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「自然の記録シリーズ第5集」発行、野球殿堂入り、全豪オープン準々決勝 [特殊切手]

1月22日(水)   日本郵便㈱は、科学的な観点で自然由来のものが描かれた写生画などを題材とした、特殊切手「自然の記録シリーズ第5集」を本日発行します。
 第5集は、水生生物の図譜を取り上げます。

    自然シート.jpg

◎自然の記録シリーズ 第5集
発行日:令和7年(2025)1月22日(水)
料額・種類:110円×10種類(シール式)
シート構成:10枚(縦2×横5)
シート余白:ハマチ
売価:1,100円(シート単位の販売)
所蔵元:高松松平家歴史資料 香川県立ミュージアム保管
助言・監修:五十嵐 公一
切手デザイン:星山 理佳
版式刷色:オフセット6色
発行枚数:2,000万枚(200万シート)
銘版:カルトール

【切手のデザインについて】
<「 衆鱗図」について>
衆鱗図は、高松藩 5 代藩主 松平 頼恭(1711~1771)の命により編纂された水生生物の図譜です。
折本状に仕立てた台紙の表裏に、水生生物を描いた 723 図が 4 帖に分けて貼られています。
その見所は驚くほど精密な描写です。胡粉を用いて体表の立体感を出す工夫をし、絵具の他に金箔、銀
箔、漆などを使って光沢までも表現しています。また、水生生物の図を描いたのち、輪郭線に沿って緻密に切り抜いて台紙に貼り付けるという表現方法も、衆鱗図の大きな特徴です。作者は特定されていませんが、複数の絵師によって描かれたとみられています。

↓(1)鯛(たい)
自然1.jpg
↑衆鱗図にはオスとメスのマダイが収録されていますが、このマダイはオスです。付札にも「鯛 牡」
とあります。マダイのオスはメスに比べると、黒いのが特徴です。このマダイも顔の部分が黒く描かれ
ています。

↓(2)小鷹羽(こたかのは)
自然2.jpg
↑付札に「小鷹羽」とありますが、これはハタタテダイです。長く伸びた背びれ、白地の体に大きく太
い 2 本の黒色帯があるのが特徴です。背びれの後半と胸びれ、尾びれは黄色です。観賞魚として人気のある魚です。

↓(3)鱆(たこ)
自然3.jpg
↑付札に「鱆」とあります。これはマダコ(真蛸)です。日本で「タコ」といえば、この真蛸を指すよ
うです。吸盤をさまざまな角度から描いていて、図譜としての性格がよく出ている図だといえます。

↓(4)カザミ
自然4.jpg
↑付札に「カザミ」とありますが、ガザミです。ワタリガニとも呼ばれます。大型の食用ガニですが、
最近は漁獲量が減少しています。体に白い水玉模様があるのが特徴です。泳ぐのに適した遊泳脚が
描かれています。

↓(5)ハンド海月(く ら げ)
自然5.jpg
↑付札に「ハンド海月」とありますが、これは食用のビゼンクラゲです。備前が名産地だったことから、このように呼ばれるようになったようです。傘の内側や口腕、口腕付属器などが分かるような視
点で描かれています。

↓(6)うきゝ
自然6.jpg
↑付札に「うきゝ(浮木)」とありますが、マンボウのことです。日本ではウオノタユウなど、さまざまな名前で呼ばれてきました。側面から見ると円盤形、正面から見ると紡錘形をしています。後方にあるひれは尾びれではなく背びれと尾びれの一部が変形した舵びれです。

↓(7)志まはぎ
自然7.jpg
↑付札に「志まはぎ」とありますが、これはキンチャクダイの成魚です。幼魚と成魚で体の色が変わります。鑑賞魚として飼育されています。

↓(8)上:札名なし 下:札名なし
自然8.jpg
↑付札に文字が記されていませんが、上に小さく描かれているのはモヨウフグで、下に描かれているの
はハリセンボンです。ハリセンボンはフグの仲間です。このモヨウフグは幼魚のようです。

