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試写会「アイ・アム・レジェンド」 I am Legend [映画]

12月6日(木)  今夜は、御堂会館での試写会へ行ってきました。今回の映画は、12月14日に日米同時公開されますので、会場は手荷物検査や金属探知機の検査がありました。
海賊版DVD防止のため、最近では日米同時公開する傾向が強くなっていますね。

「幸せのちから」でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたウィル・スミスが、今度は実の娘とも共演しています。

この映画の原作は、リチャード・マシスンの「地球最後の男」で、すでに「オメガマン」や「地球最後の男」で映画化されており、「アイ・アム・レジェンド」は4回目のリメイクです。

レジェンドとは、「伝説」と訳されています。この映画を「なぜ」「どうして」と考えながら見ると、つまらなくなりますので、人間に対する戒め・警告だと思って、気楽に観る方が良いと思います。汚い、恐ろしい場面もありますので、そのつもりで見てくださいね。

●「アイ・アム・レジェンド」
2007年/アメリカ/カラー/約100分
配給:ワーナー・ブラザース映画
監督:フランシス・ローレンス

(キャスト)
・ロバート・ネビル(ウィル・スミス)米軍中佐の科学者。たった一人の生存者
・愛犬サム(雌のジャーマン・シェパードのアビー)ネビルと生き残る
・アナ(サリー・リチャードソン=1967)ネビルを助ける女性
・ネビルの妻役(アリス・ブラガ)
・マーリー(ウィル・スミスの実の娘)ネビルの娘

(ストーリー)
2009年、ニューヨークのテレビが野球のワールドシリーズを放送している。もちろんヤンキーズである。スポーツ・ニュースの後に、医療レポートが放送された。ウィルスから何にでも効く、ガンにも効く治療薬の製造に成功した。・・・・・

(2012年)3年後のNYは、荒涼としていた。(鳥は飛んでいる)。1台の赤いマスタングにネビルと愛犬サムが乗って、摩天楼街を疾走している。壊れた壁には、「神は我々を見捨てない」と書かれている。

突然、鹿の大群が現れ、カーチェイスが始まる。鹿を追い詰めたところ、ライオンが現れ鹿を噛み殺す。(どんな映画だろうと、度肝を抜かれる)。カーチェイスで車マスタングは壊れる。

自宅へ帰ったネビルは、テレビ(多分DVD)をつけ、サムに餌をやり、サムを風呂で洗う。洗いながら3年前を思い出す。戸締りを厳重にし、ネビルとサムは、浴槽の中に丸くなる。

(2009年)ネビル中佐は妻と娘を、ウィルスのまん延しているNYから離れさせようとしている。退避期限まで30分である。2週間以内にワクチンを開発しなければ、人類は絶滅する。大統領よりNY閉鎖が宣告される。ネビル中佐は、有能な科学者である。

(2012年)朝、犬がネビルの顔を舐めて起す。ネビルは体操し、筋力を鍛錬する。サムもルームランナーで走る(笑いが起こる)。サムを締め出し、ネビルは地下にある研究室へ入る。ワクチン作りのため動物実験をする。約20匹の鼠(ウィルスで突然変異体)に注射したが、ほとんど凶暴性は変わっていない。しかし、6番目の鼠は凶暴性が弱くなった。

サムとネビルは、四輪駆動車でDVDショップへ入る(いつも行っている)。ネビルはマネキン人形を並べて、マネキンに語りかけている。その中に、ネビルの好きなマネキンがいるが、まだ声を掛けられないでいる。サムと次回は声を掛けると約束する。

日中は、建物を捜索し、缶詰等食料を確保する。そして、AMの全周波数で、毎日放送する。どこかで誰か生存者がいるかも知れないから。「君は一人ではない。安全な寝る場所と食料を与えるから放送を聞いた人は連絡くれ」と。戦闘機の翼からゴルフボールを打つ場面は壮観である。

この時、横にいたサムが生物を見つけ、追いかける。ネビルも銃を持ち跡を追う。ネビルの制止もきかず、サムは暗いビルの中へ入っていく。ネビルもサムの名を呼びながら、電燈をつけ銃を構えながら、暗闇の奥に入る。

(ネタバレします。これから映画みる人は、絶対読まないでね)
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(ネタバレします。重大な結末があるので、これから映画の人は読まない事)

床には札束が散乱、血糊もべったり。サムの鳴き声がし、近づこうとした時、ウィルスによりミュータントに変異した人達が、襲ってきたので、ネビルはサムを連れて逃げ、窓から明るい外部へダイブし助かる。このミュータントは光に弱かったのである。
ネビルは、サムに「日没までに戻らなければ、行け」と命じて、戦闘に行く。

