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2019年 第93回キネマ旬報ベスト・テン」の受賞結果、近鉄の新型特急「ひのとり」 [映画]

1月6日(木)   キネマ旬報社が選出する「2019年 第93回キネマ旬報ベスト・テン」の受賞結果が発表された。
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◎第93回キネマ旬報ベスト・テン
https://natalie.mu/eiga/news/365791
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000047.000026364.html
日本映画部門の第1位に輝いたのは、荒井晴彦が監督と脚本を担当した「火口のふたり」。外国映画部門の第1位にはトッド・フィリップス監督作「ジョーカー」、文化映画部門の第1位には森達也が監督した「i-新聞記者ドキュメント-」が選ばれた。また「火口のふたり」に出演した瀧内公美は主演女優賞、「宮本から君へ」の池松壮亮は主演男優賞をそれぞれ受賞している。2月11日には東京・文京シビックホールで「2019年 第93回 キネマ旬報ベスト・テン」の表彰式が行われる。

2019年 第93回キネマ旬報ベスト・テン 受賞一覧
日本映画ベスト・テン第1位「火口のふたり」


外国映画ベスト・テン第1位「ジョーカー」


文化映画ベスト・テン第1位「i-新聞記者ドキュメント-」


読者選出日本映画ベスト・テン第1位「半世界」


読者選出外国映画ベスト・テン第1位「ジョーカー」

個人賞
日本映画監督賞:白石和彌「ひとよ」「凪待ち」「麻雀放浪記2020」
日本映画脚本賞:阪本順治「半世界」
外国映画監督賞:トッド・フィリップス「ジョーカー」
主演女優賞:瀧内公美「火口のふたり」
主演男優賞:池松壮亮「宮本から君へ」
助演女優賞:池脇千鶴「半世界」
助演男優賞:成田凌「愛がなんだ」「さよならくちびる」ほかにより
新人女優賞:関水渚「町田くんの世界」
新人男優賞:鈴鹿央士「蜜蜂と遠雷」「決算!忠臣蔵」
読者選出日本映画監督賞:阪本順治「半世界」
読者選出外国映画監督賞:トッド・フィリップス「ジョーカー」
読者賞:宇多丸(RHYMESTER) / 三沢和子 連載「2018年の森田芳光」
特別賞:和田誠


キネマ旬報ベスト・テンとは
『キネマ旬報』は、1919(大正8)年に創刊し、現在まで続いている映画雑誌として、世界一の歴史を誇ります。最初に、キネマ旬報ベスト・テンを行ったのは、1924年度(大正13年)。当初は、編集同人のみによる投票で、〈芸術的に最も優れた映画〉〈娯楽的に最も優れた映画〉の2部門(外国映画部門のみ)でしたが、1926年(大正15年)、日本映画の水準が上がったのを機に、現在と同様〈日本映画〉〈外国映画〉の2部門に分けたベスト・テンに変わりました。戦争による中断があったものの、大正年間から継続的にベスト・テンは選出され続けており、2019年度のベスト・テンで 93回を数えます。


キネマ旬報ベスト・テンの特徴としては──
■世界的にみても、非常に長い歴史を持つ映画賞(今回で93回を数える。ちなみに、アメリカのアカデミー賞は2019年で第92回となる)であること。
■ベスト・テンという形で、その年を代表する「日本映画」「外国映画」「文化映画」を10本、さらに「日本映画」と「外国映画」には読者選出部門を設け、それぞれの10本を挙げるほか、「日本映画監督賞」「外国映画監督賞」「日本映画脚本賞」「日本映画主演女優賞」「日本映画主演男優賞」「日本映画助演女優賞」「日本映画助演男優賞」「日本映画新人女優賞」「日本映画新人男優賞」「読者選出日本映画監督賞」「読者選出外国映画監督賞」「キネマ旬報読者賞」と、その年の称賛すべき作品・映画人を多面的に選び出していること。
■ベスト・テン及び各賞の選考者は、映画を多く見ている者に厳しく限定され、しかも選考者数が多く(2019年度はのべ120名以上)、さらにその年齢・所属の幅(映画評論家、ジャーナリストなど)も広いことから、当年の映画界の実勢を反映する、最も中立的で信頼に足る映画賞という評価を受けていること。
以上が挙げられます。

【過去のキネマ旬報ベストテン記事】
2008年第82回(2009.2.19)
2009年第83回(2010.1.16)
2010年第84回(2011.2.21)
2012年第86回(2013.1.13)
2013年第87回(2014年1月10日掲載)
2016年第90回(2017年1月13日掲載)
2017年第91回(2018年1月13日掲載)
2018年第92回(2019年2月6日掲載)

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◎近鉄の新型特急「ひのとり」試乗 快適さで新幹線に対抗
https://www.asahi.com/articles/ASN254RS0N25OIPE00F.html?iref=comtop_list_nat_n04
↓(朝日新聞デジタル)
近鉄が3月14日から近鉄名古屋―大阪難波間で運行を始める新型特急「ひのとり」の報道関係者向け試乗会が5日にあった。赤い流線形デザインで力強さと華やかさを表現し、座席の快適性を高めたのが特徴という。
 近鉄名古屋(名古屋市)―伊勢若松(三重県鈴鹿市)間を走行した。国内で初めて全席に「バックシェル型」座席を導入。リクライニング時に座席が前にスライドし、後ろの客が窮屈にならない。座席の前後の間隔は「レギュラー車両」でも新幹線のグリーン車並みという。先頭と最後部の「プレミアム車両」は3列シートで、床を高くして眺望が楽しめる。空気清浄機を全車に設けた。
 近鉄名古屋―大阪難波間を平均2時間5分で結ぶ。運賃と特急料金に加え、100~900円の特別料金がかかる。同社によると、名阪特急の輸送人員は1990年のピーク時から約3割減った。新幹線にない「くつろぎ」を売りに利用者を呼び込む狙いだ。
 近鉄の湖東幸弘・企画統括部副統括部長は「ゆったりとした居住空間で、それぞれの過ごし方をしてほしい。難波直結なので名古屋からは京セラドームやユニバーサル・スタジオ・ジャパンなどへ行くのに非常に便利。ぜひお乗り頂きたい」と話した。

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