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試写会「あの日、欲望の大地で」 [映画]

9月4日(金)     昨日は、朝9時より4時間テニスをし、昼食後少し昼寝し、夕方から朝日生命ホールでの標題の試写会へ行って来ました。

この映画のキャッチフレーズは、2大アカデミー女優が「バベル」「21グラム」の脚本家と挑む愛と宿命の物語。激しい愛ゆえにおかした過ち、その深い闇からの再生を、時を越えて描き出す感動のドラマ。
この映画は、現在と過去が何度も交互に出てくるので、最初は分かり辛く、煩わしかったですね。
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●「あの日、欲望の大地で」 The Burning Plain

2008/アメリカ/英語・スペイン語/106分
配給:東北新社
日本公開:2009年9月26日
監督・脚本:ギジェルモ・アリアガ

【キャスト】
・シルヴィア(シャーリーズ・セロン)高級レストランマネージャー。仮名である。
・ジーナ(キム・ベイシンガー)マリアーナの母。乳癌克服後、隣町のメキシコ移民と不倫
・マリアーナ(ジェニファー・ローレンス=新人)シルヴィアの少女時代。ジーナの娘
・ジョン(ジョン・コーベット)レストランのシェフ。シルヴィアと不倫
・ニック(ヨアキム・デ・アルメイダ)ジーナの不倫相手
・サンディアゴ(ダニー・ピノ)ニックの息子。父の不倫相手の娘に近づく
・カルロス(ホセ・マリア・ヤスピク)サンディアゴの親友
・少年時代のサンティアゴ(J.D.パルド)マリアーナに恋する
・ロバート(ブレット・カレン)ジーナの夫
・マリア(テッサ・イア)サンディアゴの娘=???の娘

【ストーリー】 青文字は過去を表します

最初の画面は、ニューメキシコの大地でトレーラーハウスが爆発炎上している映像。
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米ポートランドの朝、自宅で行きずりの男と一夜を共にしたシルヴィアは、「起きて」と言って裸でベットから起き、窓から外を眺める。ちょうど通学の子供と親が歩いていた。親は子供の目を覆い隠す。家の前に秘書(親友)が車で迎えに来て一緒に勤務先のレストランへ向かう。この車を髭の男が車で後をつける。

シルヴィアはレストランでは、テキパキと仕事する。今日もお客に特別なワインをすすめる。シルヴィアは女店員に「タバコ吸っている人いるよ」と注意して、外へ出る。海岸へ行きタバコを吸い、自分の太腿を傷つける。岸壁から波を眺めならが、物思いに耽る。
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ワインを注文した客がシルヴィアを誘う。シルヴィアは「客とはデートしない」と断る。この様子をシェフのジョンが眺めている。シルヴィアは今日も男を連れ込んでいる。髭の男が遠くから眺める。

ニューメキシコの火災現場で、ニックの息子達が言う。セックスの最中に火事。二人はくっついていた。互いの町の中間点で父と女が逢っていた。オヤジは火の中で何を考えたか。ママと兄達が喧嘩する。葬儀の時、遠くからある家族が眺めている。その家族は、「女房を奪いやがって」と叫んで車で去っていく。

メキシコのある地方飛行場で、サンディアゴは娘に「マリア、パパは仕事が入った」という。サンディアゴと仲間のカルロスはマリアも乗せて飛び立つ。そして農場に着陸する。農薬散布の依頼である。サンディアゴが先に散布することになり飛び立つ。マリアは小屋の中から眺める。

ニューメキシコの町の中間点、女(ジーナ)が車で駆けつける、「遅れてすみません」。男(ニック)の車に乗り込みキスする。ニック「従兄弟がトレーラーハウス」を貸してくれる。人里離れた場所だ」といい向かう。そして、トレーラーハウスの中に入り、激しいベットシーンを演じる。 自宅ではマリアーナが料理中に、「ただいま、スーパーが混んでいた」と言いながらママ(ジーナ)が帰ってくる。

レストランでは、ジョンがシルヴィアに「夕べ、どこに行った。誰といたか」と詮索する。シルヴィア「奥さんと別れてから言って」。シルヴィアが迎えにきた男の車に乗って帰っていく。ジョンは車で後をつける。展望駐車場で止まっている車に、ジョンは近づき男と喧嘩する。その様子を髭の男が遠くから眺めている。雨でずぶ濡れになったシルヴィアに、髭の男が車で近づき、シルヴィアを家に送る。その時自己紹介し、男はカルロスと名乗る。