自宅地下の研究室では、捕らえた18歳~20歳位の女性感染者(ミュータント)の人体実験をする。紫外線に弱いことが分かる。注射が効いたのか、大人しくしていたが突然凶暴になったので、眠らせる。「人間には効果なしか」と呟く。

1001日目に人(ミュータント)に逢った。サムには、暗がりに行くなという。人間の作ったウィルスにより突然変異で誕生した生物。それは、「ダーク・シーカーズ」と言って、闇の中で生きる凶暴な生物(ミュータント)である。
昼間に、ダーク・シーカーズの男が飛び出し自殺したこともあった。

(2009年)あと10分でNYを閉鎖すると兵士がいう。ヘリコプターから美しい夜景が映し出される。優先的に避難所へ来たネビル母娘であったが、スキャン検査で妻が感染者と判定された。怒ったネビルは、大声でもう一度スキャンしろと命じ、再スキャンの結果、妻もOKとなり、母娘はヘリコプターに乗り込み、ネビルとサムは残った。

(2012年)AM放送や魚釣りといった日常行動をしている時、建物の前にフレットと名づけていたマネキン人形が立っていた。車から降り、ネビルとサムは警戒しながら近づく。「どうやって動いた」と叫びながら銃を乱射する。

これは罠であった。倒れたマネキンに近づいた途端、ネビルは罠の輪に脚を吊り下げられた。サムは下で吼えるだけ。気が回復したネビルは、ナイフでロープを切り、地面に落下した。その時、脚に金属が突き刺さった。日没が近づいている。

日没と同時に、犬のミュータントの群が襲ってきた。二人は戦うが、サムは噛まれて負傷する。ネビルはサムを家に連れ帰り、注射をうつ。ネビルはサムを抱きかかえながら、「少しずつ良くなる。心配いらない」と子守唄のように歌う。しかし、サムの毛はぬけだし、突然凶暴になる。サムは感染したのである。ネビルは、泣きながらサムを絞め殺し、埋めてやる。

ネビルは、DVDショップへ行き、マネキンの彼女に声を掛ける。友(サム)と君に声を掛けると約束したと言って。「こんにちは、と言ってくれ」・・・

夜、ネビルは出かけ、「ダーク・シーカーズ」人間をおびき出す。ダーク・シーカーズの大軍が建物から出てきて、ネビルに向ってくる。この時、車のヘッド・ライトをつけて、この化物を引き倒す。ネビルと化物のバトルであるが、車を転覆させられ絶対絶命になる。

突然、閃光が放たれる(2009年ヘリコプタは閃光で衝突し、母娘は死亡している。NY滅亡し、生存はネビルだけ)。
ネビルが目覚めると自宅であった。ネビルは1階の居間へ降りると、アナという女性が料理をしており、そばにイーサンという子供がいた。

アナはネビルの放送をメリーランド州で聞いたとのこと。ある山村で生存者の村があるとのこと。食事をしながら一緒に生存者の村へ行こうと説得するが、ネビルは信じない。アナは、神の計画といっても混乱するばかりで、独りにしてくれと言って2階へ行く。

落ち着いたネビルは、階下へ降りてきて、テレビ(DVD)の「シューレック」アニメのセリフを可笑しくしゃべる。アナには、脚の手当てを有難うという。
しかし、ネビルはここで闘うことを選択する。アナを研究室に案内し、人体実験を見せる。この時、明らかに薬の効果が出ていた。血清の成功である。

この時、外部で騒音がする。化物が自宅を突き止め襲ってきたのだ。夜、アナが助けた時、尾行されていたのである。戸締りを厳重にし、アナとイーサンを地下室へ隔離する。
そして準備していた街頭に一斉点灯する。しかし大勢の化物はなお前進してくる。今度は仕掛けた爆弾に点火し、外部は炎で明るくなる。

なおも化物は、建物に侵入してくる。ネビルら3人は、地下研究室のガラスの壁の中に入り、化物達と対峙する。化物は、頭をガラスにぶつけ割って入ろうとしている。

ネビルは、観念し、血清をアナに託し、二人を小さなシェルターに入れ。自分は手榴弾のピンを抜く。ガラスを割って押し入ろうとしている化物の中に自爆する。

数日後、アナとイーサンは、山村の生存者の村へ到着する。そして、血清によって人類の滅亡は回避される。彼のことをレジェンド(伝説)と呼んだ。

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ウィル・スミスが、犬やマネキンやミュータント等会話の出来ない相手とセリフを言う(一人芝居のような)所が見所だと思います。


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コメント 18

naonao

ウィルスミスの娘さんが出てるのですね。「幸せのちから」でも息子さんが出てましたよね。そのときちゃんとオーディションをしたと言われてましたけど、今回もどうなんでしょう。家族みんなで映画出演ってちょっと違和感あります。
by naonao (2007-12-08 22:52) 

