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51番 石手寺(愛媛県)、みつたけたみこ個展・晴智ありさ個展(大丸梅田店) [四国八十八]

6月12日(水)     柴犬「はな」と行く四国遍路の旅(愛媛編)を連載中です。
  5月14日(火)10時15分、51番札所 石手寺の駐車場に到着。今日は晴天です。
この札所は、四国霊場の中でも最も見所(国宝・重文)の多い寺院です。
    石手寺1.jpg

◎石手寺(いしてじ)
住所:愛媛県松山市石手二丁目9番21号
電話:089-977-0870
https://88shikokuhenro.jp/51ishiteji/
https://nehan.net/
正式名:熊野山 虚空蔵院 石手寺
宗派:真言宗豊山派
本尊:薬師如来
開基:行基菩薩
創建:天平元年(729)
札所:四国八十八箇所第51番

【歴史・由来】
 日本最古といわれる道後温泉の近く。参道が回廊形式となり仲見世のみやげ店が並ぶ。境内は、巡礼者よりも地元のお大師さん信者や観光客が多い霊場である。
 そのもう一つの要因は、境内ほとんどの堂塔が国宝、国の重要文化財に指定されている壮観さで、それに寺宝を常時展示している宝物館を備えており、四国霊場では随一ともいえる文化財の寺院である。まず、一部を簡略にふれておこう。国宝は二王門で、高さ7m、間口は三間、横4m、文保2年(1318)の建立、二層入母屋造り本瓦葺き。重要文化財には本堂をはじめとして、三重塔、鐘楼、五輪塔、訶梨帝母天堂、護摩堂の建造物と、「建長3年」(1251)の銘が刻まれた愛媛県最古の銅鐘がある。
 縁起によると、神亀5年(728)に伊予の豪族、越智玉純が霊夢に二十五菩薩の降臨を見て、この地が霊地であると感得、熊野12社権現を祀ったのを機に鎮護国家の道場を建立し、聖武天皇(在位724〜49)の勅願所となった。翌年の天平元年に行基菩薩が薬師如来像を彫造して本尊に祀って開基し、法相宗の「安養寺」と称した。
 「石手寺」と改称したのは、寛平四年(892)の右衛門三郎再来の説話によるとされる。
鎌倉時代の風格をそなえ、立体的な曼荼羅形式の伽藍配置を現代に伝える名刹である。境内から出土された瓦により、石手寺の前身は680年(白鳳時代)ごろ奈良・法隆寺系列の荘園を基盤として建てられた考証もある。

【境内】
 県道より、渡らずの橋と衛門三郎像の横を過ぎ、仲見世を行くと国宝仁王門に至る。くぐると、右に本殿・納経所、左右に鐘楼があって、その先に阿弥陀堂がある。正面奥に進んで一段高い位置に石段を上ると本堂が建つ。本堂の右に絵馬堂あり、その先に大師堂が並ぶ。本堂大師堂の背後にある山にはマントラ洞窟といわれる洞窟があり、本堂左後方に入口があり大師堂の裏に出口がある。大師堂右側には訶梨帝母天堂(祠)があり、石段を下りるとその右に三重塔が、左に一切経堂、護摩堂、弥勒堂が並ぶ。ここから左奥に入ると宝物館、大講堂がある。

↓手水舎と衛門三郎像
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↓参道が仲見世
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↓仁王門(山門)【国宝】
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↑仁王門 - 三間一戸楼門、入母屋造、本瓦葺き。『伊予古蹟志』に文保2年(1318年)の建立とある。様式的にもその頃の建立とみられ、鎌倉期建築の特徴がよく現れている。上層の回縁の出が大きく、入母屋屋根の反りが高い。組物は上層・下層ともに三手先(みてさき)とし、中備(なかぞなえ)は正面は三間とも本蟇股(ほんかえるまた)、側面は間斗束(けんとづか)とする。

↓木造金剛力士立像【重要文化財】
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↑1240年頃、鎌倉盛期運慶派の特徴を示す。

↓鐘楼(吹放し型)
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↑山門を入って左の鐘は自由に撞ける。

↓愛媛パゴダ
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↑レンガ造りの大きな建物。ビルマの戦没者を祀る。

↓阿弥陀堂
石手寺9・阿弥陀堂.jpg
↑阿弥陀仏を拝観できる。明治以前は札所本尊の薬師如来坐像を祀る本堂。

↓三重塔【重要文化財】
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↑鎌倉時代末期。周りで四国八十八箇所のお砂踏みができる。

↓本堂【重要文化財】
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石手寺12.jpg
↑本瓦葺き、正面側面とも五間、単層入母屋造りの仏堂。鎌倉末期。
本尊・薬師如来坐像。当初は文殊菩薩が本尊、その後は、熊野三所権現を祀る熊野権現社となり現在は薬師堂。毎年、10月下旬に本堂の内拝がある。

