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井上雅未花・松尾彩加 二人展、五月のサーカス(阪神)、大宅壮一ノンフィクション賞 [美術画廊]

5月14日(土)   先日、阪神百貨店の美術画廊に立ち寄りましたので紹介します。

◎井上雅未花・松尾彩加 二人展箔の魔法
期間:2022年5月11日(水)~5月17日(火)
会場:阪神梅田本店8階 ハローカルチャー1
https://web.hh-online.jp/hanshin/contents/hlc/hlc01/detail/2022/04/_--.html
 テンペラ画という中世ヨーロッパからの長い歴史を持つ伝統的な技法を用いて、平面と立体を融合させた2.5次元の作品を生み出す作家 井上雅未花。“宝石のごとく輝く水”をテーマに、透明な雫を描く油彩画家 松尾彩加。阪神梅田本店で毎年開催しているアーティストユニット「イレブンガールズアートコレクション(EGC)」を卒業した2名による二人展を開催。今展では、両作家の共通素材である“箔”を使用し、且つ若い感性で描いた作品を展開。コロナ禍が続く中で、輝きあふれる二人の作品の数々が多くの方に希望の明かりを灯すことでしょう。(美術散歩より)

以下の画像は、リーフレット及び上記サイトより借用。

二人展1.jpg

★井上雅未花(いのうえ あみか)
二人展2・井上.jpg

↓井上雅未花「福籠天秤」(黄金テンペラ)
二人展4・井上.jpg

↓井上雅未花「inspiration」(黄金テンペラ)
二人展6・井上.jpg

↓井上雅未花「ふくらとら」(黄金テンペラ)
二人展8・井上.jpg

↓井上雅未花「八色の妖精」(黄金テンペラ)
二人展10・井上.jpg

↓井上雅未花「翡翠玉」(テンペラ・箔)
二人展12・井上.jpg


★松尾彩加(まつお あやか)
二人展3・松尾.jpg

↓松尾彩加「華のさざなみ」 (油彩)
二人展5・松尾.jpg

↓松尾彩加「かんざし」(油彩)
二人展7・松尾.jpg

↓松尾彩加「花鞠」(油彩)
二人展9・松尾.jpg

↓松尾彩加「春音」(油彩)
二人展11・松尾.jpg

↓松尾彩加「水影」(油彩)
二人展13・松尾.jpg

【過去の井上雅未花・井上雅未花 展のブログ記事】共通
2016年9月12日掲載:EGC
2017年9月10日掲載:第19回EGC
2018年9月15日掲載:EGC
2020年9月14日掲載:第25回EGC

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◎五月のサーカス
期間:2022年5月11日(水)~5月17日(火)
会場:阪神梅田本店8階 ハローカルチャー2・3
https://web.hh-online.jp/hanshin/contents/hlc/hlc01/detail/2022/05/post_43.html
 "サーカス"をテーマに11名のアーティストが手掛ける作品や雑貨を展開。見ているだけでワクワク、ドキドキするようにアートな世界をお楽しみください。

【参加アーティスト】
藤本トラオ suna  あみりょうこ 今若理歩 星 詩奈 柳哲也 金田花季 花村 一晃   
北 真人 SaBo   井上真利

以下の画像は、上記サイトより借用。

↓『金田花季』ダークサーカス 、素材: キャンバス、アクリル絵の具、ラインストーン、金箔
サーカス1・金田.jpeg

↓『Hande und Stitch(ハンドウンドステッチ)』(花村 一晃)アニマルトロフィー
サーカス2・花村.jpeg

↓『Neighbor』(藤本トラオ) 飼い猫のスミノフをモチーフとした絵画、デザインアイテム。
サーカス3・藤本.jpeg

↓suna『日々に寄り添う装身具』
サーカス4・nuna.jpeg

↓『あみりょうこ』
サーカス5・あみりょうこ.jpeg

↓『SaBo』
サーカス6・sabo.jpeg

↓『北 真人』
サーカス7・北.jpeg

↓『井上真利』
サーカス8・井上.jpeg

↓『今若理歩』
サーカス9・今若.jpeg

↓『柳哲也』
サーカス10・柳.jpeg

↓『星詩奈』
サーカス11・星.jpeg

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◎第53回大宅壮一ノンフィクション賞2作受賞決定! 鈴木忠平さん『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』 樋田毅さん『彼は早稲田で死んだ』
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000179.000043732.html
 13日、日本文学振興会(理事長・中部嘉人)より、第53回大宅壮一ノンフィクション賞が発表され、鈴木忠平さんの『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』と樋田毅さんの『彼は早稲田で死んだ 大学構内リンチ殺人事件の永遠』(著者名50音順)の2作が授賞作に決まりました。

大宅賞.jpg

受賞コメント
 受賞に際しましてはまず、駆け出しの記者だった私に多大なものを与えてくださった当時の落合博満監督とご家族、中日球団関係者の皆様、日刊スポーツ新聞社の諸先輩方、本書に携わっていただいた方々に心より感謝申し上げます。私が書いたのは世の中と隔絶した人物のほんの一面に過ぎませんが、あの頃の鮮烈な体験をこれからの人生でも大切にしていきたいと思います。〈鈴木忠平〉

 長い間、胸の奥に溜めていた思いをまとめた作品で、憧れの賞をいただけることになり、感無量です。半世紀前、早稲田のキャンパスで吹き荒れた政治セクトの暴力に抗い、闘った仲間たちと喜びを分かち合います。〈樋田毅〉

作品概要
『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』
 中日ドラゴンズで監督を務めた8年間、ペナントレースではすべてAクラスに入り、日本シリーズには5度進出、2007年には日本一にも輝いた。それでもなぜ、落合博満はフロントや野球ファン、マスコミから厳しい目線を浴び続けたのか。
 秘密主義的な取材ルールを設け、マスコミには黙して語らず、そして日本シリーズで完全試合達成目前の投手を替える非情な采配……。
 著者が1対1の取材で得た、落合ならではの含蓄のある言葉。そして、福留孝介、川崎憲次郎、和田一浩、森野将彦ら、落合の深謀遠慮に影響を受け、真のプロフェッショナルへと変貌を遂げていった12人の男たちの証言。そこから、異端の名将の実像に迫る。
 ミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞作。
『嫌われた監督』https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163914411

『彼は早稲田で死んだ 大学構内リンチ殺人事件の永遠』
 1972年に早稲田大学第一文学部二年生の川口大三郎さんが、革マル派の活動家に凄惨なリンチを受け、殺害される事件が起きる。これをきっかけに一般学生が蜂起し、著者は学内の自治を革マル派から取り戻すべく組織された、新自治会の委員長に就く。しかし、自らも鉄パイプでメッタ打ちにされて重傷を負い、仲間たちの暴力化を抑えることができず、無念の思いが残った。
 大学卒業後、朝日新聞社会部記者となった著者は入社9年目に、朝日新聞「赤報隊」襲撃事件を経験する。その取材にあたる中、著者の脳裏に何度も浮かんだのは、学生時代から抱き続ける「不条理な暴力に人はどう抗いうるのか」という問いだった。
 その大きな問いに本作で挑むにあたって、著者は当時の革マル派幹部や川口さん殺害に加わった実行犯など、50人以上の関係者を取材。新事実と、学生運動に関わった人々の半世紀後の姿が明らかになっていく――。
『彼は早稲田で死んだ』https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163914459

※両著者略歴は、上記サイトをご覧ください。

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