5月1日(木)  昨夜は、朝日生命ホールで「ひぐらしのなく頃に」という試写会へ行ってきました。あまり期待せずに見たのですが、ストーリー展開に引き込まれましたね。

この映画の元は、PCゲームソフトからで、コミック掲載、TVアニメ化、小説化、PS2化とヒットしました。映画は妖気が漂うものでした。若手俳優は、誰も私は知りませんでしたね。
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●ひぐらしのく頃に
2008年/日本/106分
原作:竜騎士±07/th Expansion
監督・脚本:及川 中
配給:ファントム・フィルム

(キャスト)
前原圭一(前田公輝)雛見沢分校へ東京より転校してきた中学生
竜宮レナ(松山愛里)分校の仲間
園崎魅音(飛鳥 凛)分校の仲間
北條沙都子(小野恵令奈AKB48)分校の年下の仲間
古手梨花(あいか)分校の仲間、巫女

大石蔵人(杉本哲太)興宮署の刑事
富竹ジロウ(谷口賢志)カメラマン、よそ者
鷹野三四(川原亜矢子)入江診療所の看護婦
入江京介(田中幸太朗)診療所の所長
知恵留美子(三輪ひとみ)分校の先生
前原伊知郎(米山善吉)圭一の父、画家。創作専念の為、村へ転居
前原藍子(星ようこ)
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(ストーリー)

圭一は、バスに乗って雛見沢バス停へ降り立つ。そこには公衆電話ボックスだけの寂しい山間部落である。人口2000人で、雪深く誰も村から出て行かない小さな村である。

昭和58年5月12日
圭一は初めて分校へ登校する。知恵先生の跡について階段を上がる。スローモーション描写であるので、今後の不思議な展開を暗示している。

先生が教室の戸を開けると、黒板消しが落下する悪戯、誰がやったか聞いても、知らないという返事。最初に圭一に声を掛けたのは、クラス委員長の園崎であった。

1ヵ月後。
魅音とレナの二人が圭一に村の案内をする。沼の鬼の祠、鬼が淵、神社など。神社では「ちゃんとオヤシロさまに御参りしないと罰が当る」と圭一は言われる。来週、村のお祭りがあることを知らされる。
そこに梨花と沙都子も合流し、女4人揃う。梨花は神社の巫女であることも圭一は知る。祭具殿の前で、絶対覗くな。祟りがあると、圭一は警告される。
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魅音らが帰り、圭一とレナの二人は、宝の山へ来る。ここはゴミ捨て場であり、元ダムの工事現場であった。工事が中止になり、現在ゴミ捨て場となっていた。レナが何か宝探ししている時、カメラを持った男が現れた。

その男は、カメラマンであり、4年前ここでバラバラ殺人事件があり、まだ腕1本見つかっていない。レナの親は鬼が淵死守同盟のリーダーであったことを、圭一はカメラマンの富竹から聞く。

そこへ、レナが斧を持って戻ってくる。斧を振り下ろした所より、テディーベアーが出てきて、レナは嬉しそうに抱きかかえる。圭一はレナに「ここで殺人事件あったこと知ってるか」と聴くが「知らない」という返事。(現場に小此木造園の車が通りかかる)。

6月13日。
教室で圭一は、悟史という名前が書かれているのを見つけ、仲間に聞くが「転校したの」という返事であった。

診療所では、鷹野看護婦が、お先にと言って帰り仕度する。デートらしくピアスもつける。

圭一は魅音に連れられて、池(鬼が淵)で釣をする。大物をバラした後、池の向こうを見ると、鷹野看護婦が歩いている。鷹野は事件のスクラップ帳を手にしている。圭一と魅音は鷹野の所へ行く。鷹野は圭一に、「先日、お父さんが来て、モデルを頼まれた」という。

6月19日。村祭の夜。
圭一は魅音、レナ達と夜店を見て回る。射的に挑戦し負けた、圭一は罰として、顔にマジックを塗られる。顔を拭いてから彼女らと巫女の舞を見る。巫女はもちろん梨花でる。この舞は、オヤシロさまへ奉納する綿流しの儀式というものである。
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途中、圭一は我慢できなくなりトイレへ行く。用を足して、ふと見ると、カメラマンの富竹が祭具殿へ入って行く。圭一は後をつける。祭具殿の中には、鷹野もすでに入っていて、写真を撮るよう指示している。(祭具というが、処刑道具のような物が沢山ある)。

圭一が覗いているのを二人にみつかる。二人から綿流しの謂われを聞く。(昔、人間をこの道具でバラバラにし、年に一人を殺していた)。4年前、ダム現場監督が殺された。梨花の親のこと、沙都子の兄、悟史のこと。ダム建設協力者がオヤシロの祟りに合うこと、事件を研究している事などを、圭一は二人から聞く。その日が今晩なんだ。
そこへ、魅音とレナが迎えに来て、鷹野と富竹のデートの邪魔といって、圭一を連れ帰る。

(ここからネタバレします。これから映画観る人は読まないでね)
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(ネタバレします)