↓大師堂
石手寺13・大師堂.jpg
↑本殿秘仏大師像を模したと思われる大きさ姿がそっくりの大師像を眼前で拝顔できる。かつては壁に正岡子規、夏目漱石ら多くの文化人の落書きが記されており、「落書堂」とも呼ばれていたが、壁は第二次大戦中に塗りなおされている。現在でも、白いボードが貼られていて落書きができる。

↓左から、一切経堂、護摩堂【重要文化財】
石手寺14・一切経堂、護摩堂.jpg
↑一切経堂 - 輪蔵と、中国南北朝時代の傳大士(ふだいし497年 – 569年)を祀る。
護摩堂【重要文化財】 室町時代初期。- 不動明王立像と二童子。

↓絵馬堂
石手寺15・絵馬堂.jpg
↑本堂と大師堂の間にあり。

↓韋駄天堂
石手寺16・韋駄天堂.jpg

↓都卒天洞
石手寺17・都卒天洞.jpg

↓弥勒堂
石手寺18・弥勒堂.jpg

↓穴地蔵、鐘楼【重要文化財】
石手寺19・穴地蔵、鐘楼.jpg
↑鐘楼は袴腰造。元弘3年(1333年)の建立(柱墨書による)

↓納経所
石手寺20・納経所.jpg

↓御朱印
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※10時41分、51番 石手寺の駐車場を出発し、52番 太山寺に向いました。

【過去の柴犬「はな」と行く四国遍路の旅(愛媛編)のブログ記事】
2018年8月24日掲載:40番 観自在寺1
2018年8月25日掲載:40番 観自在寺2
2024年5月30日掲載:41番 龍光寺
2024年5月31日掲載:42番 仏木寺
2024年6月1日掲載:43番 明石寺
2024年6月2日掲載:大洲城・伊予灘SA
2024年6月3日掲載:50番 繁多寺
2024年6月4日掲載:49番 浄土寺
2024年6月5日掲載:48番 西林寺
2024年6月6日掲載:47番 八坂寺
2024年6月7日掲載:46番 浄瑠璃寺
2024年6月8日掲載:45番 岩屋寺
2024年6月9日掲載:44番 大宝寺
2024年6月10日掲載:道後温泉1
2024年6月11日掲載:道後温泉2,松山城
・2024年6月12日掲載:51番 石手寺

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 先日、大丸梅田店のアートギャラリーに立ち寄りましたので紹介します。
↓会場風景
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◎みつたけ たみこ 個展凪のうたごえ
期間:2024年6月5日(水)~6月18日(火)
会場:大丸梅田店11階 アートギャラリーうめだ
https://www.daimaru.co.jp/umedamise/artgallery/
https://www.instagram.com/p/C73p_tLytSX/?img_index=5
 日々いろんな感情が交差し、私たちはその雑踏に揉まれながら過ごしています。作品の世界では凪でいたいと思っています。穏やかで、それでいて優しい歌声がどこからともなく聞こえてくる。でもその歌声は少し切なく、そして甘い。心にしまい込んだ感情を吐き出せた時にようやく自分や周りと向き合える。そんな世界を感じ取れるような表現ができたらと思っています。
 動物にも私たちと同じように魂や感情がある。花も心や魂と同じように咲いたり枯れたり、移り変わる。
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【略歴】
大阪府在住。大阪総合デザイン専門学校グラフィックデザイン学科絵本専攻。アクリル絵具を使用し、暖かな灯り・光をテーマに制作。
共存、共鳴。通常では存在し合わないものたちが作品の中で共に存在する世界を、物語の1ページのようなファンタジーに仕上げている。

以下の画像は、上記サイトより借用。

↓凪のうたごえ(アクリル絵具、メディウム、キャンバス)
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↓森羅万象(アクリル絵具、メディウム、キャンバス)
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↓ふわふわの木 昇華(アクリル絵具、メディウム、キャンバス)
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↓大切なもの(アクリル絵具、メディウム、キャンバス)
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↓もう少しこのままで(アクリル絵具、メディウム、キャンバス)
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↓旅立ちのとき(アクリル絵具、色鉛筆、キャンバス)
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↓積もる(アクリル絵具、メディウム、キャンバス)
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◎晴智ありさ 個展いつか見た夢の底で
期間:2024年6月5日(水)~6月18日(火)
会場:大丸梅田店11階 アートギャラリーうめだ
https://www.daimaru.co.jp/umedamise/artgallery/
https://www.instagram.com/p/C73qXwfSsjv/?img_index=1
 金魚の美しさに気付けた時のように、そのことに気付けた時、何か救われたものがありました。
私たちが過ごす日常は楽しいだけでなく理不尽なことや辛いこと、叶わないことも沢山あります。
物事の一瞬のきらめきに気付けないことも、声や形になりきれず心の奥底で蠢くものもあります。
せめて夢の中では自由に生きられるように。
 あなたにそっと寄り添うことができるように。想いや祈りを込めて描きます。
晴智.jpg
【略歴】
群馬県出身。東日本デザイン&コンピュータ専門学校アートクリエータコース卒業。在学中より作家活動を開始。印刷会社で広告デザイナーとして勤務後、2018年より作家活動・グラフィックデザイナー業に専念。

