掲載:カップヌードルミュージアム、ギャラリーいけだ、ギャルリVEGA、中央公民館、商工会議所
・第34回2:2023年11月8日掲載:歴史民俗資料館、緑のセンター、五月山児童文化センター、池田城跡公園、小林一三記念館、逸翁美術館、落語みゅーじあむ、ギャラリー糸
・第35回1:2024年11月5日掲載:ギャルリVEGA、ギャラリーいけだ
・第35回2:2024年11月6日掲載:逸翁美術館、歴史民俗資料館

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