ジーナの葬儀の後を、ニックの息子・サンティアゴが車でつける。そして、マリアーナが家から出てきた後をつける。マリアーナはミニマートへ入る。そこで声を掛ける。「やあ、僕を知ってる?争う積りはない」「君のママと僕のパパの件で話したい」「また、会える」。マリアーナは頷く

マリアの父の飛行機が畑に墜落。マリアは父の元に駆け寄る。

ロバートが自宅に帰ってくる。ジーナ「夕方出かけるわ」、ロバート「俺も一緒に行くよ」、そこへ子供達が学校から帰ってくる。(ジーナは密かにニックへ電話)。ロバートとジーナは子供4人を乗せて、スーパーへ買物に行く。ジーナは生地を取りに行くと言って、一人で車を運転して去る。実は、ニックと逢引していたのである。スーパーの駐車場で待っている家族の元へ、ジーナは戻ってくる。「注文した生地がなくて」という。マリアーナは不自然さに気付いたそぶり。

シルヴィアはカルロスへ寄っていくと誘う。濡れた服を着替え、わざと前をはだけて、カルロスを誘い、キスしようとする。カルロス「よせ」、シルヴィア「なぜ、私が嫌い」。カルロスは、何もしないで帰っていく。

サンティアゴがマリアーナに会う為、窓辺に忍び込む。マリアーナ「パパに見つかるわ。風車の所で待ってて」、マリアーナは自転車で待合場所へ行き、「なぜ私に近づくの」。君は母親似?彼方はパパ似?ゴムパチンコで鳥を撃って、BBQする。マリアーナ「私はママ好きだけど、嫌いだった」。熱くて触れない焼き鳥をマリアーナが取ってやる。
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サンディアゴが運び込まれた病院。マリアとカルロスが控えている。医師「君がカルロス?話したいと」、カルロスが一人で病室へ入っていく。マリアは外から心配そうに眺めている。その後、カルロスはマリアを自宅へ連れ帰り説得する。マリア「そんな女の所に行かない」、カルロス「母だぞ」。旅先のドライブインで、マリア「ママ知ってる?」カルロス「僕は知らない」、マリア「会いたくない」、カルロス「パパの望みだ」

トレーラーハウス内、ジーナ「胸は止めて」、ニック「トレーラーが綺麗になった」、ジーナは胸をはだける。乳癌の跡が残っていた。ニックは、その傷にキスをする。
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朝、母に見送られて、マリアーナは他の子供達と登校する。マリアーナは宿題を忘れたと嘘を言って、一人で家に戻る。母・ジーナは車で出かける。マリアーナは自転車で車を追う。ジーナがトレーラハウスへ入るのを見届ける。

(これからネタバレします。まだ映画観てない人は読まないでね)
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(ネタバレします)

カルロスがシルヴィアの後を追い、「マリアーナに話がある」「サンティアゴが君を捜している」「君の娘だ」といって写真を見せる。シルヴィア「ほっといて」と叫んで、自室にこもる。シルヴィア=マリアーナは、赤ちゃんの写真を眺めて、涙ぐむ。

マリアーナはサンティアゴに「今夜パパが出張なので、迎えに来て」という。夜の草原で焚き火する。マリアーナは、傷跡を残す提案し、自らの腕を火傷させる。彼の腕にも火傷をつけ、一緒に自宅へ帰る。サンティアゴ「一緒に寝ていい?」、マリアーナ「妹が目覚めるよ」、パパの寝室へ入る。「ママは何を着ていた」「スリップ」「着てみな」「本当に何もしない」といい、マリアーナはスリップを着て、パパのベットに横たわる。「火傷痛む?」「触らない約束よ」二人は抱擁しキスする

レストラン、シルヴィアはジョンを誘って外へ出る。シルヴィア「私が好き?ここから、直ぐに連れ出して」、ジョン「考えさせてくれ」。シルヴィアが帰宅途中、カルロスと娘マリアが待ち伏せしていた。シルヴィア(=マリアーナ)は娘に会わずに逃げた。

夜遅くママ(ジーナ)が帰宅。家族は夕食をせず待っていた。マリアーナは「何していた」と詰問する。ジーナ「詮索は止めて」。ジーナは密かにニックへ電話する「スーパーに来て」。スーパーでニックとジーナは会い、ジーナ「続けられない」、ニック「トレーラーで待っている」 マリアーナは、一人で誰もいないトレーラーに入り、部屋を観察する。 夫ロバートは、ジーナとセックスを試みるが、失敗し謝る。
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シルヴィアは思い直して、娘に会う覚悟ができ、親友の女性と一緒に、カルロスと娘の捜索活動をする。シルヴィアは彼女に生後2日で別れた(逃げた)ことを話す。