以下の画像は、上記サイトより借用。

↓いつか見た夢の底で(岩絵具、水干絵具、白磁、雲母、方解末、雲肌麻紙、木製パネル)
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↓きらめく想い(岩絵具、水干絵具、白磁、雲母、方解末、雲肌麻紙、木製パネル)
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↓霧晴れて(岩絵具、水干絵具、白磁、雲母、方解末、雲肌麻紙、木製パネル)
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↓清麗な白(岩絵具、白磁、雲母、高知麻紙、木製パネル)
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↓ふわふわねこ しろ(岩絵具、白磁、雲母、方解末、雲肌麻紙、木製パネル)
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↓やわらかなまどろみ(岩絵具、白磁、雲母、方解末、雲肌麻紙、木製パネル)
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↓私になる(岩絵具、白磁、雲母、方解末、雲肌麻紙、木製パネル)
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◎阪神・岡田監督が嘆き節 火曜日5連敗に「しんどいわ」 15三振の打線に「そらあかんわなあ。ボール球を振ってストライクを見送ったら」
https://www.daily.co.jp/tigers/2024/06/11/0017758747.shtml
 阪神が昨年の日本シリーズの相手との接戦を落とし、連勝は3でストップした。今季ワーストに並ぶ15三振の打線について岡田彰布監督は「そらあかんわなあ。ボール球を振って、ストライクを見送ったら」。これで火曜日は痛恨の5連敗となり「そら、しんどいわ」と嘆いた。
 岡田監督の一問一答は以下の通り。
 ◇  ◇
 (自ら切り出し)
 「やるで、何もないけど」
 -あれだけ三振が多いのは、やはり相手投手がよかったのか。
 「いやあ、知らん、俺はわからん」
 -ボール球を振らされているのか。
 「見送りの方が多いやろ。ボールはそらおまえ、自分で振るんやから。バッターが。見送りって言うてもおまえ、ストライクらしいなあ見送ってんの。そらあかんわなあ。ボール球を振って、ストライクを見送ったら。あれだけ見逃しておまえ、ストライクなわけやからなあ」
 -村上は最後まで代えなかった。
 「球数も少なかったしな。2点じゃまだワンチャンスやから。そんなん。わからへんやん、DHは。そのためのDHやからのう。最後、代わるか?って聞いたけど、最後までいきますって言いよったから」
 -援護点が少ない中での投球。
 「援護点少ないってあれへんやん。ゼロやん」
 -ブルペンを使わずに済んだ。
 「そんな問題じゃないわ、おーん」
 -火曜は勝てなくてしんどい。
 「そら、しんどいわ。もう極端やな、打てるもんと打てんもんとな。しゃあないわな、一緒やもんな。こんだけボールをな。立ってたらみんなフォアボールやのにな、この間から」
 -9日に頭部打撲を負った渡辺は大丈夫そうか。
 「そら大丈夫やろ、こんだけ打って。あれいてなかったら、何もないわ」
 (去り際に)
 「(きょうは)何にもないわ、終わりや、終わり」
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タイガース24.jpg
※阪神の選手は、総じてストライクorボールの見極めが下手くそですね。明らかなボール球を空振りする選手が多い。

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たいちさん

★kameさん、nice有難うございます。

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by たいちさん (2024-06-12 09:19) 

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by たいちさん (2024-06-12 15:20) 

kousaku

51番 石手寺は中々素晴らしいお寺さんですね、やはり古寺だけあってどっしりとした感じがいいですね。
by kousaku (2024-06-12 16:40) 

たいちさん

kousakuさん、niceとコメント有難うございます。
この寺院は、遍路の人達だけでなく、道後温泉に近いことから観光客も多く来る寺院のようです。
by たいちさん (2024-06-12 22:27) 

たいちさん

naonaoさん、nice有難うございます。
by たいちさん (2024-06-12 22:28) 

たいちさん

★suzuranさん、nice有難うございます。

★ライスさん、nice有難うございます。
by たいちさん (2024-06-13 08:38) 

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