↓(9)ランチウ
自然9.jpg
↑付札に「ランチウ ムヒレ」とあります。キンギョの一品種、ランチュウです。背びれがないのが特徴です。江戸時代から人気のあるキンギョであり、品評会も開かれていました。現在でも盛んに品評会が開かれています。

↓(10)蓑笠子(みのかさご)
自然10.jpg
↑付札に「蓑笠子」とあります。ミノカサゴです。ひれが蓑のように見えることから、この名がありま
す。ひれの棘には毒があり、刺されると激痛を伴い、患部は腫れ、めまいを起こすこともあります。ひ
れを大きく広げた姿で描かれています。

余白:ハマチ
シート左上の余白に配したのはハマチです。衆鱗図では、この図に「ハマチ」と書かれた付札があります。ハマチは成長するごとに何度も名前が変わる出世魚であり、大きくなるとブリと呼ばれます。
縁起の良い魚と言われています。

【過去の自然の記録シリーズのブログ記事】
第1集:2021年1月22日掲載:植物精密画
第2集:2022年1月24日掲載:鳥の図譜
第3集:2023年1月18日掲載:本草図譜(果物・野菜)
第4集:2024年1月24日掲載:本草図説(動物)
・第5集:2025年1月22日掲載:水生生物の図譜

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◎野球殿堂にイチロー氏 岩瀬仁紀氏 掛布雅之氏など4人【詳報】の抜粋
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250116/k10014694771000.html
 野球界の発展に大きな功績を残した人をたたえる「野球殿堂」に、日米の球界で数々の偉業を成し遂げたイチロー氏や、中日で前人未到の通算1000試合登板を達成した岩瀬仁紀氏、それに阪神で活躍し「ミスタータイガース」の愛称で親しまれる掛布雅之氏などが新たに加わりました。
 新たに野球殿堂入りしたのは、競技者表彰と特別表彰のあわせて4人で16日、東京 文京区の野球殿堂博物館で行われた式典で発表されました。

 競技者表彰のうち、引退から5年以上が経過し、現役時代の功績が大きかった選手が対象となる「プレーヤー表彰」では
▽日米で数々の偉業を成し遂げたイチロー氏と
▽中日の抑えとして長年活躍した岩瀬氏が選ばれました。

 このうちイチロー氏は、プロ野球・オリックスで1994年にプロ野球史上初のシーズン200本安打を達成し、この年から7年連続で首位打者に輝きました。
 その後、大リーグ・マリナーズに移籍し、デビューした2001年に新人王とMVP=最優秀選手を同時に受賞したほか、10年連続でシーズン200本安打をマークし2004年には、いまも破られていない262本のシーズン最多安打記録を打ち立てました。
 大リーグ通算3089安打、日米通算では4367安打を積み重ねアメリカ野球殿堂入りの候補者にも選ばれています。

 岩瀬氏は、リリーフとして中日ひと筋で20年にわたってチームを支え▽最多セーブ5回▽最優秀中継ぎに3回輝くなど数々のタイトルを獲得しました。
 通算1002試合登板と通算セーブの「407」は、いまもプロ野球記録となっています。

 また、プロ野球の指導者経験がある人や、引退から21年以上経過した人が対象の「エキスパート表彰」には、阪神の主軸としてホームラン王を3回獲得し「ミスタータイガース」の愛称で親しまれる掛布氏が選ばれました。

 一方、幅広く野球の発展に貢献した人をたたえる特別表彰には、プロ野球の審判員として歴代2位となる3775試合に出場するなど審判技術向上に貢献した富澤宏哉氏が選ばれました。