サンディアゴが帰宅すると、マリアーナが来ていた。親戚は気を利かせて二人だけにした。「何しに来た」「両親の部屋を見せて」「夫婦仲良かった?」「そこそこ」、二人はベットイン。

ジーナはまたトレーラーへ行き、ニックと情事に励む。マリアーナはこの情景を窓から覗く。

シルヴィアらは、ドライブインにいる二人を捜し出し、娘に会いたいと部屋へ行くが締め出される。シルヴィアらは向かいの部屋をとって見張る。翌朝気づくとカルロスが車の準備をしていたので、シルヴィアは娘の部屋へ駆け込む。娘と二人きりになったシルヴィアは「逃げてゴメン」「英語わかる」、マリア「頷く」、シルヴィア「忘れたことないわ。お父さんに似ている」。マリア「パパは病院にいる」「農薬散布のパイロットを知らなかったの?」。カルロスはマリアに「パパは彼女をメキシコへ連れて来て」と告げた。

マリアーナは、ある日誰もいないトレーラーへ行き、ガスの栓を緩める。夜、寝る時、ママは妹に祈るように言う。マリアーナは「お祈りでは間違いは直せない」という。

サンティアゴは兄らに「この前来た女とやったのか。恥の上塗りだ」と言われ、母からも家族を裏切り、父よりも悪いと罵られ、「出て行け」と言われる。

マリアーナの家に投げぶみが放り込まれる。その手紙を最初に見た父は怒って、マリアーナを殴る。そして父は車で飛び出す。マリアーナはサンティアゴへ電話し、父がそっちへ向かったことを告げ、「私と逃げて」という。

シルヴィア、マリア、カルロスの3人は、メキシコの病院に向かう。

トレーラー内ではニックとジーナがベットの中。ジーナ「胸の整形手術をしたい」といい、情交する。マリアーナは導火線に火をつける。火がトレーラーの方に進んでいく。マリアーナは心の中で「出て来て、ママ」と叫ぶ。その時、大爆発とともに一瞬にしてトレーラーは火に覆われる。

病院、医師がカルロスとマリアに、感染症が出ているので、足の切断も覚悟という。医師は病室から出てと促す。シルヴィアは「もう少し待って」といい、患者に近づく。「私にも貴方が必要よ。ずーと、自分が怖かった。貴方の父と母を、私が殺した。なぜ、私を呼び戻したの?」

父・ロバートは途中で、サンディアゴの車とすれ違う。父はそれを咎めない。

一旦、サンディアゴの自宅へ戻り、シルヴィアは寝る準備をする。マリアは、シルヴィアの腕の火傷を見つけ、父も同じ場所にあるという。マリアはシルヴィアに「ここで暮らす?又出て行く?」という。サンディゴの寝室にはシルヴィアの若い時の写真が飾られていた。

車で逃走中のサンディアゴとマリアーナ。マリアーナ「妊娠したの」、サンディアゴ「メキシコで暮らそう」、マリアーナ「無理よ」

病院、医師より感染症は治ったので、切断は避けられたと告げられる。マリアはシルヴィアに「一緒に来る?」

マリアーナは、ある朝、寝ているサンディアゴと赤ちゃんを置いて立ち去る。

マリアがもう一度、「一緒に来る?」と促す。そしてマリアとシルヴィアは二人で病室に消える。

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12年後の母子の再会である。マリアは8年生であり、日本の中一~中二に相当する。

シルヴィア役のシャーリーズ・セロンとジーナ役のキム・ベイシンガーの体当たり熱演が光りましたね。また新人のジェニファー・ローレンスも好演技でしたね。
女性のいろんな生き様を描いていますので、女性必見の映画だと推奨いたします。

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●昨日(9/3)の阪神タイガース

回 数:123・456・789・・・・・計・・・・・(安打)
ヤクルト:000・111・010・・・・・4・・・・・(7)
阪 神:000・100・010・・・・・2・・・・・(11)

【本塁打】ガイエル22号ソロ(6回、久保)

●久保:6回、6安打、3三振、2四球、3失点(7勝7敗)
・金村暁:1回、無安打、2三振、無四球、無失点
・江草:1回、1安打、2三振、3四球、1失点・・・・・ミスター押出し
・筒井:1回、無安打、無三振、無四球、無失点○石川:9回、11安打、4三振、3四球、2失点(10勝6敗)

※中継テレビを観ていませんので、コメント省略します。
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