たいちさん

naonaoさん、 niceとコメント有難うございます。
ウィル・スミスの娘さんの出番は、ほんの少しだけですので、オーディションではないと思いますが。
by たいちさん (2007-12-09 09:36) 

collet

予告編で見ましたが、サムがとっても賢そうでした!
でもこの映画、オッカナそうなので・・・
今、こちらを読ませて頂いて、見た事にしときます~(~_~;)
by collet (2007-12-09 12:40) 

たいちさん

colletさん、 niceとコメント有難うございます。
この映画の評価は、両極端のように思いますね。私としては少し期待はずれでしたね。
by たいちさん (2007-12-09 16:06) 

MM

イーサンってアナの息子何でしょうか?映画でみた時最初アナがイーサンの姉に見えたですけど!そのあとイーサンがシュレック見てたけどテレビの画面にめちゃ近いと思います
by MM (2007-12-16 15:47) 

YaCoHa

こんにちは。
私も先週、これ観ました。
面白かったのですが・・・こんな映画だったとは・・・!
.
by YaCoHa (2007-12-16 23:17) 

たいちさん

MMさん、 訪れいただき、コメント有難うございます。
イーサンとアナの5人家族のうち、この二人が生き残ったと記憶しています。アナは母親ではないと思います。姉が義姉でしょうね。
by たいちさん (2007-12-16 23:55) 

たいちさん

Yakohaさん、 niceとコメント有難うございます。
いままでの映画と違う感覚で見ていました。そういう意味で良い映画なんでしょうね。
by たいちさん (2007-12-17 10:25) 

MM

そうなんですか!5人のうち3人がやられたと映画で言っていましたがアナのご家族だとは映画では軽々しく言っていたけどそうとうショックだと思います。映画は14日に友達と見に行きました。隣で友達が感染者が出てくるところですごいビックリしてポップコーンを飛ばしていました。wwwww
by MM (2007-12-17 11:06) 

たいちさん

MMさん、 再度コメント有難うございます。
感染者が出てくる場面は、恐ろしかったですね。これは、人類に対する警告の映画かもね。
by たいちさん (2007-12-18 00:16) 

non_0101

こんばんは。
ウィル・スミスと愛犬サムの演技を堪能しました~!
主人公が感染者の罠にかかるシーンは怖かったです(T_T)
思わず声を上げて、となりの女性に振り向かれてしまいました(^_^.)
by non_0101 (2007-12-23 23:30) 

たいちさん

non-0101さん、 niceとコメント有難うございます。
感染者の罠にかかって、吊り下げられるシーンは、恐くて、また感動的でしたね。隣の女性は、驚いたでしょうね。(笑)
TB有難うございます。
by たいちさん (2007-12-25 13:53) 

weg

イーサンがちょーかわいい
by weg (2007-12-28 15:13) 

たいちさん

wegさん、 訪れいただき有難うございます。
イーサンに目がいくとは、通ですね。これからも宜しくお願いします。
by たいちさん (2007-12-29 00:21) 

mm

ハムナプトラ3が今年の秋に上映するのが待ちきれない(^-^)/
by mm (2008-01-08 17:00) 

たいちさん

mmさん、 コメント有難うございます。 
ハムナプトラ・シリーズがどんな映画が知りません。この映画との関係を教えていただきたい。
by たいちさん (2008-01-08 22:20) 

MMM

ハムナプトラはだいぶ前の映画ですが私の中ではかなり面白い映画でした。
ハムナプトラはエジプトの大神官イムホテップがセティ1世の愛人、アナクスナムンと浮気をしてしまう。しかし、セティ1世に疑われ、問い詰められた2人はとっさにセティ1世を殺害してしまう。イムホテップはアナクスナムンを生き返らせる事を約束し逃亡、アナクスナムンは自害する。その後、イムホテップは死者の書を手にとって部下の神官たちと共に死者の都ハムナプトラへ赴き、無事アナクスナムンを蘇生することに成功する。しかし、儀式の途中に近衛兵が乱入。儀式は中断され、部下の神官たちは罰として生きながらミイラにされた。そして、イムホテップはその残酷さゆえにそれまで一度も行われた事が無いという禁断の罰、「ホムダイ」という呪いをかけられる。呪いをかけられた者が納められた棺は開けると恐ろしい魔物になるという。

まぁ昔から僕は古代学者になりたいな~と思っていましたのでこの映画は2まで続いてて今年の秋に3が出るらしいです。見所はイムホテップですねwww
by MMM (2008-01-09 00:34) 

たいちさん

MMMさん、 早速ご回答有難うございます。古代史に詳しいんですね。今年秋を注意しますね。
by たいちさん (2008-01-09 23:03) 

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