【式典後の会見】
 掛布雅之氏は式典のあとの記者会見で「まさかこういう記者会見をすることを考えていなかったので自分でもびっくりしている」と率直な気持ちを話しました。
 長年、阪神の4番を務めた掛布氏が考える4番のあり方について聞かれると、「田淵幸一さんが西武へのトレードが決まったときに電話で『俺のように途中で縦じまのユニフォームを脱ぐことになってはだめだぞ。最後まで縦じまのユニフォームを着て4番を打てよ』と言われたことが、いまでも心に残っている。私にとって阪神の4番像は田淵幸一で、勝ちではなく負けを背負って戦う姿を見て4番とはこうでなくてはいけないと思った」と当時のエピソードを交えながら4番への思いを話しました。
 そして、思い出に残っている試合については「皆さんは“バックスクリーン3連発”と思うかもしれないが、入団4年目の開幕戦で第1打席に満塁ホームランを打ったことだ。3年目で打率3割をクリアして僕を取り巻く環境が変わって野球の怖さを感じだしていた。ヤクルトの松岡弘さんのインコースのストレートをライトスタンドにたたき込んだのがいまでも思い出される」と振り返っていました。その上で「阪神タイガースというチームにお世話になって一緒に戦ったチームメートや球団のサポート、強烈な声援を送ってくれたファンの方、そういったものがなければ、この場に私はいない。改めてプロ野球界すべて、特に阪神と阪神ファンに感謝したい」と球団やファンヘの感謝を口にしていました。

  野球殿堂入り.jpg

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◎全豪オープンテニス・準々決勝

【女子シングルス】
P.バドサ     7-5,6-4     ③C.ガウフ

A.サバレンカ  6-2,2-6,6-3  ㉗A.パブリュチェンコワ

【男子シングルス】
A.ズベレフ  7-6,7-6,2-6,6-1  ⑫T.ポール

N.ジョコビッチ  4-6,6-4,6-3,6-4  ③C.アルカラス

★ジョコビッチ 逆転勝ちで四大大会50度目の4強、世界3位との大一番制し全豪OP準決勝へ<男子テニス>
https://news.yahoo.co.jp/articles/cdb05e547cbadf1f9e2167181ac56617b237b92f
 テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は21日、男子シングルス準々決勝が行われ、第7シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第3シードのC・アルカラス(スペイン)を4-6, 6-4, 6-3, 6-4の逆転で破り3年連続12度目の準決勝進出を果たすとともに、四大大会で50度目の4強入りを飾った。
 37歳で世界ランク7位のジョコビッチが同大会に出場するのは3年連続20度目。過去10度の優勝を誇っている。
 ジョコビッチは大台となるツアー100度目のタイトル獲得と、四大大会で男女を通じて歴代単独1位となる25度目の優勝を狙い今大会を迎えると、1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク107位のN・バサバレディ(アメリカ)、2回戦で予選勝者で同125位のJ・ファリア(ポルトガル)、3回戦で第26シードのT・マハツ(チェコ)、4回戦で第24シードのJ・レヘチカ(チェコ)を下しベスト8進出を果たした。
 21歳で世界ランク3位のアルカラスとの大一番となった準々決勝の第1セット、両者1度ずつブレークを奪い合い迎えた第9ゲームでジョコビッチは2度目のブレークを許すと、このゲームの直後、左脚の治療のためメディカルタイムアウトを取得。試合再開後、ジョコビッチは第10ゲームをアルカラスにキープされ先行される。
 続く第2セット、このセットも両者1度ずつブレークを奪う展開となったが、第10ゲームでジョコビッチがセットポイントとなるブレークポイントを握ると、最後はリターンエースを決め1セットオールに追いつく。
 第3セット、ジョコビッチは第6ゲームで先にブレークを果たすも第7ゲームでブレークバックを許す。それでも第8ゲームで再びブレークポイントを握ったジョコビッチは、22本のラリーの末にフォアハンドのウィナーを決め2度目のブレークに成功。このセットを獲得し勝利に王手をかける。
 そして第4セット、第1ゲームでブレークのチャンスを迎えたジョコビッチはアルカラスのミスを誘い先にブレークを果たす。その後、ジョコビッチはアルカラスにブレークを与えずキープを続け激闘を制し、同大会では12度目、四大大会では50度目となる4強入りを決めた。
 勝利したジョコビッチは準決勝で、第2シードのA・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。ズベレフは準々決勝で第12シードのT・ポール(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
   全豪2.jpg

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