6月20日。
分校では、圭一は先生に呼び出され、大石刑事と会う。そして刑事より衝撃的な知らせを聞く。富竹が昨夜、亡くなった。咽喉を爪で掻き毟って。鷹野三四も昨夜より行方不明。刑事は最悪、村ごと怪しいと、去年悟史は行方不明になった事を話し、圭一に口外しない方が良いと忠告する。

教室に戻った圭一に、彼女らは「圭ちゃん、知恵先生と何話した」と聴いてくる。圭一は、風邪かも、もう帰るといい教室を出る。追ってきたレナは、赤い傘を持って、「昼休み、何の話していた」と詰問する。圭一は「悟史は、どこへ行ったの」と逆に詰問する。「悟史のことを圭一に隠していた」「圭一君も皆に隠していることある」(祭具殿を覗いた事)。その時、レナの態度が豹変し、目の色が変わり、圭一を恐喝し、引き返す。

早退した圭一は、寝室でうなされる。夕方起きて大石刑事に電話する。刑事は協力してほしいと言う。そして園崎に注意という。また竜宮レナの家族は村を出て茨城へ行ったが、茨城の学校で事件を起こし、また村へ戻って来たので、二人を見張るよう刑事に言われる。「俺に二人をスパイせよと言うのか」と圭一は電話口で叫ぶ。

電話を終えて階下へ行くと、父が「レナちゃんが来たので、2階へ上げた。合わなかったか」という。物陰からレナの顔が覗く。(恐怖の予感)

6月21日。
圭一は、診療所へ行き、入江医師に診てもらう。入江は「鷹野さんの事何かご存知」と聴く。体調に変化あれば私へ、と言って圭一を帰す。(医師は怪しげな雰囲気が漂う)。

興宮駅の喫茶店で、圭一は大石刑事と合う。焼死体が見つかった。鷹野さんかも(焼死体にピアス)。富竹は祟りでなく、注射の跡があった、と刑事は話す。祭具殿へ入ることは村人は許さない。もう一人入ったという情報があると。(大石刑事も大切な人を失っているのだ)。

圭一が自宅へ戻ると、両親はいない。東京へ行くと置手紙があった。魅音とレナが圭一の見舞いに来る。興宮駅で見たといい。レナの作ったおはぎを差し入れる。明日登校したとき、どれがレナが作ったかというクイズを残して二人は帰る。夜、圭一は、3つのおはぎの一つを口の中に入れる。すると激痛が走り、吐き出す。針が入っていたのだ。

6月22日。
分校の放課後、圭一は一人教室に残る。悟史のバットを振り回す。魅音が戻ってくる。「この村の人は狂っている。何も悪い事をしていない。祭具殿へ忍び込んだ事を知っている」と圭一は喚く。「お前は、本当に魅音なのか」と叫ぶ。

自宅へ戻った圭一は、留守電伝言を聴く。大石刑事からは焼死体は綿流しの前との鑑定、両親の声もあるが、途中から雑音・奇妙な声が聞こえる。

圭一は妄想に苦しむ。その時、玄関のチャイムが鳴る。圭一は錯乱状態。魅音とレナが外からガラス戸を叩く。玄関の鎖をナタで切ろうとする。圭一は戸を抑えると、レナの手を挟む。
ナタとテディベアを持ったレナに圭一は追われ逃げる。野道では村人らに追われ、神社の階段を逃げて上がる。神社の前まで追い詰められ、「もうお終いね」

ここで、圭一は目をさます。汗びっしょりな圭一を見て、魅音とレナは服を脱がしながら「圭ちゃんは、どんな恐い夢を見たの」と笑う。夢だったのかと思ったのも束の間、圭一はレナの手の傷を発見する(さっきのは、夢ではなかった)。「まさか、お前ら両親を」と叫ぶ。「おはぎの罰ゲームが、あの夢か」圭一は完全に錯乱状態になる。

しばらくして、二人の彼女は血だらけになって倒れている(バットで撲殺したのであろうか)。圭一は叫んで姿を消す。前原家には救急車や警察官が現場検証している。なぜか小此木造園の車が通りかかる。大石刑事は時計の裏にあった封筒を見つけポケットへしまう。入江医師も入ってきて、圭一君の行方は、と刑事に聞く。

警察署にいる大石刑事の所へ、血だらけの圭一が電話ボックスから電話する。「やっと分かったよ。ごめんなさい」と言って、電話は不通になり、圭一は電話ボックスの前で大の字で倒れたままになる。(多分、死亡したのであろうか)

大石刑事が中心になって警察署では捜査会議をしている。時計の裏にあった圭一が書いたと思われる血の付いた手紙が披露される。園崎と竜宮を殺す。この手紙と一緒に、注射器ではなく、マジックが入っていた。

最後の場面は、圭一が診療所のベットに横たわり、入江医師が診察している。心拍数は次第に下がっていく。カーテンの向こうに鷹野看護婦の姿が映る。

この結末は、何の事だろうか。全く分からない終わり方である。(単純な考えでは、圭一が錯乱して二人を撲殺し、自分も祟りで死ぬ。しかし、圭一が死んだとすれば、誰が殺したのか。)

エンディングロールの一番最後に、完結編ただいま企画中という文字がでる。
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