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多田理 木工展、アンディ・ウォーホル版画展(阪急)、豊中彫刻 [美術画廊]

9月7日(月)   先日、阪急百貨店の美術画廊に立ち寄りましたので紹介します。

◎多田理 木工展
期間:2020年9月2日(水)~9月8日(火)
会場:阪急うめだ本店7階 美術画廊
https://www.hankyu-dept.co.jp/hkblog/living-watch/living/LivingShop46/00853289/?catCode=301007&subCode=302354
大阪府貝塚市に工房を構える、木工作家多田理先生。木目の表情を生かしたシンプルなデザインの花台や、箱物、厨子など約40点ご紹介しております。

【略歴】ただおさむ
1947 大阪府岸和田市生まれ
1970 大阪府立松原職業訓練校 木工課程 卒業
1975 木工作家として独立
1978~ 京都、大阪、神戸、東京にてグループ展
1991 貝塚市に工房を移し、「風工房」とする
1992 神戸にて初個展
1993 神戸阪急百貨店にて二人展
1995 阪急百貨店 梅田本店にて個展 (1995,1999,2001,'05,'07,'09)

↓案内状
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以下の画像は、上記百貨店のサイトより借用。

↓「拭漆タモ 花台」
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↓「タモ 杢手箱」
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↓会場風景
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◎アンディ・ウォーホル版画展アメリカポップアートの旗手~(サンデー・B・モーニング版)
期間:2020年9月2日(水)~9月8日(火)
会場:阪急うめだ本店7階 美術画廊
https://www.az-art.net/html/page5.html
ニューヨークポップアートの旗手、アンディ・ウォーホル。商業デザイナーからキャリアをスタートし、3 0 代から本格的にアーティストとして活動を開始。以降、絵画や音楽、映画などマルチアーティストとして才能を発揮し、世界的な知名度を得た彼の作品は、没後3 3 年を過ぎた今も人々を魅了し続けています。今回は、マリリン・モンローやキャンベルスープ缶、フラワーなど彼の代名詞と言える作品を、発色の美しい“サンデー・B・モーニング版”のシルクスクリーンでご覧いただきます。

↓案内状
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【サンデー・B・モーニング版】とは
アンディ・ウォーホルについてネット上などで調べた事がある人ならば間違いなく一度は目にしている、サンデー・モーニング。
正確には「サンデー・B・モーニング版」といいましょうか。 ご承知の通りウォーホルは誰にでも知られるような画家です。彼のオリジナルの作品が稼ぐ著作権料はもとより、戒律の厳しさを裏付けるウォーホル・ファンデーションが許可するポスターなど関連商品の複製品がごまんとあります。 さらには贋物というか、グッチやシャネル、エルメスと同じようにコピー品が世界中に氾濫しています。当然許可を得ずに作った作品はもちろん違法であり、ウォーホル・ファンデーションによる厳しい法の行使がまっています。 しかしファンデーションが唯一、口出しする事のできないシルクスクリーンによるウォーホル自身が関わった海賊版とでも言うべき作品。それが「サンデーモーニング版」といわれています。
 1970年、アメリカ本国での成功を収めヨーロッパへの進出を狙ったウォーホルにマリリン・モンローのヨーロッパエディションの企画が持ちかけられます。ウォーホルはオリジナルのスクリーン版型を貸し出しますが、途中でこの企画から降りてしまいます。
しかしその後もプリントは続けられ、完成した作品にはウォーホルのサインの代わりに「fill in your own signature. sunday.B.morning(自分でサインしろ!)」のスタンプが押されました。
 sunday.B.morningのパブリッシャーはその後もウォーホル作品のリプリントを作り続けましたが、企画を降りたにも関わらずウォーホルは晩年まで彼らと交友を続けていて、その様な不思議な関係と残された謎、その鮮やかな発色と繊細な作りは単なるコピーではない奥行きと魅力を与えています。

【過去のアンディ・ウォーホル展のブログ記事】
2019年9月7日掲載:コンテンポラリーアートの世界展(阪神)
2020年3月15日掲載:2020春の大版画展(阪神・HEP HALL)
2020年8月4日掲載:現代アートの世界展(阪神)

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◎柴犬「はな」と豊中彫刻(1)
豊中市には野外彫刻が約114体設置されています。今後こちらをアップしてゆく予定です。
まず、千里アートロード(新千里5号線)の彫刻から始めます。
豊中彫刻1・千里アートロード.jpg

「陽だまり」 鈴木清貴 平成7年3月設置
豊中彫刻2・鈴木.jpg

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人と人、動植物を含めた自然との円滑なコミュニケーションがなされ、 都市としてより成熟していく事を願って「ふれあい」を統一テーマとしている。
【略歴】不詳

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